引っ越し前の準備
引っ越しが決まったら、まずは引越し業者さんに見積もりに来てもらうなどですが、ここで、同時にやりたいのが、断捨離。引っ越しでは、家じゅうの荷物を全て出す機会でもあるので、しっかり選別しスッキリとした状態で、引越しをしたいものです。
断捨離とは
断捨離と聞くと、たいていの方が「要らない物をただ捨てる」と思われていますが、実は物を捨てるというだけではなく、精神的なものも含めて、断ち切ってしまう。ヨガの行法がベースにあり、ただ単に片付けるというのとは違うのです。
断捨離とは一言で言うと「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」ということになります。
引っ越し前の断捨離のやり方①
まず、中の物を全て出してしまいます。注意しなければならないのは、全部一気に出してしまわないことです。あっちもこっちも全部出してしまったら、部屋の中がとんでもないことになってしまいます。まずは、生活に一番支障のない場所から進めていきましょう。例えば、押入れの下の段の右側からなど、大きな範囲ではなく、細かく区切るとやりやすいです。
引っ越し前の断捨離のやり方②
次の段階では、出した物を種類別に並べます。そうすることで、同じ物がいくつも出てきたり、なぜここに入れているのかわからない物が出てきたりと、気づく点が多いからです。物を捨てる前にどんな物をどこに入れているのかを把握する必要があります。
引っ越し前の断捨離のやり方③
種類別に分けたら、次は必要か不必要かを考えます。例えば食料品など賞味期限があるものは、期限が切れていれば不必要となりますが、その他、賞味期限などのない物は、自分自身で、期限を決めなければなりません。よく使う物やたまに使う物、季節の物は必要な物として分類しますが、全く使っていない物などは、どう分類するかを考えます。
引っ越し前の断捨離のやり方④
全く使われていない物を全て不必要とするのは、少し違います。例えば、よく使っている物のストックとして置いている物や思い出のある物などもあるので、全く使われていない物の分類の仕方を、少し考えます。例えば、予備として置いてる物・なくても困らない物・思い出の物、というように3つに分けてみるとわかりやすくなります。
引っ越し前の断捨離のやり方⑤
全く使われていない物を、予備として置いている物・なくても困らない物・思い出の物にそれぞれ分類したら、次は捨てる物と残しておく物、期間限定で残す物を選別していきます。
予備として置いている物
予備として置いている物を全て残すというのも少し違います。例えば、2個あれば良い物が10個あれば、場所も必要になってきますし、期限のない物だったとしても、古くなると色あせてしまったり、破損したり、多くあれば良いという物でもありません。
なくても困らない物
なくても困らない物とは、なんとなく使っていたり、買ったことを忘れていたり、安かったから買ってしまったなど、様々な理由があります。全く必要ないとは言えないけれども、あっても仕方がないと思ってしまったらそれは捨てるべきですね。
思い出の物
思い出の物は、一番捨てることができないにも関わらず、保管するにもいろいろと問題もあります。特に子どもの作品や手紙などは、捨てられないという方が多いはずです。保管場所を確保するのも大変で、残しておいたからといって、別に読み返したり、定期的に見返したりすることもないので、少し考え方を変えて、デジタル化して残しておくのはどうでしょう。見たいときすぐに見ることもでき、なんといっても、場所を取りません。発想の転換で、スペースを確保するのも大事です。
引っ越し前の断捨離のやり方⑥
3つに分けたら、不要な物は捨てましょう。「まだ使える」や「いつか使う」「使っていないから」は、今後使うことはまずありません。そう思って置いていた物が、どんどんと奥に追いやられ、忘れられているのです。そこは、躊躇せず捨てましょう。何のために断捨離をしているのか、ここで「まだ使える」「いつか使う」「使ってないから」と言う気持ちを優先してしまっては、断捨離はできません。
引っ越し前の断捨離のやり方⑦
捨てる物を捨て、分類ができてきたら、置いてある場所、収納している場所がここで良いのかも考えましょう。すぐに元の場所に戻せば大丈夫なのですが、少しの間ここに置いておこうと、よく仮置きをします。そうしているうちに上から物を重ねて、行方不明になったり、なぜここに置いたのかわからないことが多々あります。その場合は、元の場所に戻します。場所を区切って、少しずつこの繰り返しをすることで、捨てることの意味も分かってきます。むやみに捨てまくるのが断捨離ではないということが、理解できれば、作業もスムーズに進みます。
引っ越し前の断捨離のやり方⑧
ここまでは、分け方を「予備として置いている物」「なくても困らない物」「思い出の物」としていますが、物によっては分け方も変わってきます。例えば、洋服だと「良く着る服」「着ない服」「思い出の服」。文房具だと「使う物」「使わない物」「壊れている物」となります。分けるときには、細かく分けるのではなく、3つ位に分類すると判断しやすくなります。
引っ越し前の断捨離のやり方⑨
