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バイク用エンジンオイルおすすめ8選!種類や規格、選び方も解説!

4ストロークエンジンのMT車に限定してバイク用エンジンオイルを解説し、おすすめのエンジンオイルを紹介します。自動車用のエンジンオイルをバイクで使用するときの注意点も記載!心地いいエンジンフィールはツーリング先の景色をも輝かせてくれますよ。
更新: 2021年8月19日
hosokawa_taka
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バイクに合ったエンジンオイルを選ぼう:はじめに

バイクのエンジンオイルは定期的な交換が必要です。エンジンオイルが劣化すると、エンジンは性能を発揮できなくなり、各部が摩耗してエンジンの寿命を縮めます。ここではバイクの4ストロークエンジンオイルについて必要な知識をまとめ、おすすめのエンジンオイルを紹介します。

エンジンオイルはこまめにチェックしよう

エンジンオイルはこまめにチェックすることをおすすめします。エンジンオイルはバイクの使用状況に応じて劣化しますので、走行距離だけで交換時期を判断するべきではないからです。

通勤などの街乗りでバイクに乗る人ならガソリンを給油した時、ツーリングでバイクに乗る人なら暖機運転後にチェックするのがベストです。

バイク用エンジンオイルの役割

エンジンオイルはエンジンをスムーズに動かし、冷却する役割をしています。また、シリンダーとピストンの隙間を密封してガソリンが爆発した時のエネルギーを逃さないようにすること、内部に付着したススなどを洗浄すること、空気や結露した水分に触れることで発生するさびを防ぐことも重要な役割です。

これら5つの役割はバイクと自動車のエンジンで共通しています。しかし、以下の2つはバイクのエンジンでしか求められない役割です。

クラッチやトランスミッションでの役割

バイクのエンジンオイルはクラッチも潤滑しています。多くのバイクで採用されている湿式クラッチという形式です。エンジンオイルはクラッチ板の削れたカスを洗い流していて、それもエンジンオイルが劣化する原因になっています。

また、バイクのエンジンオイルはトランスミッションも潤滑し、摩耗するのを防いでいます。ギヤ同士が擦れ合う間でクッションのような働きをしているうちに、エンジンオイルの分子がすりつぶされ、次第に劣化していきます。

バイクのエンジンオイルを交換する頻度

エンジンオイルはバイクの取扱説明書に従って交換時期を判断するのが一般的です。エンジンオイルを交換したら、オドメーターが示す走行距離や交換日を必ず記録しておきましょう。また、バイクの使用状況やエンジンオイルの劣化状態に合わせてエンジンオイルを交換したほうがいいですね。

定期的に目視で確認!

エンジンオイルの量や色は定期的に目視で確認しましょう。クランクケース右側の小窓やオイルのレベルゲージをチェックする習慣をつけたいですね。目視確認は大して手間がかかりません。著しく減っている場合はとりあえず補給し、早めにエンジンオイルを交換すると安心です。

シフトペダルのタッチに注目!

シフトペダルのタッチが渋くなってきたらエンジンオイルを交換しましょう。バイクのエンジンオイルはトランスミッションやクラッチも潤滑していますので、劣化するとシフトペダルのタッチが変化します。シフトペダルの手ごたえが曖昧になったり、硬くなったりしたら要注意です。

バイク用エンジンオイルの選び方:規格

バイク用のエンジンオイルは3つの規格を基準に選びましょう。取扱説明書で推奨されているエンジンオイルを使用するのがベストですが、相当品でも問題ありません。エンジンオイルの規格について知っておくと、相当品かどうかを判断しやすくなります。

SAE

SAEはエンジンオイルの粘度を表す規格です。バイクの取扱説明書では10W-30や10W-40のエンジンオイルがよく指定されます。W(ウインター)の左側についている数字が低いほど低温時に硬くなりにくく、右側の数字が高いほど高温時に粘度を維持できることを表します。

