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小屋裏収納でスペースを有効活用!その使い道やロフトとグルニエとの違いを解説!

収納に便利な小屋裏を有効活用しましょう。小屋裏収納についての詳細や、用語の意味の違い、活用アイデアなどをご紹介しています。階段の違いや断熱なども収納の使い勝手に大きく影響しますので、じっくり研究して使いやすい収納を作ってください!
2020年8月27日
yayoi
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小屋裏収納でスペースを有効に!

家の中に物が多くて収納場所に困っている方は、ぜひ小屋裏収納を検討してみてはいかがでしょうか。収納スペースは広さがあるほど嬉しいものです。間取りによって設置できる広さは変わりますが、狭いスペースでも作っておくことをおすすめします。季節のアイテムや年に数回しか使わないスーツケースなどが収納できる場所があれば重宝します。

小屋裏収納の基本や、改修する場合のこと、注意点、屋根裏の活用アイデアをご紹介します。いろいろな使い道を研究して、使い勝手がよく快適な空間作りをしましょう。

小屋裏収納の特徴

小屋裏収納はどこを指す?

小屋裏収納の場所は天井と屋根の間の空間で、2階建ての住宅なら、2階の天井と屋根の間ということになります。小屋裏収納は法律では、天井1.4m以下、面積は下の階の面積の2分の1までと決まっています。さらに各自治体による制限があるため、リフォームで新たに小屋裏収納を作る場合は、自治体の制限を確認する必要があります。

ロフトとグルニエとの違い

ロフト

一般的なロフトの特徴は、部屋の中の天井付近に空間がプラスされていて、はしごや階段で上れることです。戸建住宅はもちろん、マンションなどにもロフト付きの部屋が多くあります。収納場所として使ったり、就寝スペースとして使う方も多いです。ロフトは天井の下にあり、小屋裏は天井の上に空間があるところが双方の違いです。

グルニエ

フランス語であるグルニエの意味は小屋裏収納です。このことから、グルニエは小屋裏収納と同じ場所を指します。おしゃれなイメージがすることから最近はよく使用されています。

小屋裏収納の階段

小屋裏へ行く方法

屋根裏にある場所へたどり着くためには階段が必要で、大きく分けて3種類あります。特徴による違いは、固定式、可動式、収納式です。階段次第で屋根裏の使いやすさに違いが生まれます。特徴やメリットデメリットをしっかり検討して取り付けましょう。使い始めてから改修すると、大掛かりな工事が必要になり費用もかかります。また、自治体によっては固定式階段が制限されている場合もあります。

固定式の階段

固定式の階段の特徴は、住宅にある一般的な階段と同じです。1階から2階へ上るのと同じ要領で屋根裏へも行くことができます。メリットは固定式の階段は安定しているため、女性でも荷物を持って上り下りしやすいことです。屋根裏を収納メインで考えている方は固定式がおすすめです。デメリットは、階段や壁を綺麗に仕上げるため他の方式と違い施工費用が高くなることです。

可動式のはしご

可動式のはしごの特徴は、使用するときだけはしごをかけて、使わないときには別の場所に収納したり立てかけることです。メリットは、常にはしごがある訳ではないので、屋根裏の下の部屋のスペースがあいているということです。デメリットは、はしごは固定式階段と違い、不安定な特徴があり物の出し入れが大変です。はしごを上りながら持てるものだけを収納するため、大きなものは収納が難しくなりますので、収納メインで考えている方は固定式の方がおすすめです。

収納式のはしご

収納式のはしごの特徴は、屋根裏の下の階の天井に取り付けるはしごで、使わないときには天井の中に収納できることです。メリットは、はしごが天井に収納されているので、はしごの置き場所が必要ないことです。デメリットは、可動式と同じく不安定なはしごは、大型の物を収納するのがやや難しいことです。棚を後から入れることが難しいので、作り付けの棚を作っておきましょう。

小屋裏収納に改修

リフォームする場合

Photo byGrieslightnin

もともと屋根裏に収納が無い住宅をリフォームする場合には、検討することが多くあります。まず、自治体によって小屋裏収納に制限があるかどうか確認が必要です。どの方式の階段にするのか、屋根裏の床が重さに耐えられるかどうか、壁や床の仕上げをどうするか、断熱、換気など、事前にしっかり考えておきましょう。

