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フォルクスワーゲンバスの新型とタイプ2まとめ!値段やスペックは?

通称「ワーゲンバス」の名で日本でも根強い人気を誇る「フォルクスワーゲンバス」。 おもちゃやTシャツのデザインなど、様々な場面で見る機会も多いのではないでしょうか。 今回はそんなフォルクスワーゲンバスの新型について、ご説明します。
2020年8月27日
モンドリアンショートヘアー
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そもそもフォルクスワーゲンってなに?

世界的人気を誇るドイツの自動車メーカー

フォルクスワーゲンは、ナチスドイツの時代から始まった歴史ある自動車メーカーです。2017年には世界での自動車の新車販売台数一位を記録。2015年に発覚した、ディーゼルエンジンの排ガス規制の不正問題もものともしない、「ブランド力」を見せつけています。

排ガス規制の不正問題

2015年にアメリカでディーゼルエンジンの排ガスの排出量を、禁止されていたソフトウェアを用いて大幅に改ざんしていたことが発覚。世界的に問題となりました。当時のCEOが辞任し、古い体質からの改善にむけて改革が進んでいます。

フォルクスワーゲンのあれこれ

「かぶとむし」からソーセージまで販売

フォルクスワーゲンと言えば、「かぶとむし」の愛称で親しまれているビートルが良く知られています。この他にもゴルフやポロ、ワーゲンバスやUP!など人気車種も豊富です。またドイツの会社なだけあって?ソーセージまで販売しており、こちらも人気があります。

世界的有名自動車ブランドの宝庫

実はアウディやベントレー、ポルシェやランボルギーニといった世界的有名ブランドもフォルクスワーゲングループの企業です。フォルクスワーゲン(VW)はアウディの株をほぼ100%持っており、さらにポルシェやベントレーを買収。世界的な自動車メーカーグループとして発展しました。しかしこのことは日本では意外と知られていません。

フォルクスワーゲンバス タイプ2

商用向けミニバンのタイプ2は、世界的な人気モデル

新型フォルクスワーゲンバスは、トランスポルタ―と呼ばれるミニバンのことです。トランスポルタ―はT1・T2・T3と世代別に分けられています。今度新車として販売されるワーゲンバスは、タイプ2の愛称で知られるT2世代の復刻版モデルです。特にワーゲンバスの初期T2は世界的に人気のモデルで、新車の発売が待たれています。

フォルクスワーゲンバスは何人乗り?

フォルクスワーゲンバスは、商用なのか、乗用なのか、それともキャンピングカー仕様なのかによっても定員人数が異なります。まず商用の場合は後方部分が荷台になるため定員は2~3人です。乗用の場合は最大で9人。キャンピングカー仕様になると定員人数は5~6人程度です。

フォルクスワーゲンバスの特徴

レトロだけど新しく感じる外観が魅力

フォルクスワーゲンバスの最も大きな特徴といえば、そのレトロだけど新しい、独特のフォルムではないでしょうか。一番はじめに販売されたタイプ1は現在軽自動車で人気のツートンカラーを採用。古いけど新しい、丸みを帯びたかわいい外観で床が低く汎用性が高いのが特徴です。

今では珍しいRR・空冷水平対向エンジンを採用

T3までRR(リアエンジン・リアドライブ)でしたが、T4からはFF(フロントエンジン・フロントドライブ)に変更されています。エンジンは空冷水平対向の4気筒エンジンを採用。走っていると空冷の独特の何とも言えない良い音がでます。レトロカーでMT(ミッション)車のため、運転の難易度は高めです。

フォルクスワーゲンバスの軽


日本仕様のワーゲンバス

フォルクスワーゲンバスは日本でも大変な人気でした。しかし維持費も高く運転難易度も高いため、「農道のポルシェ」と呼ばれたスバルサンバーを元にワーゲンバスの様にドレスアップする人が出現。これは本物のワーゲンバスと似たフォルムと、同じRR車であったためカスタムしやすかった点が理由として挙げられます。

