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片付けや収納の基本を解説!苦手な人が簡単に荷物整理ができる方法は?

片付けが苦手で収納が上手にできないというお悩みを持つ方も少なくありません。これを実践すれば誰でも片付け上手になれる収納術を解説します。部屋にあふれる荷物を簡単なアイデアを真似してすっきりさせましょう。おすすめの収納グッズや見本にしたい収納例と共に紹介します。
2020年8月27日
佐藤3
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片付けが苦手な人の収納術・収納アイデア

部屋の荷物を整理するコツを紹介

荷物の整理はどうしていますか?ついついおっくうで後回しにしていたり、コレクションが趣味で気づいたら部屋がアイテムだらけということもあります。部屋の片付けは荷物の整理から。どうしても手放せない物は、収納術で乗り切りましょう。荷物が多く片付けることが苦手な人へ、荷物整理と部屋をきれいにする収納方法をご紹介します。

収納の前に片付けが苦手な人のための基本

基本その1:荷物を増やさない

片付けを苦手とする方によく見られるのが、荷物と収納数のバランスの悪さに気づかないことがあります。クローゼットや押入れ、納戸のスペースに対して、荷物が多いのが主な原因です。一人暮らしや、収納場所が少ない家では極力荷物を増やさないのが基本の考え方となります。

基本その2:不要な荷物は捨てる

汚部屋などという言葉も流行りましたが、荷物が増えるのは精神的なストレスが原因で、気づかずについついやってしまう方もいます。そんな人は、意識して物を捨てることでアイテム数を減らしてください。気にしたことがなかった人ほど、この基本の考え方で部屋が散らかる原因が少なくなります。

基本その3:荷物は見せない

コレクションが趣味な方ほど、自分の持っているお宝アイテムを飾りたい、見せたいという欲があるそうです。それは決してやってはいけないことではありませんが、部屋が散らかる原因となる場合も往々にしてあります。そんなときに思い出して欲しいのがギャラリーや博物館です。展示物の間隔が狭く目線があちこちに迷うようだと逆効果。本当に見せたいものだけを飾り、あとは見えないように隠してしまいます。

基本その4:荷物に日付

何が自分には必要で、どれが不要品か判断がつきにくい場合もありますね。そんなときに試して欲しい荷物整理の基本が日付の記入です。ダンボールなどにまとめて押入れにしまうとき、片付けた日付を書いておきます。中身を使用したら日付を更新します。年に1度、大掃除のときに数年日付が更新されていない箱から捨てることで迷いがなくなるでしょう。

基本その5:親や友人を招く

自分しか見ない場所だからというのが、片付けを後回しにする理由になっていませんか。そんな方には、片付いていないと恥ずかしいという気持ちを持つのが、自分を動かす原動力になります。積極的に親や友人など、歯に衣着せぬ助言をくれる人を招きましょう。片付けをしてきれいになった部屋にも招いて「すごくきれいになったね!」といってもらえた時の嬉しさを感じると、いつもきれいにしようという気持ちもわいてきます。

片付け上手になれる収納術とアイデア①

片付けの基本をお話したところで、いざ荷物を整理する時の収納術に入っていきましょう。見本としたい上手な収納の写真を見ながら、どこが良いのか、どんな部屋に向いている収納術なのかご説明していきます。

高さが余る棚の収納方法

何段かに高さが決められている棚には、中途半端で使いにくいサイズになっているものもあります。高すぎるものは入らないし、小さな物を入れると中途半端に上に隙間ができるような収納場所です。そんな棚の整理には、子供が使うお道具箱のような箱が便利です。箱を取り出すと、上の箱が下に降りてくるので、片付けるときは取り出した箱は上に戻せば良い。中身ごとに分けているので順番が多少変わっても問題ありません。

こんな部屋におすすめ

玄関によくあるつくりつけのシューズボックス、キッチンの上の棚、洗面所のシンク下の収納庫などが、使いにくい高さの棚がありがちな場所です。形が揃った箱をたくさん用意して、使いやすくしていきましょう。

収納を簡単にするコツ


同じサイズの箱を使うので、中身が見えるようなクリアボックスか、名前シールなどを貼って中身がわかるようにしましょう。文房具や小皿、ビニール袋や乾物ストックなど、種類分けを意識すると収納が簡単になります。

片付け上手になれる収納術とアイデア②

取り出しやすい収納方法

出したものは使ったらすぐしまう。子供のころに母親から何度もいわれてきた方も多いでしょう。部屋を汚さない基本ですが、後回しにしてしまうのが「しまいにくさ」にありませんか。取っ手付きの収納カゴを利用すれば、取り出しやすさもしまいやすさもグンと上がります。

こんな部屋におすすめ

小さな見せたくないアイテムがたくさんある、キッチンの棚や個室、トイレタリーなどの部屋におすすめの片付け方です。目線より上の棚などからものを取り出しやすくすることで、ついつい使わなかった収納棚の空きスペースを減らし、効果的にクローゼットや納戸、食器棚を利用できるようになります。

収納を簡単にするコツ

100均や文房具店で売られている、シールのネームタグを使って、中に何が入っているのか外側から見てわかりやすくします。特に、家族と住んでいる方には「アレどこにしまった?」と聞かれる回数が減るのも嬉しい点です。

片付け上手になれる収納術とアイデア③

ななめで使いやすくする収納方法

ワインセラーにヒントをもらったおしゃれで使いやすい方法です。アイテムが上を向いているので、しゃがまなくても下にあるものをスムーズに取り出すことができます。

こんな部屋におすすめ

キッチンのシンク下の収納、リビングの雑誌や新聞、バスルームのシャンプーやボディソープの収納に便利です。取り出したい物が下にあり、上から取りやすくなるのが、ななめ収納のよいところ。上から下に手を伸ばす場所に使いたい収納方法です。

