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プレコの種類と特徴を詳しく解説!小型から大型まで種類豊富な熱帯魚!

プレコにはどのような種類がいるのかご存知でしょうか?一般的な観賞魚として親しまれているプレコですが、実は沢山の種類がいて、特徴やサイズも様々です。今回はそんなプレコの主な種類や特徴を、小型のものから大型のものまでご紹介していきます!
更新: 2023年3月28日
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目次

プレコの種類は?

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愛らしい顔をしたプレコは多くの方から愛されていますよね。多くの販売店で取り扱われており、水槽の掃除役として欠かせない存在です。そんなプレコは、実は種類豊富な魚。小さなものから大きなものまで幅広く存在し、見た目も様々です。

今回はそんなプレコの主な種類や特徴を、小型のものから大型のものまでご紹介していきます!

プレコの種類一覧①ブロンズプレコ

こちらは、写真のように平たい頭をしているのが特徴の小さなプレコです。一番小型の種類であり、大きさは5~8㎝程度。プレコは好きだけど、小さな水槽で育てたいという方にオススメです。

ただし、少しデリケートな面がありますので、水槽環境に慣れるまでは丁寧に管理して下さい。隠れ家を用意すること、水流はある程度作ってあげることがポイントとなります。

詳細

【タイプ】小型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約1000~1500円程度
【餌】プレコフード
【混泳】可
【飼育上の注意点】慣れてしまえば問題無いので、慣れるまでは丁寧に管理しましょう。

プレコの種類一覧②タイガープレコ

こちらも小型の種類として親しまれています。写真のように、細い線が沢山入っているのが特徴です。大きさは大体7㎝程度ですので、小さな水槽でも育てやすいのが嬉しいですね。生命力も高いので、初心者の方でも気軽に育てられます。

また、繫殖を狙うことも出来ますので、増やす楽しさも感じられるかもしれません。水温は少し高めの26~30度に調整しましょう。

詳細

【タイプ】小型
【寿命】3~5年
【販売店での値段】約1000円
【餌】プレコフード
【混泳】可
【飼育上の注意点】水草が抜かれるかもしれませんので、しっかりした根を持つ水草を植えましょう。

プレコの種類一覧③キングロイヤルペコルティア

こちらは通称キンペコと呼ばれている種類で、小型種の中でもよく知られているものです。写真のように美しい模様をしているのですが、個体によって差があります。大きさは10~15センチ程度ですので、こちらも小さな水槽で育てられるのが良いですよね。

水槽内で繫殖を狙うことが出来ますので、オスメスペアで用意して増やしてみるのも良いでしょう。

詳細

【タイプ】小型
【寿命】3~5年
【販売店での値段】約3000~5000円
【餌】プレコフード
【混泳】可
【飼育上の注意点】隠れ家を作り、エアレーションをしっかりしてあげましょう。

プレコの種類一覧④ブッシープレコ

こちらは写真のようにヒゲが沢山生えているのが特徴の種類です。他のプレコには無い独特の特徴ですので、あまり見かけない種類を育てたい方にオススメですね。

ただし、オスに比べてメスはヒゲが目立ちませんので、より特徴を感じたい場合はオスを育てた方が良いでしょう。大きさは10~15センチと小型の種類で、水槽内で繫殖させることも可能です。

詳細

【タイプ】小型
【寿命】3~5年
【販売店での値段】約500~1000円
【餌】プレコフード
【混泳】可
【飼育上の注意点】注意点は特にありませんので、基本的な飼育方法を守りましょう。

プレコの種類一覧⑤クイーンアラベスク

こちらは写真のように、黒い体色に白・黄色の線が入った美しい小型種です。この模様は個体差がありますので、お気に入りの模様の個体を購入しましょう。丈夫な性質であり、初心者でも育てやすいのが嬉しいポイントです。