改修にかかる費用

Photo by marumeganechan

小屋裏収納にするだけであれば、6畳で平均30万円程度が相場だといわれています。それに、断熱、換気、仕上げなどプラスアルファがあり、個人によってかなり違いがあり、固定階段にする場合はさらに費用がかかります。あまり費用をかけたくない方は、DIYを取り入れてみるのがおすすめです。壁や床の仕上げや収納棚作りなどはDIY初心者でも可能ですので、ぜひDIYを取り入れてみてください。

小屋裏収納の注意点

断熱

屋根裏は太陽の光が直接屋根から伝わるため、夏は高温多湿になります。収納に使うだけだからと断熱をしないと、収納するものによっては痛んでしまうことがあります。また物を取りに行ったときにも暑いと大変です。人がいない場所に断熱の費用はもったいなく感じるかもしれませんが、費用にかかわらずできるだけ断熱することをおすすめします。

換気

Photo by kaidouminato

断熱同様、人のいない場所に換気をつけるのは費用がもったいなく感じるかもしれませんが、屋根裏に熱と湿気がたまるため換気の機能は必要です。窓や換気扇などお好みに合わせて取り付けましょう。換気ができるのとできないのとでは、快適さがかなり違います。窓を付けると直射日光が入るため、収納するもので日焼けさせたくないものは対策が必要です。

小屋裏収納のアイデア①

吹き抜けで明るく

吹き抜けを利用した間取りにすると、開放的な小屋裏収納のスペースになります。他の部屋からも見えるため、人の存在感を感じやすい特徴があります。吹き抜けがあると、小屋裏にたまりがちな湿気がたまりにくくなります。収納場所として使う場合は他の部屋から見えてしまうため、きちんと整理整頓しないといけなくなります。

吹き抜けに窓

間取りの吹き抜けに合わせて、室内側にも窓を設置すると開放的な空間が誕生します。小屋裏を完全に吹き抜けにしなくても、この方法だと通気が良くなる効果があります。他の部屋とのつながりが生まれ、話しかけることもできる便利な窓です。

小屋裏収納のアイデア②

洋服を収納

天井の高さが低くて広さがなくても、洋服のクローゼットとして活用できます。パイプハンガーを設置できる高さがあれば十分収納でき、収納ケースや棚を置けば充実した空間になります。天井が屋根の勾配に合わせて傾斜しているため、特別感のあるクローゼットに感じられます。家を建てるときに、間取りの関係でウォークインクローゼットの場所が取れないときは、小屋裏に作ってみてはいかがでしょうか。

広さがあるクローゼット

こちらは屋根裏だけでなく、その下の部屋もクローゼットになっているため、広さが十分にあるウォークインクローゼットになっています。収納したい洋服が多い方は、2階建て方式のクローゼットはいかがでしょうか。一般的なクローゼットとは違い、季節の使わないアイテムを屋根裏に収納できるので、衣替えが簡単にできます。

小屋裏収納のアイデア③

子供の遊び場に

天井が低くて勾配のある屋根を生かした天井は、子供の遊び場所にもぴったりです。大人には低い天井でも子供は立って歩けるので、おもしろいスペースになります。断熱や換気の対策をして過ごしやすい空間にする必要があります。階段をはしごにすると危険なので、子供が上る場合は固定式の階段を取り付けましょう。また、子供が遊んでいるうちに階段から転落しないような対策も必要です。

子供の秘密基地に

天井が低くても間取りに広さがあれば、子供にとって秘密基地のような特徴がある遊び場として活用できます。おもちゃの収納スペースと兼用すれば、使うたびに取りに行かなくてもよくなり便利です。子供の成長後は収納棚を増やして収納だけの部屋を作ったり、違う用途に使ったりと変化させながら使えます。


小屋裏収納のアイデア④

おしゃれな壁紙

あまり人目につかない小屋裏収納ですが、壁紙などの仕上げにこだわっておしゃれにすることもおすすめです。住居部分のインテリアとテイストを揃えてもおしゃれですし、アクセントカラーを使って小屋裏のスペースだけ派手な特徴がある部屋にしてもおしゃれです。殺風景の倉庫にするよりも気持ちが明るくなるスペースにしましょう。

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爽やかなスペースに

こちらも爽やかな壁紙の小屋裏収納部屋です。明るい色を使用することで、屋根裏の暗いイメージがまったくありません。このまま住む場所としても使えそうなスペースです。日光を取り入れる窓と換気扇がついるため、人も荷物も快適に過ごせるスペースになっています。費用をあまりかけたくない方は、間取りに合わせて壁紙を購入してDIYがおすすめです。

