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ワーゲンバスの魅力と種類をご紹介!新車・新型の価格やスペックは?

発売されて以来、今でも根強い人気を誇るワーゲンバス。そんなワーゲンバスの魅力はどんなところにあるのでしょうか?ワーゲンバスは、レトロな雰囲気のヴィンテージタイプが最も人気があります。今回はそんな人気のモデルから最近復活した新車の価格やスペックまで紹介します。
2020年8月27日
のりのり8
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ワーゲンバスとは

ワーゲンバスとは、フォルクスワーゲンが1950年に初めて生産したトランスポルターという種類であり、一般的な車の種類で言うと商用バンにあたります。ワーゲンバスは、商用バンでありながら外装および見た目がとてもコミカルで愛らしく、ミニバスに見えることから通称ワーゲンバスと呼ばれるようになりました。中でもトランスポルターは、特に第一世代のT1タイプと第二世代のT2タイプのことを呼び、そのおしゃれな内装と外装によりワーゲンバスと呼ばれるようになったのです。

日本におけるワーゲンバス

ワーゲンバスは、日本では当然生産されていないため1953年にヤナセが輸入を開始して販売しました。日本では、その頃からおしゃれワーゲンバスの人気と価格がにわかに上がったため、ヤナセは世界中からワーゲンバスを輸入して確保することになったのです。こうして日本におけるおしゃれワーゲンバスは何度か小さなブームを繰り返したのですが、2000年代には大きなブームとなり中古車両の価格が高騰するまでになりました。その10年後、今度は欧州で大きなブームが巻き起こり、この時にはワーゲンバスが日本から欧州に逆輸出されるという現象まで起こったのです。

懐かしさを感じさせるワーゲンバス

代表的なワーゲンバスとは第二世代のフォルクスワーゲントランスポルターのことだとよく言われるのは、このT2タイプという種類が一番顔つきが愛くるしく、そして外装と内装はどこか懐かしさを感じさせ、それが日本人の心を捉えました。ワーゲンバスは、そのどこか懐かしい顔つきが日本でウケて人気を博したようなものなのです。そして、T2タイプは日本のファミリー層で人気が出たことをきっかけに、数年後には世界各国のファミリー層でも人気となり価格が上がっていきました。

ワーゲンバスの魅力①

代表的なワーゲンバスとは第二世代のT2タイプですが、そもそも第一世代であるT1タイプは特殊な運搬貨物車輛の新型として開発されました。そのT1の荷室部分を改良して3列シートを配列し、乗用車色を濃くしたのが第二世代T2タイプでした。つまり、人気のあるワーゲンバスは第二世代なのですが、本当のワーゲンバスファンの中には、よりクラシックなT1を求める方もたくさんいました。そんな状況の中、1967年から生産されたT2タイプは、トルコンATも搭載されて運転性能と乗り心地が飛躍的に向上したことにより乗用車色がさらに強くなり、さらに人気が出たのです。

ワーゲンバスの魅力②


小回りの利くことが魅力の一つであると言われたワーゲンバス。ですが、一番人気を博したのは実はT2タイプであり、その理由がT2タイプが当時では珍しい3列配置された内装座席だったからです。そんなワーゲンバスT2は「小型ながらとても頑丈な外装ボディ」と言われるほど剛性に定評がありました。それに加えワーゲンバスは、実用面においてとても使い勝手がよいとの評価を得て、T2タイプのみならずワーゲンバス全体の実用面での魅力となっていきました。

ワーゲンバスの魅力③

ワーゲンバスは、キャンピングベースカーとしての魅力を持っています。ワーゲンバスのその愛くるしい外装ルックスとレトロな内装は、オートキャンプのサイトに停まっているだけで絵になり、所有者のモチベーションを上げてくれるのです。また、ワーゲンバスの外観は大きく見えるのですが、実際はコンパクトな車体でありとても取り回しがよい車なのです。そして、もちろんキャンプでの実際の使い勝手もよく、おしゃれな見た目だけではなく実用性においても魅力的な車として評価されました。

ワーゲンバスの魅力④

ワーゲンバスは、内装が通常タイプの最大乗車人数は9名、キャンプ内装仕様タイプのワーゲンバスは5名から6名、そして後方部分が荷室になっている純粋タイプのワーゲンバスの乗車定員は2名から3名です。このようにワーゲンバスは、用途により適した好みの内装タイプを多くの種類の中から選ぶことができます。そんな多種類なところも密かにワーゲンバスの人気の秘密になっているのかもしれません。

ワーゲンバスの経済性

レトロカーであるワーゲンバスの燃費は6〜8km/リットル程度しかなく、今時の車の燃費と比べるとよくありません。しかも輸入車ということでハイオク仕様なので、燃費面に関する経済性はとても良いとは言えませんでした。さらに、オイルタンク容量が一般的な車の半分くらいしかないため、3ヶ月もしくは2500kmごとにオイル交換をする必要があります。ただ、自動車税は2リットル未満のため小型車相当の価格ですので決して何もかもが不経済なわけではないのです。ただ、そもそも経済性を気にする人はワーゲンバスを求めません。

