スポルティバ トランゴトレックマイクロエボGTXウーマン Grey/Lime
スポルティバ トランゴ TRK GTX TRANGO TRK GTX 11V900702 メンズ トレッキングシューズ ゴアテックス (Men's)
スカルパ(SCARPA) クリスタロ GTX (メンズ/シューズ 登山靴) SC22090
◎ザンバラン (1120111)・パスビオGT(ネイビー)
LOWA (ローバー) MELINA GT WXL [L010229] Col.ブラウン×グレー(4530)
ローバー タホープロGTX WXL LOWA018 レディース/女性用 登山靴 Tahoe Pro GTX WXL セピア/ネイビー
メンズトレッキングシューズは、じっくりと選ぼう
トレッキングの基本アイテムと言えば、「ザック」「レインウェア」そして「トレッキングシューズ」。その中でもトレッキングシューズは、一番大切なアイテムですが、一番、選び方が難しいアイテムでもあります。トレッキングシューズの選び方を間違えると、不快なだけではなく、歩けなくなり遭難の危険性まで出てきます。初心者だからとりあえずという気持ちではなく、ずっと長く履くつもりでじっくりと選びましょう。
メンズトレッキングシューズの種類
トレッキングシューズにはいくつかの種類があります。その種類ごとに特徴や使用シーンをご紹介しましょう。
種類① ローカットシューズ
【特徴】
履きやすく軽量。足の自由度が高く、舗装された街の道路でも違和感なく歩けます。
【使用シーン】
トレイルランや、登山口までのアプローチや街歩きなどの普段使い。登山には不向きです。
種類② ミドルカットシューズ
【特徴】
カットが深いので、砂や石が入りにくい。ハイカットよりも軽量で足首が自由になる。
【使用シーン】
岩場やザレ場が少ないよく整備された登山道。本格的な登山には不向きです。
種類③ ハイカットシューズ 3シーズン用
【特徴】
ハイカットなので足首やくるぶしが保護される。冬を除く季節であれば本格的な登山も可能です。
【使用シーン】
積雪の高山を除く春から秋までの登山用。低山であれば積雪時も対応可能。初心者に最適で、今回ご紹介するトレッキングシューズはこの種類がメインです。
種類④ ハイカットシューズ 雪山用
【特徴】
3シーズン用のハイカットシューズより頑強でカットがより高くなっています。表面に雪が付着しないような加工がされており保温材が入っています。
【使用シーン】
厳冬期の雪山に向きます。雪山は高度な登山技術が必要なので、初心者は経験を積んで挑む必要があります。したがって、この種類のトレッキングシューズは、今回はご紹介しません。
メンズトレッキングシューズの選び方 初心者編
メンズトレッキングシューズを選ぶ際、いろいろなポイントがあります。ベテランやテクニカルな登山を行う中上級者の選び方と初心者の選び方とは違うことは認識しておきましょう。いきなりベテランの選び方を行うと失敗のもとです。今回は初心者に特化した選び方をご紹介します。
選び方① ハイカットを選ぶ
市販されているトレッキングシューズには、ローカット、ミドルカット、ハイカットの3種類があります。トレッキングに使うのであれば、迷わずハイカットを選びましょう。ベテランには、スピード重視で軽くて足首を動かしやすいローカットやミドルカットを選択する方もいるようですが、初心者は絶対ハイカットです。
ハイカットは足首固定、くるぶし保護
山道の歩き方がわかると、足に負担がかからない、怪我をしない歩き方ができるようになり、スピード重視でローカットやミドルカットで敢えてトレッキングする人もいますが、初心者のうちは、高いカットで足を保護しましょう。ハイカットは、足首を固定する機能、また、くるぶしを保護する機能があります。また、足首を立たせることで、不安定なトレイルでも体を安定させる機能があります。
選び方② ゴアテックスで防水されているものを選ぶ
トレッキングシューズに防水機能は必須です。防水機能は各メーカーにょり異なりますが、ゴアテックスをライニングに使用しているものを選びましょう。ゴアテックスは、ゴアテックス社の防水透湿素材です。もちろん、ゴアテックス以外にも防水透湿素材は存在しますが、実績と信頼ではゴアテックスに一日の長があります。初心者の選び方として、ゴアテックスで防水されているトレッキングシューズを選べば間違いありません。
なぜ防水機能が必要なのか
雨の場合は当然防水機能が必要ですが、雨でなくても登山道では防水機能が必要です。登山道は、沢もあり、水が溜まっている場所、ぬかるんだ場所など、水に遭遇する場所が多くあり、防水機能が無いとトレッキングシューズに水がしみてきます。水がしみて、足が濡れると足の皮がふやけてしまい、ふやけた状態で歩行を続けると、皮を痛めてしまい、結果的に痛みで歩くことができなくなります。
