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【編み物】マフラーの編み方講座!初心者でも簡単な編み方のコツをご紹介!

編み物でマフラーをまず最初に作るという人は少なくありません。目の増減もなく目的の長さまで編むことで仕上がるので初心者向けの編み物だからです。初心者でも簡単に編める編み方からおしゃれな模様入りの編み物まで。自分用やプレゼント用として、マフラーを編んでみましょう。
更新: 2021年2月6日
佐藤3
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この記事で紹介しているアイテム

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手編みでマフラーを編もう!

基本の編み方を覚えればマフラーは簡単

誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントなど、好きな人に手編みのマフラーを作りましょう。マフラー編みの基本は、変わらないテンションで目的の長さまで、同じ編み方を続けていくだけ。

簡単な編み方なら、初心者の方でも根気があれば仕上げることができます。他ではなかなか教えてくれない、初心者の毛糸の選び方や使う毛糸の個数の目安といった基本から、難易度別の編み方まで。動画を見ながら編み物のコツをお教えします。

【編み物】手編みマフラーの編み方①材料と道具

基本①マフラー編みに使う糸

まずは、初心者の方向けのマフラー編み用の毛糸選びからお話します。毛糸にもいろいろな種類がありますが、編み物をまったくやったことのない方がマフラーを編むには、太い毛糸でやわらかなものがおすすめです。

特にプレゼント用として使うなら、肌触りは重要です。いくら綺麗に編めてもチクチクしたりゴワゴワしているマフラーは、誰かに差し上げることはできませんね。作るあなたの編みやすさと、付ける人のつけ心地のことも考えて毛糸選びをします。

基本②マフラー用の糸・個数の目安

初心者の方がマフラー用の毛糸を買う時、何個買ったら良いのか迷いますね。そんなときは、毛糸にまいてある紙を見ましょう。親切なメーカーであれば必要個数目安が書かれています。まずはその個数を買えばよいので簡単です。

必要個数が書かれていない場合は、手芸店の店員さんに、使いたい毛糸を指定してから"どんな編み方でどのくらいの長さのものを編むのか"伝えて、個数の目安を教えてもらいましょう。編み物ができる人といっしょに買い物にいくのも良い方法です。

基本③編み物に使う道具

編み針には"棒針"と"かぎ針"があります。ほかにアフガン編みという特殊な編み針もありますが、針も編み方も手に入りにくいので今回はこちらには触れずに説明します。はじめて編み物をするなら、針が短く1本で済み、編み針管理もしやすいかぎ針編みがおすすめです。

針の買い方は、使いたい毛糸に巻いてある紙に、おすすめの針の号数(太さの規格)が書かれています。基本的にはその番号と同じものを買い求めるとよいでしょう。

基本④その他編み物にあると便利な道具

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編み針の他に、マフラーを編むには長さをはかるものさし、ハサミ、編み物用の毛糸とじ針があると便利です。特に毛糸とじ針は、棒針編みで作るときには必ず用意します。他の縫い物用などの針では、穴が細すぎて代用できません。

【編み物】手編みマフラーの編み方②初級編

子供でも簡単!ゆび編みマフラーの基本

ゆび編みは小学生の子供を中心として、ブームになったこともある簡単編み物の編み方です。編み針を使わず自分の手だけで作ることができます。作り方は、指に前、後ろと1往復巻き付けるところからはじめます。

手のひら側に毛糸を1本渡して、その毛糸をくるむように指にかかっている糸を、手のひらから手の甲へ掛け直していくだけです。人差し指からはじめて小指までで1段、そこからターンして小指から人差し指で2段と数えます。

所要時間目安

太い毛糸でザックリ編む場合、所要時間目安は1時間ほどです。

初心者でも上手に作るコツ

ゆび編みでマフラーを作るとき、初心者の方がうまくいかないと感じるポイントが「細すぎる」「指が痛くなって続かなかった」ということです。このどちらのお悩みも「毛糸を強く張りすぎない」ことで解決します。細すぎる対策には、太い毛糸を使うことでも解決できます。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

ゆび編みで作ったマフラーは、大人の方へのプレゼント用としてはあまりおすすめできません。まず、編み物の練習用として、糸にふれて作品を完成させることを覚えるために作るとよいでしょう。

自分で使うのでおしゃれにしたいときは、好きな色を選ぶこと。100均で売っているアップリケなどのワンポイントをつけるのもよい方法です。

【編み物】手編みマフラーの編み方③初級編


牛乳パックの編み機でマフラー編み

リリアン編みで遊んだ方なら、すぐに作ることができる、自作の簡単な編み機を利用して、ゆび編みよりもおしゃれなマフラーを作りましょう。ぐるぐると輪に編むので段を考える必要もありません。

