森の薪割台 ≪薪王/姥目樫≫
ハスクバーナ 手斧 (全長38cm) 576926401
ハスクバーナ キャンプ用斧
グレンスフォシュブルーク ワイルドライフ(焚き付け用)
グレンスフォシュブルーク ハンドハチェット
ハルタホース スカウト
ハスクバーナ 薄刃A1400
Fiskars フィスカース X7
ユニフレーム 燕三条乃斧
グレンスフォシュブルーク アウトドアアックス
キャンプ用の斧・ハンドアックスとは
薪割りにつかう手斧
ブッシュクラフトのような専門的な技術や知識が必要になる野営ではなく一般的なキャンプで使われる斧は主に薪割りをする時に活躍します。ただし薪を割る道具は斧以外にも鉈(ナタ)やバトニング用の切れ味がいいナイフなどがあれば、斧なんて不要と思う方も多いでしょう。
しかし斧は薪を割る専用の道具なのでナイフよりも簡単に薪割りができるようになっていて力がない人でも簡単に割れるシンプルな構造になっています。
簡単に薪が割れる構造
力がない人でも薪割りが簡単にできるのは斧の刃の部分、斧身に秘密があります。大きくてずっしりと重たい斧身は、片手で使うときにちょうどいい手斧でさえ刃の部分だけで500gを超えていて、自身の重さで薪を切るのではなく裂くように割っていくため、力がない方でも楽に薪割りができますよ。
またキャンプで使わる斧は斧身が両刃ではないので、斧を扱ったことがない方でも簡単に扱えるのでキャンプで焚き火を楽しむならおすすめです。
用がない時は持ち歩かない
鉈やナイフ、斧はキャンプをしない場合面倒でも必ず車から降ろすようにしましょう。用もないのに車などに積んだままにして携帯してしまうと法律に引っかかりますよ。刃物保管は面倒でも適切に扱ってくださいね。
斧の種類と用途(使い方)
アックス
柄の長い斧で斧身の重さを最大限に活かせる形をしていますが、キャンプではあまり使うことがないタイプの斧です。丸太のように太い木から薪を作るために使う斧なので、大きな木を切らないいけないというアウトドアで活躍しますよ。原木から直接薪を作るという本格的な薪割りをする場合はアックスと呼ばれるタイプの斧がおすすめです。
ハチェット
薪を使いやすい大きさに割る斧で柄が比較的短いのが特徴です。柄が短く持ち運びしやすいことと、ある程度小さくなった薪を割るために使う斧なのでキャンプでは取り回しがよさが人気。
手斧(ハンドアックス、ハチェット)に分類されるのはこのタイプになります。基本的にはキャンプで斧を使うなら手斧になるのでマチェットがおすすめになります。またアックスもハチェット斧身がハンマーになっているタイプもありますよ。
ハンマー斧
楔(くさび)を打ち込むときなどに使うハンマーと薪を割るために斧を持っていくと結構な重たさになります。そこでハンマーとしても使える斧身をもつ斧が便利ですよ。もともとは木を切る時に楔を打ち込むための構造ですがハンマー斧があれば一本で薪割り、ペグの打ち込みどなアウトドアで役立ちますよ。
ハンマーとして使えるようにということで頑丈です。
キャンプ用の斧の使い方1
使い方にあった柄の長さ
同じ木を切るための道具に鉈がありますが、使いこなせたらかっこいいと言われるのは斧です。原木から薪を作り出すには40cm以上の物が必要ですが、逆にキャンプで使うのであれば40cmよりも短めのほうが扱いやすいでしょう。
薪割りには必要ですが、焚き付け用に薪をさらに小さくする場合斧にこだわる必要はないのでよく検討してくださいね。両方を用意する方も多いです。
初心者は重すぎない斧がおすすめ
キャンプで薪を割るということは、原木ではなくすでにある程度小さなった薪をさらに小さく割っていくということなので手斧を選びましょう。ここでポイントとなるのが重さです。
重たければ重たいほど荷重がかかり割りやすいのですがおもすぎても、扱いにくく持ちにくくなり長時間使えなかったり翌朝ひどい筋肉痛になる可能性があります。手斧は1kgを目安にしハンマー付き、アックスでもまずは手頃な2kgぐらいを目安に選びましょう。