大きさは大体12㎝ほどになりますので、45㎝、60㎝水槽で育てると良いでしょう。水槽内で繫殖も狙えます。

詳細

【タイプ】小型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約5000円
【餌】プレコフード・赤虫
【混泳】可
【飼育上の注意点】白点病になりやすいので、水温に注意しましょう。

プレコの種類一覧⑥インペリアルゼブラプレコ

こちらも小型の種類で、写真のように白と黒のしま模様が特徴です。大きさは大体10㎝程度ですので、小型水槽で十分育てられるサイズですね。大人気の品種ですので、お店でもよく販売されています。

実は野生個体は乱獲によって減ってしまったのですが、現在はしっかり養殖されており、養殖個体が輸入されてきています。

詳細


【タイプ】小型
【寿命】5~10年
【販売店での値段】約10000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】可
【飼育上の注意点】水流を好みますので、ある程度の水流は確保しましょう。

プレコの種類一覧⑦ブルーフィンプレコ

こちらは写真のように青みがかった体色に白の模様がかわいらしい中型種です。大きさは20㎝ほどになりますので、中型水槽で育てましょう。性格は穏やかですので、混泳も問題ありません。

また、丈夫ですので初心者でも育てられます。水槽内での繫殖は難しめですので、慣れてきたらチャレンジすると良いでしょう。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約3000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】可
【飼育上の注意点】エアレーションを使用して育てましょう。

プレコの種類一覧⑧タイガーフィンサタンプレコ

こちらは写真のように黒い体にオレンジ色のヒレが美しい中型種です。大きさは30㎝ほどに成長しますので、中型水槽以上のサイズで育てましょう。オレンジ色が強い個体は「ドラゴンフィンサタン」と呼ばれることもあります。

非常に見た目の良いプレコですが、実は育てやすく、初心者でも飼育が可能です。それなりに大きいので、底砂は敷かずにベアタンクで育てると良いでしょう。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約5000~7000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】単独飼育が適しています。
【飼育上の注意点】白点病に気を付けましょう。

プレコの種類一覧⑨スターダストオレンジフィンカイザープレコ

こちらは写真のように、非常に派手な見た目をしている中型プレコです。ドット柄がとてもかわいいですよね。大きさは30㎝ほどになりますので、中型水槽で育てましょう。水質は弱酸性を好みます。性格は穏やかですので混泳も問題ありません。

少しデリケートな面がありますので、水槽に入れてしばらくはストレスを与えないようにしましょう。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約3000~5000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】可
【飼育上の注意点】白点病に注意しましょう。

プレコの種類一覧⑩オレンジフィンブラックプレコ

こちらは写真のように、少し緑っぽい色にオレンジのヒレがかわいい中型種です。こちらも30㎝ほどに成長しますので、中型水槽で育てましょう。成長が意外と遅いので、じっくりと育てていけます。

基本的な育て方をしていれば問題ありませんが、ストレスを与えないように隠れ家を用意し、水質を急激に変化させることが無いように気を付けましょう。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約5000~7000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】可
【飼育上の注意点】水槽に入れてしばらくの間は体調を崩す可能性がありますので気を付けて下さい。

プレコの種類一覧⑪オレンジスポットセルフィンプレコ

こちらは黒い体色にオレンジ色のスポット柄が特徴の種類です。大きさは30㎝程度ですので、中型水槽、もしくは少し大きな水槽で育てると良いでしょう。底砂を敷いても大丈夫ですが、管理の手間を省きたい方はベアタンクで育てるのがオススメです。

小型の内は穏やかですが、大きくなると性格が荒くなりますので、単独飼育をオススメします。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約1000~2000円
【餌】プレコフード・赤虫等
【混泳】単独飼育がオススメです。
【飼育上の注意点】流木を入れてあげるとストレスが減ります。

プレコの種類一覧⑫ドラゴンスタークラウンプレコ

こちらは写真のように、茶色の体色にオレンジ色のスポットが特徴の中型種です。30㎝程に成長しますので60㎝以上の水槽で育てましょう。性格は少し荒いので、混泳させたい方は他の魚が隠れる為の場所を多めに設置してあげましょう。

