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おしゃれなのれんの作り方!簡単な手作り方法や参考にしたいデザイン例もご紹介!

おしゃれなインテリアとして手作りのれんを作ってみませんか?初心者の方でも出来る簡単な作り方を素材ごとにご紹介します。両面テープを使った簡単なのれん作り方もありますよ。デザイン例を参考に、オリジナルの手作りのれんでお部屋をワンランクアップさせちゃいましょう!
更新: 2023年7月25日
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のれんとは?

今回は、のれんの簡単な作り方をご紹介していきます。でも、そもそものれんって何なの?何に使うの?と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。まず始めに、のれんとは何か簡単にご説明していきます。

その他に初心者の方でも簡単に作れる布の縫い方や、布以外の生地になるビーズや毛糸を使ったのれんの作り方、インテリアとしておしゃれに活躍しそうなデザインもご紹介します。

暖簾(のれん)とは、店先あるいは部屋の境界に日よけや目隠しなどのために吊り下げる布のことである[1]。商店の入り口などに営業中を示すため掲げられ、屋号・商号や家紋などが染め抜かれ(印染:しるしぞめ)ていることも多い。

海外から見たのれん

外国人にとって人気の「和」の雰囲気が簡単に出せるということで、海外ではのれんが重宝されています。海外ではジャパニーズ・カーテンのような感じで、デザインも豊富に多数売られています。

店舗の入り口や観賞用として壁に飾ったり、看板の変わりに使ってみるなど多種多様な使い方をしています。もちろん、自宅のインテリアとしても評価は高いです。部屋のドアを取り払って、代わりにのれんで仕切ることでペットが自由に行き来できるようにしたなどの実例もあるようです。

のれんの薦め

日本古来から伝わるのれんをインテリアとして手作りしてみませんか?

Photo by natsu_moo

私たちも、日本古来から伝わるのれんを積極的に使っていきましょう。それでもやっぱりまだ何となくのれんの使い方がピンときていない方も大丈夫です。インテリアとしての具体的なのれんの活用方法を後半にご紹介しています。

デザインの見本から実際の作り方まで写真を交えながら説明してありますので、初心者の方でも簡単に手作りのれんが出来ます。あなただけのオリジナルデザインののれんを作ってみませんか?

手作りのれんデザイン見本

パッチワーク風デザイン

様々な柄の布を縫い合わせて、一枚の生地として利用しているデザインです。お手持ちの着なくなってしまった古着のリメイクなどに最適です。縫い合わせる手間がありますが、裁縫が好きもしくは得意な方であれば問題なく作れるでしょう。

裁縫が嫌いで苦手な方も大丈夫です。このようなデザインの布も今は売っています。購入できるのであれば、安心して簡単にのれんが作れますね。

裾をアレンジしたデザイン

裾の長さを均一ではなく、アーチ型にしてしまう少し独特なデザインです。写真はビーズを生地にしたのれんですが、ビーズだけでなく布や毛糸など様々な生地でも応用できるデザインです。

布の場合であれば、裾をアーチ型だけでなくギザギザにして切ってみるなど、作業は切るだけなので簡単にアレンジが可能です。ビーズや毛糸を使用する場合は、長さが様々に異なるパーツ・紐を作って組み合わせます。こちらも簡単に作ることができます。

のれん2枚重ねデザイン

2枚の生地を重ねてみると、また印象が変わってよりおしゃれに見えますね。布の色や質感を大胆に変えた組み合わせも素敵でしょう。また、布とビーズや布と毛糸など生地の素材自体を変えて選ぶのもオリジナルデザインとしておしゃれに見えますよ。

のれんを束ねるリボンも工夫ができます。リボンの代わりにお手持ちのヘアゴムやシュシュを使っても便利です。生地の組み合わせや束ねるリボンのアレンジなど、本当に自由にオリジナルデザインを楽しむことができます。

簡単なのれんの作り方①布

定番の布で作ったのれんの完成イメージです。少し透け感のある布で作られているので、涼しげな印象がありますね。このようにシンプルなデザインののれんであれば、他の家具の邪魔をしないので、どのようなお宅であっても合わせやすく使い勝手が良いでしょう。

用意する材料

のれんの主役となる布

のれんの生地として主役になる布です。作りたいサイズに合わせて用意してください。仮に完成サイズを幅90cm×長さ70cmとすると、縫い代等を入れて大きく見積もると幅50cm弱×長さ80cm弱の布が2枚必要になります。大きめに用意しておいた方が失敗しないですみます。

のれんをつるす棒(つっぱり棒が便利)

のれんをつるすために必要な棒です。最近は、長さや太さが様々なものが安く手に入るので、つっぱり棒は非常にオススメです。布を通す際の穴を作る際は、使う棒の太さを基準にしますので採寸は事前にしておいてください。

