家の庭に柵を取り付けたい
家に目隠しフェンスを作りたいけれど、どうやって作るのか分からないという人が多いのではないでしょうか。DIY経験者の方でも、目隠しになるような大きなフェンスを作るとなると費用も掛かるし作業も大変だと思われるかもしれません。
今回はそんな方のために、安く手作りできる柵のDIY方法を動画を交えてご紹介していきます。ぜひ参考にして、お家の庭にフェンスをDIYしてみてください。
どんな柵を作りたい?
ウッドフェンス
玄関前にデザインフェンスを並べて外から家の中が見えないようにしま〜す!#庭 #エクステリア #外構 #造園 #デザインフェンス #目隠し #大工 #手作り #花壇 #植栽 #溶岩 #鹿児島 pic.twitter.com/8zIsIq7eco
— かごしまの庭師 (@niwazukuri) September 6, 2018
家の周りに囲いを作りたいと思ったとしても、どんな素材で作るのかによって雰囲気は全く変わります。家のフェンスを手作りしようと考えると、一番初めに思い浮かぶのはウッドフェンスだという方も多いのではないでしょうか。
ウッドフェンスは木を組み合わせて作っていきます。しっかりと間を詰めれば中も見えることがありません。
ブロック塀
ウッドフェンスと比較して、がっしりした作りなのがこのブロック塀です。ブロック塀を作ることを考えると、大変だと思われると思いますが、ブロックを積み重ねていけばできるので、ウッドフェンスに比べても設計図を書かなくてもいい分、作業内容は簡単です。きっちり庭の周りに囲いを作りたいという場合におすすめです。
その他フェンス
フェンスの代表的なウッドフェンスやブロック塀の他に、囲いには竹垣やすだれ、レンガなどもあります。竹垣は和の家にぴったり合った目隠しの囲いですし、レンガはガーデニングなど庭仕事が好きな方にも合ったフェンスになるのではないでしょうか。
お家の作りや、庭、また自分自身の好みによってどんなフェンスがいいのかを考えてみてください。
柵のDIY方法をご紹介!
ウッドフェンス完成。 pic.twitter.com/aE8RmhiU1i
— ハーブ男子 (@18RyIjHqxmbtF6b) March 17, 2019
それでは、家の庭に作る目隠しフェンスの作り方をご紹介していきます。手作りのフェンスは作り主の味が出るのでいいですね。今回はウッドフェンスやブロック塀の作り方、さらに竹垣やすだれを使ったフェンスの作り方もご紹介していきます。
動画でのご紹介なので、細かい工程も見ながら作って行けますので、ぜひ参考にして下さい。
柵のDIY方法①ウッドフェンス
ウッドフェンスを安く仕上げたい!
まず一つ目は、安くDIYするウッドフェンスの作り方です。こちらのフェンスは、元々編みフェンスがあるお家の庭に木でできた囲いを取り付ける方法をご紹介していますので、一から作りたい方は次の動画を参考にしてください。ウッドフェンスだと自然の木目調なのであたたかみが感じられます。
ウッドフェンスの作り方
おはようございます:hugging:
— かずさん (@kazusan0731) June 16, 2018
今日はバイク日和:bangbang:️バイクの修理も完了して引き取りに行こうと思ったんですが、
晴天で涼しいのでウッドフェンスの防腐剤塗りを...暑くなるとしんどいので:sweat_drops::sweat_drops:
午後からバイク取りに行って来まーす:blush:
皆さん良い一日を:bangbang:️:thumbsup::sparkles::sparkles: pic.twitter.com/H2Ct7eyBLB
こちらのウッドフェンスは、10枚1998円の木の板と、下地の浅木に6本1620円のものを利用しています。買ってきた木材に、防腐剤を刷毛で塗っていきます。
防腐剤が塗れたら、次に下地の組み立てに入ります。下地を丁寧にビス止めし、高さ調節のアジャスターも取り付けています。下地で枠を作ったら、板を設置していきます。完成したらアジャスターで高さ調節しても元々あった編みフェンスに取り付けて完成です。
柵のDIY方法②おしゃれウッドフェンス
おしゃれなウッドフェンスを作りたい
こちらは一から作るウッドフェンスの作り方をご紹介しています。先ほどの動画はもともとあるフェンスを利用したものでしたが、こちらは支柱も一から作っているタイプなので、全部手作りしたいという方はぜひ参考にしてください。
動画が二つに分かれており、一つ目では束石の設置方法をご紹介し、その後から手作りしたフェンスを束石に取り付けていきます。
おしゃれなウッドフェンスの作り方
①束石の設置方法
まず束石の作り方ですが、フェンスの基礎作りは1分のところから参考にしてください。まずは、束石が入る分の穴を掘ります。穴の大きさは、束石よりも二回り大きいくらいの大きさにしましょう。
次に堀った穴の底部分に砕石を入れ、大きな角材で平らにならします。そしたら束石を中に入れ、砂とセメントを混ぜたものを穴に埋めていきます。モルタルが固まったら束石の完成です!
