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【パキラの育て方】枯らさないための手入れ・植え替えのコツや増やし方を解説!

人気の観葉植物「パキラ」の育て方を解説しています。初心者の方が失敗しやすい水やりの仕方や手入れ方法、パキラに適した置き場所などをご紹介。3種類の増やし方、失敗しない植え替え時期など、気になる情報が盛りだくさん!パキラを育てて室内をおしゃれに飾りましょう!
2020年8月27日
くずうまま
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パキラとは?

熱帯地方原産の人気観葉植物

熱帯地方が原産地である人気の観葉植物のパキラ。幹が編み込まれていたり、個性的な形になっていたりするものもあります。茎を伸ばした先端部分には、手を広げたような形に葉をつけます。涼しげな葉が清涼感たっぷりで、さまざまなインテリアのテイストに馴染みやすい観葉植物です。

パキラの花

Photo by くーさん

パキラを育てていると、稀に花を咲かせることがあります。パキラの花は縁起が良く、花言葉では「快活」「勝利」「幸運を呼ぶ」とも言われてます。しかし、花を咲かせるにはパキラの実生株でないと、花をつけないそうなので、パキラの花をみたい方は、実生株を選んで購入し、育てるといいでしょう。

パキラの育て方①環境

暑さに強い!

パキラは熱帯地方が原産のため、暑さには強い観葉植物です。基本的には日当たりのいい場所で育てるといいでしょう。しかし、直射日光はパキラにとって強すぎることがあるため、直射日光を少し遮光してあげるとベストです。また、室内の暗い場所で育てていたパキラを急に日当たりのいい環境にすると、葉やけを起こしてしまうことがあるので、徐々に日当たりに慣れさせていくといいでしょう。初心者の方は、急な環境の変化に注意して育てましょう。

寒さには弱いので注意

パキラは寒さに弱く、気温が5度を下回ると弱ってしまいます。屋外で育てている方は、秋には室内へと取り込み、冬は室内で育てるようにしてください。また、室内であっても室温が下がるとパキラが弱る原因となります。エアコンや暖房器具を使って、室温を5度以上に保つように気をつけましょう。

パキラの育て方②置き場所

室内の日当たりのいい窓際がベスト!

室内でパキラを育てるには、日当たりのいい窓際がベストです。レースのカーテンで直射日光を遮ってあげると、葉やけをする心配もなく、元気に育つでしょう。しかし、冬の窓際は冷え込むので、日中の日が差す時間帯は窓際に置き、夕方からは暖かい場所へと移動させてあげることをおすすめします。

耐陰性あり!いろいろな場所に置けるけど…

パキラは耐陰性もあるので、窓際だけでなくさまざまな場所で育てることができます。しかし、日当たりの悪い場所にずっと置きっぱなしにしてしまうと、日照不足になり、葉色が悪くなったり、徒長してしまったりというトラブルが出てきます。そういったことを防ぐため、パキラを時々日当たりのいい場所へと日光浴をさせてあげましょう。葉やけが心配な方は、少しずつ日当たりのいい場所に置く時間を増やして、徐々に慣れさせていくようにしてください。

パキラの育て方③用土

水はけのいい土づくりをしよう

パキラのような観葉植物は、根腐れをしやすいため、水はけのいい土づくりを心がけてください。自分で土をブレンドする場合には、赤玉土7:腐葉土3の割合でつくります。赤玉土の割合を変えて、パーライトや鹿沼土を加えてもいいでしょう。

初心者は培養土を使おう

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初心者は土づくりでつまずく方が多いので、まずは市販の培養土を使って植え付けや植え替えをしましょう。培養土にも種類がさまざまあり、観葉植物用の培養土も販売されているのでこちらを使用するといいでしょう。水はけのいい土がブレンドされており、においが少なく、室内でも安心して使うことができますよ。

パキラの育て方④肥料

肥料をあげる時期


肥料は与えなくても育ちますが、肥料を与えることでパキラが大きく生長するサポートができ、葉色がよくなる効果も期待できます。肥料はパキラの生育時期である春から秋の4月〜10月ごろまでの間が、追肥の時期になります。冬の時期は肥料を必要としないので、初心者の方は肥料は生育時期にあげるということを頭にいれておくといいでしょう。

液体肥料と緩効性肥料の使い方

初心者の方は、観葉植物に液体肥料と緩効性肥料のどちらを使用すればいいのか、そんな迷う声を多く耳にします。結論としては、液体肥料と緩効性肥料のどちらを使用しても構いません。液体肥料は速効性がありますが、長く肥料効果が保たないため、7〜10日に一度のペースで与えます。緩効性肥料はじっくりと長く効くので、2ヶ月に1度のペースで置き肥をして与えましょう。

