インゲンの栽培方法!育て方のコツや種まき・収穫の時期や方法をご紹介!のイメージ

インゲンの栽培方法!育て方のコツや種まき・収穫の時期や方法をご紹介!

インゲン豆は簡単に栽培できるため家庭菜園の入門には最適ですね。植木鉢やプランターでも栽培出来るほか、庭や畑で多収栽培できるのでおすすめです。いくつか種類があるインゲン豆ですが、栽培のコツや収穫の時期などと合わせて解説して生きましょう。

2019年02月23日更新

HI-D
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はじめまして。農業生物資源研究センターの協力を得てメロンの品種改良をしています。個人では木苺、ラズベリー、トマトなどの品種改良を行っているのですが、その研究のかたわらガーデニングジャンルの記事を書かせて頂いております。できるだけ皆さんのタメになるリアルな記事を書きたいと思っております。
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目次

  1. はじめに
  2. インゲン豆とは
  3. インゲン豆の栽培:種類
  4. インゲン豆の栽培:種まき
  5. インゲン豆の栽培:間引き
  6. インゲン豆の栽培:土作り
  7. インゲン豆の栽培:植え付け
  8. インゲン豆の栽培:庭や畑
  9. インゲン豆の栽培:植木鉢やプランター
  10. インゲン豆の栽培:肥料
  11. インゲン豆の栽培:水やり
  12. インゲン豆の栽培:収穫
  13. インゲン豆の害虫
  14. まとめ

はじめに

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インゲンは日本だけでは無く海外でも人気のマメで、キドニーの名前でも知られています。様々な品種や利用方法があり、広い地域で栽培されていますね。難易度的には小学校の教材で使われるほど栽培が簡単な植物で、美味しく食べられるのも良いですね。今回は種まきや間引きなどの育て方から、収穫の時期や方法をご紹介していきます。

名前の由来は

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名前の由来は隠元という名前のお坊さんが日本に持ち込んだためインゲン豆と呼ばれるようになったともされています。収穫期間の長さから三度豆とも呼ばれ、ほかにも地域により様々な呼び方があります。

インゲン豆とは

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インゲン豆とは大豆と異なりササゲ属の豆で、アズキに近縁です。空豆は中毒があることで有名ですが、インゲン豆は80度以上の温度で5分以上加熱すれば毒性は失われるため、空豆のような中毒がない豆としてヨーロッパで広まりました。ですが日本人はそもそも空豆中毒に耐性があったため問題にはしていなかったようです。葉は三出副葉でサヤがカラフルに色づく品種が多いのも特徴です。

インゲン豆の原産地

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原産地は中南米で、コロンブスがヨーロッパに持ち込んだのが栽培の始まりです。よく似た仲間のササゲと混同されやすいですが、ササゲはアフリカが原産の植物でサヤが細長いのが特徴です。日本へは1600年代に入ってきたものなので、少なくとも300年の歴史があります。

インゲン豆の栽培:種類

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エンドウ豆には未熟なサヤを食べる絹さやと、熟した豆を食べるエンドウ豆、そしてその中間のサヤエンドウがありますが、それと同じようにインゲン豆にも利用方法によっていくつかの種類にわけられます。日本で多く流通しているのはサヤインゲンで、これはフランスでも人気なモノですね。ほかには普通に豆菓子や煮豆などにもよく利用されています。海外ではスープ料理に多様されますね。

モロッコインゲン

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サヤが平たくて幅広いサヤインゲンで、古くから存在するベストセラー品種ですね。平たく大きい品種なので一口大にカットして食べる人が多いです。有名な品種なだけあって愛好家も多く、スーパーなどで販売されていることもあります。炒め物からスープまで使い勝手が良いので、大量に植え付ける場所があるのであればおすすめの品種です。サヤが大きくなるので沢山付いた部分はある程度間引きをすると良いでしょう。

サクサク王子

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サヤエンドウでは新しい品種で、開花後10~15日くらいの時期から収穫できる品種です。ゆで時間を短くして水にとらない様にするとサクサクした食感になるのが特徴です。水はけを良い土で育てると失敗が少ないです。つるなしインゲンなので収穫期間はやや短めですが真っ直ぐで曲りのないサヤを収穫出来ます。サヤが多く付いても間引きの必要がありません。

