はじめに
キャンプマットはテントの中などに敷くことで非常に快適な寝心地となります。しかし様々な種類があるため、どのマットを購入すれば良いのか迷う方もいるのではないでしょうか。そんなマットの種類やおすすめを16選でご紹介いたします。ご自分に合ったマットを探してみてください。
キャンプマットの種類
ウレタンマット
ウレタンマットは丈夫なことが特徴で多少雑に扱っても破れたり穴が開くことはありません。また、敷くだけで設置ができ、収納する際は折りたたみ式のタイプと丸めるタイプがありどちらとも簡単に収納でき、非常に短時間です。しかし、サイズが大きくなってしまう上、快適性がほかのマットと比較すると良くないというデメリットもあります。
エアーマット
マットの中に空気を入れて使用するタイプのマットです。持ち運ぶ際には空気を抜くので非常にコンパクトで軽量となります。ウレタンマットと比較すると厚さがあり、地面が砂利でもほとんど影響をうけません。しかし、耐久性はウレタンマットより弱く穴が開くと使えないといった欠点があります。
インフレータブルマット
マットの中にスポンジが入っており空気を入れることで高い機能性を発揮します。ウレタンマットやエアーマットより快適な寝心地で収納性能もエアーマットとほとんど同じである上、耐久性も高めとなっています。しかし、値段が高価なものが多く、購入する際はお財布と相談して決める必要があります。
キャンプマットの選び方
マットには主にウレタンマット、エアーマット、インフレータブルマットの3種類があることは上記で、ご紹介いたしました。それぞれに良い点と悪い点があり、一概にどのマットが優れているのかということは判断できません。そこで機能性、収納性、価格に分けてそれぞれの特徴を記載いたしました。必ず当てはまるというわけではありませんが、大体の特徴となりますのでマット選びの参考にしてください。
機能性
快適性、寝心地、耐久性を総合的に見て選ぶという方はインフレータブルマットがおすすめになります。最も性能が高いマットでエアーマットも寝心地は快適ですが、耐久性が低く破れたら使い物になりません。ウレタンは丈夫ですが、寝心地は良くありません。
収納性
収納性を考慮すると基本的にはエアーマットが最も高いのですが、インフレータブルマットも収納性が高くなっています。ウレタンマットは全体的に軽量のものが多く、折りたたみ式のタイプと丸めるタイプのものがあり、どちらもザックに入れるには難しいサイズとなってしまいます。
価格
メーカーや性能にもよりますが、ウレタンマットが最も安価で販売されており、インフレータブルマットが最も高価で販売されております。エアーマットもウレタンマットと同じくらいの値段で販売されているのもありますが、全体的にエアーマットの方が高価です。また、インフレータブルマットにも安価な物がありますが、どうしても性能面で劣ったり耐久性が低かったりするので、マットを選ぶ際は値段を気にする必要もあります。
おすすめキャンプマット.1
thermarest(サーマレスト) リッジレストソーライト
thermarest(サーマレスト)製のウレタンマットです。丸めて収納するのでコンパクトに収納ができ軽量ですが、ザックに収納するのはサイズが大きめなので難しいです。熱を表面の凹凸に閉じ込めて保温性を保ちます。キャンプなどのアウトドアで幅広く使用することでき、価格が安価で使いやすいマットです。寝袋の下敷きにも使用できますし、テント内の敷物でも使えます。
高い快適性

