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ジーパンの正しい洗い方は?失敗しないための洗濯方法&手入れの仕方を解説!

ジーンズ(ジーパン)はドライクリーニングでしか洗えないと思われがちですが、正しい洗い方と手入れ方法を守れば汚れが落ちるだけでなく、履き心地や風合い感も肌になじむメリットも得られます。最初にジーンズ(ジーパン)を洗っても戸惑わない為の正しい洗い方をご紹介。
更新: 2021年6月16日
sakakibara-tetuji
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ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方を紹介

風合い感やユーズド感が醍醐味のジーンズは、洗濯機で洗うことによって色落ちしたりシワができたりするので手入れ方法に悩む方も少ないないでしょう。かといって汚れをそのままにしていると、汗の嫌な臭いが気になったり放っておいた汚れが腐敗して生地が傷んでしまったり、不衛生だしジーンズの寿命も削ってしまいます。この記事では、そんなジーンズの正しい洗濯方法について紹介していきます。

ジーンズ(ジーパン)の洗い方の基礎知識

最初に知っておくこと

綿のジーンズは洗うことで色落ちしたりサイズが縮みこんだりしますが、洗うことがジーンズにとって必ずしも悪いことではないということを、最初に理解しておきましょう。まず最初にジーンズを洗うと1インチから2インチほどサイズダウンされると言われています、ですが洗濯して縮んだジーンズをはいて再び生地を伸ばすことで自分の身体にフィットしたジーンズを作りだすことができます。新品でも最初に洗う方が多いのもそのためです。

ジーンズは育てるものという認識

革製品は使っていくと手に馴染んで愛着が生まれてくるのと同じで、ジーンズもまた洗濯・着用を繰り返すことで自分だけのフィット感と色合いを表現できるようになり愛着がでます。乱暴に洗濯機でガンガン洗うような洗い方ではゴワッとしたみっともない格好にジーンズになってしまいますが、正しい方法で手入れを重ねたジーンズには、面倒をかけた分しっかりとした履き心地で見た目も良いジーンズになって帰ってきます。
 

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方①

基本は手洗い

ジーンズは繊維がこすれることによって色落ちします、なので洗濯機で力強く洗ってしまうと当然ながら汚れだけではなく雰囲気ある色までも落ちてしまいます。なので最初に洗うときは手洗いがおすすめです。手洗いにしても洗濯機で洗うにしても、ジーンズの洗濯方法は基本的に水洗いを心がけましょう。お湯で洗ってしまうと汚れは綺麗に落ちますが、同時に染料まで綺麗にとれてしまうので洗う時は水洗いを徹底しましょう。

手洗いの方法

まず最初に大きめの桶と中性洗剤(エマールなどのおしゃれ着洗い)を用意してください。桶に5リットルの水を入れて、そこに10cc(およそキャップ一杯)の洗剤を入れます。最後に、色落ちを最小限に抑えるために裏返しにしたジーンズを浸して下さい。こする必要はないのでそのまま10分程度つけ置き洗いにします、仕上げに泡が切れるまで流水ですすぎをして洗濯機の脱水機能で水気を切れば手洗いによる手入れが完了です。脱

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方②

洗濯機で洗う方法


いくつかのポイントさえ抑えていればジーンズは洗濯機で洗うことも可能です。最初に準備しておくことはジーンズがこすれることを防止するためためのネットと優しく洗い上げる中性洗剤を用意してください。手洗いの時と同様に水洗いが基本でジーンズは裏返してネットに入れて下さい、水洗いなのでお湯はもちろんお風呂の残り湯もNGです。また他の洗濯物と一緒に洗わないようにすることも大事です。

洗濯機で水洗いするときのモードについて

ジーンズを洗濯機で水洗いするときのコースは、時短もしくはドライモードを選択しましょう。ジーンズにダメージを与えないためには、優しく短時間で行うことが大事です。ドライモードなら洗濯も脱水も短いのでダメージを最小限に抑えることができます。できることなら脱水は手動で1分単位で行うようにしましょう。脱水が与える擦れは特に色落ちの原因に繋がるので、1分脱水してた確認、まだ水分をふくんでいたらもう1分というように手動で行います。

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方③

裏返して影干しする

直射日光に当てられたジーンズは乾くときに色落ちしてしまうことがあります、なので基本は陰干しになります。また裏返しにすることで染料の落ちをより防げるので徹底した手入れが実現できます。また乾いたらすぐに取り込むようにしましょう、長時間風にさらされることでジーンズのシワの原因になったり、不格好なヨレになったりすることもあるからです。日陰がないときは部屋干しでも構いません、そのさいは裏返しにする必要もありません。

ピンチハンガーを使った干し方

いくつもの洗濯ばさみが集結してできたピンチハンガーでジーンズに空間を作るようにして干せば、部屋干しでも陰干しでも短時間でジーンズが乾きやすくなります。厚手生地のジーンズを湿気が多い時期に洗濯するさい、乾かし方を間違えると見えないところにカビが発生してしまうこともあるので、ピンチハンガーなどで裏返しにしたジーンズに空気の通り道を作ってあげることが大事です。

ジーンズはさかさまに干す

裏返しにしたジーンズの裾を上にして洗濯バサミ(ピンチハンガー)で固定してあげる干し方もあります。ジーンズをさかさまにすることで、重たい腰回りの部分が下を向くので重力によってしわを伸ばす効果が期待できます。

