ファストバック エンデューロソール
ガエルネ G-REACT
オニール エレメント ブーツ
ガエルネ エスジー12
FORMA ブーツ OFF ADVENTURE
シューズフォックス ダートフリーク
ガエルネ バランス クラシック
アルパインスター テック3
W2オフロードブーツ E-MX9
ガエルネ サイファーJ
おすすめのオフロードブーツをチェック!はじめに
オフロードバイクでの林道ツーリングでは、転倒を前提にした装備を身に付け、けがを防ぐ必要性があります。転倒してけがをしても、救急車は林道まで駆けつけてくれません。
またオフロードブーツは、アドベンチャーツアラーにも似合いますので、ハードな林道ツーリングをしなくても、着用する人は増えつつあります。ここでは、オフロードブーツの種類や選び方を解説し、初心者におすすめのオフロードブーツを紹介します。
オフロードブーツの必要性
ベテランライダーほど、オフロードブーツの必要性を感じています。林道は、路面の状態が一定ではありませんので、転倒する確率が高くなるからです。オフロードブーツを着用していれば、足首を保護できますよ。
またオフロードブーツは、足場が悪い林道でも安心して足をつくことができます。オフロードブーツは、足首をしっかりとサポートしますので、足場がぐらついても踏ん張りやすいですね。
アドベンチャーツアラーにもおすすめ!
オフロードブーツは、アドベンチャーツアラーにもおすすめです。アドベンチャーツアラーは、オフロードバイクと比較すると重いので、転倒したときに、けがをする確率が高くなります。オフロードブーツを着用していれば、ツーリング先でたまたま見つけた林道を走るときでも安心です。
また、アドベンチャーツアラーに似合うデザインのオフロードブーツが増えています。オフロードブーツはソールが厚いので、大柄なアドベンチャーツアラーの足つき性を改善してくれるという、副次的なメリットもあります。
オフロードブーツの選び方
オフロードブーツは、用途や必要性に合わせた選び方がおすすめです。しかし、用途や必要性に合わせたバリエーションが豊富にありますので、オフロードブーツの種類が多いことに悩まされる初心者は多いですね。
初心者は「大は小を兼ねない」を意識した選び方をすれば、用途や必要性にあったオフロードブーツにたどり着きます。用途や必要性に過不足があると、転倒時のけがを防げなかったり、バイクの操作性が悪くなったりします。
用途と必要性を考える
林道走行でのプロテクション性を重視するのか?ツーリングでの快適さを重視するのか?を天秤にかけるのが、正しいオフロードブーツの選び方です。
オフロードブーツのプロテクション性は、足首の固定具合で決まります。ですので、プロテクション性が高いオフロードブーツは、ペダル操作の慣れが必要になり、快適さを重視したオフロードブーツは、プロテクション性が低くなります。
サイズ
オフロードブーツのサイズは、普段はいているブーツと同じ選び方でOKです。オフロードブーツは、厚手の靴下をはいて着用すると快適ですので、ショップでサイズ合わせするときは、厚手の靴下を持参しましょう。
オフロードブーツをはいて、人差し指一本分くらいの余裕がかかとにあれば、ジャストサイズです。甲の高さが合わない場合は、インソールで調整する方法もあります。オフロードブーツは、ニーガードと併せて着用するのがベストですので、同時に購入するのがおすすめです。
オフロードブーツの種類
オフロードブーツは、大まかに分けると4種類あります。本来なら、用途や必要性を踏まえた選び方をするべきですが、それがわからないなら、種類から選び始めるのもおすすめです。最終的には、デザインで決定することになるので、気負った選び方をする必要はありません。
ツーリング系
ツーリング系のオフロードブーツは、ツーリングでの快適さが重視されています。林道走行を重視しないなら、ツーリング系のオフロードブーツで十分です。保護性が低いので、オフロードブーツではなく、ツーリングブーツとして扱われることもあります。アドベンチャーツアラーで着用しても、違和感が少ないですね。
トライアル系
トライアル系のオフロードブーツは、柔らかい着用感に人気があります。ソールにはヒールがありません。低い速度域を想定した仕様ですので、プロテクション性は低いのですが、バイクの操作性や歩行感は抜群です。残念ながら、アドベンチャーツアラーには似合いません。
エンデューロ系
エンデューロ系のオフロードブーツは、プロテクション性と操作性のバランスがいいので、人気があります。実は、エンデューロブーツという種類のオフロードブーツは存在しません。エンデューロレースで好まれるオフロードブーツだと捉えましょう。ブロックソールとフラットソールがありますが、好みで選択してもOKです。
モトクロス系
モトクロスブーツは、足首を保護するために、動きをかなり制限します。速い速度域を想定した仕様ですので、林道ツーリングでは過剰な装備だといえますが、安心感は抜群です。初心者は、ペダルの操作に慣れなければなりませんが、モトクロスコースを走る可能性がある場合は、視野に入れましょう。
オフロードブーツは履きにくい?