冬を除く3シーズンに対応しており、多少ごつごつした地面にも問題無く使えます。高い快適性のあるのでおすすめのマットです。
thermarest(サーマレスト) リッジレストソーライト/シルバー/セージ/S 30206
おすすめキャンプマット.2
LICLI レジャーマット
LICLI製のウレタンマットで、海水浴やキャンプといったアウトドアだけではなく家庭のカーペットや布団の敷物としても使えます。また、断熱性や保温性が高く災害時にも使えます。設置は敷くだけでよく収納も折りたたみ式なので簡単かつ短時間で行えます。収納カバーも付属しており、軽量なので持ち運びが便利なうえ、丈夫なので破損したり穴が空くということがほとんどありません。寝袋の下敷きにも使用できますし、テント内の敷物にも使えます。
優れたクッション素材
エアーマットのようにふわふわ感があるので、寝心地は快適です。サイズが大きめですが、カッターなどでお好みの大きさにカットができ、サイズは自在に小さくできます。また、汚れても水洗いが可能です。
LICLI レジャーマット
おすすめキャンプマット.3
BUNDOK(バンドック) フォールディング マット
BUNDOK(バンドック)製のウレタンマットです。表面の凹凸で地面からの冷気や固さを遮断してくれます。程よい厚みがあり、地面が砂利だとしても快適に眠ることができます。また、折りたたみ式なので折りたたんで収納できます。しかし折りたたみ式とはいっても、ザックに入れるのは厳しい大きさなので、外付けでの持ち運びになります。テントの中に敷いて敷物としても使用できます。
値段の割に高性能
安価で購入できますが、値段の割に高性能で寝心地が快適です。表面に凹凸があるため地面からの冷気が体に伝わらず、敷くだけで設置できるので、敷物として非常にお手軽です。
BUNDOK(バンドック) フォールディング マット 60×180cm ピンク BD-513P 10mm厚[rs]
おすすめキャンプマット.4
THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル
THERMAREST(サーマレスト)製のウレタンマットで寝袋の下敷きやテントの敷物に使えます。折りたたみ式で小さく折りたためます。折りたたみ式ではありますが、ザックに入れるのは難しいので外付けで持ち運びを行った方が楽です。設置が非常に簡単でただ広げるだけで設置ができます。非常に軽量なので、ウルトラライトを目指す方におすすめのマットです。
厳冬期でも使用可能
冬場でも問題無く使える高い保温性を誇り、真冬のアウトドアでも下敷きとして使用できます。クッション性も高く地面が砂利となっていても問題無く就寝できます。収納袋も付属していて袋に入ったままクッションや枕として使用できます。また収納袋のおかげでマットに汚れが付きにくくなっております。
【スモール】THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル 30669
おすすめキャンプマット.5
WAQ キャンプマット 1人用 レジャーシート アルミ加工 XPE
WAQ(ワック)製のウレタンマットで寝袋の下敷きやテント内に敷いて敷物にも使えます。弾力性・保温性が高く、キャンプなどのアウトドアでテント内に敷くと快適な寝心地となります。また、耐久性も高く、マットに傷がつくことがほとんどないので長く使えます。重量が480gとほかの製品と比べると若干重めですがそこまで気になる重さでもないので問題無く使用できます。折りたたみ式のマットで収納ケースにはショルダーが付いているので持ち運びに便利です。
4シーズン使用可能
両面を使用できるタイプのキャンプマットです。アルミ面を上にすると体温を反射して保温性が高くなり暖かくなりますし、アルミ面を下にすると保温性が低くなり涼しくなります。冬から夏まで4シーズン使えることが特徴のキャンプマットです。
WAQ キャンプマット 1人用
おすすめキャンプマット.6
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス
THERMAREST(サーマレスト)製のウレタンマットでテント内に敷く敷物や寝袋の下敷きに使用できます。丸めるタイプのマットで、コンパクトに収納でき、軽量ですが、ザックに入れるには大きいので外付けで持ち運ばなければなりません。耐久性が非常に高いため、簡単に傷んで穴が開くことはほとんどありません。
氷点下でも使用可能

4シーズンに対応しており、特に気温が氷点下となる厳冬期でも使用できるほど高い保温性能を誇るので、真冬のアウトドアにも使えます。また、厚さもあるので地面が砂利でも寝心地を損ねることなく眠れます。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス
おすすめキャンプマット.7
RioRand エアーマット エアーベッド 空気枕 付き

RioRand製のエアーマットで寝袋の下敷きに使用します。エアーマットの中でも軽量となっているうえ、コンパクトに丸めることができるのでザックに入れることも可能です。車中泊やキャンプといった様々なアウトドアで使えます。耐久性も比較的高いため、簡単に傷が付いたり、破れるといったことがありません。
エアーピロー付き