乾燥機は原則使わないこと

綿100%のジーンズは洗濯後に乾燥機にかけてしまうと、必ずと言っていいほど縮んでしまいます。普通の洗濯でも縮みますが、乾燥機を使うとさらに小さく縮こまってしまいますので基本的に使いません。ただ使ってはいけない決まりもないので、作業着用など使用目的がおしゃれ使いでなければ乾燥機で乾かしても問題ないでしょう。

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方④

ジーンズをクリーニングに出す


ジーンズを自宅で洗濯するのに自信が無ければプロにクリーニングを頼む方法もあります。ドライクリーニングや水洗いのクリーニングに出せば、自分で洗濯するよりも楽に綺麗な状態で仕上がりで返ってくることが期待できます。ドライクリーニングにするか水洗いの通常のクリーニングにするかは直接クリーニング店のスタッフと相談して決めましょう、色落ちするのを出来るだけ避けたいなど、しっかりと要望を伝えることで仕上がりに差が生じます。

ドライクリーニングに出すときの注意点

ジーンズをプロのドライクリーニングにお願いするときの注意点は、業者の選び方と仕上がりまでの行程をきちんと相談することです。何も言わずにただお任せでジーンズをクリーニングしてもらうだけだと、かえって自分で手洗いするよりも雑な仕上がりになってしまうこともあります。また本革のバッチついているとドライクリーニングできないこともあるので、ジーンズの知識がある業者えらびと細かい部分をヒヤリングしてもうことが重要です。

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方⑤

ジーンズを洗う頻度について

正しい洗濯方法でジーンズの汚れを落として手入れを欠かさなければ、ジーンズは激しく色落ちすることはありませんが、神経質に汚れを気にするあまり高頻度で洗濯してしまうといくら正確な方法で洗ってもジーンズは色あせてしまいます。なのでジーンズを洗う適度な頻度としては冬なら1週間に1回、夏は1週間に2回~3回程度がジーンズを長持ちさせるちょうどよい洗濯の頻度だと言えるでしょう。

消臭除菌スプレーを有効活用しよう

汗をかくシーンが少なく、ジーンズの汚れがそこまで気にならない場合は市販の消臭除菌スプレーを使うことをおすすめします。ジーンズを裏返しにしてスプレーを吹きかけたら、風通しがよい日陰で1時間ほど干せば気になる臭いを取り除くことができます。ただしスプレーを吹きかけすぎると色落ちしてしまうこともあるので注意が必要です。部分的に落としたい汚れは、中性洗剤をしみ込ませた布を押し当てて叩くようにして洗浄して下さい。

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方⑥

柔軟剤を使ってジーンズを柔らかくする方法

ジーンズは洗うことで伸縮しますので、洗濯後は固くごわついてしまうのは避けられません。しばらく履いていれば体に馴染むようになってくるのですが、それまでの行程が苦手な方はジーンズの洗濯に柔軟剤を使ってみましょう。洗濯機で洗うときは、普通の洗濯をするときと同様に洗いのあとに柔軟剤を入れて下さい。手洗いの場合は、つけ置き洗いのあとに一回水ですすいでから少量の柔軟剤をしみ込ませて再度すすぎ洗いすればOKです。

洗濯後はアイロンがけも可能

洗濯の仕上げにジーンズをキリっとよみがえらせて柔らかさを与えるにはアイロンがけがおすすめ。しわとりが目的ではないので、なでるように軽く押し当てる程度でも効果的です。あまり強く押し付けるとその部分だけ色落ちしてしまい、ついてほしくない箇所に不自然なアタリ(業界用語で色落ちによる線)ができてしまうこともあるので注意してください。柔軟剤を使った洗濯のあとにアイロンがけをすれば、気になる固い感触が解消されるでしょう。

ジーンズ(ジーパン)の正しい洗い方⑦

ジーンズ専用の洗剤を使ってみよう

世界のジーンズ製造メーカーや洗剤メーカーでは、ジーンズの洗濯に特化したジーンズ専用洗剤の開発・研究をしており、ジーンズ好きのファンの中では有名な専用洗剤があります。柔軟剤なしで柔らかく仕上げたり、色落ちをできるだけ少なく洗いあげたりと、たくさんのメリットが魅力のジーンズ専用洗剤を使ってみてはいかがでしょうか。


おすすめジーンズ専用洗剤①

汚れを落とすためにはどうしても生地の染料も少なからず削ぎ落してしまうものです。ニューヨーク発のジーンズ専用洗剤「THE LAUNDRESS」は、汚れを落とす洗浄成分と染料を落とさないように守る保護成分の配合量をバランスよくまとめた洗剤なので、汚れも落としつつジーンズの味ともいえる独特な色合いの表現性も守ることができるセレブの間でも人気のジーンズ専用洗剤です。

おすすめジーンズ専用洗剤②

WAREHOUSE DENIM WASH VINTAGE

出典:Amazon
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出典:Amazon
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従来の洗剤である蛍光剤を一切使わずに、かわりに大豆の天然成分だけで作られた新しい洗浄成分が注目されているWAREHOUSE。最新のナノテクノロジーで汚れや雑菌だけを分解して洗浄するので、ジーンズへのダメージは非常に軽減されます。色落ちも穏やかになるので、お気に入りの一本には使っていきたい洗剤ですね。天然成分のみの配合なので環境にも優しいエコ洗剤です。

まとめ

ジーンズは正しく手入れしていけば自分だけのお気に入りの1本に姿を変えてきます。今回は色落ちや無駄なしわををできるだけ少なく洗いあげる洗濯のコツを紹介しましたが、意図的に色を落としてユーズド感を楽しむといった洗濯方法もありますので、どのように育てていきたいのか変化を想像しながら洗うことがジーンズを履く楽しみになるでしょう。

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