オフロードブーツは、剛性を高めてプロテクション性を高めているので、初めて着用すると手ごわさを感じます。種類によって程度に差がありますが、モトクロス用のオフロードブーツは、初めてスキーブーツをはいたときの印象に近いですね。
林道では、その剛性が安心感につながりますが、ツーリングでの観光地のそぞろ歩きには、不向きな場合があります。
なぜオフロードブーツは剛性が高いのか?
オフロードブーツは、足首を傷めないために剛性を高めています。足首は、複雑な構造になっていますので、傷めると完治するまで時間がかかるのです。足首がありえない方向に強く曲がり、じん帯を損傷すると、自分の力で林道を通過するのは難しくなります。また、転倒したバイクに挟まれると、骨折する可能性もありますね。
オフロードブーツでのペダル操作
ライディングシューズとオフロードブーツでは、ペダルを操作する方法が違います。ライディングシューズでは、足をステップに乗せたまま、足首を上下に曲げてペダルを操作しますが、オフロードブーツでは、ステップから足を離して、膝を上げ下げしてペダルを操作します。
ペダルの位置も、ほどほどに高くするのが基本です。オフロードブーツは硬くて当たり前。硬くないと、プロテクション性が下がります。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ①
ファストバック エンデューロソール
ファストバック エンデューロソール
こちらのオフロードブーツは、4万円ほどで購入できます。カラーバリエーションは全2色で、ブラウンとブラックから選択可能。いずれも落ち着いたカラーなので、お手持ちのウエアと合わせやすいです。
また、こちらのオフロードブーツは、サイズ展開が豊富。レディースからメンズまで対応するので、ぜひこの機会に購入してみてください。
ファストバック エンデューロソールのおすすめポイント
ファストバック エンデューロソール | |
種類 | 林道ツーリング向き |
選び方 | 信頼性重視 |
こちらのオフロードブーツは、ブランドで伝統とされているノルウェージャン製法を採用しています。全体の性能が向上している他、剛性が高まっているのがポイント。
また、横向きのねじれを抑えてくれるアンクルフレームを搭載しています。縦はスムーズに動くので、操作性が高いのが特徴的。さまざまなシーンで利用してみてください。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ②
ガエルネ G-リアクト
ガエルネ G-REACT
ガエルネのG-リアクトは、中級者向けでありながらも、初心者にもおすすめできるオフロードブーツです。初心者向けから中級者向けに買い替えるくらいなら、初めから中級者向けを履くのも一つの手段。オフロードブーツを慣らす手間が省けます。
林道ツーリングでは、これ以上の仕様は必要がありませんし、G-リアクトは、モトクロスコースでも使えるほど、プロテクション性が高いですね。
G-リアクトのおすすめポイント
ガエルネ G‐リアクト | |
種類 | エンデューロ向き |
選び方 | バランス重視 |
プロテクション性が高いのに足首を曲げやすいのが、G-リアクトのおすすめポイントです。足首の内側にだけ、ピボット(ヒンジ)がついていますので、足首を上下に曲げやすくなっています。
左右の動きは制限されていますので、プロテクション性は良好です。ピボットの出っ張りが少ないので、走行中に引っかかることがありません。歩くときのロボット感も少ないです。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ③
オニール エレメント
オニール エレメント ブーツ
オニールのエレメントは、低価格帯のオフロードブーツでは、ナンバーワンの人気です。人気の理由は価格が安いこと。安いオフロードブーツをはいてから、不満点を2足目に求めるのも、正しい選び方だといえます。フォックスのエレメントシリーズには、モトクロスパンツもありますので、一緒に購入してもいいですね。
エレメントのおすすめポイント
オニール エレメント | |
種類 | 林道ツーリング向き |
選び方 | 価格重視 |
エレメントは、プロテクション性がほどほどな分、歩きやすいオフロードブーツだといえます。スニーカーソールですので、歩くときは軽さを感じられます。
くるぶし外側のプロテクターがありませんので、プロテクション性に不安を感じてしまいますが、林道ツーリングの速度域では問題ないレベルです。モトクロスコースを走行するには、少し力不足ですね。残念ながら、防水性はありません。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ④
ガエルネ エスジー12
ガエルネ エスジー12
