スノースクート SNOWSCOOT フリースタイルモデル 70 ナナマル 完成車 アントニー・ヴィロニー シグネチャー モデル ウィンタースポーツ ジックジャパン JykK Japan サンドブルー
今話題のスノースクートってなに?
自転車とスノボを合わせた乗り物
安易に回答を導けば、スノースクートとは自転車のタイヤの代わりにボードを取り付けてしまった、雪上滑走専用の乗り物です。ハンドル付きソリと言って間違っていない形状をしています。乗り方は初心者からも簡単で、経験を積めば高速移動や、高度な空飛ぶテクも思いのままです。
1990年にフランスで発明された
はじめて誕生したのは1990年のこと、フランスのFranck Petoud氏が考案したスノースクートは、翌年には自転車メーカーのsunnによって販売されはじめました。ヨーロッパを中心に1996年から人気を拡大し、それ以降は日本のスキー場でも、次第と滑走許可が出始めました。
今や国内300以上のスキー場で乗れる
もう今日に至っては国内のスキー場の80%を超える、300以上のスキー場でスノースクートを乗りこなすことができます。ただ滑走可能な施設でも規制があったり、レンタルのスキー場は多くはなかったり、扱いにはかなりバラつきもあります。情報を得てから最良なスキー場に行くのがおすすめです。
スノースクートの構造
フレームとハンドル
チラッと見た感じでも自転車と同じく、フレームとハンドルにより全体を支えている構造だとわかります。自転車と大きく違うのは、スノースクートには座れるサドルも、ブレーキもなく、タイヤの代わりに大きなボードが装着してあることです。
前後のボード
滑り心地を安定させるボードは、前後に合計2枚が取り付けられ、全長は大人用で140~160cmほどあります。前方のボードは、自転車同様に可動式となっていて、後方は固定されて足を引っ掛けるストラップがついています。ハンドル操作と体重移動により、ブレーキ作用が簡単に効く仕組みです。
スノーモトのタイプ
違いが殆どない似通った製品に、スノーモトと呼ばれるタイプがあります。異なっているのは、自転車のサドルに似たシートブームが付いていることです。操作性もやや異なり、スノースクートがリアボードに重心を置くのに対し、スノーモトはフロントボードに重心を置いて滑走をおこないます。
スノースクートの運び方
1・スノースクートを立てる
広いゲレンデでも狭い通路でも、簡単に持ち運ぶときには、スノースクートは後部を下にして本体を立てるところから始めます。ハンドルを持って立ち上げるだけなので初心者も簡単ですが、地面や雪面が平らな場所を選ぶことで作業が安定します。
2・ハンドルを回転させる
突き出したフロントボードと自転車っぽいハンドルは一体となっているので、ハンドルを回転させるとボードも下向きになり安定感を増します。動画のようにハンドル回転をやっておかないと、運ぶ最中にフロントのボードが自重で回転して危険を伴います。
3・横に回り込んで肩に担ぐ
そうしたら横側に回り込み、スノースクートのフレーム前方に腕を回して担ぎ上げ、背中に背負います。片手でハンドルを支え、もう片手でバックボードを支えるようにすると、持ち運ぶ時に安定して落下防止になります。本体は2キロを超える程度なので、軟弱な男女も初心者も担ぎ上げは簡単です。
スノースクートの滑り方
滑り方1・リーシュコードの装着
リーシュコードは滑走時に転倒してしまった時、スノースクートが勢い余って周囲に飛んでいくことを防止する装置です。足に取り付けることによって、操作する人と一体化します。足首のストラップにリーシュコードを装着するだけで簡単ですが、初心者的はど忘れしがちです。
滑り方2・操作する時の姿勢
両手でしっかりハンドルを握りしめ、後部のデッキに取り付けられているストラップに両足を引っ掛けるのが、スノースクートの滑り方の基本です。ガチャピンが乗りこなすように、手脚や背中はかるく曲げて、初心者も全身が力まない乗り方になるよう用心がけます。
滑り方3・片足で漕いで進む滑り方
どっかりと片足をデッキに乗せた状態で、もう片方の足でちゃっちゃと雪面を蹴って進むのが、初心者が覚えておきたいスノースクートの簡単な滑り方の基本です。この時デッキのストラップから足がはずれてしまう乗り方は初心者にとっては危険を伴います。
滑り方4・横滑りのテクニック
猪突猛進だけがスノースクートの乗り方ではなく、横滑りという滑り方の操作技術も、初心者が覚える基本に含まれています。これはスピードが出ると、どうしても横滑りの状況になるためです。斜面に平行に滑っていくのは最初は難しいとはいえ、修練を重ねていけば横滑りも簡単です。
滑り方5・ターンの滑り方
雪原の状態にあわせてスピードを調節する乗り方には、ターンの操作が不可欠です。スノースクートのターンは、ハンドル操作だけに頼りません。曲がりたい方を見てハンドルを軽めに切ってから、体の重心を内側に倒すことで簡単にターンできますが、これを左右に繰り返せば連続ターンの完了です。
スノースクートの止まり方と転び方
基本の止まり方
ひっくり返してもブレーキは見つかりませんが、スノーボードと同じように横に重心移動し、雪の抵抗を起こすことでスノースクートの止まり方の操作ができます。ハンドルを軽く切り、重心を内側に倒すだけなので止まり方は簡単です。初心者は止まり方を確実に覚えるまで、練習したほうがよいです。
