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カワサキの2018年モデルまとめ!新型&フルモデルチェンジバイクをご紹介!

2018年にカワサキから販売された新型&モデルチェンジバイクを紹介します。2018年は海外モデルが新型として国内正規販売されることが多かったカワサキですが、ニンジャ250/400のフルモデルチェンジも話題となりました。2019年も楽しみなモデルが控えています。
2020年8月27日
hosokawa_taka
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2018カワサキの新車&フルモデルチェンジ:はじめに

2018年にカワサキから販売が開始された新型バイクとフルモデルチェンジしたバイクを紹介します。カワサキはスクーターや50ccのバイクを国内で販売していませんので、小排気量モデルで活気付いている他のバイクメーカーをよそ目に、ソリッドでエッジの効いた新型バイクやフルモデルチェンジしたバイクが発表されました。

カワサキ車の2018年のラインナップ

カワサキの製品ラインナップを見ると生産を終了したモデルが多くなり、寂しさを感じてしまいます。しかし、海外モデルを含めるとラインナップは豊富です。カワサキはバイクの逆輸入に対して否定的な考え方をしていませんので、海外モデルを比較的に入手しやすいバイクメーカーだといえます。

海外モデルを含めて新型バイクやフルモデルチェンジしたバイクを紹介しますと大変なモデル数になってしまいますので、ここでは国内正規販売されているバイクを紹介しますね。

2018/2 ニンジャ250(フルモデルチェンジ)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ①

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja250/

【2018年モデル】
キャンディプラズマブルー
新車価格(税別):583,000円
※2018年11月現在

カワサキのニンジャ250は2018年2月にフルモデルチェンジを受けました。2008年から販売が開始されたニンジャ250Rから数えて2回目のフルモデルチェンジで、2018年モデルのニンジャ250はエンジンからフレームまで刷新されました。モデル名が変更されてもおかしくないレベルのフルモデルチェンジです。

先代のニンジャ250は大らかなツーリングバイク的な要素が強かったのですが、2018ニンジャ250はスポーティな要素が引き出されました。最高出力が上げられたことによりエンジンは若干ピーキーで、車体は軽量でコンパクトです。しかし、よりスムーズになった挙動や先代から引き継いだツアラー的な乗車ポジションが功を奏し、汎用性が高いバイクになりました。

ニンジャ250のスペック

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja250/

【2018年モデル】
パッションレッド×メタリックフラットスパークブラック
新車価格:593,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:1,990×710×1,125mm
シート高:795mm
車両重量:166kg
最小回転半径:2.5m
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量:248cc
最高出力:27kW(37PS)/12,500rpm
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
燃費(WMTCモード値):26.2km/L

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja250/

【2018年モデル】
ライムグリーン×エボニー
新車価格(税別):価格593,000円
※2018年11月現在

2018/2 ニンジャ400(フルモデルチェンジ)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ②

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/

【2019年モデル】
エボニー×メタリックマグネティックダークグレー
新車価格(税別):663,000円
※2018年11月現在

ニンジャ400はニンジャ250と共にフルモデルチェンジされました。先代のニンジャ400はニンジャ650とシャシーを共用していましたが、2018ニンジャ400は2018ニンジャ250とシャシーを共用しています。スペックシートを確認すると車両重量はたったの167kg!ラジアルタイヤを装着していますので接地感が高く、ワインディングロードでのファンライドが楽しいモデルとなりました。

2018ニンジャ400と2018ニンジャ250を比較すると甲乙つけがたいといえます。しかし、エキサイティングなライディングフィールとストレスを感じない乗車ポジションを両立したニンジャ400は大型二輪免許を持っていても欲しくなるほど魅力的ですね。

ニンジャ400のスペック

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/

【2019年モデル】
キャンディパーシモンレッド×メタリックマグネティックダークグレー
新車価格(税別):663,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:1,990×710×1,120mm
シート高:785mm
車両重量:167kg
最小回転半径:2.5m
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量:398cc
最高出力:35kW(48PS)/10,000rpm
最大トルク:38N・m(3.9kgf・m)/8,000rpm
燃費(WMTCモード値):24.8km/L