カラフルなカラーのオフロードブーツをお探しの方には、こちらのモデルがおすすめです。ソリッドレッドとソリッドブルーの2色展開で、いずれも目立つカラーなのが特徴的。個性的なコーデにしたい方にピッタリです。
また、こちらのオフロードブーツには、ダブルピボットシステムを採用。自然な操作性と着地を実現してくれます。
エスジー12のおすすめポイント
ガエルネ エスジー12 | |
種類 | 林道ツーリング向き |
選び方 | バランス重視 |
こちらのオフロードブーツは、プロも納得する性能を備えています。大半はプラスチックで覆われていますが、一部にレザーやラバーを採用。デザイン性が高いのもポイントです。
また、履き口を広くすることにより、脱着しやすくなっています。アスリートも愛用しているモデルなので、ぜひこの機会に購入してみてはどうでしょうか。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑤
フォーマ アドベンチャー
FORMA ブーツ OFF ADVENTURE
フォーマのアドベンチャーは、本革の風合いを楽しめるオフロードブーツです。ガエルネのEDプロよりも、オフロード色が弱いので、舗装路ツーリングでも使いやすいといえます。プロテクション性は、必要にして最小限といったところですので、林道では無理をしないようにしましょう。
アドベンチャーのおすすめポイント
フォーマ アドベンチャー | |
種類 | ツーリング向き |
選び方 | 全天候 |
アドベンチャーのおすすめポイントは、ツーリングに特化した仕様です。プロテクション性は、今回紹介するオフロードブーツの中で、もっとも低いのですが、快適な透湿防水素材が用いられていますし、歩きやすいスニーカーソールになっています。
オフロードルックな雰囲気は、アドベンチャーツアラーにピッタリです。ふくらはぎ内側の装備が寂しいので、バイクによっては、側面を熱で傷めてしまう可能性があります。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑥
フォックス ダートフリーク
シューズフォックス ダートフリーク
デザイン性を重視してオフロードブーツを購入したいという方には、こちらのアイテムがおすすめです。フォックスのデザインが大きくあしらわれており、黒に赤のデザインが目立ちます。
また、足をしっかりとカバーするプロテクターを搭載しており、走行中の足を保護。かかと部分には丸みをつけることにより、コーナリング時にかかとをスムーズに出すことができます。
ダートフリークのおすすめポイント
フォックス ダートフリーク | |
種類 | 林道ツーリング向き |
選び方 | バランス重視 |
こちらのオフロードブーツのおすすめポイントは、インターナルスピードレースシステムを採用しているという点です。プラスチック製の紐止めとなっており、瞬時に締め付け感を得られます。
また土踏まず部分には、スチール製のガードを搭載。バイクへのグリップ力を高める構造となっているので、気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑦
ガエルネ バランス クラシック
ガエルネ バランス クラシック
シンプルなデザインのオフロードブーツをお探しの方には、こちらのモデルがおすすめです。マットな質感が特徴的なデザインで、ブラックとイエローの2色から選択できます。
また、こちらのオフロードブーツには、位置の調節を行えるバックル構造を採用。自身の足に合わせて、サイズ感を変えることができます。そちらもうまく利用してみてください。
ガエルネ バランス クラシックのおすすめポイント
ガエルネ バランス クラシック | |
種類 | トライアル |
選び方 | 操作性重視 |
こちらのオフロードブーツは、内蔵型のヒートガードを搭載。断熱効果を発揮するため、寒い季節のツーリングにもピッタリです。
また、断熱効果を保ちながら、軽量化を進められているのもポイントの1つ。ほかにも、すね部分のガードを浮かせることで、運動性を向上させています。そのため、初めてオフロードブーツを着用する方にも最適です。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑧
アルパインスター テック3
アルパインスター テック3
アルパインスターのテック3は、先述したテック1よりワンランク上のオフロードブーツです。硬いといわれることもありますが、上位モデルと比較すれば柔らかいですね。プロテクション性は、上位モデルに引けを取らないレベルでありながら、3つのバックルで締めこむシンプルな仕様ですので、身構えることなく着用できます。
テック3のおすすめポイント
アルパインスター テック3 | |
種類 | エンデューロ向き |
選び方 | バランス重視 |
