うずらの卵とは?
古来より食べられてきた卵
うずらの卵が我が国で利用されてきた歴史は古く、奈良時代には既に食用にされていたという記録が残っています。本格的に生産されるようになったのは江戸時代からで、その頃からうずらの卵を使ったさまざまな料理が誕生しました。明治になってからも人気は変わらないどころか、ますます需要が増えていき、現在では家庭でもお馴染みの食材になっています。
栄養満点の卵
うずらの卵には、ビタミンやセレンやタンパク質などの栄養素が多く含まれています。小さくて食べやすく栄養豊富なため、健康食品として世間から注目を浴びており、これまで数多くのマスコミから取り上げられてきました。特にNHKの人気テレビ番組である、ためしてガッテンで取り上げられた、うずらの卵の茹で方は反響を呼び、数々の料理ブログでも紹介されています。
色々な料理に使える
うずらの卵はニワトリの卵と同じように、さまざまな料理に使えます。その中でも、串カツや目玉焼きなどは弁当に添える料理としておすすめです。また生での利用も可能で、卵かけごはんやユッケなどにも使うことができます。
茹でるのが簡単
うずらの卵は鳥の卵の中でも、比較的簡単に茹でることが可能です。ただし家庭で最も一般的に使われるニワトリの卵とは、茹で方がやや異なることはポイントとして抑えておきたいところです。これから、うずらの卵の茹で方のコツや、うずらの卵を使った料理について紹介していくので、調理をするときの参考になさってください。
うずらの卵の茹で方
半熟
半熟のゆで卵を作るためには、卵の茹でる時間を短くする必要があります。通常は鍋で強火で2分ほど茹でたら、火を止めた後にさらに2分ほど鍋の中に置いておきますが、半熟にする場合は強火で2分以上煮たら、鍋の中に置かずにすぐに冷水につけます。卵の茹でる時間を短くすることで、中がトロトロの半熟卵を作ることができます。
固めの卵
ゆで卵を固めに茹でる場合には、半熟の場合とは逆に茹でる時間を長くする必要があります。通常は水の入った鍋で強火で2分茹でますが、固めにする場合は強火で3分ほど茹でます。卵を3分、強火で茹でる事によって、白身も黄身も硬くなります。この後、鍋に2分間放置したのち、冷たい水に浸したら完成です。
温泉卵
家庭でも、うずらの温泉卵を作ることができます。家庭で温泉卵を作るためには、まずは温めたコップにお湯を入れて、うずらの卵を温めておいたコップの中に入れて、5分以上放置した後、冷たい水に浸します。これで完成です。うずらの温泉卵は美味しい上に、ソバやサラダなど、さまざまな料理に使えるのでぜひ作ってみてください。
うずらの卵の茹で方:ガッテン流
ガッテン流:ぷちとろ半熟うずら卵
材料 (ウズラ卵10個分) うずら卵10個 水大さじ2と1/2 ◎水100cc ◎塩大さじ2 ◎氷200g(我が家の自動製氷機の角氷約24個)
NHKのためしてガッテンでやっていた、うずらのゆで卵の作り方は、黄身が半熟でトロトロしていて白身も硬くなく、つやっとしているのが特徴です。うずらの卵の半熟が好きな方は、一度この方法を試してみると良いでしょう。またゆで卵の殻がとてもむきやすくなるため、うずらの卵の殻をむくのが苦手な方にも、是非おすすめしたい調理方法です。
ガッテン流レシピをご紹介
ガッテン流ぷちとろ半熟うずら卵は、普通のうずらの半熟のゆで卵を作る方法に、ひと手間を加えるだけで、普通の半熟のゆで卵よりも美味しくなる方法です。下にガッテン流ぷりとろ半熟うずら玉子のレシピをご紹介するので、こちらの料理を調理するときには、このレシピを参考になさってください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理①
うずら卵のチーズフライ
材料 (2人分) うずら卵6個 溶けないスライスチーズ6枚 小麦粉卵パン粉大さじ4 卵2個 ゴマ大さじ2 塩小さじ2/3
うずらの卵のチーズフライは、うずらの卵にチーズを巻いた後にパン粉をつけて油で揚げる料理です。うずらの卵は小さいため、ニワトリの卵よりもフライに使うのに向いています。この料理のポイントは、揚げる時間に気を付けることです。うずらの卵は形が崩れやすいので、揚げる時間を間違えると簡単に壊れてしまいます。