軽のフォルクスワーゲンバスの中古価格

価格は50万円~300万円

手軽にワーゲンバスを手に入れるなら、価格の安い軽のワーゲンバスがおすすめです。価格は旧型のスバルサンバーの場合50~70万円前後。スズキエブリィの場合の値段は70万円~100万円前後。2017年度ハイルーフ付きのキャンピングカー仕様になると値段は200万円以上に跳ね上がります。

何人乗りかの確認を忘れずに

軽のワーゲンバスのキャンピングカー仕様は、通常の軽の定員人数と変わっている可能性があります。そのため、購入する前に必ず何人乗りなのか、確認をしておくようにしましょう。ちなみに軽のキャンピングカーの場合、1~2人が定員になっていることが多いです。

フォルクスワーゲンバスの生産修了から復刻まで

時代の流れに逆らえず生産終了

フォルクスワーゲンバスタイプ2は、1950年に誕生し2013年まで製造されていました。半世紀以上に渡って販売される人気車種でしたが、エアバックとABSの義務化という時代の流れには逆らえず、惜しまれつつ生産終了となります。

ユーザーの声で復刻が決定

惜しくも生産が終了したワーゲンバスですが、2017年1月の「北米国際オートショー」にて世界で初めて新型モデル「I.D. BUZZ」がお披露目されます。実はこの時は販売の予定はありませんでした。しかし世界中のファンからの要望により、同年8月に2022年に販売する事が決定!期待の高さが伺えます。

新型フォルクスワーゲンバスと旧型の違い

旧型フォルクスワーゲンバスは何人乗り?

旧型のフォルクスワーゲンバスは6人~9人乗りのタイプが一般的です。レトロカーでカスタムがしやすいため、キャンピングカーや移動売店仕様にする人もいました。そのため、車種によってはこの定員人数より少ない可能性があります。もし中古で購入する際は何人乗りであるか確認するようにしましょう。

フォルクスワーゲンバスの新車は何人乗り?

2022年に販売予定の復刻版新型フォルクスワーゲンバス「I.D. BUZZ」。乗車店員は8人の予定です。商用の車種も販売予定ですが、こちらが何人乗りになるかはまだわかっていません。もし欲しい場合は、2022年の販売が近い時期に何人乗りになるか、ディーラーにたずねてみると良いでしょう。

新型フォルクスワーゲンバスタイプ2はEV車!

未来の車・復刻フォルクスワーゲンバスタイプ2

復刻フォルクスワーゲンバスタイプ2の新車は、電気で動く車です。一度の充電で走れる距離は、現時点で約430km。テスラのモデルSの865kmには遠く及びませんが、同社のe-ゴルフや日産のリーフの2倍以上の走行距離になる計算です。またこれは現時点での話で、2022年の販売時には技術向上によってさらに走行距離が延びる可能性があります。

ヨーロッパで広がるEVの波


2015年の排ガス規制の不正問題がきっかけとなり、ヨーロッパひいては世界中でガソリンやディーゼルエンジンから、電気自動車に移行する流れがおきています。新型ワーゲンバスが電気自動車として新しく生まれ変わるのは、時代の流れから当然なものといえるかもしれません。

復刻フォルクスワーゲンの新車のすごいところ3点

復刻ワーゲンバスは369馬力・最高速度160km!

新車のワーゲンバスの馬力は369馬力です。ヴェルファイアやクラウンといった、国産のミニバンや高級車の馬力が150~200前後のため、相当力強く走ってくれることが予想されます。そして最高速度は160km/h。フォルクスワーゲンバスの期型の最高速度である90km/hを超えた性能の高さです。

自動運転機能付き!

新型ワーゲンバスは自動運転機能がついています。自動運転といえばテスラ社の車が有名ですが、それよりも高度な技術を搭載されるかもしれません。例えば、高速道路上において自動で車線変更してくれるといったもの。しかし自動運転機能は万能ではありません。緊急時は自分で操作して動かすようにしましょう。

ワイヤレスで充電が可能!