収納を簡単にするコツ

丸いボトル、平らで積み上げると下に置いたものが取り出しにくくなる雑誌などの収納をまとめて使いやすくしてくれる方法です。同じような形のものがいくつかある場合にまとめるのに使うと収納がきれいに簡単にできます。

片付け上手になれる収納術とアイデア④

扉の後ろのひっかけ収納方法

見落としがちな収納場所が、どこのお宅にもあるものです。収納場所が足りないと感じたら、そんなところを探すと思っているよりもずっと多くの物を片付けることができます。散らかりがちな洗面所まわりの小物は、扉の後ろに隠して収納することで気持ちよく生活することができます。

こんな部屋におすすめ

キッチン、洗面所、寝室のクローゼットの扉裏の収納におすすめです。それ以外でも、観音開きの扉裏は、意外とデッドスペースになってることが多いでしょう。細々したものをひっかけて収納できるようにすれば、散らかっている小物が片付きます。

収納を簡単にするコツ


ひっかけ収納を簡単にするには、100均のS字フックやワイヤーネットが便利です。ひっかけられないものには、紐を付けたり、ワイヤーネットに小物入れなどを取り付けると楽に片付けられます。

片付け上手になれる収納術とアイデア⑤

引き出しに仕切りを付ける収納方法

たくさん物を入れるやり方に、縦収納があります。しかし、縦収納の欠点に、ひとつ取り出すと他の物が倒れてくることにあります。そのために、あるのが仕切りです。引き出しにたったひとつのアイテムだけで、難しい作業も不要で仕切りを作ることができます。

こんな部屋におすすめ

書斎、寝室のクローゼット、オフィスなど仕切りがないタイプの引き出しにおすすめです。ファイルボックスを入れるという方法もありますが、それではサイズが固定されて使いにくい場合も。突っ張り棒は、幅や高さを好みに調整できます。

収納を簡単にするコツ

まず、引き出しに片付けたいアイテムを大きさ別に分けます。こうすることで、どのくらいの高さ、幅で仕切りを作ったらいいのかひと目でわかります。あとは、分けたアイテムがフィットするよう突っ張り棒を取り付けていくだけ。難しいことは何も必要ありません。

片付け上手になれる収納術とアイデア⑥

引き出しをスッキリさせる収納方法

一度場所を決めてしまえば、その後はそこにしか入らないので強制的に収納せざるを得ない状況になります。よく使うものほど手が場所を覚えるので、慣れると他の引き出し収納には戻れないほど効率的できれいに片付きます。

こんな部屋におすすめ

オフィス、子供の勉強部屋、書斎、キッチンなどの散らかりやすい引き出しの中を片付けるアイデアです。アイテムが少なく、収納スペースに余裕がある場合に有効となります。

収納を簡単にするコツ

手間がかかるのは最初の場所を決めるシール貼りだけです。その作業もパズルと考えたら楽しく、とっても簡単に進められます。引き出しの中のアイテム保護にもなるので、引っ越しのときはそのまま動かしても、シールが緩衝材の役目を果たしてくれます。一石二鳥どころか三鳥にもなる収納方法です。

片付け上手になれる収納術とアイデア⑦

よく使うものの収納方法

部屋だけでなく、机の上やキッチンカウンターの上にものが集まりやすいのは、そこで作業をすることが多いからです。使い勝手を考えると、そんなものが集まる場所こそピッタリな収納用具が必要になります。散らばっていたアイテムをまとめることができるので、驚くほどスッキリと片付きます。

こんな部屋におすすめ

キッチンや子供の勉強部屋、家で仕事をされる方の作業部屋の主にテーブルの上の整理におすすめの方法です。使う頻度が高く、種類が多い場合はそれらがまとまっていて、かつ見やすく片付く整理できる収納用品を探しましょう。段になっているタイプだと正面から見ても一目瞭然ですね。

収納を簡単にするコツ


使っているときは、片付けのことは気にせず、作業の効率だけを考えて散らかってもよいと考えます。勉強や仕事が終わったら最後に片付ける。アイテム別にまとめたり、色別にまとめたりという作業は一気にやった方が手早く終わり、片付けへの苦手意識が減ります。

苦手な片付けがはかどるおすすめ収納グッズ

おすすめ収納グッズ①

セリアで売られているピンチバスケット。本来はピンチ(洗濯バサミ)を収納するのに竿にかけて使うもの。でも、これを利用すると扉裏につけたワイヤーネットやクローゼットのバーに小物収納場所を作ることができます。

おすすめ収納グッズ②

書類整理に使うファイルボックス。他のものを片付けるのにも大活躍してくれるアイテムです。キッチンペーパーが3つ入ります。4つ入りのペーパーを買って、1つ使って3つストックする。そんなときにちょうど使えます。食器棚やシンクの下にスッキリと収納できます。

おすすめ収納グッズ③

小型のものなら100均でもパンチングボード(壁に貼り付けてある穴の開いた板)が売られています。しっかり固定すれば、重い工具も男前な壁収納することが可能です。ガレージや作業スペースにピッタリな、ワイルドな収納方法を探している人におすすめなアイテムです。

まとめ

片付けの苦手を収納術で克服

片付けの基本と、収納術、アイデアをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。あふれたアイテムは、まず数を減らすこと、そして効果的に隠すことで部屋がスッキリときれいになります。あとは、収納アイテムや収納術を使ってデットスペースも上手に活用しながらしまっていきましょう。考えているよりも、ずっと楽しく、部屋が片付きます。

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