焚き付けとは
いきなり太い薪を燃やすのではなく、細い薪をつくり徐々に火を大きくするのが焚き火のコツです。着火剤など燃えやすいもので火をつけたるときに使われる細い薪のことを焚き付け、焚き付け用の薪といいます。キャンプでは手斧や鉈で薪を小さくして燃えやすくしましょう。
キャンプ用の斧の使い方2
グローブの用意
薪割りをする時は焚き火をするときのような革手袋ではなく、安い軍手でもいいので何か装着して作業しましょう。のこぎりなど比べ割りながら切るので素手で薪を触ると棘が刺さるかもしれませんよ。
また滑り止めがあると振り下ろした時に安定しやすいです。斧での薪割りはかっこいいですが、見た目以上に技術が必要になると言われています。
必ず薪割り台を用意
森の薪割台 ≪薪王/姥目樫≫
手袋も大切ですが、それ以上に薪割りをする時は専用の台を用意しましょう。台がないまま薪割りをすると柄が長いため打ち損じると自分の脚を切ってしまう恐れがあります。
斧は前述したように重さで割りながら切るので、少し当たっただけでも大怪我をする可能性があるので必ず薪割り用の台を用意しましょう。太めの原木などを台として使うことが多いですよ。また手斧で焚き付けを作る場合も合ったほうがいい道具になります。
キャンプ用の斧の使い方3
斧の使い方
斧を使った薪割りをマスターするには斧がちゃんと使えるようにならないと無理なので動画と合わせて使い方を覚えましょう。家や冬キャンプなどで薪ストーブを使う方は必見になります。
ポイントは適度に離れて斧が薪に当たる時に腰を落として背を低くすることです。こうすることで外しても自分の脚に斧が当たる前に地面につくので危なくなくなります。ただしコンクリートの上ですると跳ね返りがあるので必ず台の上でしましょう。
手斧の使い方
手斧を使って焚き付けを作る場合は薪割り重心を落とす必要はありませんがそれなりに技術が必要です。軽く振り下ろし突き刺さったらそのまま割るようにしていきます。
おそらく一般的な斧の使い方としてイメージされるるのがこの割り方です。いかにも薪割りという感じでかっこいいですが、なれるまで難しいですよ。なれるとすばやくきれいに割れるのでかっこいいと言われています。
手斧の使い方2
かっこいい使い方に対してこちらは初心者でもやりやすい方法になります。薪を台の上に倒した状態で割っていくので当てやすいでしょう。上から振り下ろすのですが、距離が近いので太めの木を切るには適していません。こちらの方法は打ち損じても比較的安全です。
おすすめのキャンプ用の斧1
ハスクバーナ 手斧(38cm)
ハスクバーナ 手斧 (全長38cm) 576926401
薪割りの動画でよく使われている大人気のブランドがハスクバーナです。木こりの蝋燭(ろうそく)とも言われているスウェーデンのブランドで無骨でシンプルなデザインがかっこいいと評判です。
外見だけではなく価格帯も低く、使い勝手のいいことからベストセラーとなっていて初心者が斧選びで困っている時にとりあえずハスクバーナを選べば間違いでしょう。人気の斧なのでレビューや動画で使い勝手などを確認しやすいですよ。
エッジカバー不要
一般的に斧は刃の部分を保護するエッジカバーが必要ですが、ハスクバーナはコスパもいいですが、専用のえも付属しているのキャンプやアウトドアで持ち運びしやすくなっていますよ。柄の部分はカーブを描いていて持ちやすいとの口コミが多くある斧です。
おすすめのキャンプ用の斧2
ハスクバーナ キャンプ斧
ハスクバーナ キャンプ用斧
キャンプやアウトドア向けの手斧として作られたのがキャンプ用斧です。先程紹介したものと比べると斧身の重さが100g軽くなっていて500gと持ち運ぶことを前提に作られていますよ。
