熱海のお花見の名所5選
熱海で咲く桜の種類や開花時期、さらに桜のお祭り情報や見どころも含め熱海の花見の名所5箇所をおすすめ情報も含めてご紹介します。
熱海のお花見①：熱海城
熱海市錦ヶ浦山頂にあり、海抜100mの場所に建てられたお城。しかし、こちらはなんと観光施設なんです。立派な天守閣に周囲の海と島々の景色も合わさると、歴史あるお城に感じます。17時まで城内見学ができますので天守閣からの景色が見れるのもポイントです。熱海城1階のバルコニーにジェット付き足湯があるのもポイント。肌寒い日でも足元からホッカホカ。貸し出し用の座布団やタオル（100円/1枚）もあるので持っていかなくてもOKです。
熱海城は夜桜がおすすめ
開花時期は3月下旬から4月上旬頃。こちらはおよそ200本のソメイヨシノが咲き乱れ、荘厳な熱海城と華やかな桜が相まって浮世離れしたような感覚になります。そしてこの時期の熱海城は夜桜でとても有名な場所です。桜がだいたい五分咲きになるとライトアップされ夜桜を楽しむことができます。熱海一番の夜桜を夜景と共に楽しんでください。
駐車場＆アクセス
200台停められる駐車場あり。料金は普通車500円/1回。
【車】小田原厚木道路小田原西ICより約50分
【電車】JR熱海駅下車・タクシーで約10分
熱海城の桜祭り
熱海城のお花見といえばこちらを忘れてはいけません。「熱海城桜祭り」
今年は3月23日(土)から4月7日(日)まで開催。通常は17時までですが、夜桜開催期間は21時まで楽しむことができ、祭りの出店もたくさん種類があります。ちなみに駐車料金がかかるのは17時までで、17時以降は無料になります。夜桜から楽しまれる方は駐車料金が無料になりますのでお得ですね。
熱海のお花見②：MOA美術館
熱海市の高台に建設された景色抜群の美術館。広々とした自然豊かなエントランスに、白を基調としたメインロビーがとても印象的です。国宝や重要文化財も含め約3500点にわたる美術品が所蔵されています。2017年2月に1年がかりで行った改修工事を終えリニューアルしたMOA美術館は、館内の撮影が全てOKになったりと今まで以上に楽しめる場所になりました。
熱海の絶景穴場ポイント
見頃が4月初旬から中旬。4月初旬のソメイヨシノから始まり、中旬頃になると敷地内の芝生広場にあるシダレザクラが見頃になります。庭園からは相模湾が展望でき、ソメイヨシノと海と美術館が一度に見れる穴場スポットです。
駐車場＆アクセス
MOA美術館の3階エントランスより・3階駐車場に200台（無料）
利用時間は9時から17時まで
【車】東京方面から:東名高速道路厚木道路・小田原西出口から西湘バイパス方面へ約2時間
静岡方面から東名高速道路沼津IC/新東名高速道路長泉沼津ICより約1時間
【電車】JR熱海駅よりタクシーで約5分/バスターミナル8番より路線バスで約7分
なぜ熱海の穴場スポットなの？
こちらは美術館なので混雑した場所ではお子さんが心配、騒がしいお花見が苦手だという方たちにゆっくり桜を楽しんでもらえます。開館時間が16時半までなので夜桜は見られませんが、カフェなどがありますので美術鑑賞も含めて1日ゆったりと過ごしてはいかがでしょうか。
熱海のお花見③：伊豆山神社
鎌倉幕府の立役者である源頼朝と北条政子が、この場所で逢瀬を重ねていき結ばれたといわれています。恋愛成就に縁結びと恋の悩みにまつわるご利益がある神社として有名な場所です。
熱海の歴史を感じる桜
見頃が3月下旬から4月上旬で、約70本の桜が古社の清廉な雰囲気を引き立たせる熱海の隠れた名所です。4月上旬が見頃なシダレザクラが参道の両脇を華やかに彩り、険しい階段を登りきった参拝者や花見客を迎えてくれます。
駐車場&アクセス
本殿へ向かう階段下でバス停近くの駐車場に30台(無料)・本殿の左側の駐車場に5台(無料)
【車】熱海海岸自動車道(熱海ビーチライン)伊豆山出口すぐそば
【電車】JR熱海駅よりタクシーで約6分/バスターミナル4番より路線バスで約10分
美しい景色のためには…！
ここの桜を見るためにはちょっと頑張らなくてはいけません。バス停近くの駐車場に停めるかバス停で下車した場合、本殿へ続く約800段の階段を登らなくてはいけないのです。少しハードなルートではありますが、神社のご利益と桜のために毎年多くの方が訪れます。どうしても階段が辛いという場合は本殿の左側に駐車場がありますのでそちらに停めれば階段を登らずにすみます。ただ約5台分しかないので要注意です。24時間参拝が可能ですが、御朱印やお守りをいただく場合は9時から16時までとなっています。
熱海のお花見④：千歳川
神奈川県と静岡県の県境にある名湯「湯河原温泉」が流れる川。川に生息する生き物の中でも特に水がきれいな所にしかいないサワガニですが、千歳川では特に珍しい白いサワガニを見つけることもできます。
千歳川の桜
3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノが見頃です。川沿いを彩る約50本の桜並木が華やかに温泉街を盛り上げています。菜の花が河原を彩り、桜のピンクと合わせて春を満喫できるのもポイント。こちらの桜並木は千歳川の熱海市側(泉大橋の下から新幹線のガード付近)に植わっていますのでお間違えの無いように。
駐車場&アクセス
お車でお越しの場合、駐車場はありませんので注意してください。