裁縫道具もしくはミシン(無くても大丈夫)

通常の作り方のように、布を縫って作りたい方は裁縫道具が一通り必要になります。裾や端の処理に使う糸は、布と同系色の目立たないものが良いでしょう。ミシンが簡単に使える方は、手縫いではなくミシンで縫ってしまうと丈夫に仕上がります。

両面テープ(無くても大丈夫)


必ず「布用」と書かれているものを使用してください。通常の両面テープより粘着力が強いので、安心して使うことができます。ただ、使い方は普通の両面テープと変わらないので初めて購入する方でも困ることはないです。

作り方手順

①布の準備(裁断等)

Photo by yto

のれんは2枚の生地から作りますので、飾りたい場所の横幅を二等分した長さの布を2枚用意します。ほつれないように裾や端の処理をするのであれば、縫い代を約4cmくらいは見ておきましょう。両面テープで処理をする場合も縫い代は必要です。

より簡単に作りたい方は、のれんの完成サイズの生地を1枚用意します。そして、出入りが出来るように中央部分を上部の途中まで切ります。この場合は、切りっぱなしでも大丈夫な布を使うのがポイントです。

②縫い合わせ

Photo byannca

布の端や裾がほつれないように縫ったあと、2枚の布をのれんの形になるよう縫い合わせます。縫いにくい時は、アイロンで折り目をつけながら縫うと楽に縫えます。簡単な縫い方や両面テープの利用法に関しては、すぐ下で紹介しています。

のれんを飾る棒を通す穴も作ります。棒が入る幅に合わせて、布を折って縫います。例えば、直径2cmの棒を通す場合は4cmの幅で縫うと余裕を持って棒を通すことができます。

※簡単な縫い方!

Photo bysaulhm

①並み縫い

縫い方としては、最も一般的で簡単なものの一つです。表から裏へ針を刺して、ひと針分すすめて裏から表へ針を刺します。今度は表側から、ひと針分すすめて裏側に針を刺します。この繰り返しです。小学校などの家庭科の授業で習った方も多いのではないでしょうか?

②本返し縫い

並み縫いと同様の縫い方ですが、針を前の縫い目のところまで戻しながら進めていきます。進んでは戻るので手間はかかりますが、手縫いでも丈夫に縫うことができます。棒を通す穴や裾の処理など、丈夫に縫いたい箇所の処理に便利な縫い方の一つです。

③まつり縫い

折った布の端を止めるのに使う縫い方です。折り山の際から針を出し、布の裏側を小さくすくいます。そして、少し巣寸だ折り山に針を出します。すくった部分は表に見えるので、小さくするのが見栄えを良くするポイントです。のれんを飾る棒や裾の処理などに応用できる縫い方の一つとなっています。

※両面テープも活用可!

市販されている布用の両面テープを使えば、端と裾の処理や棒を通す穴も簡単に作れます。アイロン等で折り目をつけて、縫うべきところを両面テープで留めておくだけです。これなら裁縫が苦手な方や忙しくて時間が作れない方でも簡単手作りのれんを楽しむことができますね。

簡単なのれんの作り方②ビーズ

上の写真は完成イメージです。画鋲を使って壁にゆるく留めて飾っています。ビーズやパールで作ったパーツ類の他に、チェーンも活用しています。布で作ったのれんと合わせても、おしゃれで素敵なインテリアになるでしょう。

用意する材料

お好みのビーズ類

のれんの主役となるビーズやパールなどを選びます。初心者の方は作業のしやすさを考えると大ぶりなものを選ぶと良いでしょう。クリアビースをメインに選ぶと涼しげな印象になりますが、パールなどを上手に組み合わせるとオールシーズン使えるデザインにすることもできます。

お好みのチェーン(無くても大丈夫)

ビーズやパールと組み合わせて使いますが、無くてものれんは作ることができます。飾りのついた豪華なチェーン類などを選べば、それだけでのれんの主役として使うこともできます。シンプルなチェーンであれば、ビーズやパールのパーツ類と組み合わせてオリジナルチェーンを作ることも可能です。

Tピンや9ピン

ビーズをつなげ合わせてパーツにするために使うのものです。様々な太さや長さがあります。飾りのついたピンもあります。太さは使用するビーズの穴に入るかどうか確認して選んでください。私は、だいたい0.7mmくらい太さのものを使用しています。

どうしても不安でしたら、ショップの店員さんにビーズと一緒に見てもらってください。長さは、40mmくらいあると使い勝手が良いでしょう。色はシルバーかゴールド、ピンクゴールドなど様々に揃っていますのでお好みで選んでみてください。