やらず豆

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福岡県の地豆で他人に分け与えたくない豆という意味の名前だとされます。エンドウ豆でいうスナップエンドウのように豆が発達してもサヤが硬くならない珍しい品種です。サヤインゲン用にも実採り用にも使える兼用種なので取り遅れる心配が無いため、はじめてインゲン豆を栽培するのに最適だと思います。育て方も最も簡単な部類で、サヤの間引きの必要はありません。

金時豆

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金時ニンジン同様に坂田金時の赤い肌に由来する名前を持ったインゲン豆で、煮豆用の高級品種です。4月10日あたりに種まきをして、収穫が近づいたら水やりの時にもサヤに水を当ててはいけません。なぜなら金時豆の赤色は水で簡単に色あせてしまうからです。赤色の鮮やかさで価値が決まる豆なので、出来るだけ綺麗なモノを収穫しましょう。海外のレッドキドニーと同様のものですが、日本ではつるなし型が主流です。

うずら豆

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うずら豆はうずらの卵に似た模様の豆で、実採り用の煮豆やカレーなどにもよい品種です。ビタミンCと亜鉛が豊富で栄養価が高いとされているので、男性にとって素晴らしい食材ですね。牛肉との相性がよく風味がよいので使い勝手が良いですね。栽培も比較的簡単で家庭菜園でも問題無く栽培出来ます。

ベニバナインゲン

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普通のインゲンとは異なる種ですが、近縁なのでひとくくりに扱われています。日本では冷涼な土地でないとサヤが付きづらいので馴染みがありませんが、中には普通に栽培できる品種も存在します。有名な白花豆という白化品種がありますがこれは短日性があり冷涼地むけです。こうした特性から高原豆と呼ばれますが豆が巨大で味の良い品種が多いので需要は高いですね。最近では常陸大黒という黒い豆も生まれているので、これからの活躍が楽しみな系統です。

インゲン豆の栽培:種まき

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豆の栽培ではよく、種まきの前に水に漬けて吸水させるという方法がありますが、インゲンでも有効と言えば有効です。ただ、豆から根が出るまで水に漬けてしまうと酸欠で発芽不良を起こすとされています。そのため種まきするときにはそのまま地面に直蒔きする事が推奨されており、乾燥させなければ簡単に発芽します。ただ浅まきしすぎるとダンゴムシやヤスデに食害されて発芽しないので注意が必要です。

種まきの時期

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インゲン豆は三度豆とも呼ばれますが、サヤインゲンの場合は4月、6月、8月に種まきすることができる豆で年3回の収穫が可能です。種子を食べるインゲン豆の場合には4月と7月に種まきして2季採りします。害虫の害もそうですが、豆の仲間は嫌光性種子なので種まきの時にある程度深めに蒔くと発芽しやすくなります。だいたい種まきの時に2センチほど土をかぶせれば問題ありません。

インゲン豆の栽培:間引き

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インゲン豆は害虫や病気などによる欠苗を防ぐために、種まきのときには同じポットに数粒の種を蒔きます。本葉が2~3枚になった時期に1ポットに2本程度になるように間引きをします。ただインゲン豆は隣の株と葉と葉が当たると生育が良くなるので間引きは成長に合わせて、葉が重なりあったら間引きしていくという方法もあります。インゲンは枝分かれすればするほど収穫が増えるので、最後に2本のこったところで先端を摘芯しておくと良いでしょう。

摘芯と誘引が大事

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インゲン豆は摘芯して枝分かれをして収穫量が増える植物です。まずはじめは本葉3~4枚の頃に摘芯をして、その後は8節ごとくらいに1~2回摘芯すると収量が増えていきます。育て方のコツとしてはもう一つ枝の誘引があります。大きくなったら葉が重なり合わないように広げるようにして誘引してやると良いでしょう。葉が重なり合うとそこに害虫が湧きやすくなるのと、光を受けやすくなるので成長が良くなります。

インゲン豆の栽培:土作り

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インゲン豆の育て方では植え付けの前に土作りを済ませておくことが必要です。適した土は中性から弱酸性とされています。野菜用の栽培用土の多くは中性に調整されているので植木鉢などで栽培するのであれば市販の培養土でも良いでしょう。