エアーピローが付属しており、バルブが別になっている2か所を膨らまさなければなりませんが、その分それぞれの空気の入れ具合を調節できるので快適性に優れており、寝心地もよくなっております。空気を入れると約6㎝の厚さになり、地面が砂利であっても支障ありません。
おすすめキャンプマット.8
Deeplee エアーマット キャンプ エアーベッド
Deeplee製のエアーマットで寝袋の下敷きに使用します。キャンプなどのアウトドア以外にも、日常生活のベッドといった普段の生活にも使えます。電動エアーポンプを使用すれば3分から5分程度で空気を入れることも抜くことも可能です。折りたたみ式のエアーマットで空気を抜くことでコンパクトに丸められるできるので持ち運びにも便利です。
23㎝の厚さで快適な寝心地
厚さが23cmもあり、地面からの冷気や固さが伝わらず寝心地が快適です。しかし、その厚さからか、ほかのエアーマットと比較すると重量がやや重めとなっています。また、このエアーマットは表面と側面に防水加工がされているため水洗いが可能で、常に清潔を保つことができます。
おすすめキャンプマット.9
outdoors エアーマット キャンプマット

outdoors製のエアーマットで寝袋の下敷きに使用します。耐久性が高く、摩擦や小石などでは簡単に傷が付くことがありません。軽量で折りたたみ式なのでコンパクトに収納ができ、持ち運びが楽です。弾力があり、水で洗えるため使い勝手がよく寝心地も快適なマットとなっています。
簡単な設置と収納

肺活量が少ない女性の方でも比較的簡単に膨らませます。また、撤収時もバルブを開けば自動で空気が抜けます。そのため、折りたたみながら空気を抜くことができ、撤収が短時間で行えます。エアーピローが付属しているので、新しく購入する必要がありません。
おすすめキャンプマット.10
LightYou エアーマット

LightYou製のエアーマットで、寝袋の下敷きに使用します。車中泊や登山、海水浴やキャンプといった様々なアウトドアでの使用が可能です。防湿性、通気性に優れており、肌に優しい素材が使用されているため、快適な寝心地です。防水加工がされているため水洗いができ、汚れても心配ありません。軽量でコンパクトに収納が可能なうえ設置と撤収も容易にできるマットです。
サイズが大きめ

サイズが大きめで長さが190㎝もあり、長身の方でも足がはみ出ません。そんなサイズの大きさであるにもかかわらず空気を抜いて折りたたむと手のひらサイズにまでコンパクトになり、その上軽量なのでザックにも入り、非常に持ち運びに便利です。
おすすめキャンプマット.11
KingCamp エアーマット
KingCamp製のエアーマットで寝袋の下敷きに使います。キャンプや車中泊、登山といった様々なアウトドアで使えます。エアーマットの中では重量がありますが空気を抜くとコンパクトになり持ち運びが楽になります。バルブを開けば自動で空気が入りますが、膨らみが足りない時は自分で膨らませなければなりません。
エアーマットと枕が一体
エアーマットと枕が一体となっており、荷物を増やしたくないという方にはおすすめのエアーマットです。空気漏れの心配もなく耐久性も高いので安心して使えます。また、空気の入れ具合によって固くすることも柔らかくすることもできます。収納袋は大きめなので多少空気がマット内に残っていても収納できます。
KingCamp エアーマット 自動膨張
おすすめキャンプマット.12
DOD(ディーオーディー) キャンピングマット

DOD製のインフレータブルマットで内部にスポンジが入っているので、地面の固さや冷たさから体を保護してくれます。非常に軽量で空気を抜けばコンパクトに収納ができ、ザックに入れて持ち運びが可能です。バルブを緩めれば自動で空気が入るようになっていますが膨らみが弱い時には自分で膨らます必要があります。
防水仕様の収納バッグ

