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底砂の種類は?特徴や具体的な使い方、メリット・デメリットを解説!

更新: 2021年12月9日
T・S
底砂にはどんな種類があるのかご存知でしょうか?底砂は水槽の下に敷く砂利などを指し、あまり気にされていない部分だったりもしますが、実はとても重要な役割を担っている大切な部分です。今回はそんな底砂の種類、特徴、使い方などを解説していきます!
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底砂の種類は?

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熱帯魚や金魚、メダカなどを飼われている方であれば、何かしらの底砂を入れているかもしれません。

底砂には沢山の種類があり、主な役割としては、インテリア性の向上、水草を育てる為の土、バクテリアの繫殖、色揚げ、水質安定化などの為に底砂は使われています。

実は底砂の種類によって、何に適しているのかに違いがあり、中には水質を大きく変えてしまうので扱いが難しいものもあるのです。今回はそんな底砂の種類や特徴などを解説していきます!

底砂の種類①礫

礫の特徴

まずはじめにご紹介するのが「礫(れき)」です。礫とは砂利やりも少し大きめの、小石にも近いようなものを指しています。礫の中にもSMLとサイズがあり、Lまでいくとかなりゴロゴロとしています。

逆に、Sサイズはほぼ砂利のサイズとなります。熱帯魚や金魚、メダカを育てる上でベターな選択肢ではありませんが、より自然環境下に近い風貌を持っているのが特徴です。

おすすめの使い方

礫はよりリアルな自然環境下を感じさせてくれる底砂ですので、ナチュラルなレイアウトを作りたい方におすすめです。また、土ではなく石ですので、ずっと使えるコスパの面でも魅力。ただし、粒が大きいので水草を育てるには不向きですね。

また、粒が大きいと金魚や熱帯魚、メダカの糞が隙間に入ってしまい、掃除が大変になる可能性もあります。

アクアリウムでの使用例

こちらは小粒サイズの礫を使っている様子のツイートです。礫といっても、これだけ細かなサイズであれば砂利と言える大きさですよね。色合いも様々ですが、白い色であれば水槽内が明るくなります。

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底砂の種類②大磯砂

大磯砂の特徴

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金魚や熱帯魚、メダカを育てる上で最もポピュラーと言えるのが「大磯砂」です。元々大磯海岸という場所で採取されていたのですが、現在は禁止されており、東南アジア地域から輸入されています。

とはいえ和風な雰囲気を感じさせますよね。こちらも粒のサイズに違いがあり、小粒から大粒まで選べます。小粒から中粒あたりを選ぶ方が多いですね。

おすすめの使い方

礫と同じく、こちらも石ですのでずっと使えます。購入価格も安いので買いやすいのも大きなメリットですね。また、大磯砂は色が暗いのも実はメリットで、魚の色揚げをする効果があり、金魚などを育てる方にはとてもおすすめです。また後述する底面フィルターにも使いやすい底砂となっています。

大磯砂の酸処理について

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とても使いやすい底砂ではありますが、酸処理をする手間もあります。貝殻などPHを変えてしまうものが入っている為、少しアルカリになってしまうのです。その為、酸処理をしてPHが上がらないように手を加えてあげる必要があるのです。

酸処理をしなくても使えますが、した方がより良いでしょう。酸処理については下記記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

アクアリウムでの使用例

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こちらは大磯砂で作られたダイナミックな水草水槽です。水草育成にはあまり適していない底砂ではありますが、絶対に育てられない訳ではありませんのでチャレンジしてみましょう!

どうしても栄養が足りない場合は、埋め込み式のものを使う手もあります。土系の水草水槽も人気ですが、大磯砂で作る水草水槽も人気があります。

底砂の種類③珪砂

珪砂の特徴

こちらは白っぽくて綺麗な底砂です。こちらも土ではありませんので、ずっと使えるのがメリット。長い目で見て、コスパの面でも優れた底砂ですね。

水質は少しアルカリになってしまうのですが、ヨーロッパでのアクアリウムによく使われている人気の種類で、中性を好む水草であれば難なく育てられます。重みもあるので、ホースで掃除する時も吸い込みにくいのが特徴です。

おすすめの使い方

こちらは水草水槽に使える底砂ではありますが、水草に栄養は与えないので、あまり早く育ってほしくない時におすすめです。また、弱酸性よりも中性を好む水草であれば、ソイルよりも良く育ちます。

栄養分が足りないと感じた時には栄養を埋め込む必要があるので、少し手間がかかる場合もありますので注意して下さい。

アクアリウムでの使用例

こちらは中粒サイズの珪砂を使った水槽の様子です。白いので水槽が明るく感じますよね。こういった外観にしたい方は是非使ってみて下さい。

底砂の種類④川砂


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川砂の特徴

水作 水槽の底砂 川砂 2.4kg

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川砂はその名の通り、川で採取された砂です。粒が細かい、色が明るいものが多いのが特徴ですね。こちらも一度買えばずっと使い続けられますので、コスパの面に優れた底砂となっています。ただそ、粒が小さいので、ホースで掃除をする時に吸い出しやすいことには注意が必要となります。

おすすめの使い方

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