空冷エンジンを搭載した大型バイクのユーザーは高温時に強いエンジンオイルを好む人が多いですね。

API

API規格はエンジンオイルのグレードを表す規格で、SAからSNまであります。エンジンオイルの耐酸化性、エンジン内部の洗浄性、さびや腐食に対する防止性など、API規格からはエンジンオイルの効果を知ることができます。

API規格だけでバイクのエンジンオイルを選ぶのは間違いです。発熱量が気になる空冷エンジンを搭載した大型バイクだからといって、API規格の最高グレードが適しているとはいえません。

JASO

JASO規格は日本の業界団体が制定した規格で、バイク用エンジンオイルの基準を世界に先駆けて制定しました。国内のバイクメーカーが生産する現行モデルのほとんどはJASO規格を推奨オイルまたは互換オイルとして取扱説明書に記載しています。

バイク用エンジンオイルの規格ですので、発熱量が気になる空冷エンジンを搭載した大型バイクに使用しても安心です。

その他

エンジンオイルの規格にはこれらのほかにも「Eolcs」や「ILSAC」という規格があります。EolcsやILSACは自動車で使用されることを想定した規格ですので、バイク用のエンジンオイルを選ぶときには無視してもOKです。

しかし、自動車用のエンジンオイルをバイクで使用するときには必ずチェックしなければならない規格です。詳しくは後述します。

バイク用エンジンオイルの選び方:ベースオイル

エンジンオイルはベースオイルに添加剤を加えられて製造されます。ベースオイルには鉱物油、化学合成油、部分合成油の3種類があり、エンジンオイルの性能や性格を左右しています。


鉱物油

鉱物油は原油を精製して製造されるベースオイルの種類です。汎用性が高く、緩やかに劣化するのが特徴。かつては鉱物油をベースオイルにしたエンジンオイルが多かったので、古い空冷エンジンを搭載したバイクのユーザーからも好まれています。

化学合成油

化学合成油はエンジンの潤滑に必要な成分だけを抽出して製造されるベースオイルです。価格は高価ですが、エンジンの始動性が良く、高温時でも粘度変化が少ない理想的なエンジンオイルとして人気があります。

部分合成油

部分合成油は鉱物油と化学合成油をブレンドしたベースオイルです。鉱物油と化学合成油の特徴を併せ持っています。鉱物油と比較すると酸化劣化しにくく、低温時の始動性が良好です。

バイク用エンジンオイルの選び方:自動車用オイル

自動車用のエンジンオイルをバイク用に流用できるか?答えはイエスです。バイクの取扱説明書には互換オイルについて記述されていますので確認してみましょう。

バイクメーカーはエンジンに適したエンジンオイルの銘柄を記載して推奨していますが、指定はしていません。

バイクに使える自動車用エンジンオイル

SAE規格で表される粘度とAPI規格で表されるグレードが合致すれば、バイクに自動車用のエンジンオイルを使えます。また、API規格のサービスシンボル(ドーナツマーク)の下部に「ENERGY CONSERVING」が入っていないエンジンオイルを必ず選びましょう。

しかし、「ENERGY CONSERVING」の表記が入っていないにもかかわらず、バイクに使用できないエンジンオイルがありますので、注意して購入すべきです。

摩擦係数が低い自動車用のエンジンオイル


「ENERGY CONSERVING」の表記があるエンジンオイルは摩擦係数が低いので、バイクのエンジンには使用できません。自動車のエンジンオイルは省燃費性を高めるために、金属のすべりを高める添加剤(モリブデンなど)が入っている場合があります。

自動車用省燃費オイルはなぜバイクに使えないのか?

