ジャクソン 港のジェームズ
ジャクソン アスリート 7S パールカラー
ルアーで狙う春のマイクロベイト着きシーバス
春になると水面には様々な小魚達を目視できるようになり、それを追ってシーバスなどのターゲットが盛んに餌を追うようになるのがこの時期。タイミングによっては目の前で捕食するシーンに出会うこともできます。
難攻不落?マイクロベイト着きシーバス
この時期のベイトの種類としてはハクやカタクチイワシなどのマイクロベイトがメインとなり、ベイトのサイズは2cm~大きくても7cm程度。楽に捕食できるマイクロベイトを偏食しているシーバスはルアーに対する反応が悪くなり苦手意識が強い方も多く、難攻不落のパターンなどと表現されたりしますが、しっかりと攻略法を掴めばシーバスをゲットすることは決して不可能ではありません!
マイクロベイト着きシーバスを狙うポイント
ハクやカタクチイワシの溜まりそうなエリア選択
まずは、ベイトとなる小魚が入りやすいポイントを見つける事が大切。それぞれベイトの特徴を抑えましょう。ハクの場合であれば河川(都市型河川)や運河周り、河口などの汽水域。ボラの稚魚であるハクはボラの成魚を見かけるようなポイント。カタクチイワシであれば港湾部や河口をメインにある程度塩分濃度の濃いエリアを探すのが基本です。
+αのポイントを見つけ出そう!
加えてどのポイントでも、そこに常夜灯やストラクチャー、流れ込みや船溜まりなどプラスαの要素があれば小魚の溜まる可能性はさらに高なります。今の時期であれば数か所に目星をつけてラン&ガンすれば割と簡単に見つける事が出来はずですよ。
マイクロベイト着きシーバスを狙うコツ
じっくり観察してきっかけを作ろう
目星を付けたポイントでベイトが入っていたら大チャンス!!まずは、焦らずのんびり観察しましょう。ボイルの有無、ベイトの逃げ方、逃げる方向、ベイトのレンジ、ベイトの種類、ハクなのかカタクチイワシなのか、混合しているのか、はたまたそれ以外なのかなど、しっかりと観察してきっかけとなる情報を少しでも多く掴むのが需要です。
広い視野をもってボイルを観察!
マイクロベイトパターンの場合、ボイルしているからといって闇雲に投げるのは非効率。どうしても目の前のボイルに意識が集中しがちになりますが、広い視野で周りも見渡しながら最も濃いボイルの出るタイミングに合わせてキャストする事が、マイクロベイトパターンでシーバスを釣る非常に大事なポイントなのです。
慌てずタイミングを見極る事が重要!
ボイルの出るタイミングと場所にはある程度の規則性がある事が多いので、壁際などは良く観察してみて下さい。タイミングとしてはボイルの前段階でベイトがざわつき始めたり、下に着かれた事に警戒して水面が乱れ始めます。その一瞬のタイミングを逃さず、丁寧にルアーを通す事が重要になりますので、慌てずゆっくりベイトの群れの奥にキャストし、スローリトリーブを心掛けましょう。
マイクロベイト着きシーバスのタイプ別ルアー選択
シーバスの捕食しやすいレンジを見極めよう
ボイルのタイミングと併せて重要なのが、シーバスの捕食しやすいレンジとルアーの波動。実際の捕食レンジはルアーに反応させやすいレンジとは異なる事が多いということを覚えてきましょう。捕食しやすい波動とはベイトの種類と魚の活性にもよりますが、マイクロベイトの場合には体長の小さな餌なので、その波動も小さくなります。このような状況では、シーバスも選んで捕食している可能性が高く、そこに強波動を出すルアーでブリブリと泳がせてしまうとターゲットに警戒されてしまでしょう。
リアクションバイトは奥の手
リアクションで口を使わせるという意味では一つのテクニックとして覚えておくことは必要ですが、今までの経験から判断すると最初から魚を警戒させるのでは無く、より自然にアプローチしながら、最後にリアクションバイトを拾うような展開が望ましいと感じます。
タイプ別おすすめルアー1:港のジェームズ
ジャクソン 港のジェームズ
ナチュラルアクションにオススメなのが「JACKSON/港のジェームズ」です。小粒なシンキングペンシルながら、飛距離や操作性は抜群に高いポテンシャルを持っています。特にシンキングペンシルに対してどこを引いているか分からない、巻いた感覚が無いなどとお悩みの方には是非おすすめ!ジェームズ特融のマイクロリップにより、しっかりとした引き抵抗とレンジキープ力が両立され操作性が抜群に良いのが特徴です。
タイプ別おすすめルアー2:アスリート
ジャクソン アスリート 7S パールカラー
シンキングペンシルで反応が無い場合や、流れや風により操作が難しい場合には、アスリート7sや9sなどのシンキングミノーで目先を変えてみてください。アスリート7s、9s共によりしっかりとリップが水を掴みレンジキープが容易な事とジェームズより下のレンジに切り替えられることが可能です。また、敢えてシルエットの大きなスナッビー110やアスリート12ssなども時には有効なので試て頂きたいですね。
アクションのコツはルアーの出す波動!
全てに於いて共通することは、巻きすぎない事。先述したよう、あまり早く巻いてしまうとルアーが暴れ過ぎて強波動をだしてしまいます。流れに対してダウンに入った場合も同様なのでゆっくり巻く事を心掛けて下さい。
とはいえ、早巻きリアクションで反応する個体がいるのも事実。しっかりと観察してその日、どのレンジ、パターンで反応するのか色々と試してみましょう。
マイクロベイト着きシーバスの体験記
マイクロパターンが難攻不落と言われる要因に、ボイルしているのに食わない所謂“食わないボイル”があります。なぜそんなパターンに陥るかというと、ボイルしているという意識から表層一辺倒になりがちな為。その一枚下のレンジで反応する事は多々あるので、広い視野で柔軟に対応ししてみましょう。
三浦半島で大物シーバスをゲット!
余談にはなりますが先日、地元三浦半島では貴重な90upのシーバスをハクパターンで釣る事が出来ました。その際、使用していたルアーも港のジェームズ。65mm/7gにフック♯10と小粒なルアーではあるのですが、ヒット時はほぼ巻かずに流していたこともあり、しっかりと吸い込めただろう予想のもと、ある程度強引に橋脚際から剥がすことに成功。
やはり90upともなると力強いファイトではありましたが、予想通り掛かりも良く、フックの変形など一切無く無事キャッチする事が出来ました。このサイズのルアーでも掛かりが良ければ何の問題も無くランカーサイズとやり取り出来るのも港のジェームズの強みではないでしょうか。
マイクロベイト着きシーバスは昼夜問わず!
最後にハク、カタクチイワシなどのマイクロベイトパターンはデイゲーム、ナイトゲーム問わずに成立する釣りです。また、都市型河川などでも手軽に釣行出来るが、民家と隣接するようなポイントも多く、夜半に釣行する際などは近隣の住民の方の迷惑にならないよう充分に配慮して楽しい釣りライフを過ごしてください。
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