斜面に乗り上げる止まり方
勢いを付けて滑走するなかでもう一種類の止まり方としては、スノースクートを斜面に乗り上げる方法があります。こちらは操作をしなくても、坂に向かっていくだけの簡単操作で、自然な止まり方ができます。この止まり方がきちんと出来ても、後ろ向きに滑って行かないように気をつけてください。
転び方の重要性
正直に頭部からモロに突っ込んで行く転び方は、大怪我に繋がって危険です。だからスノースクートでは止まり方と同じく、転び方も基本として練習する必要があります。転ぶ時には必ず斜面が近い側に倒れるようにし、倒れたときは足元のデッキから足が外れないことによって怪我を防止できます。
スノースクートのリフトの乗り方
リフトの乗り方1
乗り口ではリフトの座席が後ろからぐんぐん近づいてきます。その時スノースクートをまたぐような形で、待機するようにします。ハンドル中央を持っておくと、フロントが動かず安定します。本体を背中に担ぎ上げるリフトの乗り方は危険を伴うので、特に初心者は間違わないようにしましょう。
リフトの乗り方2
無難な感じにリフト乗り込みが成功したら、スノースクートのハンドルの左右を両脚の上に乗せて固定します。空中をリフトで移動中に、スクートを落下させてしまえば重大事故となりかねないので、絶対に手を離してはいけないところです。
リフトの乗り方3
ひんやりした空気のなかを移動してリフトの降り口が近くなったら、スノースクートのデッキストラップに両脚をかけます。さらにハンドルを両手で持って、リフトから着陸する待機をします。リフトから降りる時には勢いをつけ、そのまま斜面を滑走して行くだけなので簡単です。
スノースクートの規制と注意
コースとリフトの規制
もはや各地域のスキー場で滑走許可されているスノースクートですが、場所によってはコースとリフトの規制が存在する場合もあります。それはスノースクートをするには危険と、スキー場が判断したゲレンデがあるためです。コース情報は、現地スタッフに聞いて把握することも大切です。
混雑する場所での規制
常日頃は無理もなさげに滑走できるゲレンデも、ごった返すほどの混雑を見せることでスノースクートが禁止になるスキー場もあります。混雑時期は、とくに週末や連休中が多い傾向です。確実に滑走するなら休日のスキー場行きは避けるか、禁止にならないスキー場を選ぶことも必要です。
スノースクートおすすめスキー場①(新潟)
舞子スノーリゾート
急峻な三国山脈北部で雪山の絶景と対峙できる舞子スノーリゾートは、1959年に新潟は南魚沼に開設された比較的に歴史あるスキー場です。ゲレンデは3エリアに全13コースを備え、温泉やホテルも備わっています。休日のスキーは、スノースクートの選択肢も出て充実のひとことです。
スノースクートの特徴
全4か所ある舞子スノーリゾートのレンタルショップのうち、スノースクートに対応しているのは、舞子高原ホテルと舞子パーキングセンターの2つです。2時間2,000円からのお値段で、ナイターの時間帯でも滑走できるのも、このスキー場の強みです。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 新潟県南魚沼市舞子1819-79
・電話 025-783-4100
・スノースクートレンタル 1日3,000円、2時間2,000円
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場②(群馬)
奥利根スノーパーク
迫力に満ちた武尊山系と三国山脈の雪景色にいだかれている奥利根スノーパークは、群馬県でスノースクートができる貴重な場所の一つです。最新のゆきざるコースを含む全10コースは、上級から初級まで変化に富んでいます。ここは南関東からも訪れやすいスキー場の一つです。
スノースクートの特徴
常に小6以下のお子様が超絶的に優遇されている奥利根スノーパークでは、山麓のゲートハウスでレンタルに対応しています。取り扱っている種類は、スノースクートに似ていながらもちょっと異なるスノーモト。料金は4時間3,000円から、絶景ゲレンデに飛びだせます。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 群馬県利根郡みなかみ町向山
・電話 0278-72-8101
・スノーモトレンタル 4時間3,000円
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場③(長野)
野沢温泉スキー場
浪漫ただよう大正時代真っ最中の1923年のこと、野沢温泉郷に完成したスキー場は、この国のスキー始まりの地としても有名なところ。毛無山西山麓のスキー場の高低差は1,000m以上、ゲレンデ・コースの数は36種と日本有数で、スノースクートのレンタルをすれば広大なフィールドが舞台です。
スノースクートの特徴
サロモンステーションは、長坂ゴンドラリフト長坂駅そばに2014年に開設されたレンタルショップです。ここでのスノースクートレンタルは、半日から5日間にかけての長期間も選べます。日数をかけて、日本屈指のスキー場を隅々まで回ってみても良さそうです。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷7653番地