いろんなものを断捨離してきましたが、本や雑誌もなかなか大変です。雑誌などは読んだら捨てればいいのですが、ついつい残してしまいがち。でも、週刊誌などは必ず捨てるか廃品回収に出すようにしましょう。気になる記事はスクラップをする。小説や漫画なども、スペースを決めそこに収まらないようなら、古本屋さんに売るなどしましょう。今なら電子書籍を利用するのもいいアイデアです。
引っ越し前の断捨離のやり方⑩
いままでの断捨離は、食料品、日用品、洋服、本などでしたが、以外に場所を占領している、説明書や保証書です。これらは、家電を買い換えたら捨てるべきなのに、以前の物をそのまま置いていて、気が付くとあちらこちらに置いてあって、必要な時にすぐに取り出せないことが多いのです。この場合、説明書と保証書をセットにし、関連する場所に置いておくことで、買い替えをしたら古いものは捨てることが、すぐにできるようになります。
荷物を段ボールに詰めるコツ
引っ越し前には、荷物を段ボールに詰める作業が待っています。その時に、適当にポンポン荷物を詰めてしまっては、あとで大変なことに。荷物を積めるコツがわかっていれば、引越しの片付けもあっという間に終わります。
新居の間取りをしっかりチェック
引っ越し前にまずは、しっかりと新居の間取りや収納スペースをチェックする必要があります。このように間取り図などに配置する家具やサイズなども書き込んだりしておくと、イメージしやすいです。そして、どこに置くか、どこに収納するかを決め、重たい物から詰めていきます。
段ボールに詰めるときにも断捨離
段ボールに詰めながら、もう一度新居をイメージし、残すべきなのか、捨てるべきなのか。ひょっとしてこれは、なくても困らない物で捨てるべきなのではないか・・・など、時間をかけて考える必要はなく、引っ越し先の新居を具体的に想像することで、ここでも断捨離ができるのです。
段ボールには場所を細かく記入
もう一つ大切なコツは、段ボールにできる限り、細かく収納する場所を書くことです。引越し業者さんは、ビックリする速さで荷物を運び入れてくれます。段ボールにしっかりと場所を書いておくことで、引越し業者さんも荷物を運びやすく、こちらもいろいろ質問されることなく、別のことができます。
引っ越してすぐに使いそうなものはひとまとめに
荷物は、収納場所ごとに収めておくのが基本ですが、場所によっては、出すまでに時間がかかったりします。そこで、引っ越してすぐに使いそうなものはあらかじめひとまとめにして、リビングのテーブルの上など開けやすい場所を指定しておくと引っ越し後の片付けもスムーズになります。
引っ越してすぐ使う物
電動ドライバーや工具類。ハサミ、ボールペン、ゴミ袋、軍手、ゴム手袋、雑巾、ウエットティッシュ、ケトルまたは電気ポット割りばし、紙コップ、カップ麺。工具類は、引越してすぐ大きなものは引越し業者さんが組み立ててくれたりしますが、こまごまとしたものは自分たちでやらなければなりません。その時に工具類がすぐ必要になってきます。ハサミは段ボールを潰すとき。ゴミ袋はどんどんゴミが出るので、必ずすぐに出せるようにしておきましょう。カップ麺というのは、引越し後というのはいろいろと大変です、おなかがすいた時にすぐに手軽に食べられるものを用意しておくと助かります。
引っ越し荷物を段ボールから出すコツ
段ボールにどの場所か記入してあれば、引越し業者さんはその場所に段ボールを積み重ねてくださいます。そして、ここからがまた、すべてを収納するという気の遠くなりそうな大変な作業になります。一人暮らしなら段ボールの数もそこまで多くはないですが、家族の引越しとなると、とてつもない数の段ボールが積み重なっていきます。断捨離したはずなのに・・・と思ってしまいます。
必ず順番に1つづつ開ける
引越し後に段ボールを開けるときには、焦らず1個づつ、場所を確認して開けていきましょう。家族での引越しの場合は、それぞれ担当の場所をしっかりと決め、そこでもまた、それぞれがなくても困らない捨てるべき物を選別し、捨てるべきものは捨てましょう。
段ボールを開けながら断捨離
引越し後の片付けですが、段ボールを開け荷物を出す時にも、必ず新居に必要なのか・・・そして、なくても困らないのであれば、捨てるべき物であって、引越しの時に不必要な物を捨てまくることが、スッキリと片付けられるコツでもあります。
片付けのコツ
片付けのコツは、なくても困らない物などをただ単に捨てまくることではありません。ただ、片付けが苦手な方の大半は、なくても困らない物を「いつか使うかも」「どこかで使えるかも」と捨てるべき物でもとりあえず置いておくのです。そんなことを重ねていると、いつの間にか物があふれてしまいます。
グループ分けをする
グループ分けとは、必要な場所に必要な物をひとまとめにしておくことです。例えば、お風呂用品であれば、お風呂の掃除洗剤、シャンプー、トリートメント、ボディーソープ、Bodyスポンジ、入浴剤など、掃除から入浴用品までをひとまとめにしておくと、いちいち探さなくても分かりやすくなります。
片付ける場所を決める