付属している収納バッグは防水仕様になっています。そのため、収納バッグの中にマットを入れておけば濡れることがありません。また、マット以外にも濡れてはいけないものを収納することもでき、非常に便利な収納バッグとなっています。バッグ自体に水を入れてバケツの代わりにもなります。
おすすめキャンプマット.13
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用 マットレス

THERMAREST製のインフレータブルマットです。空気を抜くことでコンパクトに収納できます。エアーマットよりも耐久性が高く、穴が開きにくくなっています。また、インフレータブルマットの中でも軽量なので、持ち運びに苦労しません。バルブを開くと自動で膨張するようになっていますが、膨らみが足りない時には自分で膨らませなければなりません。
万が一パンクしても
キャンプ中や登山中に万が一傷が付き、穴が開いても、最低限のクッション性と断熱性を維持できるようになっています。また、砂利の上に敷いても快適な寝心地を確保できるほど高い機能性があります。しかし値段がエアーマットやウレタンマットと比較すると高めになるので購入する際はお財布と相談しましょう。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用 寝袋 マットレス プロライトプラス (R)
おすすめキャンプマット.14
ロゴス マット (超厚)セルフインフレートマット
ロゴス製のインフレータブルマットです。厚さが5㎝あるので、地面が砂利でも快適な寝心地が確保できるほどの高い機能性があります。また、バルブを開くだけで自動で膨らみます。しかし、膨らみが足りない時には自分で膨らます必要があります。折りたたみ式で空気を抜きながら収納できるので、簡単に撤収ができます。水洗いができないので、汚れた際には中性洗剤で拭いてきれいにする必要があります。
テント内の敷物としても使用可能
テントの大きさを意識して作られているテントフィットシリーズのため、テント内に敷いてテントの敷物として使えます。また、収納袋も付属しており、袋に入れたまま、クッションや枕の代わりとしても使えます。
LOGOS ロゴス アウトドア 自動で膨らむ!超厚快適マット (超厚)セルフインフレートマット・SOLO 1人用
おすすめキャンプマット.15
コールマン キャンパーインフレーターマット

コールマン製のインフレータブルマットです。ダブルサイズのインフレータブルマットでサイズが大きく、頭部の部分はスポンジが厚くなっているので快適な寝心地です。厚さが4cmあり、地面の凹凸や冷気が伝わりにくくなっています。収納ケースが付属しておりコンパクトに収納ができます。
広く使用できる

ダブルサイズの大きさのためテント内の敷物に使用できます、また、広く使えるのでテント内の他にも、家庭のリビングや寝室などにも敷物として使えます。しかし、ダブルサイズという大きさなので、重量が重めとなっています。
COLEMAN (コールマン) キャンプ用品 スリーピングバッグアクセサリー キャンパーインフレーターマットW 2000030332
おすすめキャンプマット.16
Bears Rock 枕まで心地よい キャンプマット 5cm シングルサイズ
Bears Rock製のインフレータブルマットです。ウレタン入りの枕が付属しているため寝心地が快適です。バルブを緩めれば自動で空気が入り膨らみますが、膨らみが足りない時は自分で膨らます必要があります。撤収する際はバルブを開いて端から巻くだけで中の空気が押し出されるので簡単に撤収ができます。収納サイズが大きいのでキャンプや海水浴など荷物が大きくても支障にならないようなアウトドアに使うことをおすすめします。
高反発ウレタンフォーム使用
マットには高反発ウレタンが使用されており、弾力があるため体がスムーズに沈み、負担を掛けません。マットの中に入れる空気を調節することで固さを自在に変えることが可能です。地面の冷気や固さから体を保護してくれるので快適な寝心地です。
おわりに
テントの敷物に使用したり寝袋の下敷きとして使用するキャンプマットをご紹介しました。キャンプマットはテント内の他にも車中泊やご家庭でも使用できます。種類はそれぞれありますが、どの種類にも良い点と悪い点があるので、お好みでどれが良いか決めましょう。自分に合ったキャンプマットを使用してアウトドアを楽しみましょう。
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