希少なワーゲンバス

ワーゲンバスは、2013年で生産が終了しており現在新車としては買えない状況です。でも、ワーゲンバスは依然として根強い人気を誇っており、中古車市場では流通するワーゲンバス台数がとても少なくなっております。そのため、状態の悪いワーゲンバスでも200万くらいの価格がついていたり、逆に状態の良いワーゲンバスの中古車であれば500万〜700万もの高値が付けられることも。そんな現在のワーゲンバスは、維持費を考えるとなかなかすぐには手を出しづらい車になっているのです。

新型ワーゲンバス


噂が先行したワーゲンバス

ワーゲンバスは、2013年に新車の製造が中止となり、それ以降は新車として買うことはできませんでした。ところが、2017年の北米国際オートショーでコンセプトカーとして「I.D.Buzz」というEV車がワーゲンバスの新型として紹介されました。ただ、この時は実際に発売される予定までは言及されなかったので、ワーゲンバスのファンにとっては新型ワーゲンバス実売の期待だけが膨らんだのです。

現実味を帯びた新型ワーゲンバス

ところが、その後ワーゲンバスファンの高まる期待を受ける形で「I.D.Buzz」がとうとう2022年に新型ワーゲンバスとして生産されることになりました。新型ワーゲンバスは、コンセプトカー通り自動運転も可能なEV車として新車生産される見通しで開発が進んでおり、いわゆる未来カーとして新型ワーゲンバスは生まれ変わるこに。EV車なので燃費とは言わないのかもしれませんが、新型ワーゲンバスは燃費面で飛躍的に向上するのです。

新型ワーゲンバスってどんな車?

新型ワーゲンバスは、発表時の仕様では航続距離430kmもの走行が可能なEV車です。そして新型ワーゲンバスの最大出力は369psもあり、EV車にも関わらず最高速度は160km/hにも達します。また新型ワーゲンバスの充電時間は、クイックチャージ(30分)で満チャージの80%の充電が可能であり、言い換えるとクイックチャージでも350km走れるのです。新型ワーゲンバスの価格は明らかになっていませんが、EV車であり自動運転技術も搭載されることから推測すると、400〜700万円くらいになるでしょう。

カスタムで気軽にワーゲンバスを楽しもう①

本物のVWワーゲンバスが欲しくても新車で生産されていない今「中古車で買うと価格が高くて手が出ない」「燃費が悪く維持メンテも大変そう」「移動販売車としてアピールできる手頃な価格のワーゲンバスが欲しい」という方は多くいることでしょう。そんな方には、カスタム仕様のワーゲンバスをおすすめします。ワーゲンバスのカスマム仕様パーツは軽自動車用を中心にたくさん生産されていますので、お手頃価格でワーゲンバスを手に入れることができます。かわいいワーゲンバスには乗りたいけど、燃費も悪くなかなか本物を買えないという方は、是非カスタム仕様ワーゲンバスを検討してみてください。

カスタムで気軽にワーゲンバスを楽しもう②

スバルのサンバー、特に5代目のサンバーは元々の外装がワーゲンバスにとても似ており、ワーゲンバスカスタムのベース車として最適と言われています。ワーゲンバスもベース車が軽自動車となるとサイズも小型になり、もともとおしゃれなワーゲンバスのルックスに可愛いらしさも強調されることになります。ワーゲンバス仕様のベースキットがパーツ毎に価格がついていますので、自分のこだわりのパーツを新車のサンバーに外装として付ければ、本物ではありませんがまるで新車のようなワーゲンバスに乗ることができるのです。

カスタムで気軽にワーゲンバスを楽しもう③


ワーゲンバス仕様ベースキットとは、フロントフェイス、フロントオーバーライダー、ヘッドライトセット、ヘッドライトリング、サイドマーカー、フロントウインカー、サイドステップ、リアエンジンパネル、リアオーバーライダーの9種類のパーツから成ります。それに加えてさらにおしゃれに凝りたい方のために、アイブローやコウカクルーカスタイプミラー、メッキワイパー、タイヤハウスまで用意されています。

カスタムで気軽にワーゲンバスを楽しもう④

外装だけでなく内装にもこだわってワーゲンバスカスタムをおしゃれに仕上げたいという方のために、オリジナルシートカバーも生産されています。このオリジナルシートカバーは、ベース車のシートからわざわざ型取りしているのでベース車のシートにぴったりハマり、知らない人が見るとオリジナルと間違うほどの出来栄えに仕上がっています。また、シートカバーの色も100種類以上あるため、必ず自分好みの色が見つかるはずです。

ワーゲンバス:まとめ

ワーゲンバスは、その愛くるしい顔つきがどこか懐かしさを感じさせてくれ、おしゃれな外装や内装は所有する喜びを一層高めてくれる車です。燃費は決して良い車ではないのですが、ワーゲンバスを求める人にとって経済性なんてものは二の次であり、とにかくワーゲンバスという車と一緒に生活して時には一緒に出かけたいだけなのです。そんなワーゲンバスの生産は、2013年でストップしたため現在では新車が買えません。でも、2022年には新型ワーゲンバスが登場する予定なので、ここは新しいワーゲンバスを街角で目にできる日を楽しみにしたいものです。

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