スッキリ片付けるためには、ここにあれば便利という物をグループ分けして、片付ける場所を決めることがコツです。例えば薬。家族が集まるリビングにあると便利ですね。100均などで売っている袋に種類別に分けインデックスを付けておくと、分かりやすく、必要な時にすぐに出すことができます。そして、すぐに元に戻せば、散らかることもなくなります。
片付ける場所の高さにも注意する
物を片付けるときに、きちんと使いやすさを考えて収納すると無駄がなくなります。人というのは、腰のあたりの高さが一番物を置きやすく、よくテーブルなどが雑然としてしまうのは、ついつい腰の高さのテーブルに物を置いてしまうからです。そこで、片付けるコツとして、中間部分にはよく使う物、下には時々使う物、上にはめったに使わない物を収納します。そうすることで、動線もスムーズになり、探し回ることもなくなります。
捨てられない原因を考える
断捨離で大切なのはただ単に捨てまくるということではなく、なくても困らない物、捨てるべき物をきちんと手放すということです。そこで、捨てられない人たちが陥りやすい原因の一つに、物を大切にするという「しつけ」があります。物を大切にすることと捨てないことは違います。「物を使わない」ことは、「物を大切にしていない」ということをまず認識してほしいです。その他に「壊れていない」「高価な物」など、捨てるには躊躇してしまう気持ちが、なくても困らない物、捨てるべき物を手放すことができない原因ではないでしょうか。
物が増える原因を考える
物がどんどんと増えてしまうのは、生活習慣、物に対する行動パターンを見直す必要があります。断捨離は決して物を捨てまくれと言っているわけではありません。物を必要以上に増やさなければ捨てまくる必要もなくなるわけです。安いから、もうなかったかもなど、今ある数を把握できていないことが大きな原因になっています。
収納のコツ
物を収納するときに一番大切なのは、パッと見て何が入っているのかがわかることです。そうすることで、どれだけの物があるのかを把握することができ、無駄な出費がなくなる第1歩です。
収納しながら断捨離
誰が見ても分かるように収納する、縦の収納をすることで、また捨てるべき物が見つかり、スッキリとしていきます。収納というのは決して難しくはなく、コツをつかめば、誰でも簡単にできることで、断捨離はただ物を捨てまくるものではないということです。
収納場所のサイズに合わせた工夫
収納のコツは、見やすく取り出しやすいこと。押し入れやクローゼットなどは、とても大きな箱です。これを何も仕切らずに使うと、とっても無駄な空間を作ってしまいます。なので、押し入れやクローゼットなども、衣装ケースやツッパリ棒などを利用して、空間を有効に使えるようにしましょう。今はホームセンターや通販などで、ぴったりの衣装ケースなども売られていますが、既存の衣装ケースが少しサイズが合わなくても工夫次第で、使いやすくなります。例えば、カラーボックスの下にキャスターをつけるだけで、移動可能な仕切り棚になります。奥行きが浅い衣装ケースの前には、移動できる棚を置くと手前の空間も無駄にならず、奥の衣装ケースも使いやすくなります。ツッパリ棒を利用して上段に棚を設けあまり使わないバックなどを収納するのもいいでしょう。収納場所に応じて、ほんの少し工夫をすることが大切です。
収納する場所に合わせて数を決める
収納する場所を決めたら、その場所の大きさに合わせて、数を決めることも大切です。「安いから買っておこう」「なかったかも・・・」と思って買ったのはいいけれども、置く場所が無いから、どこかの隙間にねじ込んだりして、忘れてまた買ってしまうということを防ぐためです。「1つ増やすならば1つ減らす」「2つ減ったから2つ買い足す」という風にすると、無駄がなくなり、物も無駄に増えることがなくなります。
使う場所に関連づけて収納する場所を決める
使う場所から近い所へ収納場所を設けることが大切です。納戸があるならば、納戸の中でも、使う場所別に分けておく。そうすることで、誰もが分かりやすくなり、探す手間も省けます。
素材の正しい保管と手入れ
例えば、食料品。冷凍・冷蔵・常温保管・冷暗所保管など、素材の鮮度を保つことを最優先して、どこに保管するかを考えることが大切です。その他、衣類。こちらは、編まれたもの・天然素材・毛皮・革製品などによって、保管場所や手入れの方法を考えなければなりません。このようなことを、しっかりと踏まえて収納することで、無駄がなくなり、衣類などは、長持ちします。なんでもかんでも、置いておくのも生活スペースが圧迫されてしまいますが、捨てまくるのも経済的無駄につながります。このような知識を高めておくこともスッキリと暮らすコツではないでしょうか。
まとめ
断捨離と聞くと、ただ単に捨てまくると思っている方が、まだまだ多いと思います。現に「断捨離してる」と言う方の大半が、その後に「何でもかんでも捨てまくってる」とおっしゃってます。ただ、本来断捨離とは、ただ単に捨てまくることではなく「断ち切る」と言うことが最大の目的であって、捨てまくることが目的ではないのです。断捨離の正しいやり方を理解し、スッキリとした生活をしましょう。
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