地力窒素の話し

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土作りでよく言われるものに団粒構造というものがありますが、これは微生物の働きで土の状態が良くなっているものといわれています。それと同じく土に堆肥などの有機物をすき込むことにより、微生物が窒素を生み出し続けるので、これを地力窒素と呼びます。インゲン豆はそれほど肥料を欲しがる植物ではないのでこの地力窒素を利用すると良いでしょう。施した直後は窒素が逆に消費されるので、堆肥などは植え付け2週間から1ヶ月前までにすき込むと良いですね。

インゲン豆の栽培:植え付け

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インゲンは過湿には弱いですが水分が必要な植物なので植え付けの際に少し深めに植えて軽く土寄せすると生育が良くなります。植え付けの時期は大体1度目の摘芯のあと新しい芽が伸びて2~3節まで育ったころが良いでしょう。育て方によっては太い根を切ってから植え付けると脇枝が出やすく育つとも言われているので、余裕があれば植え付けのときに試してみてください。

インゲン豆の栽培:庭や畑

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インゲン豆を畑や庭で栽培する場合には、マルチを張って初期生育を早めると良い結果が得られます。日当たりが悪いと病害虫にやられやすいので、出来れば日当たりが良いところに植え付けると良いでしょう。開けた場所ではアーチ状に誘引すると良いですが、それほどの場所がなければ扇状に広げる育て方が出来ると良いですね。

インゲン豆の栽培:植木鉢やプランター

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インゲン豆は植木鉢やプランターでも育て方を変えずに栽培することが出来ます。大きい鉢であれば大きい鉢であるほど収穫量は増えるので、出来るだけ大きい容器で栽培すると良いでしょう。植木鉢でいうと1株で最低6号鉢、出来れば8号以上だと良く育つと思います。植木鉢では肥料分が流れやすいので、植え付けのときに少し元肥をやると良いでしょう。

インゲン豆の栽培:肥料

出典: https://item.rakuten.co.jp

インゲンの肥料は化成肥料を元肥にするのが普通ですが、それを続けるとリン酸など使われなかった肥料分が土に溜まり続け土が壊れるので、出来れば大豆油かす30グラムほどにすると良いと思います。ただインゲンであれば無肥料でもある程度成果が出るのでそれほど肥料に気にする必要はありません。

インゲン豆の栽培:水やり

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植物の育て方の基本中の基本ですが、インゲンの生育期間は暖かい季節なので植木鉢の場合は水やりはたっぷり毎日やると良いでしょう。何故なら根は酸素を吸って二酸化炭素を出すので、水やりで循環させなければ逆に酸欠で根ぐされする場合があります。水やりで根ぐされするのは土の水はけが悪いからなので、その場合はゼオライトなどで水はけを改善してください。畑の場合は初月だけ根付きが悪かったり晴天が続いたら水やりすると良いでしょう。

インゲン豆の栽培:収穫

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インゲン豆の収穫は、毎日水やりしていれば分かると思いますが、サヤの中の豆に膨らみが出てきた頃がサヤインゲンの収穫時期です。種子を食用にしたい場合は試し採りしてみて、サヤの内側にみずみずしさが無くなり先端が枯れてきた頃から採ることが出来ます。種取り用なら豆に爪が立たなくなるくらいに完熟させて採種すれば大丈夫です。

インゲン豆の害虫

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インゲン豆によく見られる害虫としてはハモグリバエが挙げられます。葉や茎の中に潜り込み食害するハエで、食われた葉をとり除くか、見える幼虫を潰すかするのがよいですが、大量につかれてどうしようもない場合にはベストガードなどのくすりを使うと良いでしょう。他の害虫としてはアブラムシ、キジラミ、カメムシなどの吸汁性害虫が現れます。こういったものが原因で枯れる事は稀ですが、こういった害虫にもベストガードが効くので一本持っておいても良いのではないでしょうか?

まとめ

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インゲン豆は気温25度くらいが最も生育がよい品種です。鉢植えであれば水はけが良い土で毎日水やりをするのがベストですが、畑などの場合には植え付けから一月ほど様子をみて水やりする程度で大丈夫です。味が良く茶菓子からコース料理にまで使われるほど汎用性の高い豆なのでよろしければ一度栽培してみてください。

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