自動車のエンジンオイルは省燃費性を高めるために、金属のすべりを高める添加剤(モリブデンなど)が入っている場合があります。バイクのエンジンオイルはクラッチやトランスミッションも潤滑していますので、すべりを高める添加剤が入っているエンジンオイルを入れると、クラッチが滑ったり、トランスミッションを傷めたりします。

おすすめバイク用エンジンオイル①

ホンダ ウルトラG1

G1 SL 5W-30

出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon

G1 SL 5W-30は、1Lと20Lの容量から選べます。お試しで購入したい方には1L、たっぷり使いたいという方には20Lがおすすめ。

また、G1 SL 5W-30はHONDA ULTRA G1がリニューアルしたもので、よりグレードの高いエンジンオイルとなっています。ぜひこの機会に購入してみてください。

ハンターカブct125にて使用。
ディーラーで、オイル交換してもらって1000キロ走ったら、
ギアの入りがかなり悪くなったので、オイル交換しました。交換後300キロ走りましたが、ギアの入りが良いです。リッターの値段も安いし、純正品なので安心です。

ウルトラG1の仕様を比較

ホンダ ウルトラG1
粘度 SAE 5W-30
グレード API SL
JASO規格 MA
ベースオイル 部分化学合成油

G1 SL 5W-30は燃費など、コストパフォーマンスを重視して作られたエンジンオイルです。特徴は爽快な走りだしと低燃費、低温時の特性を強化している部分。

高性能マルチタイプオイルで、通勤や通学、場所は寒冷地におすすめです。もちろん、ロングツーリングやサーキット、渋滞路や猛暑でも利用できるエンジンオイルとなります。

JA45クロスカブに入れました
旧G1から新G1へ交換しました
旧G1は3300kmほど使ってしまったので新しいG1の効果と言えるかはわかりませんが、5000回転以上の振動や停止時のギアの入りなど良くなった印象です
旧G1が10w-30に対して新G1は5w-30と数値上低粘度化、実際にも旧G1に比べオイルは入りやすく低粘度化を実感できました
耐久性や夏場の使用などまだ分からないことは多いですが、ホンダの最もベーシックなオイルですので心配ないかと考えています
値段も手頃なのでカブには次もG1で!

おすすめバイク用エンジンオイル②

カストロール パワー1レーシング

カストロール パワー1 レーシング 【10W-50 4L×1缶】 CASTROL POWER1 Racing R4 4T 4サイクル バイク 2輪 オイル 全合成油 エンジンオイル 10W50

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

カストロールのパワー1レーシング4Tは高性能でありながら手ごろな価格で入手できるエンジンオイルとして人気があります。カストロールのオイルにこだわるファンは多いですね。ハイスペックな2ストロークエンジンに人気があったころ、カストロールのオイルが焼ける香りは峠小僧のステイタスでもありました。カストロールファンのインプレを紹介します。

保護性能に関して言えば、これまでもずっと使ってきたブランドなので信頼しています。3000kmで交換する分には鉄粉もほぼ出てないですね。熱量の大きいバイクに使って連続走行してもフィーリングが変になる事もないのも良いです。

パワー1レーシングの仕様を比較

カストロール
パワー1レーシング4T
粘度 SAE 10W-50
グレード -
JASO規格 MA
ベースオイル 化学合成油

パワー1レーシングの詳細を確認すると、熱に強いエンジンオイルであることがわかります。モチュールの300Vから変えるユーザーが多いのは、性能と価格のバランスが優れているためです。人気では部分合成油のパワー1 4T10W-40のほうが上ですが、熱に対する評価を比較すると、圧倒的にパワー1レーシング10W-50が高く評価されています。ユーザーの性能に関するインプレを紹介しますね。

変速時の感触はごくごく普通で、エステル系オイルの柔らかな感触にはかなわない。しかし、渋滞にはまったときやその後など熱が入った状態でも、シフトフィールはあまり悪化しない。以前はエステル系を使っていたりもしたが、都市部に住んでいて渋滞がある程度は避けられないので、こちらに変更した。 10W-40と比べて別段回転は重くなく、高回転まできっちり回る印象。耐久性も悪くなく、通販での実売価格でこの性能ならまずまずといったところ。