パキラの育て方⑤水やり

普段の水やり

普段の水やり方法は、土の表面が乾いてから鉢底から水が流れでるまでたっぷりとあげるのが基本です。水受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。加湿による根腐れの予防に繋がります。初心者は土の表面に赤玉土を敷いてあげると、乾いているのか湿っているのかが分かりやすくなります。コバエの発生にも繋がり、水やりのタイミングが計れるので、初心者の方もぜひやってみましょう。

夏の水やり

夏は水がすぐに乾いてしまいます。屋外で育てている方は、1日に2回水やりをしなくてはならない日も出てくるでしょう。いずれにせよ、夏の水やりも土の表面が乾いてからがポイントですが、日中の水やりは避け、朝と夕方の涼しい時間帯に水やりをするように心がけましょう。

冬の水やり

冬は寒さでパキラが休眠するので、水やりを控えめにします。気温が下がってきた秋頃から、水やりの頻度を徐々に減らしていきましょう。冬になったら土の表面が乾いてから3〜4日ほど経過してから、水やりをするようにしてください。

パキラの育て方⑥植え替え

植え替え時期

5月〜7月ごろが、植え替えに適した時期になります。植え替えは根に負担がかかるので、必ず適した時期に行うようにしましょう。冬の休眠している時期に植え替えをしてしまうと、そのまま根が回復せずに弱って枯れてしまうこともあるので注意してください。

植え替えのタイミング

鉢の底から根が飛び出していたり、水が染み込みにくくなってきた場合には、植え替えのタイミングになります。鉢の中で根がびっしりと回っているような状態だと、根詰まりを起こし、生長が止まったり、新芽が出てこなくなったりします。そのようなサインをパキラが出しているような時も、植え替えを検討するといいでしょう。

パキラの育て方⑦剪定

剪定時期

剪定時期も植え替え時期と同様に、5月〜7月に行いましょう。この時期は生育が盛んなので、剪定しても次の新芽が出やすく、回復が早い時期でもあります。夏はパキラが夏バテして弱ってしまうこともあるので、高温期には剪定を避けてあげるようにするといいでしょう。

剪定の仕方

パキラは剪定をしなくても育ちますが、形やバランスがおかしくなってしまった時には、剪定をして形を整える必要があります。飛び出ている葉があれば、付け根から切り取って剪定していきましょう。また、高さを抑えたいような場合には、次の新芽が出てくる節の部分を残して剪定するよう、気をつけて行ってください。

パキラの育て方⑧病気

根腐れ


加湿の状態が続くと根腐れを起こすことがあります。特に水やりのし過ぎか、水受け皿に水をそのままにしておくと根腐れが発生しやすくなります。この2点に気をつけて、風通しよく日当たりのいい場所で育てるようにすると、根腐れすることも減るでしょう。一度根腐れしてしまったパキラを再び復活させるのは難しいので、その場合には挿し木をして新たな株へと更新するのがおすすめです。

すす病

黒っぽいすすのようなカビが葉や茎につく病気です。アブラムシなどの害虫の排泄物から、すす病に感染することがあるので、害虫を見つけたらすぐに駆除する必要があります。日々の手入れの中で、葉や茎をチェックしてあげると、病気の早期発見・回復に繋がります。

パキラの育て方⑨害虫

カイガラムシ

カイガラムシは茎や葉にくっついて、養分を吸汁してしまいます。景観を損ない、排泄物からも病気を発生させてしまうことがあるので、1匹でも見つけたらこそぎ落として駆除をしてください。いらなくなった歯ブラシを使って落とすのが効果的です。

ハダニ

高温期に発生しやすいハダニは、かなり小さいので、葉に小さな斑や、葉色が薄くなってきたら注意してください。ハダニも排泄物によって葉がベタベタしたり、蜘蛛の巣のように細い糸を張ってしまうことがあります。ハダニは大量に発生するとパキラが弱って枯れてしまうこともあるので、葉水を定期的に手入れの中に加えてあげると予防することができるでしょう。

パキラの育て方⑩手入れ

手入れ1.ホコリを拭き取る

室内で育てていると、葉にホコリが積もってしまいがちです。ホコリは葉からの光合成を妨げる原因のひとつなので、日常の手入れの中で、雑巾を使って誇りを拭き取ることをしていくといいでしょう。葉に艶も出るので、見た目もきっとよくなりますよ。愛情をかけて手入れをしてあげると、必ずパキラも答えてくれるはずです。