選び方③ ソールが曲がらないものを選ぶ
トレッキング時は、舗装していない不安定な場所や、石や岩などが多い場所では地面に凹凸が多くなります。このような場所をソールが曲がるシューズで歩くと、歩行バランスが悪くなります。また足の裏が痛くなってきます。特に初心者の足は弱いので、ソールが固いトレッキングシューズを選びましょう。実際にトレッキングシューズの前後を手で持ち曲げてみて、曲がるようではおすすめできません。
曲げないように足の裏全体で着地
ソールが固いトレッキングシューズを着用していても、地面を蹴って歩くような歩き方ではソールが曲がってしまいます。曲がると歩行バランスが悪くなりますので、曲げないように足の裏全体で着地する歩き方を習得しましょう。
ビブラムソールがおすすめ
防水素材としてゴアテックスが定番であるように、アウトソールはビブラムが定番です。ビブラムはグリップ力や耐久性、耐摩耗性において他のアウトソールと一線を画します。各トレッキングシューズメーカーのハイエンドクラスシューズのほとんどがビブラムを採用していることからもわかります。
選び方④ 人気ブランドを選ぶ
人気ブランドは、多くの愛用者がいる証拠です。初心者で、どのトレッキングシューズがいいのかわからない場合は、ブランド買いもおすすめです。トレッキングシューズは、デザインだけでは評価されません。多くの愛用者がいるという事は、トレッキングシューズとしての機能や品質が評価されている証拠です。気に入ったトレッキングシューズの中で迷った場合は、人気ブランドを選ぶようにしましょう。
選び方⑤ 必ずお店で試着する
一番大事なことですが、必ず試着して、試着した商品を購入するようにしましょう。よく試着だけお店で行って、通販で購入する人がいますが、同じブランドで同じ商品、同じサイズでもトレッキングシューズによって微妙にサイズ感が変わります。気を付けましょう。
お店で店員さんとよく話をしましょう
登山用品店の店員さんとじっくりと話しながら、トレッキングシューズを選びをしましょう。初心者であることを正直に話し、どんな山に行きたいかなどを話せば、あなたに合ったトレッキングシューズをすすめてくれます。その際は、気になることは些細なことでも質問して時間をかけて選びましょう。もし、登山用品店において、きちんと対応してくれないようなら、その店では買わないことをおすすめします。
選び方⑥ シューズ専門メーカーを選ぶ
トレッキングシューズのブランドには、ウェアやギアの総合登山用品メーカーが販売しているものと、シューズ専門メーカーのものがあります。トレッキングシューズに限らず、シューズの製造は長年の経験と技術力が必要で、その点、シューズ専門メーカーの品質は確かです。初心者は、シューズ専門メーカーを選ぶほうが無難です。
メンズトレッキングシューズおすすめ商品をご紹介
初心者におすすめするメンズトレッキングシューズをご紹介します。おすすめする商品は、前項の選び方の
1.ハイカット
2.ゴアテックスによる防水
3.固いソール
4.人気ブランド
5.シューズ専門メーカー
以上の機能や特徴をすべてカバーし、実売価格2万から4万程度のトレッキングシューズを集めてみました。特にメンズに人気のブランド、デザインを選んでいます。
※実売価格はすべて2018年12月現在です。
今回ご紹介するブランドを簡単にご紹介
メンズに人気があるトレッキングシューズのブランドを簡単にご紹介します。昔から靴の製造が盛んであること、アルプス登山が盛んであることから、イタリアのブランドが多くなっています。
スポルティバ(LA SPORTIVA ) イタリア
1928年設立。
LA SPORTIVAと表記して、LAは発音せず、スポルティバと読みます。イタリアのトレッキングシューズ専門メーカーで、ヒマラヤ登攀にも対応する高所対応のアルパインブーツから、一般的なトレッキングシューズ、ボルダリングシューズなど、非常に多くのシューズをラインアップしています。現在、日本で一番人気があるブランドと言ってもいいでしょう。
スカルパ(SCARPA) イタリア
1938年設立。
スポルティバと同じくイタリアのブランドです。スポルティバほど派手さはありませんが、8000メートル級高所登山からハイキングまで、多くのシューズをそろえています。スポルティバとは少々違うフィット感で、スポルティバとスカルパを履き比べてことで、よりよいフィット感のトレッキングシューズが選ぶことができるでしょう。
ザンバラン(Zamberlan) イタリア
1929年設立。
またもやイタリアブランドですが、日本ではスポルティバ、スカルパほど発売数が多くないようで、あまり見かけませんが、シューズのクオリティは引けを取りません。日本では「フジヤマ」という名前のトレッキングシューズがなじみ深いブランドです。スポルティバやスカルパほど足幅が狭くなく、後述するローバーほど広くない中間的な足幅なので、それらで違和感がある方は、ザンバランを試してみることをおすすめします。ちなみに筆者はザンバランを着用しています。
