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【東京湾奥シーバス】バチ抜けパターンを徹底攻略!

東京湾奥のシーバス釣りにおけるメインパターンの1つである、春のバチ抜けパターンには初期と後期の2つがあるのをご存知ですか?この記事では東京湾奥シーバス釣りにおけるバチ抜けパターンのポイント選び、釣り方、おすすめタックルなどの必釣法をご紹介致します!
更新: 2021年6月16日
Jacksonフィールドスタッフ 大塚計介
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バチ抜けとは?

バチとはイソメ、ゴカイ類などの環形動物の多毛類のことを言います。それらのバチが大潮の満月、新月の満潮付近の夜に海底から抜けて出る産卵行動のことを一般的に「バチ抜け」と釣り人は呼んでいます。
潮回りを見て満潮から下げ潮のタイミングでポイントに入れれば、高確率でバチが抜けて水面付近を弱々しく泳いでいるのを確認できるはずです。

シーバス爆釣のバチ抜けパターン

バチ抜けパターンとは満潮付近にバチが海底から抜け出て、それが下げの流れに変わったタイミングで流れてくるバチを捕食するシーバスを狙うことを言います。バチ抜けパターンを狙うなら風はないほうがバチもしっかり抜けてくれるので釣りやすくなりおすすめ。ですが、あまりにも大量にバチが抜けてしまうとルアーを引くたびにバチがフックに引っかかってきてしまいかえって釣りにならなくなってしまうことも。適度に抜けている状態を見極めるのが重要です。

目に見えるものだけがバチ抜けじゃない

海面近くに抜けてきたバチを捕食するシーバスを狙うので、基本的には水面から水面直下の釣りが最もエキサイティングするのがバチ抜けパターンですが、バチが海面に見えていないからと言って諦めるのは少し待ってください。海面にバチ抜けが見えなくても海中でバチ抜けがおきている事もあるので、バチが目視できない時などはレンジを下げて狙う場合もあります。

東京湾奥バチ抜け攻略のポイント1:ポイント選び

河川


東京湾奥における河川のバチ抜けは主に初期(12月後半から2月)のバチ抜けパターンとなります。流れの変化が起きやすい川がベンド(蛇行)していたりする場所、流れがしっかりと出る場所、ストラクチャーやブレイクが絡んで流れのヨレが起きそうな場所、おまけでうっすらとした明暗などもあるような場所などをマップを見てみて選んでみましょう。

特徴としては後期のバチ抜けパターンに比べ、時合いが短い傾向にあるので満潮付近からしっかりポイントに入っていることが大事になります。魚数も後期(3月から6月)に比べ少ない傾向がありますが、産卵から戻った大型のシーバスが狙えるのも特徴です。

港湾部、運河

東京湾奥における港湾部、運河のバチ抜けは主に後期(3月から6月)のバチ抜けパターンとなります。バチ抜け初期と違い、釣れる範囲も広くなり、下げ潮だけでなく上げ潮でもバチが抜けることもあるので一晩中釣りが楽しめる時期です。後期になると長いバチだけでなく、クルクルバチと言われる素早く、泳ぎ回るバチも出てくるので魚数が多い分難しいシチュエーションも出てきます。

港湾部は潮目や流れの変化を主に狙うので、潮通しのよいポイントや河川から流れが払い出すような河口域や川と川が合流するような場所や都内では何本も張り巡らされる運河ではかなりの小場所までシーバスが入り込んでいるので、様々なポイントで狙えます。

東京湾奥バチ抜け攻略のポイント2:タイミング

潮回り

バチ抜けパターンではバチが抜けるタイミングにポイントに入れるかどうかが最も大事になります。潮回り的大潮から後中潮3日目くらいまでの潮回りがバチも確認できるので狙いやすいでしょう。

満月の潮回りが良いと言われてますが、新月でも関係なくバチは抜けいて変わらずに狙えるのであまり意識する必要はありません。また抜けすぎて釣りにならなくなったポイントでも次の日は全く抜けないということも良くあるので、まずはポイントに通いこむことも大事になってきます。

バチ抜けパターン釣りの時間帯

バチ抜けは暗くなってから起きる現象なのでシーバスを狙う時間帯は夜がメインになります。時間帯としては日没と満潮が重なるタイミングにポイントへ入っていれば、その日の状況などもいち早くわかるのでおすすめです。また良い潮回りの時や土、日曜日などは釣り人も多いため少し明るいくらいから準備をしながらタイミングを待つというのも良いでしょう。

東京湾奥バチ抜け攻略のポイント3:釣り方


バチ抜けパターンの釣りは基本的に水面から水面直下の釣りになります。下げ潮のタイミングでバチが流れ出し、流れたバチをシーバスが捕食するため水面付近がもじり(水面直下でバチを捕食している)始めます。
もじりが確認できれば水面から水面直下に狙いを絞ることができます。もじりが確認出来ない場合はもう少しレンジを下げてみたりと色々試してみることも大事になってきます。

バチ抜けパターン釣りの基本アクション

ルアーでのアクションは基本的にただ巻きがメインとなります。その中でルアーチェンジやロッドポジションなどの変化でその日の釣れるレンジ、アクションなどを探していきます。
バチ抜けは広範囲で釣れるので、流れのアップにキャストし流れの速さに合わせてルアーを流していくイメージでリトリーブします。あとは潮目などの流れの変化、ストラクチャー絡みの流れのヨレなどを意識します。
 

シーバスやバチの様子を見ながらアクションに変化を

クルクルバチなどの素早いバチなどはただ巻きのみではなかなか口を使ってくれないシーバスも多く、なかなかパターンにはめる釣りが難しくなります。そういう時は明暗絡みやストラクチャーのヨレなども絡めたり、少し早巻きで見せたりと複合的な釣りを展開すると釣果に繋がってきますよ。

東京湾奥バチ抜け攻略のポイント4:タックル

バチ抜けパターンでは基本的に小型で軽量のルアーをキャストする事が多いため、ライトアクションのロッドがオススメと言われていますが、個人的には適度な張りがあり粘りがある方がキャスト精度も上がるのでJacksonクロノタイドの87MLと91MLなどのミディアムライトアクションのロッドを愛用しています。

ラインは状況に合わせてセッティング

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出典:Amazon

ラインに関しては初期の河川で大型が出るような時期やストラクチャーの多い場所などでは1.0号のPEラインに20lbのリーダーをメインにしてますが、港湾部、運河などのバチ抜けパターンでは根がかりなどの心配があまり多くないようなポイントでは0.8号のPEをメインにしてリーダーも16lbにするのもお勧めです。

ラインを細くするのは、根がかりしないという理由だけでなく、小型で軽量のルアーの飛距離を伸ばせる上、風などにも強いので釣りがしやすくなるというメリットもあります。


[東京湾奥河川バチ抜けシーバス釣り]実釣動画

こちらの動画は2月中旬の河川でのバチ抜け実釣動画になります。ポイント的には流れがしっかりでて明暗も絡むポイントで潮回り的には小潮で厳しい状況でバチももじりも少なかったですが、前日までのバチの残像を追ったシーバスがいたので流れ始めのタイミングからで魚を出せたので是非ご覧ください!

バチ抜けパターンで東京湾奥のシーバスを大量ゲット!

東京湾奥におけるバチ抜けパターンは1月~6月頃までと1年の中でも半分近く楽しむことができるメインパターンとなります。秋の荒食いシーズンと合わせて絶対に知っておきたいパターンとなりますので、これから4月~は港湾部、運河などのポイントで上げ下げ潮と一晩中楽しめる時期なので寝不足に注意ですが、どんどんポイントに足を運んでみて下さい!

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