手入れ2.葉水

観葉植物の基本的な手入れの仕方に、葉水があります。葉水とは葉に霧吹きを使って水を与えることで、乾燥が気になるときや、湿気を与えたいとき、ハダニの予防にも繋がり、パキラにとってメリットがたくさんあります。定期的に手入れの中で、葉水を与えてあげると、本来のパキラの好む湿潤な環境にすることができますよ。

パキラの育て方⑪増やし方

増やし方1.挿し木

パキラの基本的な増やし方は、挿し木になります。新しい茎を切り取り、約10cmくらいずつ節の部分をつけながら切り分けていきます。葉は水分の蒸発を防ぐため、付け根から切り取りましょう。赤玉土の小粒を用意し、よく土を湿らせた後、土に挿し木をして発根するまで待ちます。約1ヶ月もすれば発根が確認できるでしょう。挿し木はさまざまな植物に通用する増やし方なので、ぜひ一度初心者の方もトライしてみてくださいね。

増やし方2.水挿し

土に挿し木せず、水につけたまま発根させる水挿しといった増やし方でも増やすことができます。水挿しでの増やし方は、初心者の方にも簡単なのでおすすめです。水挿しは発根までの過程を見ることができ、見ていて飽きない楽しさがあります。ただ、み水は毎日こまめに変えてあげないと、腐ってしまい失敗することもあります。水をこまめに変えて、綺麗な水で発根まで管理しましょう。

増やし方3.株分け

株分けの増やし方は、全てのパキラができるとは限りません。独立した茎が数本あるようであれば、株分けをすることができます。鉢から取り出し、土を落としながら根をほぐし、茎ごとに分けていきます。手で分けづらい場合は、ハサミを使って切り分けるのもいいでしょう。株分けをした後は、新しい鉢と用土に植え替えて、一週間ほど日陰で養生させてから育てましょう。

パキラの育て方⑫弱る・枯れる原因

パキラの元気がない?


パキラに元気がなく、葉や茎が下向きになっている場合は、水切れが考えられます。鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをしてあげましょう。水を吸収すればすぐに茎や葉が上がってきます。水やりをしてもパキラの茎や葉が下向きになっている場合は、なんらかの病気にかかっていたり、根腐れを起こしていることがります。根鉢を引き抜いて見て、根の状態をチェックし、カビが生えていたりしないかを確認するといいでしょう。

葉色が薄い?

なんとなくパキラの葉色が薄い、そういった場合は日照不足や肥料不足が考えられます。室内の日当たりのいい場所で直射日光を遮りながら、日光浴をさせてあげましょう。また、植え替えをしないままでいると、土の中の養分がなくなって葉色が薄くなってしまうことがあります。追肥を与えてあげるか、新しい土に植え替えてあげると、次第に葉色が濃くなってくるでしょう。

葉が茶色くなってきた?

葉の縁が茶色くなってきたり、そのまま全体が枯れ落ちてしまったりした場合には、葉やけが考えられます。日当たりのいい場所で育てるのがパキラを健康的に育てる秘訣ですが、強すぎる直射日光はかえってよくありません。室内で育てるならレースのカーテンを引いてあげるか、屋外で育てるなら半日陰の場所や遮光する対策を取るようにしましょう。

パキラの育て方⑬選び方

葉にハリがあるか?

初心者の方でもいい株を選ぶポイントがあります。まずは葉をチェックしましょう。葉色は濃くて、艶やハリがありますか?他のパキラと見比べてみて、葉の状態がもっともいいものを選びましょう。

虫が付いていないか?

葉や茎、株元や葉の裏側などをチェックしましょう。稀に虫がついていることがあります。虫の排泄物から病気になってしまうこともあるので、よく葉の裏側まで確認して、斑点がないか、葉に穴が空いていないかなどをしっかり見てから、選ぶようにするといいでしょう。

パキラを育ててみよう

パキラを育てて室内を緑化しよう!

パキラは育て方のコツさえ掴めば、初心者でも簡単に育てられる観葉植物です。なるべく室内の日当たりのいい場所に置いて、直射日光を少し遮光してあげると、パキラが元気に生き生きと育つでしょう。適切な水やりの仕方と、植え替え時期、手入れの仕方、増やし方などを参考に、パキラを大きく生長させてみてくださいね!

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