ローバー(LOWA) ドイツ
1923年設立。
ローバーはドイツのシューズ名門ブランドです。イタリアブランドのような華やかさありませんが、ドイツらしい質実剛健さがあり、昔からのトレッキングシューズらしいデザインです。WXLという足型のラインアップがあり、日本人に多い幅広甲高に合うシューズが多いのが特徴で、イタリアブランドのトレッキングシューズがキツイ方にはおすすめのブランドです。
シリオ(SIRIO) 日本
1993年設立。
トレッキングシューズでは数少ない国産ブランドです。日本人の足の特徴である「幅広甲高」の靴幅である3E、4E、4E+まで対応したトレッキングシューズをラインアップしています。デザインやカラーリングは、海外ブランドには及びませんが、耐久性や品質では問題ありません。国産ブランドですが、実際の製造は海外で行っており、トレッキングシューズはイタリア製が多くなっています。
メンズトレッキングシューズおすすめ選①
スポルティバ トランゴ トレック マイクロ エボ GORE-TEX
スポルティバ トランゴトレックマイクロエボGTXウーマン Grey/Lime
アッパー :スエードレザー2mm ライニング :ゴアテックス・パフォーマンスコンフォート ソール: ビブラム 重さ:(1/2ペア) 650g 実売価格: 3万円台前半
今一番の人気ブランド、スポルティバのライトトレッキングモデルです。高いフィット性と軽量性が特徴で、3Dフレックスシステムにより前後への足首に制限が少なく、初心者でも歩きやすくなっています。
メンズトレッキングシューズおすすめ選②
スポルティバ トランゴ S エボ GTX
スポルティバの名を一気に人気ブランドに押し上げたと言える名品、トランゴシリーズの最も人気のあるモデルです。低山から3シーズンの高山地帯の縦走までこなします。初心者には少々高いですが、長く履けるコストパフォーマンスに優れたトレッキングシューズです。
メンズトレッキングシューズおすすめ選③
スポルティバ トランゴ TRK GTX
スポルティバ トランゴ TRK GTX TRANGO TRK GTX 11V900702 メンズ トレッキングシューズ ゴアテックス (Men's)
アッパー: 高強度ファブリック+サーモテックアプリケーション ライニング: ゴアテックス ソール: ビブラム 重量:(1/2ペア) 約590g 実売価格: 2万円台後半
トランゴシリーズの廉価モデルですが、トレッキングジューズとしては十分な機能です。薄く軽量で防水性と保護力に富むアッパーが特徴です。登山にも、バックパッキングにもおすすめのトレッキングシューズです。
メンズトレッキングシューズおすすめ選④
スカルパ カイラッシュライトGTX

アッパー: コーデュラ/スエード
ライニング: ゴアテックス®
ソール: ビブラム・バイオメトリックトレック
重量: 610g(#42、1/2ペア)
実売価格: 2万円台後半
スポルティバと同じイタリアのブランド「スカルパ」。スポルティバと同じく評価が高い人気ブランドです。このカイラッシュライトの特徴は、しなかやかなナイロン・スエードのアッパーでフィット感も高く、初心者が履きやすくなっていますが、しっかりとした作りなので、安全で快適なトレッキングが楽しめます。軽快なトレッキングを楽しみたい方に人気です。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑤
スカルパ クリスタロ GTX
スカルパ(SCARPA) クリスタロ GTX (メンズ/シューズ 登山靴) SC22090
アッパー: L-TECHナイロン/撥水スエード ライニング: ゴアテックス:registered: ソール: ビブラム・ペンタックストレック 重量: 800g(#42、1/2ペア) 実売価格: 2万円台後半
アッパーに耐久性の高いL-テックナイロンを採用し、軽量ですが、長時間の縦走もこなすハイエンドクラスのトレッキングシューズです。高機能ながら、他ブランドの同等クラスと比較しても価格が抑えられています。特徴としては、アウトソールのクッション性が高く足の疲労が少ないため、岩稜帯歩きに慣れていない初心者に人気です。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑥
スカルパ トリオレ プロ GTX

アッパー 撥水スエード/ナイロン
ライニング ゴアテックス®
ソール ビブラム・ペンタックスプレシジョンXT
重量 880g(#42、1/2ペア)
実売価格 3万円台後半