テック3は、歩きやすいのがおすすめポイントです。テック1はグッドイヤーウェルト製法ですが、テック3はスニーカーソールになっていますので、歩行時の違和感が少ないといえます。
フラットソールとブロックソールがありますが、フラットソールは凹凸がほとんどありませんので、林道ツーリングには、ブロックソールがおすすめです。
スポーティな印象が強いので、アドベンチャーツアラーには似合いませんし、防水仕様でないことも残念です。
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑨
W2 E-MX9
W2オフロードブーツ E-MX9
初めてオフロードブーツを購入するという方には、こちらのモデルがおすすめです。2万円台で購入できるため、できるだけ予算を抑えたいと考えている方にもピッタリ。
カラーバリエーションは全2色で、ホワイトとブラックから選択できます。いずれも飽きのこないデザインなので、長く愛用したいという方にもおすすめしたい1足です。
E-MX7のおすすめポイント
W2 E-MX9 | |
種類 | トライアル |
選び方 | 価格重視 |
こちらのオフロードブーツは、足のホールド感を得られるモデルです。ホールド感があることで安心できるだけでなく、操作性が向上するのもポイント。
ペダル操作が容易に行えます。また、内側には柔らかい素材を採用することにより、長時間の着用も安心。ツーリング初心者だという方は、ぜひこの機会に購入してみてください
初心者におすすめの人気オフロードブーツ⑩
ガエルネ サイファーJ
ガエルネ サイファーJ
ガエルネのサイファーJは、初心者向けのモデルでありながら、林道ツーリングで十分なプロテクション性をそなえているので、人気があります。フラットソールしかありませんが、バイクを押し歩きするときのグリップ感は良好です。
履きやすさと柔らかさがちょうどよく、初心者だけでなく、ベテランのライダーも愛用しています。リピートするユーザーも多いですね。
サイファーJのおすすめポイント
ガエルネ サイファーJ | |
種類 | 林道ツーリング向き |
選び方 | バランス重視 |
サイファーJは、林道ツーリングにちょうどいいスペックなのですが、上位モデルのG-リアクトとの価格に差がありません。初心者向けモデルのサイファーJにするか?中級モデルのG-リアクトにするか?が悩みどころです。
林道ツーリングが中心なら、柔らかいサイファーJがおすすめです。モトクロスコースを走る可能性があるなら、プロテクションの必要性から、G-リアクトに軍配があがります。
スポーティな雰囲気ですし、基本的にはモトクロスブーツですので、アドベンチャーツアラーには不向きです。防水性もありません。
オフロードブーツの防水性について
オフロードブーツで、防水性をそなえているモデルはありません。モトクロスコースを走る前提で設計されていますので、ツーリングでの快適さは重視されていないからです。今回紹介したオフロードブーツで防水性をそなえているのは、フォーマのアドベンチャーだけでした。
雨が降ったら濡れて当たり前?
オフロードブーツでの雨対策には、透湿防水素材を用いたオーバーソックスがおすすめです。ブーツの中はプール状態になってしまいますが、足をぬらさなければ、疲労感を少なくできます。「透湿防水 ソックス」で検索すると、バイク用はもちろん、ウインタースポーツ用やフィッシング用の商品が見つかります。
また、足がぬれるのを諦めて、冷えるのを防ぐ方法があります。ネオプレーン素材のオーバーソックスは安価ですので、一度試してみましょう。
おすすめのオフロードブーツをチェック!!まとめ
オフロードブーツをはいたときの手ごわさや価格の高さに、初心者は二の足を踏んでしまいがちです。しかし、一度痛い目をしてから必要性を感じるよりも、転倒したときに「はいていてよかった」と思えるほうが賢いといえます。
はいている時ほど転倒せず、履いていないときほど転倒する、そんなことが多いので、転倒保険として着用するひともいます。
思いのほか履く機会は少ないので、履いた後のお手入れは丁寧にすべきです。特に樹脂パーツの劣化や破損には気をつけましょう。
久々に林道ツーリングをしようと引っ張り出すと、樹脂パーツが破損していた…緑色のじゅうたんがびっしり生えていた…そんな悲劇を招かないようにしたいですね。
林道ツーリングが気になる人はこちらをチェック!
250ccのオフロードバイクは、高速道路で非力さを感じてしまいますが、林道に入るとエンジンパワーを持て余してしまいます。
ですので、125ccのオフロードバイクは、林道で引きずり回せるコンパクトな車体サイズや、ほどよいエンジンパワーに人気があります。125ccのオフロードバイクを紹介した記事も、チェックしてくださいね。
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