まずは底に穴をあけ、凸凹に切った紙パックを作ります。凸に毛糸を巻き付けながら一周させてから編み始めます。ゆび編みと同じように、掛かっている糸の上に新しい糸を置き、その糸をくるむように外側から内側へ糸を移動させる繰り返しです。

所要時間目安

マフラーのみで太い糸使用で1時間程度。ポンポン作成と取り付けで5分ほどプラスしてください。

初心者でも上手に作るコツ

簡単な編み方で、牛乳パックを編み機にして編むので編み目のきつい、ゆるいのバラつきもありません。マフラーをはじめて作る方でも、上手に編むことができます。編み物は、焦らずゆっくりと。

ときには、今まで編んだものを見ながらどんな風に編めているのか、編み忘れて穴が開いている場所はないか、おおらかな心で作りましょう。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

段染めの毛糸で編んでいるものを単色の糸にして、途中で色を買えてストライプにしても良いですね。初心者の方は、色替えをするときは糸を切って結ぶやり方が簡単です。糸は長めにしておいて、仕上がったあと、毛糸とじ針で編み目の中に糸はしを隠してしまえば大丈夫です。

【編み物】手編みマフラーの編み方④初級編

初心者におすすめ!すぐ編める小さなマフラー

こちらのマフラーの編み方で使うのは「かぎ針編み」。ジャンボという太い特殊な号数の針を使っています。100均でも売られています。ザクザク編むことができるので初心者の方でもスイスイ進んで楽しく編めるでしょう。

覚える編み方は、ベースとなるくさり編みと編み進めていくための細編みの2種類です。縦に立っている糸と横に渡っている糸があるので、横に渡っている糸にかぎ針を入れてひと目ずつ、目的の長さまで編み進みます。

所要時間目安

太い糸でザクザク編むので、2時間ほどでできるでしょう。家族の方とお話しながらゆっくり編む方でも、ひと晩あれば編み上がるボリュームの、とても簡単な編み物です。

初心者でも上手に作るコツ

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モール糸(糸のまわりに飾り用の短い糸がついている毛糸)は編み目が揃っていなくてもわかりにくいという、一見初心者の方向けの糸のように思えますが、針を入れる場所がわかりにくく、間違えも多くなる糸です。

ひと目ずつ針を入れる場所を間違えないよう、指で確認しながら編むと上手に仕上がります。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

モヘアで作るとモコモコの仕上がりに。

【編み物】手編みマフラーの編み方⑤中級編

2つの編み方で編むかぎ針編みのスヌード

くさり編みと長編みで作るおしゃれなスヌード。スヌードとは輪になっているタイプのマフラーのことです。輪を首にかけて二重に巻いたり、ねじって巻いたりと巻き方でおしゃれが楽しめます。

動画内では編み図というものが出てきます。◯はくさり編みの記号。Tに横一本線が入っているものは長編みの記号です。

長編みくさり編みと交互に繰り返し、1段編めたらくさり編み3目を最初の編み目としてひっくり返して同じ編み方の繰り返しです。編み始めと編み終わりを針でとじつけて簡単に仕上がります。

所要時間目安

集中して編む方であればだんだん慣れてきてスピードもあがるので4時間程度で完成するでしょう。忙しい方で、時間がとれず、1日に少しずつ編むのであれば、2日から1週間ほどの制作時間を見てください。

初心者でも上手に作るコツ

編み図があるので1段ごとに合っているか確認しながら、ゆっくり編んでいきましょう。


応用でおしゃれなマフラーにするのには

ボリュームがありすぎると感じたら糸を細く、針の号数を落として編みましょう。目がつまってまた雰囲気が変わった作品になります。

【編み物】手編みマフラーの編み方⑥中級編

表も裏も同じ編み方で簡単!棒針編みのマフラー

棒針編みは難しい模様にするには、高難易度のテクニックが必要ですが「かのこ編み」という編み方なら表編みと裏編みを繰り返していくだけ。行きも帰りも同じ編み方なので間違えなく編むことができます。ゲージを編んで、お好みの幅でお好みの長さまで同じ編み方を繰り返していくだけです。

所要時間目安

棒針編みは時間がかかるので、12時間程度。1日に集中して編み物ができないという方は、2週間から1ヶ月ほどの制作時間を見てください。

初心者でも上手に作るコツ

かぎ針編みと違い、拾う目がきちんと針に用意されているので迷わず編むことができます。ただし、うっかり目を落としてしまう(編まずに針から外してしまうこと)とそこからストッキングの伝染のように編み目がほどけていきます。そうならないよう、ひと目ずつしっかりと編みます。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

かのこ編みにはひと目かのことふた目かのこという2つの編み方があります。変わるのはひと目ずつ表裏と編んだものが2目ずつになることだけ。ひと目かのこで慣れたら、ふた目かのこ編みにも挑戦しましょう。