トリオレ プロは、先にご紹介したクリスタロをさらに堅牢にし、アッパーにスエードを採用したテクニカルなモデルです。長期縦走もこなし、中級山岳ならば冬山でもこなします。本来、中級者モデルですが、フィット感が高く、軽快な歩行感で初心者でも気軽に履けます。特徴としては、多少防寒性がありますので冬場の足の冷えが気になる方におすすめです。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑦
ザンバラン パスビオGT M's
◎ザンバラン (1120111)・パスビオGT(ネイビー)
アッパ ー: マイクロファイバー(人工皮革)、ハイドロブロック・スプリットレザー(1.8~2.0㎜) ライニング: ゴアテックス:registered:パフォーマンスコンフォート ソール: ヴィブラム:registered: StarTrek 重量: 約600g(EUR42片足標準) 実売価格: 2万円台後半
イタリアの人気ブランド「ザンバラン」の初心者向けトレッキングシューズです。このパスビオGTの特徴は、軽量でしなやかなアッパーで初心者でもすぐになじむフィット感でありながら、固くしっかりとしたソールで岩稜歩きもこなせます。ソール回りはレザー、アッパーは人工皮革の組み合わせで軽量化と耐久性のバランスを取っています。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑧
ローバー メリーナ GT WXL
LOWA (ローバー) MELINA GT WXL [L010229] Col.ブラウン×グレー(4530)
アッパー :ヌバックレザー/コーデュラナイロン ライニング :ゴアテックス ソール: ビブラムMvs 重量: 750g(サイズUK8片足) 実売価格 3万円台前半
ここまでご紹介したトレッキングシューズはすべてイタリアのメーカーでしたが、ローバーはドイツの老舗人気ブランドです。この、メリーナ GT WXLの特徴は、日本人に多い幅広甲高の足にフィットする足型を使っているので、イタリアブランドのトレッキングシューズがきつい方におすすめです。昔ながらのブラウンを基調とした革靴のイメージのトレッキングシューズで、イタリアブランドの派手な色使いが苦手な方におすすめです。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑨
ローバー タホープロ GT WXL
ローバー タホープロGTX WXL LOWA018 レディース/女性用 登山靴 Tahoe Pro GTX WXL セピア/ネイビー
アッパー: ヌバックレザー ライニング: ゴアテックス ソール: ビブラムMasai 重量: 850g(サイズUK8片足) 実売価格 :4万円台前半
タホーは、LOWAのラインナップの中でも古くからあるモデルで、多くのファンに今でも人気です。デザインは最近のトレッキングシューズのような派手さや目新しさはありませんが、低山ハイクから縦走登山までなんでもこなせるオールマイティな一足です。オールヌバックレザーで、断熱性や耐久性が高くなっています。
ちなみに、筆者の最初の一足です。1度ソール張り替えて5年ぐらい使えました。履きやすくていいトレッキングシューズです。
メンズトレッキングシューズおすすめ選⑩
シリオ P.F.68

アッパー: ペルワンガー・クロスタレザー(1.6mm/1.8mm)/コーデュラナイロン/ラバーランド
ライニング: ゴアテックス
ソール: シリオ・ビブラム(R)CAMOSCIO
重量: 約680g/26.0cm
実売価格: 3万円台後半
数少ない日本ブランドのシリオ。PE68は、シリオの中でも4E+という超幅広タイプのトレッキングシューズです。これぐらいの甲高幅広足型のトレッキングシューズは、ほかには少なく、海外ブランドでは見当たりません。前出のローバーのWXLラインアップでも足幅がきつい方にはおすすめのトレッキングシューズです。特徴としては、優れた足入れ感と軽量性、クッションが効いたソールで初心者にも使いやすくなっています。
まとめ
メンズトレッキングシューズの種類や選び方をご紹介しました。種類や選び方には男女差はありませんが、デザインやコンセプトでメンズに人気があるブランドと商品をご紹介しました。正直なところ、良いトレッキングシューズになればなるほど、価格も高くなっていきます。機能の差は多少ありますが、ここでご紹介したトレッキングシューズの品質は間違いありませんので、予算に応じて選ぶようにしましょう。
トレッキングシューズ・登山靴選びならこちらの記事もおすすめ
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アッパー: 防水加工コーデュラ+FLEX TECH2
ライニング: ゴアテックス
ソール: ビブラム Double Profile
重量: 625g(片足)
実売価格: 4万円台前半