【車】東名高速道路厚木IC下車約60分
【電車】JR湯河原駅より徒歩15分
千歳川の夜桜
ライトアップの時間は18時から22時まで。温泉街だからこその遅い時間まで楽しめる夜桜がおすのお花見スポットです。川沿いということもあり売店や公衆トイレがありませんので付近の施設などの情報をご確認の上お花見されることをおすすめします。
熱海のお花見⑤：熱海姫の沢公園
ハイキングコースやアスレチック、バーベキュー場もある大規模な熱海随一の自然公園。週末は家族連れや学生たちで賑わう熱海市民なら誰もがおすすめする憩いの場所です。
家族連れにおすすめお花見スポット
3月下旬から4月上旬に、ソメイヨシノやオオシマザクラなど約2000本の桜が咲き誇る光景はため息が出るほど。他にも多くの種類の草花があるので課外授業で訪れる子供たちもいます。バーベキューでお花見なんて、子供も大人もみんな大好きなイベントですね。ピクニック広場もありますしシートを広げてのんびり過ごせます。ただし宴会は禁止ですのでご注意を。
駐車場&アクセス
さざんか駐車場46台・林間駐車場57台・峠の駐車場20台(全て無料)
【車】東名高速道路沼津ICより伊豆縦貫自動車道経由で約50分
小田原厚木道路小田原西ICより真鶴道路経由で約40分
【電車】JR熱海駅から桃山経由で約15分/JR来の宮駅から十国峠・箱根方面へ約10分
熱海であの三春滝桜が見れる！
日本三大桜の一つ「三春滝桜」は、福島県三春町で咲く樹齢推定が1000年にもなる紅しだれ桜。三春町から熱海市へ贈られた三春滝桜から接ぎ木をした4本の紅しだれ桜を見ることができます。「滝桜」の由来は四方に広がる枝がまるで滝の流れるように見えることからきてるそう。桜の精霊が宿っているような不思議な気持ちにさせられます。
花見のお供に「熱海の桜スイーツ」
「花より団子」とかけて、この季節は可愛らしくて美味しいスイーツが目白押し。和菓子も洋菓子も魅力的なものばかりで目移りしてしまいます。可愛いスイーツを食べながらおすすめスポットで桜と一緒にパチリ。インスタ映えもするので女子旅におすすめです。そこで熱海市観光案内所で発行されるすてきなスイーツマップをご紹介します。
熱海の花スイーツマップ
道草さんぽ 花スイーツマップ
熱海にあるお菓子屋さんのイチオシ春スイーツが特集されていてクーポンまで付いているお得なマップ。もちろん散策するための地図もわかりやく描かれているのでかなり優秀です。桜の種類と開花時期、見頃とお花見スポットなども書いてあるのでお花見の際には情報満載の花スイーツマップをゲットしてお楽しみください。
熱海近郊のお花見情報６選
静岡県は暖かい気候ということもあり、いろいろな種類の桜が咲き花見の名所もたくさんあります。熱海以外の伊東や東伊豆などのおすすめの場所、桜のお祭り情報などもかんたんにご紹介。
湯河原でお花見 川端公園
ここは熱海のお花見スポットとしてご紹介した千歳川の最も下流にある公園で、ひっそりとソメイヨシノとシダレザクラが咲いています。祭り会場の喧騒が苦手な方や、愛犬とのんびり散歩中に立ち寄ってみたりと静かにお花見するにはぴったりの穴場です。
伊東でお花見① さくらの里
伊東にある桜の名所といえばここ。桜が約40種類も植えられているため、9月下旬に開花を迎える種類から5月まで見頃の種類と8ヶ月も桜を楽しめます。その数約1500本、特にソメイヨシノが満開の時期は一面ピンク色に染まります。
伊東でお花見② 伊豆高原桜並木
伊豆高原駅から続く見事な桜並木はなんと3㎞もあり、通称「桜のトンネル」と呼ばれるほど素晴らしい名所です。そして毎年3月下旬から4月上旬頃に開かれている「伊豆高原桜祭り」も見逃せません。祭り会場は伊豆高原駅前周辺と伊豆高原桜並木の2ヶ所あり、それぞれ桜の見ごろ時期に合わせて日程が違いますので情報をしっかり確認してお越しください。
伊豆の国でお花見 韮山反射炉
江戸時代末期、軍備強化として多くの大砲を造るため全国に反射炉が建てられました。その中で唯一現存する「韮山反射炉」は2015年7月に世界文化遺産に登録されたことで日本だけでなく世界でも注目されることに。史跡としてひっそりそびえる反射炉とソメイヨシノとの絵面は、プロのカメラマンすら虜にしてしまう程の存在感があります。きっと反射炉も桜の開花を待ちわびていますね。
鎌倉でお花見 源氏山公園
七福神めぐりで知られている源氏山公園。春の訪れを感じさせる180本の桜の中には、天然記念物の「美女桜(6代目)」も佇んでいます。源頼政への想いを込め、あやめ御前が植えたとされるロマンチックな桜の名所です。
東伊豆でお花見 東伊豆クロスカントリーコース
一周5㎞のクロスカントリーコース。スタート地点から続く400mの芝生の両側には見事な桜並木があります。春に行われる大会では、桜に後押しされ記録更新を目指す挑戦者も多いそう。春のスポーツも気分が上がってよいですね。
まとめ
桜の開花を待つ今日この頃、春を感じて普段インドアな方も外にでかけたくなるのが不思議です。熱海の桜は比較的早めに開花しますが、毎年開花時期は変わるので熱海市のホームページなどで確認してからお越しください。今年の春は熱海の桜でたくさん思い出を作って見ませんか？
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