おすすめバイク用エンジンオイル③


ヤマルーブ プレミアムシンセティックオイル

【4521407134403】ヤマルーブ/プレミアムシンセティックオイル 10w40 4L/化学合成(新品番90793-32419) (旧品番90793-32414から変更) Premium エンジンオイル4521407134403【ヤマハ】

出典:Amazon

ヤマルーブのプレミアムシンセティックオイルは、中型バイクから大型バイクまでで安定した品質を得られるエンジンオイルとして人気があります。夏場の渋滞でも熱ダレを起こしにくく、過酷な状況に強いですね。空冷4気筒エンジンを搭載した大型バイクユーザーのインプレを紹介します。

XJR1300を新車購入してからほぼ本商品を使い続けております。同じ純正オイルの上位クラスや下位クラス、または他の海外メーカーオイルなども試してみましたが、性能や価格などのバランス及び愛車との相性は抜群です。

プレミアムシンセティックオイルの仕様を比較

ヤマルーブ
プレミアムシンセティックオイル
粘度 SAE 10W-40
グレード -
JASO規格 MA
ベースオイル 化学合成油

プレミアムシンセティックオイルの性能と価格を比較すると、コストパフォーマンスの高さが光ります。詳細をみると平凡な印象を受けますが、ユーザーのインプレを確認すると空冷エンジンを搭載した大型バイクでの評価が高いですね。

空冷エンジンのドラッグスター1100がオイルクーラーを装備していないのは、ヤマハ製のオイルが優秀だからとも考えられます。空冷V型エンジンを搭載した大型バイクユーザーのインプレを紹介します。

大型空冷Vツインなので3000kmで交換しています。抜いたオイルを見るとかなり汚れているのでオイルの質として優秀かと(良いオイルの方が汚れを吸収します)。当然の事ですが一切のトラブルは発生していません2万kmほどでヘッドカバーを開けてバルブクリアランスを調整しましたが、シリンダーヘッド、カムシャフト等にスラッジは一切付着していませんでした

おすすめバイク用エンジンオイル④

ホンダ ウルトラG3

ホンダ G3 SL 10W-30

出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon

ホンダのウルトラG3はハイスペックなエンジンオイルとして人気があります。ウルトラG1やG2よりも高価ですが、性能で比較すると満足感は高いですね。

空冷4気筒エンジンを搭載した大型バイクにもおすすめします。ツーリングではこれ以上の性能は必要ありません。ウルトラG3ユーザーのG2と比較したインプレを紹介します。

「G2」と比較してエンジン回転のスムーズさは4~5割増しでした。メカニカルノイズは減りました。静かになった分、微かに残っている高い周波数の金属音が少し逆に聞こえる様になった感じです。エンジンのピックアップが驚く程良くなり、低回転から中回転、そしてその後Vテックに入って4バルブになった後の高回転領域へのの回転の跳ね上がりは、正直言って唖然としました。

ウルトラG3の仕様を比較

ホンダ ウルトラG3
粘度 SAE 10W-30
グレード SL
JASO規格 MA
ベースオイル 化学合成油

ウルトラG3は化学合成油をベースオイルにした高性能なエンジンオイルです。高温時の油膜切れに不安はありませんが、他社のバイクは粘度が10W-40のオイルを推奨していることが多いので、人気が高くても使えるバイクが限定されます。

ユーザーのインプレではシフトフィールが向上するというコメントが多いですね。ウルトラG2と比較したユーザーのインプレを紹介します。

G2は、シフトアップ時ギヤの入りが、ガチッという足に伝わる感覚で入っていたのですが、このG3に変えたらギヤの入りが、スコッと足にほぼ感覚が伝わらない位で入るので、G2の感覚に慣れてしまっていたせいか、たまあにギヤ抜け?をおこし空ぶかしをしてしまう程に、とても滑らかです。ふけ上りは、7000回転くらいから急激に加速をするようになったので、面白いくらいです!