・電話 0269-85-3166
・スノースクートレンタル 1日3,800円、半日2,800円(半日~最大5日間)
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場④(長野)
白馬岩岳スノーフィールド
山肌の雪化粧がまぶしい白馬岳東側の岩華山で、標高750m以上の高原に15コースを備えている白馬村の人気スキー場です。北アルプスのパノラマの雪景色のなか、最大傾斜35度を含むコースもありつつ、スノースクートを滑り尽くすのにも向いています。
スノースクートの特徴
ゴンドラ山麓駅の周辺に、スノースクートをレンタルしている一般のショップが複数点在しているのが、白馬岩岳スノーフィールドのレンタルの特徴です。現時点でサービスショップ360、レンタルリーベライ、JAMレンタルなど、対応するお店は数店舗があります。ビビッと来たお店に入店してください。
・所在地 長野県北安曇郡白馬村北城
・電話 0261-72-2474(白馬観光開発株式会社 岩岳営業本部)
・スノースクートレンタル ゴンドラ山麓駅周辺レンタル店使用
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場⑤(岐阜)
ダイナランド
山頂に大日如来が祀られるという大日ヶ岳の東側で、標高983mという高原地帯に位置するダイナランドは、岐阜県で屈指の規模と人気を誇るをスキー場です。2ブロックに自在な19コースを有してナイター設備も充実し、スノースクートについてもレンタルを用意して歓迎してくれます。
スノースクートの特徴
色々とダイナミックな様子を見せるダイナランド内では、15人乗りゴンドラを除いた全てのリフトとコースが、スノースクートに対応しています。最新式ばかり扱う未来的イメージのレンタルショップは、短時間なら2時間からのレンタルokです。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 岐阜県郡上市高鷲町西洞3035-2
・電話 0575-72-6636
・スノースクートレンタル 1日4,600円、半日3,600円、2時間2,500円
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場⑥(兵庫)
スカイバレイスキー場
悠然とした氷ノ山に接するハチ北高原のスカイバレイスキー場は、大阪からも2時間でアクセスできる「あなたのホームゲレンデ」として人気のスキー場。1991年の開業以来、標高507mより1,000mにかけ8コースを備え、近年には関西で貴重な、スノースクートに似たスノーモトのレンタルを始めました。
スノースクートの特徴
訪れるべきは第3レストハウスのスクール受付窓口。ここでスノースクートにサドルを付けたスノーモトを利用できます。スカイバレイスキー場は多様な種類を用意している上、1時間1,000円からとかなりオトクな料金から滑走できます。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 兵庫県美方郡香美町村岡区中大谷701
・電話 0796-96-0375
・スノーモトレンタル 1時間1,000円
(2018年12月10日現在)
スノースクートおすすめスキー場⑦(山口)
十種ヶ峰スキー場
地元が誇る水源の森百選の名峰、十種ヶ峰のウッドパークに開設されているスキー場は、2018年12月現在で日本のスノースクートに乗れるスキー場のなかでは、一番西側に位置しています。標高600m付近に、キャンプ場と共にスノースクートで遊べるゲレンデが広がります。
スノースクートの特徴
眺めの良い十種ヶ峰では、上級~初級向けの複数のコースでスノースクートの滑走ができます。西日本でレンタルしているスキー場としても、数少ない施設のひとつです。さらに幼児向けにソリ付きのストライダーを採用しているのも珍しく、こどもが初級コースでハンドルを握って遊ぶことも可能です。
スキー場とレンタルの情報
・所在地 山口県山口市阿東嘉年下1505-1
・電話 083-958-0547
・スノースクートレンタル 1日4,100円、4時間2,500円、幼児向けソリ付きストライダー1,000円
(2018年12月10日現在)
乗ってみようスノースクート
初心者ならまずはレンタルで体験
心躍る白銀のスキー場での未体験な滑走をできる、スノースクートの魅力が分かってきました。初心者ならば基本姿勢から止まり方やリフトの乗り方まで、まず簡単な操作をマスターする必要は出てきます。しかしレンタルから初めて雪原を自在と滑走できたら、とても楽しいに違いありません。
スノースクート SNOWSCOOT フリースタイルモデル 70 ナナマル 完成車 アントニー・ヴィロニー シグネチャー モデル ウィンタースポーツ ジックジャパン JykK Japan サンドブルー
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