丈夫ですので育てやすく、混泳で問題が起きなければ安心して育てられます。かじる力が強いのでアクリル水槽は使用しない方が良いでしょう。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約5000~7000円
【餌】プレコフード・大型魚用フード・赤虫等
【混泳】可
【飼育上の注意点】性格が荒くなることを考えて混泳魚を選びましょう。

プレコの種類一覧⑬オレンジフィンアーマードプレコ

オレンジフィンアーマードプレコ


こちらは写真のように、まるで鎧をまとったような見た目をしているのが特徴の大型種です。40㎝ほどに成長しますので、90㎝以上の水槽で育てましょう。非常に凛々しい雰囲気通り、丈夫な性質ですので育てやすいのが嬉しいところです。

案外よく泳ぎますので、水草は硬めのものを選ぶと良いですね。底砂は敷かず、ベアタンクで育てることをオススメします。

詳細

【タイプ】大型
【寿命】5年以上
【販売店での値段】約5000円
【餌】プレコフード・大型魚用フード・赤虫等
【混泳】大きくなると気が荒くなりますので、小さな魚とは混泳させないようにしましょう。
【飼育上の注意点】白点病にかからないよう気をつけましょう。

プレコの種類一覧⑭セルフィンプレコ

セルフィンプレコ

こちらは大きな背ビレがあるのが特徴の中型種です。30㎝ほどに成長しますが、もっと大きくなる可能性もありますので、90㎝水槽での飼育をオススメします。コケ取り能力が高く、見た目も美しいので人気がありますね。

底砂は敷かずにベアタンク水槽で育てると管理が楽になります。流木を入れてあげると落ち着きますので、出来れば入れてあげて下さい。

詳細

【タイプ】中型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約1000~2000円
【餌】プレコフード
【混泳】大きくなると気が荒くなりますので注意しましょう。
【飼育上の注意点】白点病に気をつけましょう。

プレコの種類一覧⑮ロイヤルプレコ

画像のように、頭が非常に大きくなるのが特徴の中型~大型種です。大体30㎝ほどに成長しますが、もう少し大きくなる可能性がありますので90㎝水槽で育てると良いでしょう。

水草を抜き、砂利も巻き上げてしまいますので、ベアタンクで育てるのがオススメです。また、縄張り意識が強いので、単独飼育が適しています。

詳細

【タイプ】中型~大型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約3000~4000円
【餌】プレコフード
【混泳】単独飼育
【飼育上の注意点】流木を入れてあげると落ち着きます。

プレコの種類一覧⑯グリーンロイヤルプレコ

こちらは先述したロイヤルプレコの違うバージョンで、まるでスイカのような見た目をしているのが特徴です。大きさは変わらず30㎝程度になりますので、90㎝水槽で育ててあげましょう。

水草や底砂は敷かずにベアタンクで育てることをオススメします。また、性格も荒めですので、単独飼育が良いでしょう。

詳細

【タイプ】中型~大型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約3000~4000円
【餌】プレコフード
【混泳】単独飼育
【飼育上の注意点】白点病に気を付けましょう。

プレコの種類一覧⑰スポットロイヤルプレコ

こちらもロイヤルプレコの違う種類です。ライン模様がスポット状になっているのが特徴です。こちらも同じく、90㎝水槽で育ててあげましょう。性質は丈夫ですので、安心して育てられます。

流木があると落ち着きますので、ベアタンク状態で入れてあげましょう。アクリル水槽は傷つく可能性がありますので避けた方が良いです。

詳細

【タイプ】中型~大型
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約3000~4000円
【餌】プレコフード
【混泳】単独飼育がオススメです。
【飼育上の注意点】底砂を敷く場合は、こまめに掃除しましょう。

プレコの種類一覧⑱オレンジフィンレオパードトリムプレコ

こちらはオレンジ色のヒレとヒョウ柄が美しい中型種です。30㎝ほどのサイズですので、余裕を持って90㎝水槽で育ててあげたいですね。こちらも水草や底砂無しのベアタンク水槽で育てるのがオススメです。