新型フォルクスワーゲンバス「I.D. Buzz」は、ワイヤレスでの充電ができるのが魅力の1つです。ワイヤレスで充電を行った場合、30分ほどで全体の80%の充電ができます。2022年までにさらに技術が向上すれば、これ以上早く充電が完了するかもしれません。未来の車への期待はますます高まります。

復刻ワーゲンバスタイプ2の魅力3点

ハイテクながら親しみやすさもある復刻ワーゲンバス

外観はツートンカラー、内装は白を基調としたスタイリッシュだけどどこか懐かしさが漂うデザインです。またスマホでドアロックができたりと最先端の機能も豊富。時代の変化に適応させながら、親しみやすさを残しています。

復刻ワーゲンバスタイプ2は内装の自由度が高め

新型のワーゲンバスはシートの下にレールが敷かれており、カスタム度も高め。シートを全て倒してフラットにしたり、回転させて簡易式のテーブルを乗せたりすることもできます。

復刻フォルクスワーゲンバスの素敵な機能2点

ヘッドアップディスプレイつき

復刻ワーゲンバスの新車には、ヘッドアップディスプレイがついています。これは運転席のフロントガラスに、カーナビや速度表示などの各種交通情報が表示される機能のことです。前方から目線を離すことなく運転が可能になるため、事故の危険を軽減させることができます。

備え付けの大画面モニター

また運転席と助手席の間には、大画面モニターが備え付けられています。モニターは外してタブレットとしても使える様にする予定です。前列で独占せず後列でタブレットとして使ってもらえるため、車内でのコミュニケーションもとりやすくなるでしょう。

復刻ワーゲンバス「I.D. Buzz」の新車購入価格

新しいワーゲンバスの値段


復刻ワーゲンバスタイプ2の価格は、電気自動車で先進技術が搭載されているため、400万円~700万円と予想されています。ただ、これはあくまでもコンセプトでの段階での値段です。大量生産をするにあたってさらに値段が上がったり、逆に下がるかもしれません。

旧型ワーゲンバスの価格

旧型のワーゲンバスの値段は、中古で150万円~300万円程度です。30年以上昔のクラシックカーですが、根強い人気を誇るため、あまり価格が下がりません。またワーゲンバスのキャンピングカー仕様の値段は約500万円~。こちらも人気が高く市場にあまり出回りません。

新車のフォルクスワーゲンバスのキャンピングカー

架装メーカーのキャンピングカー仕様車

復刻フォルクスワーゲンバスは、商用や乗用車モデルの販売されますが、キャンピングカー仕様がディーラーから販売されるかどうか今のところわかりません。しかし販売開始後しばらくすると、新型車をベースにしたキャンピングカーが架装メーカーから販売されることが予想されます。街を走る姿を見るのが楽しみです。

ディーラーが販売するキャンピングカー仕様車

ワーゲンバスは2003年のT5へのモデルチェンジの際に、「貨物用」「乗用車」「高級車」「キャンピングカー」の4つのモデルを販売。カスタムの自由度も高く、ユーザーのニーズを良く捉えていました。新型モデルについても、ユーザーの要望に応える形でキャンピングカー仕様が誕生してくれることを願います。

復刻フォルクスワーゲンバスタイプ2の注意する2点

日本での販売時期は未だ不明

ワーゲンバスタイプ2の復刻「I.D. Buzz」は、現在ヨーロッパとアメリカ、中国での販売しか予定していません。日本での販売は決まっていない状態です。おそらくこれらの国々から遅れて数年後には、日本でも販売は開始されるでしょう。もし我慢できない場合は、海外から直接購入するのがおすすめです。

細かい部分で変更する可能性大

今回ご紹介したのは安全性や環境性能を無視して思い切った車のデザインができる、「コンセプトモデル」です。そのため実際に街で走れるようにするために、デザインや走行性能などに変更がある可能性があります。「どこがどう変更されるのか?」と思いながらわくわく発売を待ちましょう。

まとめ

進化した復刻フォルクスワーゲンバスタイプ2

2022年に復刻する新型の「I.D. Buzz」は旧型の安全性の問題点や、環境にも配慮された作りに進化。デザインもT1のツートンカラーや一部フォルムを引き継ぎつつ、新しさを盛り込んでいます。進化したワーゲンバスが、街を颯爽と走る姿を見る日がとても楽しみです。