レシピをご紹介
時間を掛けずに調理できるのが、この料理の料理の最大の魅力です。またお腹に負担をかけずに、気軽に食べることができるので、ちょっとしたおかずとして使うのに向いています。下にこの料理のレシピを紹介するので、ご家庭で調理されるさいは、このレシピを参考になさってください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理②
うずら卵のめんつゆ漬け
材料 うずらの卵20個 めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2
うずらのゆで卵をめんつゆに漬けるだけで、作れる簡単な料理です。忙しくて、なかなか料理をする時間が取れない方にもおすすめの料理です。この料理のポイントは、料理に使ううずらのゆで卵の形を崩さないようにすることです。料理に使ううずらのゆで卵の数が多いので、殻をむく時やめんつゆに漬けている時に、形が崩れやすいので気をつけてください。
レシピをご紹介
うずらの卵のめんつゆ漬けは、シンプルで調理に手間がかかりませんが、味が濃厚でとても美味しい料理です。またゆで卵をめんつゆに漬ける時間を、通常よりも長くすることによって、ゆで卵の味をさらに濃厚にすることができます。下にこの料理のレシピを紹介するので、ご家庭でこの料理を作られるさいには、このレシピを見て料理のコツについて確認なさってください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理③
うずらの卵巻きチキンロール
材料 (鶏胸肉一枚分) 鶏胸肉1枚 塩コショウ適量 にんにくオリーブオイル適量 冷凍いんげん6本 鶉の卵6個 乾燥バジル適量 ●こくうまトマト大さじ2 ●にんにくオリーブオイル小さじ1 ●ブラックペッパ—少量
チキンロールの中に、うずらの茹で卵が入ることによって、チキンロールと茹で卵の味を一緒に楽しめるだけでなく、見た目も美しくなります。この料理を作る時のポイントは、肉をキチンと伸ばすことです。肉を伸ばすことによって、茹で卵を巻きやすくなります。うずらの卵のチキンロールは、美味しくて人気がある料理ですので、是非とも、ご家庭で作ってみるてください。
レシピをご紹介
うずらの卵巻きチキンロールに使う鶏肉は、熟れたものの方が美味しくなります。時間に余裕がある場合は、料理に使う鶏肉を熟成させておくことをおすすめします。下に料理のレシピを紹介するので、このメニューを調理するさいは、このレシピで料理のコツについて確認なさってください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理④
うずら卵のワカメスープ
材料 (2人分) うずらの卵(水煮)6個 乾燥ワカメ2g 水360cc 白ダシ 40cc
素朴でとても作りやすい料理です。また味がおいしくて、栄養バランスも優れていることから、とても人気がある料理となっています。この料理のポイントは、鍋が沸騰してからうずらのゆで卵を入れることです。鍋が沸騰する前にうずらのゆで卵をいれると、うずらのゆで卵が茹で過ぎになってしまう可能性があります。
レシピをご紹介
この料理はスープに使うダシを変えることによって、スープの味付けを自由に変えることができます。ご家庭でこのうずら卵のワカメスープを作られる時は、ぜひ色々なダシを使って調理してみてください。下にこの料理のレシピについて紹介します。このレシピをご覧になって、うずら卵のワカメスープの作り方のコツについて確認なさってください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理⑤
ウズラ卵のワンタン揚げ
材料 (1人〜1.5人分) ウズラ卵6個 ワンタンの皮3枚 揚げ油 適量
サクサクとした歯ごたえが楽しめる料理です。夕飯のおかずや弁当など、さまざまな用途に使えるために、とても人気があります。この料理を作るときのポイントは、卵に穴を開けておくことです。卵に穴が開いていると、卵を揚げている時に形が壊れるのを防げます。