柄の長さや無骨でかっこいいデザインはそのままですが、手斧より鋭利な刃がついています。キャンプ用斧にもエッジカバーが付属してくるので買い足さなくて使え、エッジカバーを使えばベルトにも取付可能なモデルです。
適材適所の斧選ぶ
どちらも人気の斧ですが使い分けでが大切です。斧身の重さが薪割りのしやすさに影響しますが100gの差なので、手斧と劣っているというわけではないので持ち運ぶことを優先するアウトドアではキャンプ用斧のほうがおすすめです。
キャンプ用斧ですがどちらか言えば、キャンプのようにテント周辺から持ち出さないなら手斧がおすすめですよ。他には荷物を少しでも軽くしたいならキャンプ用斧がおすすめになります。
おすすめのキャンプ用の斧3
グレンスフォシュブルーク ワイルドライフ
グレンスフォシュブルーク ワイルドライフ(焚き付け用)
スウェーデンの有名なブランドの焚き付けにちょうどいいサイズの斧がワイルドライフです。職人が制作した証のイニシャルが斧身に刻まれていますよ。
刃の重さは400g軽めでキャンプやアウトドアに持ち運びがしやすく柄の長さは34.5cmと少し短めとなっています。軽さやコンパクトさ重視で焚き付けが必要な時におすすめです。デザインはハスクバーナのキャンプ用斧と同様に無骨でシンプルかつかっこいい見た目となっています。
しっかりした切れ味
斧は多少切れ味が悪くても重さで割っていけるのですが、ワイルドライフは軽いので強引に割るようには使えません。しかし研がずに箱から出した素の状態で紙さえも簡単に切れる切れ味があるので、斧身の重さはあまり必要ありません。価格は高いですが評価も高く人気がありますよ。
ハスクバーナと比べるとキャンプ用斧よりも軽いため登山などの移動するアウトドアでも非常に使いやすい人気の斧です。
おすすめのキャンプ用の斧4
グレンスフォシュブルーク ハンドハチェット
グレンスフォシュブルーク ハンドハチェット
片手で扱える非常に小さな斧で斧身に鋭さがあります。先程紹介したワイルドライフと同じ形状の斧身なのでキャンプや登山などの移動が多いアウトドアまで幅広く対応しますよ。
ナイフの代わりになるほど切れ味がよく、全長は24.5cmと非常にコンパクトなことからバイクツーリングでも携帯しやすしやすい斧となっています。腰で携帯できるアックスホルスアターがセットになっているので便利ですよ。
持ち運びやすいのが最大の特徴
ナイフのように紙が切れるのでフェザースティックも作れますよ。コンパクトで軽いですが、斧身は570gとサイズからは想像できないずっしりとした感じがあります。女性でも扱いやすいく柄が短いことからリュックサックなどにも入れやすいですよ。人気商品のため在庫切れになりやすいのでほしい方は細かくチェックしてみましょう。
おすすめのキャンプ用の斧5
ハルタホース スカウト
ハルタホース スカウト
ハルタホースもスウェーデンのブランドでハスクバーナと良くていいますが、ハスクバーナの手斧とキャンプ用斧の間のような性能になっていると言われています。
焚き付け用や携帯に優れキャンプから登山などのアウトドアで便利です。専用のエッジカバーが付属するので紹介してきた斧との違いは重さや柄のカーブの度合いだけになりますよ。ハスクバーナやグレンスフォシュブルークと同じように人気があるため売り切れになりやすいです。
焚き付け以外には使いにくい
ここまで紹介してきた斧は分類としてはどちらか言えばアウトドアで使うタイプになります。スカウトも900gあるのですが、薪を作るには柄の長さや重さが足りていないのでかっこいいと評判の見た目ですが、用途としてはキャンプやアウトドアで薪をさらに小さくする焚き付け用です。
おすすめのキャンプ用の斧6
Fiskars フィスカース X7
Fiskars フィスカース X7
手軽に持ち運べる斧を探している人には、フィスカースのX7がおすすめ。14インチと斧の中では小ぶりなサイズですが、パワーのある使い心地がポイントです。女性でも持ちやすいので、家族キャンプにも最適。