おすすめバイク用エンジンオイル⑤

AZ MEO-012

AZ MEO-012 バイク用 4Tエンジンオイル10W-40 SL/MA2 4L (FULLY SYNTHETIC/全合成/化学合成油)4サイクルエンジンオイル/4ストオイル

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

AZのMEO-012はコスパの高さに人気があります。レビュー件数はナンバーワンだといっていいですね。樹脂製の容器に入っていますので、洗うと資源ごみとして廃棄できます。

エンジンクリアランスが大きい空冷エンジンを搭載した大型バイク精密な水冷エンジンを搭載した大型バイク、さらにはビジネスバイクで使ったユーザーのインプレを紹介しますね。

ゼファー1100や07のスーパーカブ110、VTR1000に入れてみました。交換後どのバイクもアイドリング時のエンジン音が小さくなったように感じました。スーパーカブを日常乗ってますが、シフトタッチも良く、高回転時のパワーもイイ感じです。

AZ MEO-012の仕様を比較

AZ MEO-012
粘度 SAE 10W-40
グレード SL
JASO規格 MA2
ベースオイル 化学合成油

AZのMEO-O12は価格が安いながらも、化学合成油をベースオイルに使ったエンジンオイルです。スペックと使用感を比較すると、高性能だという印象はありませんが、冷却性や耐摩耗性は高く評価されています。

空冷・水冷、小型・大型を問わず人気があり、3,000キロ前後で交換する人が多いですね。価格が安いことと、劣化を感じる瞬間が突然やってくるためだと考えられます。カワサキの大型空冷バイクで使用したユーザーのインプレを紹介しますね。

値段も安く最悪はフラッシング感覚で使えばいいや的な考えで購入。このオイル交換をした所、嘘の様にヘッドからの音が無くなりエンジン自体もスムーズに回る様になりました。これならもう1台所有してるカワサキの900に使えそうです。

おすすめバイク用エンジンオイル⑥

カワサキ R4

カワサキ R4 SJ10W-40

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon

カワサキのR4はカワサキ車ユーザーから絶大な人気を集めています。カワサキは微妙なエンジンチューニングが上手なバイクメーカーですので、純正オイルでエンジンフィールを楽しみたいというユーザーが多いからだと考えられます。

カワサキ車には高級な化学合成油よりもR4のほうが適しているというユーザーのインプレを紹介しますね。

これ以前にはオイルメーカーの高級全合成油なども使用しておりましたが、古い設計のエンジンとのマッチングは必ずしも良かったとは言い切れません。 妙にシフトが入り難かったり、回転の上がり方が重かったりした経験があります。 純正オイルならそういった問題も発生しませんね。

R4の仕様を比較

カワサキ R4
粘度 SAE 10W-40
グレード API SJ
JASO規格 MA
ベースオイル 部分合成油


カワサキのR4は部分合成油をベースオイルにしたエンジンオイルですが、API規格はSJと高めです。SJグレードは蒸発性とせん断安定性が優れていますので、長期にわたって性能を維持できます。

また、高温時の長時間にわたるライディングでも、油膜切れの心配がないのも特徴です。高回転域型エンジンが搭載されることが多いカワサキ車に適したエンジンオイルだといえます。交換後のエンジンフィールを詳しく報告されたインプレを紹介しますね。

オイル交換後に始動する時点でかなり静かになったと感じた。走行中もエンジンからのメカノイズが小さくなり、排気音がより確かに聞こえるようになった。また、発車する際にエンジンを少し煽る時に回転が滑らかになったのを感じ、思わずスゲえと言ってしまうほど。 走行中にアクセルを開け、回転が上がって行くのもかなりスムーズになり、エンジンオイルだけでこんなに変わるものなんだな、と改めて一定距離毎のエンジンオイル交換の必要性を感じられた。

おすすめバイク用エンジンオイル⑦

ヴァン・ヴェール 冴強10W-50

Vent Vert 10W-50

出典:楽天
出典:Amazon

カワサキエルフのヴァン・ヴェール冴強10W-50は高性能なバイク用エンジンオイルです。オイルの色はライムグリーン!カワサキファンの魂を陶酔させるのに十分なビジュアルだといえますし、チェック窓からオイルの量や色を確認しやすいですね。