②ウッドフェンスの作り方
次に、ウッドフェンスの作り方です。使う材料は、ホームセンターに売っている9㎝角×180㎝のレッドシダー材の支柱と、塗料です。作り方はまず、支柱を丁寧にやすり掛けし、その上から防腐・防虫・撥水性のある塗料を塗ります。
支柱を束石に建て、その間に空モルを埋めていきます。最後に塗料を塗った木の板を支柱に設置していけば完成!水平になるように水平をしっかりと確認しながら設置していけば完成です!
柵のDIY方法③ブロック塀
ブロック塀をDIYする
次はブロックでできた囲いの作り方をご紹介していきます。ウッドフェンスよりも頑丈で、全く家の庭や中が見えない作りなので、一切家の中を見られたくないという方、頑丈な塀を作りたいというかたにおすすめです。
ウッドフェンスよりもブロック塀は重いので簡単に作りたいという方には向きませんが、しっかりした塀を作りたい方はぜひ参考にしてみてください。
ブロック塀の作り方
個人宅駐車場の境界のブロック塀。咲く方もド根性ですね。 pic.twitter.com/pP1a0clPFy
— しーげる (@jayamhouse) March 19, 2019
こちらは使う材料はブロックとメッシュ、木の板、そしてブロックを切る工具が必要になります。基礎になる地面を掘っていきます。次に木の板で型枠を作り、穴に埋め込んでいきます。
穴には補強のメッシュと補強用の鉄筋を入れ、モルタルを入れます。設置していた木の板を外し、その上からモルタルを塗りつつブロックを積み上げていきます。必要な囲いの高さまで積み上げたら完成です。
柵のDIY方法④竹垣
竹垣をDIYする
こちらは竹垣の作り方をご紹介しています。竹垣は和の雰囲気が好きな方におすすめです。材料はホームセンターでも手に入りますし、通販サイトでも売っています。竹を必要な長さに切り、それを組み合わせて手作りする竹垣。お家の囲いに和の竹フェンスを作ってみてはいかがでしょうか。
竹垣の作り方
猿江恩賜公園に竹垣出来たけど維持費がかかりそうだな。#X100 pic.twitter.com/gmJXNDlyjT
— ことら2009 (@kotora2009) March 21, 2019
竹垣ですが、竹を切る丸のこ、竹、です。作り方は竹垣に必要な長さをひたすら丸ノコで切っていきます。竹をすべて切り終えたら、庭に竹を建てていきます。横に竹も通し、互い違いになるように設置しています。ビスで竹同士を固定したら完成です。
柵のDIY方法⑤すだれフェンス
すだれフェンスをDIY
こちらはすだれを使ったフェンスの作り方をご紹介しています。ちょっとした目隠しを作りたい場合に便利に使える方法です。金額はなんと、3500円以下。安く作りたい方にはおすすめ。
ですが、こちらは元々網目状のフェンスに日本風の庭園を造りたいということで作ったフェンスだそうなので、支柱などもともと支えがある方におすすめの方法です。
すだれフェンスの作り方
太郎太刀の作り方。ダイソーのすだれを半分こにして棒突っ込んで合皮巻いてデコったら真ん中らへんで二分割出来る抜刀出来ない太刀太刀出来たよ(*^o^*) pic.twitter.com/4K0nFbunoS
— カイリうなぎ (@unagi_cos) May 17, 2015
こちらの和風のフェンスの作り方で使う材料は、木の板とすだれです。作りたいフェンスの大きさに木の板を切り取り、塗料を塗ります。また、この方は刷毛だけで塗るのではなく、味を出すために布を使ったりして工夫しています。