レシピをご紹介
ウズラ卵のワンタン揚げは具を足すことによって、味を変化させることができます。この料理をご家庭で作られる時は、ご自分のお好みの具をワンタン揚げに加えてみてください。下にこの料理のレシピを紹介します。このレシピをご覧になって、料理を作る時のコツについてチェックしてみてください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理⑥
うずら卵の甘酢あん
材料 (2~3人分) うずら卵20個 ◎酢大さじ3 ◎砂糖大さじ1と1/2 ◎ケチャップ大さじ1/2 ◎醤油大さじ1/2 ◎ウスターソース 大さじ1弱 ◎酒大さじ1 ●片栗粉 小さじ1 ●水小さじ2
うずらの卵に甘酢あんがかかることによって、うずらの卵がよりおいしくなる料理です。時間がかからず、簡単に作れるため人気があります。うずら卵の甘酢あんのポイントは、料理が完成したらなるべく早く食べることです。長期保存には向きませんが、料理のおかずやおやつには適した料理です。
レシピをご紹介
うずら卵の甘酢あんは家庭で手軽に作れるため、小腹が空いた時や夜食などにおすすめです。また油分が少ないため、健康にも優しい料理です。下にこの料理レシピについて紹介します。このレシピをご覧になって、料理を作る時に必要なコツについて、しっかりと確認しておきましょう。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理⑦
うずら卵とハムのトースト
材料 (1人分) トースト4枚切り 1枚 うずら卵4個 ハム1枚 マヨネーズ12g ■ お好みで、塩、こしょう、ケチャップなど
うずら卵とハムのト―ストは、そのおいしさと食べやすさから人気があります。この料理のポイントは、うずらの卵を割る場所をしっかり押して、割った卵の位置がずれないようにすることです。卵の位置さえ固定できれば、後はトースターで焼くだけで簡単に作ることができます。
レシピをご紹介
食パンに加える食材を増やすことで、さまざまにアレンジできます。ご家庭でこの料理を作られるさいは、ご自分の好きな食材を食パンに加えて、トースターで焼いてみてください。下にこの料理のレシピについて、紹介をします。レシピをご覧になって、料理のコツについて確認してください。
うずらの卵の茹で方:おすすめ料理⑧
うずら玉子のスコッチエッグ
材料 (10個) うずら茹で玉子10個 合い挽肉200g たまねぎ1/2個 サラダオイル(タマネギ用)大さじ1 パン粉(タネ用) 1/4カップ
ニワトリのゆで卵の代わりに、うずらのゆで卵を使って作るスコッチエッグです。一般的なスコッチエッグよりも小さくて食べやすいため、とても人気がある料理となっています。この料理のポイントは、コロモの厚さを厚すぎず、薄過ぎでもない、適正なものにすることです。コロモの厚さを適正なものにすれば、スコッチエッグのたね全体に、熱が上手くいきわたります。
レシピをご紹介
うずら玉子のスコッチエッグは、ニワトリの卵を使ったスコッチエッグよりも、調理の時間が短くて済みます。またその小ささから、弁当に詰め込むおかずとして使うのにむいています。下でこの料理のレシピについて紹介します。レシピをご覧になって、この料理のコツについて確認なさってください。
まとめ
うずらの卵を上手に利用しよう
うずらの卵を茹でる方法や、茹で方のコツ、美味しい食べ方に加えて、NHKのためしてガッテンが考えたうずらの半熟卵の作り方についても、この記事で紹介してしました。いかがでしたでしょうか?うずらの卵は、さまざまな料理に使える便利な食材です。皆様もうずらの卵を上手く、料理に利用してみてください。
うずらの卵について気になる方はこちらもチェック
当サイト「暮らし~の」では、うずらの卵に関する記事が他にもございます。うずらの卵について気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
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