Cカンや丸カン

ビーズで作ったパーツやチェーンなどをつなげるために使います。直径の太さなど様々なサイズがあります。初心者の方は大きい物の方が扱いやすいのですが、細いチェーンなどには通らない場合があります。

サイズ違いで2種類ほど用意しておくと勝手が良いでしょう。Tピンや9ピンと同じくカラーバリエーションがありますので、ビーズや他の素材に合わせてお好みで選んでみてください。

ニッパーやペンチ類


ニッパーは、Tピンや9ピン、チェーン類をカットするのに使います。ペンチ類は、先が平たいものと丸っこいものがあります。丸っこいものは、Tピンや9ピンを丸めるために使います。平たいものは、Cカンや丸カンを開けるときなどにあると便利です。全て、ビーズなどを売っているショップで購入することができます。

作り方手順

①パーツ作り

Tピンは片側にのみ他のパーツがつなげられ、9ピンは両側にパーツがつなげられます。

ビーズにピンを通して、ピン先を1cm弱残してカットします。カットしたピンの先を90度に曲げ、曲げたピン先が自分の方に向くように持ち、奥に丸めるようにして輪を作ります。最初は難しく感じるかもしれませんが、何度か作るうちに慣れてきますよ。

②パーツやチェーンをつなぐ

ビーズで作ったパーツやチェーンをつないで、お好みの長さにしていきます。その時に使うCカンや丸カンは、前後に手首をひねるようにして開閉します。左右に開いてしまうと、金属の強度が落ちてしまうので注意してください。

ある程度の長さができてきたら、棒に通していきます。つっぱり棒などを使わずに、棒になる部分もビーズやチェーン類で作ることも可能です。その場合は、端の丸カンを大きめにして画鋲を通して留めると良いでしょう。

簡単なのれんの作り方③毛糸

上の写真は完成イメージです。暖色系の毛糸で作ったポンポンをたくさん使用して、冬に嬉しい温かみのあるデザインののれんになっています。毛糸のポンポンの大きさや数を変えれば、また印象がガラリと変わりますので、ぜひ色々と試してみてくださいね。

用意する材料

お好みの毛糸

太い毛糸を使った方が、ボリューム感のあるポンポンが出来上がります。ただ、細い毛糸でもしっかりとしたポンポンを作ることはできます。毛糸の色だけでなく、太さも様々に用意してみると出来上がりが楽しいでしょう。

型紙

毛糸でポンポンを作る際に使用します。ダンボールや厚紙、いらなくなったカード類が使えます。コの字型のように切って用意します。大きさとしては、縦がポンポンの出来上がりの直径サイズにプラス1cmくらいで、横は10cmくらいで大丈夫です。小さいサイズを作るのであれば、手の指やフォークなどでも代用できます。

とじ針

毛糸で作ったポンポンをつなぐのに使う針です。通常の縫い針と異なり、穴が太くなっているので太い糸やひもが通せます。今回は、ポンポンをつなぐのに太めの糸を使うので用意してください。手芸屋さんで売っています。写真のように複数のサイズの穴のものを用意すると作業しやすいです。

作り方手順

①毛糸のポンポン作り

型紙に毛糸を巻きつけていきます。毛糸の太さにもよりますが、50~100回くらいが調度良いです。あまり毛糸をケチってしまうと、スカスカの可愛くないポンポンになってしまうので、ここは豪快にくるくると巻いてしまいましょう。

巻き終わったら型紙から外して、中央を糸や紐で縛ります。そして、毛糸の輪になっている部分をハサミで切って球状に整えれば出来上がりです。

②糸や紐と作ったポンポンをつなぐ

使う糸は布を縫うような細いものではなく、ミサンガを作る際にのような太めのしっかりとしたものが良いです。毛糸のとじ針は、穴が大きいので太い糸でも通せます。針に糸を通したら、玉止めを作って、毛糸のポンポンを通していきます。

間に小粒のビーズなどを通したい場合は、そのつど玉止めを作ると位置がずれなくてすみます。

その他の材料で手作り出来るのれん

定番の布で作るのれんを始め、夏にオススメなビーズで出来たのれんや冬にぴったりの毛糸を使ったのれんの作り方をご紹介してきました。その他にも、まだまだのれん作りに使える生地や材料があります。

費用がかからずコスパが良い材料や、あっと驚くような材料もあります。ここで紹介した材料以外にも、アイディア次第ではどんなものでも活用できるのではないでしょうか。

ひも

しなやかで流れるような様子が、ひものれんの魅力です。他ののれんと重ねて使うのに相性抜群ののれんです。ひもを編んでみたりすれば、また違った印象になります。布と違って縫う必要もなく、ビーズのように細かい作業もなく、つるすだけで簡単におしゃれに仕上がるので初心者さんには本当にオススメです。