すだれと木の板を組み合わせ、ねじ止めします。フェンスの木枠をしっかりと作ったら完成!もともとあるフェンスを取りはずし、その支柱に取り付けて和の庭園を造っています。
柵のDIYが苦手ならキットを利用
フェンスのキットが売っている
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— Umi (@_RX78_) June 19, 2013
木の材料やブロックを買って、さらに設計もして家に囲いを作るのは大変だと思う方は多いのではないでしょうか。そんな時は通販サイトでも売っているウッドフェンスのキットなどを使うといいでしょう。
その分すべて手作りするよりは安くはありませんが、それでも業者に外注してフェンスを取り付けるよりは安く仕上げることができますし、手作りの楽しみも残っています。
フェンスキット
フェンスのキットは、色も形もさまざまな種類が売っています。お家の庭に作りたいフェンスが探せばきっと出てくると思いますので、ぜひ色々と探してみてください。ウッドデッキであれば、自分で後から色を塗り替えることもできますし、形ができているのでDIYが苦手だという方にもおすすめです。
家の柵のDIY実例集をご紹介
それでは次に、家の囲いの実例集をご紹介していきます。庭に目隠しを作りたいと思っても、どんなものがあるのかが分からなかった、作りたくても何も作れません。
まずは実例集を参考にしてさまざまなタイプの柵を見て、それからどんな目隠しを作りたいのかをイメージしてみてください。
家の柵のDIY実例集①ウッドフェンス
互い違い、色違いのウッドフェンスを手作り!
こちらは、ウッドフェンスの色板ごとに変え、木の板の高さも互い違いになったフェンスです。目隠しだけのために、庭にフェンスを付けるだけではもったいない!
やはり、外から見たときの印象も大切にしたいもの。ウッドフェンスだと色を塗り替えたり、板の長さも変えられるのでおすすめ。業者に頼むよりも安く、おしゃれな目隠しが作れます。
爽やかなブルーのウッドフェンスを家の柵に
こちらは木の板をブルーに塗っておしゃれな囲いを作っています。フェンスの色は、好きな色を塗ることができます。外に置くものなので、ペンキはやはり、防腐・防虫などの効果があった方が安心です。色はお家のガーデニングの雰囲気に合わせて塗ってください。
内側はおしゃれなインテリアに
ウッドフェンスの良いところは、内側にプランターや写真のようなブリキ看板を設置しておしゃれにすることができることです。ガーデニングをする庭の周りに囲いをすることになるので、そこに植物を飾ったりガーデニング用品の収納場所を作ることもできます。
ウッドフェンスをただの囲いだけに使うのではなく、ガーデニングの一部として利用してみてくださいね。
ウッドフェンスに絵を描いて
こちらもウッドフェンスの内側に、棚や木枠を取り付けて便利なフェンスを作っています。さらに、こちらのウッドフェンスにはかわいい絵も描いてあります。
外側には見せなくていですが、内側であれば自由に絵を描けるキャンパスのように利用することも可能。お子さまのお絵かきに使ったり、おしゃれな絵を書き入れたりと自由に使えます。
遊び心のあるフェンス
こちらはウッドフェンスに窓や飾りを取り付けて遊び心のある囲いを作っています。色も木目調のものとホワイト、グリーンに塗り分けていて素敵ですね。ドアも付いているので出入りもできます。作った人の遊び心が感じられる、素敵なフェンスに仕上がっています。
家の柵のDIY実例集②ブロック塀
ブロック塀の上からモルタルを塗ってDIY
