カイヤンとは?飼育方法・成長速度・食用について・バサとの違い等を解説!のイメージ

カイヤンとは?飼育方法・成長速度・食用について・バサとの違い等を解説!

カイヤンとはどのような熱帯魚かご存知でしょうか?熱帯魚販売店などで安い値段で販売されている魚ですが、実は大きく成長する魚であり、知らずに育てると大変です。今回はそんなカイヤンの飼育方法・成長速度・食用について・バサとの違い等を解説していきます!

2019年03月09日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. カイヤンとは?
  2. カイヤンの特徴
  3. カイヤンは食用?
  4. カイヤンの成長速度
  5. カイヤンのアルビノ
  6. カイヤンの値段
  7. カイヤンの飼育方法①用意するもの
  8. カイヤンの飼育方法②準備と導入
  9. カイヤンの飼育方法③餌やり等の管理
  10. カイヤンとは?

カイヤンとは?

立ち寄った熱帯魚店で、可愛くて小さなカイヤンという魚を見たことがある方も多いのではないでしょうか。安い値段で販売されているので、気軽に育ててみる方も沢山います。しかし、実はカイヤンはかなり大きくなる大型魚であり、知らずに育てると大変なことになります。今回はそんなカイヤンの飼育方法・成長速度・食用について・バサとの違い等を解説していきます!

カイヤンの特徴

カイヤンとは?

カイヤンはナマズ目パンガシウス科に分類される熱帯魚です。画像の通り、目が左右に張り出しているのが特徴的で、サメに似ていることから、英名は「iridescent shark」となっています。体色は背面が黒色で、お腹には三本の縞模様があり、幼魚の頃は美しく光ります。分布は東南アジアで、タイのチャオプラヤ川などに生息しています。意外と活発な魚であり、泳ぎが得意です。

カイヤンの様々な呼び名

カイヤンは国によって呼び方が変わります。現在は養殖された個体が各国に輸出されており、アメリカではチャーと呼ばれています。また、スワイという呼び方もありますね。バサと呼ぶ方もいますが、バサという呼び方は混乱する可能性があります。こちらに関しては後述して解説します。

カイヤンは食用?

カイヤンは食用魚

カイヤンは日本では観賞魚として扱われていますが、実は原産地では大切な食用魚として漁獲・養殖されています。美味しい白身魚ですので沢山漁獲されていたのですが、ダムの建設や環境の変化、食用魚としての乱獲などが原因で数が減ってしまい、現在は絶滅危惧種となってしまいました。ただ、野生個体が激減してしまっただけで、養殖は問題なく出来ており、日本には沢山の幼魚が輸入されています。

カイヤンはバサではない

よく間違われているのが、バサです。バサも同じくパンガシウス科の魚で、原産地も同じ。かつ見た目も似ているので、カイヤンがバサと呼ばれたりして混同していますが、実は別の魚です。バサの方が味が美味しいとされ、大規模に養殖、輸出されています。日本ではパンガシウスと呼ばれることも多いですね。冷凍の身が販売されていることもあります。値段が安いので白身魚が高い時には活躍する食用魚です。

カイヤンの成長速度

カイヤンは最大130㎝

カイヤンを気軽に育て始める方が沢山いますが、実はとても大きな魚です。自然下では最大で130~150㎝、体重40㎏程にもなる大型魚で、水槽飼育でも60㎝程度まで育ちます。一般的に大きいとされている90㎝水槽でも手狭になってしまいますので、しっかり計画を立ててから購入しましょう。

カイヤンの成長速度は?

最初は幼魚から育てることになりますが、成長速度が速く、どんどん大きくなっていきます。ナマズの仲間は基本的に成長速度が速く、丈夫な魚が多いですね。成長速度は餌の量や環境によっても変わりますので、餌を少なめにすることで成長速度を多少抑えることも出来ますが、出来れば伸び伸びと育ててあげたいですよね。

カイヤンのアルビノ

アルビノ個体もよく販売されています。アルビノとは色素が欠乏している個体で、画像のように真っ白な体色をしており、目が赤いのが特徴です。アルビノは自然界でも生まれるのですが、白い体が目だってしまう為、天敵にすぐ食べられてしまい、生き残れないことが多いのです。飼育下ではアルビノでも問題なく育てることが出来ますし、通常個体と値段もあまり変わりません。アルビノが気になる方はお店や通販サイトで探してみましょう。

カイヤンの値段

カイヤンは幼魚が安い値段で販売されている

カイヤンの幼魚は非常に安い値段で販売されており、数センチ程度の個体が300円程で売られています。ネットショップでも大体それくらいの値段ですが、送料がかかりますので、安く済ませたい方はお近くのお店で購入した方が良いでしょう。アルビノの幼魚も300~500円程度で販売されていることが多いですね。育ててみたけど育てきれなくなったという方が、ネット上で譲り先を募集していることもありますので、譲り受けるのも良いでしょう。

販売店の店員がカイヤンを把握していない場合がある

気をつけなければいけないのが、店員の方がカイヤンのことをよく知らない場合があることです。お店で扱われている時はサイズが小さく、値段も安いので、小さい魚だと思っている店員の方も中にはいます。それで、小さい水槽でも育てられると説明してしまい、育ててみたらどんどん大きくなって手に負えなくなるというケースがあります。90~120㎝水槽を置ける方だけ買いましょう。