また、流木を入れると落ち着きますので、入れてあげましょう。混泳はあまり向きませんので、単独飼育がオススメです。

詳細

【タイプ】中型種
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約3000~8000円
【餌】プレコフード
【混泳】単独飼育
【飼育上のポイント】中型種には珍しく、繫殖が狙いやすい種類です。産卵筒を用意して繫殖環境を作りましょう。

プレコの種類一覧⑲タイタニックトリムプレコ

こちらはトリム系と呼ばれる中でも人気の大型種です。他の種と比べて輸入量が少なめですので、値段が少し高いのがネックです。扱っているお店も少なめですが、ネットショップであれば購入しやすいのでチェックしてみましょう。

水槽サイズは90㎝以上で、ベアタンクでの飼育をオススメします。縄張り意識が強いので、単独飼育が良いでしょう。


詳細

【タイプ】大型種
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約15000円
【餌】プレコフード
【混泳】単独飼育が無難です。
【飼育上の注意点】流木を入れて落ち着かせてあげましょう。

プレコの種類一覧⑳サッカープレコ

こちらは大型種の中でもオーソドックスな種類で、野生個体であれば50㎝に成長します。水槽内では40㎝にとどまることが多いですね。アジア圏で沢山養殖されていますので、非常に安価に販売されているのがメリットです。

生命力は強く、初心者でも育てられるのですが、餌が少ないとすぐ瘦せてしまいますので気を付けましょう。

詳細

【タイプ】大型種
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約1000円
【餌】プレコフード
【混泳】可能ですが、ディスカス等は避けましょう。
【飼育上の注意点】水草を食べてしまうかもしれませんので、ベアタンクにすることをオススメします。

プレコの種類一覧㉑ウルトラスカーレットトリムプレコ

こちらは画像のようにオレンジ色のヒレが美しい大型種です。40㎝ほどに成長しますので、90㎝以上の水槽で育てましょう。低水温を好みませんので、25度以上を保って下さい。大きくなると性格が荒くなりますので、混泳魚との相性には気を付けましょう。

大きな水槽が必要にはなりますが、繫殖させることも可能です。産卵筒を用意して狙いましょう。

詳細

【タイプ】大型種
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約20000~30000円
【餌】プレコフード・大型魚用フード
【混泳】幼魚の間は可能ですが、成魚になると性格が荒くなりますので、混泳相手のサイズに気を付けましょう。
【飼育上の注意点】白点病に気を付けましょう。

プレコの種類一覧㉒アグアプレコ

こちらは数あるプレコの中でも最も大きな種類で、なんと最大で1mに成長します。他の種類よりも圧倒的に大きいので、購入する際は気を付けましょう。

幼魚が安価で販売されていますので、気軽に購入して育てきれなくなる可能性があります。丈夫な魚ですので、大きな水槽・設備が用意出来れば飼育は難しくありません。

詳細

【タイプ】大型種
【寿命】10年以上
【販売店での値段】約3000~10000円
【餌】プレコフード・大型魚用フード
【混泳】同じくらいのサイズの魚なら可能です。同種の混泳は避けましょう。
【飼育上の注意点】環境変化による白点病に気を付けましょう。

まとめ

今回の「プレコの種類と特徴を詳しく解説!小型から大型まで種類豊富な熱帯魚!」はいかがでしたでしょうか?プレコは沢山の種類があり、どれも柄やサイズに違いがありますので、非常に興味深いですよね!

最小のものと最大のものとでは飼育に必要な設備が全く変わってきますので、育てる種類に合わせて設備を整えましょう!デリケートな種類もいますので、最初は丈夫な種類を選ぶことをオススメします。

プレコが気になる方はこちらもチェック!

今回はプレコの種類をご紹介させて頂きましたが、他にも熱帯魚・大型魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。