取っ手の下部分は斧が手から抜けてしまわないように、カーブが描かれています。また、カバーの上部には持ち手がついているため、持ち手を持たなくても斧を持ち運ぶことが可能です。
強度とおしゃれさのある斧
材質はカーボン鋼で、表面にはフッ素コーティング処理が施されています。グリップ部分にはラスファイバー強化ナイロン樹脂を使用しているため、強度がある斧です。持ち手部分はほかの斧とは少し異なり、カラーリングされているのがポイント。斧までおしゃれにこだわりたい人におすすめです。
おすすめのキャンプ用の斧7
ユニフレーム 燕三条乃斧
ユニフレーム 燕三条乃斧
新潟県にある日本のアウトドアブランド、ユニフレームからもついに斧が発売されますよ。先程紹介したカービングアックスと同じように刃物で有名な新潟県の職人によって作られた斧で独創的な形をしていて非常にかっこいいと評判です。
紹介してきた斧の中でも短めの約27cm、斧身は400gと軽いのが特徴で薪割りを体験してみたい方やキャンプで子どもに薪割りを教えるときなど使い方が膨らみます。
発売は6月頃の予定
2019年の新作として3月には発売される予定でしたが6月に延期されました。和斧と呼ばれる日本の斧もあるのですが、アウトドアブランドから斧が発売されることは珍しいので発売が待ち遠しいですね。価格は5000円の予定となっていますよ。背面で焚き付けを小さく折れるところもポイントです。
おすすめのキャンプ用の斧8
グレンスフォシュブルーク アウトドアアックス
グレンスフォシュブルーク アウトドアアックス
現在入手が難しい斧でスウェーデンのサバイバルのプロと高名な職人が一緒に生み出したアウトドア専用の斧がアウトドアアックスです。斧身は小さめで380gしか無く柄も約37cmとコンパクトで使いやすいくナイフのように木を削ったり彫刻や調理にも対応する版の型です。
見た目も定評があありかっこいいとの評価が多いのですが、2019年5月6日現在Amazon、楽天ともに入荷待ち状態となっていますよ。
万能に使えるけど軽い
アウトドアやサバイバルの経験豊かな方が作った斧なので便利なのですが小さくて軽めのため原木から薪を作ることは苦手としています。道具なので必ず適材適所があるのでうまく使って器用貧乏にならないようにしましょう。
おすすめのキャンプ用の斧9(番外編)
ハスクバーナ 薄刃A1400
ハスクバーナ 薄刃A1400
キャンプ地ではなく家などのベースで丸太や原木から薪を作る時に使うアックスでおすすめなのがハスクバーナの樹脂を使った新しいタイプの斧です。木ではなく強化プラスチックを使用しているのでチープに見えるかもしれませんが、薪割りをするには持ちやすく疲れにくくなっていますよ。
斧身の背面がハンマーになっているので楔も打ち込みやすくアウトドアで大活躍します。昔ながらの斧と同様に人気のある斧です。
ハンマー不要
丸太から薪を作る時に必要な楔はハンマーがないと打ち込めませんが、斧身がハンマーとなるので、この斧一本あれば薪割りができますよ。柄の長さは全長60cmなので手斧と本格的な薪割り用の斧との間ぐらいです。
斧身の重さは1kgなので力がない方でも比較的扱いやすい斧となっています。キャンプでアウトドアで便利なハンドアックスタイプもあるので好みで通常の手斧と使い分けてくだだいね。
キャンプ用の斧のまとめ
適材適所の道具を使う
キャンプで必要になるのは薪割り用の斧というより小割りをするためのコンパクトな斧になります。斧身が軽いと持ち運びやすくなりますが、威力が下がって割りにくくなってしまします。
また使い方も非常に大切で、柄の長い斧は振り下ろした時に重心を下げて使い、手斧は薪に食い込ませた後そのまま叩きつけるように割っていきましょう。硬い木は無理せずハンマーで楔を打ってから割るといいですよ。
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