天井を空模様に

天井に空の模様がプリントされた壁紙を使用すると、素敵な空間になります。屋根裏は普段家族しか来ない場所ですが、おしゃれなインテリアにすると友達に自慢したくなる空間になります。収納家具などにもこだわって、住んでしまいたくなるスペースを目指しましょう。絵が得意な方はご自身で書いてみるのがおすすめです。

小屋裏収納のアイデア⑤

本棚が充実

本がたくさん収納できるようにと、壁一面に本棚が作られています。本の重さに耐えられるように、しっかりとした床を作れば、蔵書をたくさん保管することができます。本の収納は意外と場所を取るので、置き場所に困っている方はぜひ小屋裏収納を検討してみてください。断熱と換気の対策をしっかりすれば、静かな読書スペースにもなります。

収納棚が豊富

豊富な収納棚と明るい雰囲気で小屋裏収納の雰囲気を感じさせないスペースになっています。下の間取りに合わせた吹き抜けと、明るい窓が快適な収納空間を作り出しています。天井は低くても抜け感のある間取りが、圧迫感を感じさせません。

巨大な書庫

圧倒的な棚の数で図書館のような収納ができそうなスペースです。費用をあまりかけたくない方は、自作の棚を作ってみてはいかがでしょうか。間取りに合わせて自由自在に使い勝手いいものが作れます。

小屋裏収納のアイデア⑥

収納できる部屋

ソファーや絨毯を敷くと部屋としても使えます。天井は低めですが、落ち着きのあるスペースになり、通常の部屋のサブ部屋としておすすめです。一人でくつろぎたいときや集中したいときなど、自分だけの個室があると使い勝手がいいです。季節用品など使わないものを収納しながら有効利用しましょう。

部屋と収納

広さがある小屋裏は収納スペースとして使いながら部屋としても使えます。大きな窓を開けると、普通の間取りの部屋と変わらない雰囲気です。壁に収納棚が作り付けられているため、統一感のあるすっきりした空間になっています。

小屋裏収納のアイデア⑦

小さい収納場所

間取りや費用の関係で狭い面積しか小屋裏のスペースがとれなくても、広さ関係なく収納場所を作っておくことをおすすめします。押入れ、クローゼット、納戸では収まりきれないものや、季節の家電製品などを置く場所があると便利さが違います。


空調管理した小さい空間

こちらも小さな小屋裏収納で、広さはありませんがしっかりと空調管理されているため、何でも置ける便利な場所です。固定式の階段が荷物の出し入れをしやすくしており、収納棚を置きたくなっても設置しやすいのが特徴です。ナチュラルな木の質感を生かした優しい空間です。

小屋裏収納のアイデア⑧

趣味の部屋に

広さが無く狭い空間は落ち着きがあり、趣味の部屋としてぴったりです。テレビや椅子などを持ち込んでゲーム部屋にすると、集中できる個室の完成です。大きく窓があいていないため、時間関係なくゲームに集中できます。徐々に趣味のアイテムを増やしても、収納スペースが豊富にあるので問題ありません。

ギター部屋

こちらは小屋裏を趣味のギターの部屋に活用しています。ギターや機材、本などを収納しながら使うことができます。広さがない狭い空間なら防音しても費用が安くつきますので、音楽が趣味の方におすすめのアイデアです。

小屋裏収納のアイデア⑨

収納以外の用途にも

屋根裏は収納スペース以外にも使え、屋根の勾配を生かした窓から天体観測もできます。家族一緒に家の中でこのようなスペースが持てるのは、屋根裏ならではです。バルコニーでは周囲の目が気になるような住宅地でも安心です。

落ち着きのスペース

屋根裏のスペースで静かに読書もおすすめです。収納棚に蔵書を保管すれば、静かで誰もこない読書コーナーの誕生です。天井の低い屋根裏ならではの秘密基地感があり、集中できる空間になります。費用をかけて断熱や換気の対策をしっかりして、人が滞在できる環境にしておくことが重要です。

小屋裏収納のまとめ

小屋裏収納の説明やアイデアなどご紹介しましたが、いかがでしたか?便利な小屋裏収納は間取りの関係で広さがなくても、作っておくことをおすすめします。固定階段で作れば普通の部屋の感覚で使えるのでおすすめです。断熱や換気をしっかり対策した、充実した小屋裏収納のスペースを作ってください。

収納が気になる方はこちらをチェック!

屋根裏の収納以外にも収納方法が気になる方は、ぜひ下記のリンクをチェックしてみてください。すっきり収納できるような、今までとは違いがあるアイデアを発見できるかもしれません。