ブロック塀には写真のような松の模様のあるブロックもあります。こちらはそのブロックも利用し、さらに上からモルタルを塗り、模様を付けて囲いを作っています。
昔からあるブロック塀ですが、雰囲気が全く違っています。少し手間はかかりますが、おしゃれな塀を作りたいという方はぜひ挑戦してみてください。
すき間を開けてブロック塀をDIY
ブロック塀は間を開けずに積み上げるイメージしかありませんでしたが、こちらは隙間を開けてブロックを積み重ねています。その分ブロック塀もおしゃれな印象になっていますね。
ブロック塀も、ただ摘み合わせるのではなく、一つ目にご紹介したように上からモルタル加工をしたり、少し間を開けて積み上げるだけでも大分印象は異なります。
家の柵のDIY実例集③竹垣
切り出した竹使ってフェンスを手作り
こちらは、切り出した竹をひたすら横に並べて作った竹の囲いです。
竹のフェンスのDIY方法も、探してみるといろいろと出てきそうですね。組み合わせ方は横にする方法や、縦に並べていく方法、網目状に組み合わせる方法などありますので、作りたい囲いのイメージをしてみてから作ってみてくださいね。
竹垣に模様を付ける職人技
こちらは職人さんが手作りした竹垣です。外側から見ると見えないのですが、内側から見ると、写真のような模様が浮き出るようになっています。やはり職人の技は素晴らしいですね。
もちろん、初心者のDIYでもアイデアを参考にすることは可能ですので、いいなと思った方は作った目隠しにこのアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
横に組み合わせて
こちらは竹を横に組み合わせて塀を手作りしています。すべてを竹で覆うのではなく、上部に隙間が空いているので、また雰囲気が違って見えます。同じ材料を使っても、組み合わせ方で雰囲気の違う塀が作れます。いろいろと実例を参考にしてから、お家の塀を作ってください。
家の柵のDIY実例集④その他
おしゃれな家のフェンスをDIY
こちらはレンガとモルタルで作ったおしゃれな囲いです。これを作るとなると、安く作るというのは難しいと思いますが、洋風のガーデンにもピッタリ合うおしゃれな塀が作れます。ガーデニングが好きな方や、洋風のお家に住んでいる方であればぴったりのフェンスです。
フェンスにバラで美しい柵が完成
もともとあるフェンスにさらに目隠しをしたいという場合は、お花やツルを使って目隠しにすることができます。
もちろん、季節によって目隠しの意味がなくなる時期があるという場合もあるのですが、お花で目隠しを作ればとてもきれいです。ガーデニングが好きな方は、お花で目隠しを作ってみてもいいかもしれません。
まとめ
今回は、フェンスの作り方をさまざまご紹介してきました。業者に頼むと高いお金がかかってしまうフェンスですが、DIYすれば安く作ることができますし、自分の好きなデザインで作ることができます。
ちょっと手間がかかりますが、作っている楽しみはやはり格別なもの。ぜひ、作ってみたいフェンスを頭の中で思い描いて、お家に満足できるフェンスを作ってください。
ウッドフェンスをDIYするポイントが気になる方はこちらもチェック!
今回は柵の作り方をさまざまご紹介してきましたが、ウッドフェンスを作りたいという方はこちらのウッドフェンスをDIYするうえで気になるポイントの記事を合わせて読んでみてください。
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