カイヤンの飼育方法①用意するもの

用意するもの①水槽・蓋・照明

水槽、蓋、照明の基本セットをまずは用意しましょう。水槽は90㎝水槽でもギリギリ育てられますが、体が変形する可能性がありますので、出来れば120㎝水槽を用意したいですね。120㎝水槽はとても重いので、置く場所には注意して下さい。飛び出し事故がよく起きてしまいますので、頑丈な蓋も用意して、上には重しを乗せておきましょう。照明は特にこだわる必要はありませんので、他に混泳させる魚がいる場合は、他の魚に合わせたものを使いましょう。

用意するもの②フィルター・ヒーター

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熱帯魚飼育の必要機材であるフィルターとヒーターも用意しましょう。大きく育ちますので、ろ過能力が高く、扱いが簡単な上部式フィルターがオススメです。水温は25~27度を好みますので、ヒーターで水温調整をしてあげましょう。ヒーターで火傷する場合がありますので、カバー付きのものを購入して下さい。合わせて水温計も用意しておき、水槽を見るたびに水温をチェックする習慣をつけましょう。

用意するもの③餌・カルキ抜き

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餌も用意しておきましょう。カイヤンはナマズの仲間ですので、大食漢であり、基本的に何でも食べてくれます。よく使われている餌が、上の「ひかりクレスト・キャット」です。また、ある程度大きな成魚であれば小魚を食べることも出来ます。他の混泳魚に生き餌を与える場合は、同じく生き餌にしても良いでしょう。もう一つ、水道水には有害な塩素が含まれていますので、カルキ抜きも用意して下さい。おすすめのカルキ抜きは下記記事で紹介しています。

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流木などは必要?

熱帯魚と言えば、オシャレにレイアウトされた水槽をイメージしますよね。しかし、大型魚の水槽は何もレイアウトせず、スッキリさせておくのが基本です。流木や岩などにぶつかって怪我をしてしまうことがよくありますので、小さい頃は置いていても大丈夫ですが、ある程度大きくなったら水槽から出しましょう。臆病な一面がありますので、小さい頃は隠れ家として入れておいても構いません。

カイヤンの飼育方法②準備と導入

水槽の立ち上げ

準備が出来たら水槽をセッティングしていきましょう。120㎝水槽は重量400㎏を超えますので、強度が強い場所に置いて下さい。水槽を置いたら各機材をセットして、水を入れます。水道水の塩素をカルキ抜きで中和したら、機材の電源を入れましょう。ヒーターにより、段々と水温が高くなります。フィルターもちゃんと動いていれば、これで下準備は完了です。

水合わせをして入れる

立ち上げたばかりの水槽には、汚れを分解してくれるバクテリアが少ないので、一ヶ月ほど機材を運転状態にしておいて、バクテリアが増えるのを待ちましょう。そこからカイヤンを購入し、水合わせをして水槽に入れます。水合わせのやり方は上記の動画が参考になりますので見てみて下さい。動画では容器を使用して水合わせをしていますが、袋のまま水を入れたり捨てたりして合わせても構いません。

カイヤンの飼育方法③餌やり等の管理

餌やり

水合わせをして水槽に入れれば、後の飼育方法は簡単です。入れた当日は餌を抜いて、次の日から餌やりをして大きく育てていきましょう。お店で購入した場合、最初はお店で与えていた餌を与えるのがオススメです。次第に餌を変えていくと良いでしょう。食いつきが良いので、餌やりに関して悩むことはあまり無いはずです。他の魚の餌を奪って食べたりしますので、他の魚がちゃんと餌を食べられているかをチェックしてください。

水換え

一週間に一度、水換えをしてあげましょう。水換え用のホースが販売されていますが、ポンプと普通のホースを使っても構いません。水は3分の1ほど交換します。水を抜く際、水槽の底に溜まった汚れも吸いだします。新しい水を入れる際、一気に入れると水温や水質が急激に変化して危険ですので、ゆっくりと入れましょう。

カイヤンは驚きやすい魚

気を付けておきたいのが、カイヤンの臆病さです。驚きやすい魚ですので、ビックリすると慌ててしまい、水槽から出ようとしたり、壁にぶつかったり、レイアウトしたもので体を傷つけてしまうことがあります。なるべく驚かさないようにしましょう。慌てて動くと他の魚にもストレスがかかります。

調子が悪いと色が薄くなる

アルビノだと分かりにくいのですが、カイヤンは調子が悪いと体色が薄くなります。体調の悪化や、水温が低いなどの原因が考えられますので、まずは水温をチェックし、水換えも行ってみましょう。水換えで解決する場合も多々あります。

病気になったら?

基本的な飼育方法を守っていれば、カイヤンはあまり病気になることはありません。成魚になると体力も付きますので、安心して育てられます。もし病気にかかってしまった場合は、まず水換え頻度を増やして様子を見ましょう。治らない様子であれば薬浴をしますが、薬品が苦手ですので、規定量の3分の1くらいまで薄めて使って下さい。

カイヤンとは?

今回の「カイヤンとは?飼育方法・成長速度・食用について・バサとの違い等を解説!」はいかがでしたでしょうか?カイヤンは非常に育てやすい丈夫な魚ではありますが、想像以上に大きく育ちますので、しっかり準備してから飼育しましょう。90㎝水槽だと寿命が縮む可能性もありますので、出来れば120㎝水槽で育ててあげて下さいね。

カイヤンが気になる方はこちらもチェック!

今回はカイヤンについて解説させて頂きましたが、他にも熱帯魚や大型魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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