「ヴァン・ヴェール」はフランス語で、日本語では「緑の風」という意味です。シフトフィールに節度感が増したというユーザーのインプレを紹介します。

ギヤのフィーリングも硬いが迷ったりすることはなくなり確実性が増す感じ。大排気量、カワサキ車、夏、このキーワードに当てはまるなら間違いのない選択と思う。

ヴァン・ヴェール冴強10W-50の仕様を比較

カワサキエルフ
ヴァン・ヴェール冴強10W-50
粘度 SAE 10W-50
グレード SM
JASO規格 MA
ベースオイル 化学合成油

ヴァン・ヴェール冴強10W-50は高温時の強さが強調されたエンジンオイルで、グレードもバイク用エンジンオイルとしては高いといえます。

厚い油膜でエンジン内部を保護しますので、熱量が気になる空冷4気筒エンジンを搭載した大型バイクにおすすめです。ゼファー1100の豪快なエンジンフィールを楽しみたくなりますね。熱に弱いホンダのXRに使用したユーザーのインプレを紹介します。

オイルの色は今まで自分が使用した物は琥珀色が常でしたが、この商品は綺麗な緑色です。HONDA-XR250に使用しました。今まで渋かったシフトチェンジが明らかに柔らかくなりました。購入して良かったです。

おすすめバイク用エンジンオイル⑧

AZ MEC-024

AZ MEC-024

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon

AZ MEC-024は、創業1955年の会社が手掛けたバイク用エンジンオイルです。潤滑油の開発のみに力を入れている会社なので、安全性は抜群。

耐久性や排気ガスの浄化性能に優れた効果を発揮します。なめらかでスムーズな走りだしを体感できるので、ぜひこの機会にAZ MEC-024を試してみてはどうでしょうか。

MEG-018を使ってましたが1グレード上のものも使ってみたく購入しました
交換直後は固くて非力なGSRには合わないなと思っていましたが
それは走り出しの時だけ
熱が入るといい感じになってきます

3,000km走り、MEG-018に戻してみましたが
体感的になんか雑さを感じてしまいます
MEG-024は振動やら排気音の角が取れた感じで、柔らかく包んでくれている様です

AZ MEC-024の仕様を比較

AZ MEC-024
粘度 SAE 10W-50
グレード SL
JASO規格 MA2
ベースオイル 化学合成油[全合成油]

AZ MEC-024には、高性能合成エステルが使用されています。負担の大きい場面や高回転にも耐えれるほか、強力な油膜を形成。

温度が上昇してしまうような場面でも、潤滑性が持続します。また、AZ MEC-024は鋭いアクセルレスポンスが可能です。湿式クラッチ向けのエンジンオイルで、その中でも特に摩擦特性指数が高くなっています。

このオイルを使い続けて、今まで高価なオイルを使用していたのが馬鹿らしく思えるほどです。
高価なオイルとの差は体感できないが、AZオイルを使い続けてヘッドカバーを開けてみても特に変化もなく高価なオイルと差がないのでこれからも使い続けます。
KTM250EXC-Fにて使用
更に使用し続けてヘッドまで開けてシリンダ内やカム類クラッチ類の状態確認をしたところ問題は無く高価なオイルと性能差が無いことに再認識させられました。
もちろん安いオイルだからといって高頻度に交換しておらず、1000km以上は使用してから交換してます。

バイク用エンジンオイルのまとめ

バイク用のエンジンオイルは自動車と違った働きをします。バイクには自動車用のエンジンオイルも使えますが、バイクに適しているかどうかを確認しましょう。バイク用のエンジンオイルはコストパフォーマンスが高い製品の人気が高いですね。また、高品質なエンジンオイルはエンジンをいたわりたいユーザーに人気があります。的確にオイルを管理し、快適なエンジンフィールを手に入れましょう。

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