【編み物】手編みマフラーの編み方⑦中級編

かぎ針編みで編む模様入りのマフラー

かぎ針編みが慣れている方なら、手元を見ていると編み方がわかると思いますが、わからないという方のために、ここで使われている英語での編み方をご説明します。チェーンは鎖編み。シングルクロッシェは細編み。

ミドルクロッシエは中長編み。ダブルクロッシェは長編みです。動画中「ステップ」といっていますが、これは飛ばす目を指しています。

2ステップで2目飛ばして、次にシングルクロッシェ(細編み)です。海外は編み図を使わない文化ですので、このようにすべて言葉で説明しています。

所要時間目安

マフラーの長さにもよりますが、このような模様入りでマフラーを仕上げるのであれば10時間は見ておきましょう。1日少しずつ編むのであれば、製作日数にして1週間から1ヶ月ほどかかるでしょう。

かぎ針編みは編み上がりスピードが早いので、さきほどの鹿の子編みのマフラーより早めに仕上がります。

初心者でも上手に作るコツ

かぎ針編みは針を入れる場所を間違えると、幅が広くなったり狭くなったりしてしまうというミスが出てしまいます。1段編んだら何個の模様が編めたか数えると、たくさん編んだものをほどいて編みなおしということがなくなります。

慣れないうちは、1段ごとに確認して次の段を編み始めると、結果的には上手に早く編むことができます。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

このような半円が交互に重なったようになっている模様は、1段ごとに糸の色を変えてあげると、ガラリと雰囲気が変わります。

1段ごとの色替えは大変という方は、ロングピッチの段染め糸(1本の毛糸の色が変化していくもので、1色あたりの長さが長いもの)を使うと色替えの手間が省けて、おしゃれなマフラーに仕上がります。

100均毛糸でもロングピッチの段染毛糸のラインナップが定番商品にありますので、在庫があるときに買いためておくとよいでしょう。

【編み物】手編みマフラーの編み方⑧上級編

横に編んでいく虹色マフラー

かぎ針編みで、使用する編み方はくさり編みと長編みだけです。編みたい長さにくさり編みを編んで編み始めにします。

立ち上がりくさり3目、ひと目に長編み1回を3回、長編みを一度引き抜いたところで次に移るものを2回編み、最後にすべての目を引き抜く編み方でする減らし目を2回。ひと目に長編み1回を3回。同じ目に2回長編みを編む増やし目を2回。この繰り返しです。

所要時間目安


長さによって時間は変わります。編み方さえマスターすれば、完成までの時間は中級とほとんど変わりません。むしろ、長編みだけで編み方パターンが一定なので早く編めるでしょう。減らし目と増やし目があるので難易度が高くなっています。

初心者でも上手に作るコツ

増やし目と減らし目を含めた、1つの模様を覚えましょう。基本の編み方は長編みしか使っていません。増減を間違えなければ面白い編み目がスルスルと出来ていきます。

応用でおしゃれなマフラーにするのには

毛糸の色を同系色でそろえると、大人っぽい雰囲気のおしゃれなマフラーも作れます。

【編み物】手編みマフラーの編み方注意点

編み物にかかる時間について

ここで紹介している目安時間は、編み物の基礎を知っている大人の方が、はじめて作るのにかかるであろう時間を考えています。子供さんがはじめて編み物をする場合、器用な方、不慣れな方それぞれに時間は変わってきますので、あくまでも目安としてお考えください。

手加減による糸の増減

編み物用に買う糸には、ラベルに「ゲージ」が記入されています。これは、同じくラベルに記入されている針の太さで、10センチ✕10センチ編むのに必要な目数と段数です。これは個人の手の加減によって少しずつですが、変わってきます。

マフラーのように長い編み物の場合は、10センチでは少しの差でも最後には大きく変わってきます。ラベルの記載は糸を買う時の、あくまで目安と考えるとよいです。実際に編む場合は、自分でゲージ用の試し編みをして計算しましょう。

ゲージの調整の仕方

かぎ針や棒針を使う場合、針の号数(太さ)によってゲージが変化します。指定の針の号数でも、合わない場合は、針の太さを変える、少し慣れてきたら緩めに編んだり、きつく編んだりという自分の手の加減で調整するで対応します。

ゲージの通りの目数、段数なら、模様があるものは綺麗に揃いますし、編み図のとおりに編めるので、簡単に編めます。

まとめ

手編みのマフラーをプレゼントしよう!

プレゼント用にも使える簡単な手編みのマフラーの編み方紹介でした。自分にあった難しさを選んでくださいね。糸を変えたりすることで、あなたらしいおしゃれなマフラーができます。

編み物が気になる方はこちらもチェック!

その他、初心者の方でもプレゼント用に使える編み物の編み方の記事はこちらから。