フェルト

フェルトで好きなモチーフを作って、それをつなぎ合わせて作ります。作り方の感覚としては、毛糸と似ています。今流行りの羊毛フェルトで立体的なチャームを使っても可愛く作れます。

ポップで可愛らしい印象になるので、お子さんに喜ばれるインテリアになりそうですね。また、ひもで作られたのれん同様に他の生地との相性も良いので組み合わせて使うのもおしゃれです。

ドライフラワー・ブリザーブドフラワー類

ドライフラワーやブリザーブドフラワーを使っても、のれんは作れます。ドライフラワーやブリサーブドフラワーを小さなパーツに分解し、それを繋ぎ合わせてのれんにしていきます。複数の小さめの花束にして、ひもにクリップでつるす形もあります。

いただいたお花をドラフラワーにして、そしてのれんとして使えば、プレゼントしてくれた方も喜びますね。


作り方は、とても簡単です。英字新聞や包装紙、雑誌の切れ端などを丸めて長く繋げていくだけです。間に折鶴や折花をつないでも、おしゃれに仕上がるでしょう。他の生地と比較して、材料費が安くすむのも魅力の一つです。

紙であれば失敗しても気軽に作ることが出来るので、お子さんと一緒にご家族で手作りを楽しまれるのも良いですね。

ボタン

ボタンも、のれん作りに活用できます。おしゃれで可愛いボタンは手芸屋さん等で市販されていますが、着なくなった洋服から利用するのもオリジナルで愛着の湧く手作りのれんになります。

ボタンのみで作るのれんも良いですが、布に縫い付けてオリジナルの布を作ってもおしゃれです。小さなアイテムなので、他の材料と合わせて使いやすいのが魅力です。

インテリアとしての手作りのれん活用方法

のれんって、どこに飾ればいいの?

せっかく手作りしたのれんですが、いったいどこに飾ればいいの?そんなお悩みを解決していきます。定番の活用方法の他にも、インテリアとして意外な活用方法もご紹介します。大小様々なのれんを手作りすれば、よりインテリアとしての活用の幅が広がって便利ですよ。

玄関

玄関の開け閉め時に部屋の中が丸見えになるのを防ぐことが出来ます。のれん本来の使い方として最も一般的です。夏など風通しを良くするために玄関を開けっ放しにするのにも、のれんがあると丸見えにならないので安心できますね。

さらに、デザインに凝った手作りのれんであればワンランク上のインテリアとして見栄え欲使うことができます。

部屋の仕切り

お部屋のドア代わりにも使用できます。どうしてもドアだと部屋が狭く感じたり、閉塞感を感じるという不満を解消することができます。子ども部屋の仕切りなどに使ってみてはいかがでしょうか?

お子さんの様子を確認することができつつも、個室感もあるのでお子さんも満足してくれるでしょう。猫などのペットがいるご家庭であれば、人の手をわずらせることなくペットは自由に行き来できるので快適ですよ。

お手洗いや洗面所の目隠し

お手洗いにあるトイレットペーパーやサニタリー用品の収納にも一役買うのが、のれんです。洗面所の下など、整理整頓しても生活観が出てしまいスッキリしない等のお悩みにはのれんを活用するのがオススメです。

おしゃれな布を使って作ったのれんであれば、何が収納してあるか分からないだけでなくトイレや洗面所の生活観を消すこともできます。

壁飾り・タペストリー

お気に入りの生地で手作りのれんを作ったのであれば、どんどんインテリアとして飾ってしまいましょう。殺風景な壁にタペストリーのように飾れば、あっという間におしゃれなお部屋に大変身です。

ビーズや毛糸で作ったのれんは、目隠しには少し力不足でもインテリアとしては大活躍します。季節に合わせて模様替えをする楽しみにもなりますね。

まとめとして

DIYやフリマアプリの普及に伴い、ハンドメイドや手作り作品の人気が高まっています。生地の縫い方やビーズの使い方などは、最初は手間取るかもしれません。ただ、何回か作っていくうちに慣れてきます。

おしゃれなオリジナルデザインの手作りのれんは、ご自宅のインテリアとして活用するもよし、腕を磨いて商品としてフリマアプリ等に出品しても楽しいでしょう。ぜひ、自分だけのオリジナルのれんを手作りしてみてください。

のれんを結ぶホルダーが気になる方はこちらをチェック!

手作りのれんをカーテンのように結んで使う方法をご紹介しました。のれんを結ぶそのホルダーも、こだわってみませんか?のれん作りで余った布を使って、のれんを結ぶホルダーのワンポイントアイテムを手作りしてみても楽しいです。通販でも購入できるので、手軽に手に入れることができます。