出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/

【2019年モデル】
ライムグリーン×エボニー
新車価格(税別):658,000円
※2018年11月現在

2018/3 ニンジャH2 SX(新型)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ③

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjah2sx/

【2018年モデル】
メタリックカーボングレー×メタリックマットカーボングレー
新車価格(税別):1,850,000円
※2018年11月現在

カワサキは世界最速バイクの開発を社命にしてきたバイクメーカーで、これまで500SSマッハⅢ、900スーパーフォア、GPz900R、ニンジャZX-12Rなど、伝説に残る名車をラインナップしてきました。ニンジャH2 SXが登場した2018年3月、誰もが「カワサキのプライドを賭けたバイクだ!」と納得したはずです。

ニンジャH2 SXはスーパーチャージャーによる圧倒的なエンジンスペックを備えたバイクですが、ツーリングでの扱いやすさを重視した味付けになっています。暴力的な加速感を堪能できますが、猛獣使いのごとくニンジャH2 SXを飼いならせるライダーにしか所有する資格はないといっていいですね。

ニンジャ H2 SXのスペック

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjah2sx/

アクセサリー装着例

全長×全幅×全高:2,135×775×1,205mm
シート高:820mm
車両重量:256kg
最小回転半径:3.1m
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:998cc
最高出力:147kW(200PS)/1,1000rpm
最大トルク:137N・m(14.0kgf・m)/9,500rpm
燃費(WMTCモード値):17.9km/L

【2018年モデル】
エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
新車価格(税別):2,200,000円
※2018年11月現在

2018/3 Z900RS CAFE(新型)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ④

【2019年モデル】
ヴィンテージライムグリーン
新車価格(税別):1,250,000円
※2018年11月現在

2018年3月、Z900RS CAFEの販売が開始されました。カワサキは新型と位置づけていますが、2017年12月に新型として販売が開始されたZ900RSの追加モデルだといってもいいですね。丸みを帯びたタンク、ブラック塗装されたエンジンの存在感からは900スーパーフォア(通称Z1)の面影を感じ、カラーリングとビキニカウルからは1981年にAMAスーパーバイク王者となったエディ・ローソンの雄姿を思い出させます。

ベースモデルはZ900ですので、基本的にはシャープなライディングフィールです。しかし、エンジンやハンドリングに重厚さがプラスされ、外観デザインに見合った豪快さが演出されています。Z900RS CAFEは扱いやすさが際立った、大型バイク初心者からベテランライダーまで満足できるバイクです。

Z900RS CAFEのスペック

【2019年モデル】
ストームクラウドブルー
新車価格(税別):1,250,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:2,100×845×1,190mm
シート高:820mm
車両重量:217kg
最小回転半径:2.9m
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:948cc
最高出力:82kW(111PS)/8,500rpm
最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)/6,500rpm
燃費(WMTCモード値):20.0km/L

【2019年モデル】
メタリックグラファイトグレー
新車価格(税別):1,250,000円
※2018年11月現在

2018/4 Z900(新型)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ⑤

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900/

【2019年モデル】
メタリックムーンダストグレー×エボニー
新車価格(税別):880,000円
※2018年11月現在

2018年4月、新型バイクとしてZ900の販売が開始されました。海外モデルが国内で流通しているため「えっ、新型なの?」と思われそうですね。新型が発売されたというよりも「国内正規販売されることでメーカー保証を受けられるようになった」という解釈が正しいといえます。

Z900はエンジンの出力特性からハンドリングまで、すべてにおいてシャープさが極められたバイクです。ワインディングロードでのファンライドが痛快ですが、乗車ポジションはアップライトですので街乗りやツーリングでも扱いやすいといえます。ストリートファイター的な迫力あるデザインもおすすめポイントです。


【2019年モデル】
メタリックフラットスパークブラック×メタリックスパークブラック
新車価格(税別):880,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:2,065×825×1,065mm
シート高:795mm
車両重量:210kg
最小回転半径:2.9m
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:948cc
最高出力:92kW(125PS)/9,500rpm
最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)/7,700rpm
燃費(WMTCモード値):18.5km/L

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z900/

アクセサリー装着例

2018/10VULCAN S(マイナーチェンジ)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ⑥

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/vulcans/

【2019年モデル】
メタリックフラットスパークブラック
新車価格(税別):770,000円
※2018年11月現在

2018年10月、バルカンSがマイナーチェンジされました。2018年モデルがなかったため「バルカンSも厳しい排気ガス規制をクリアできなかったのか」と諦めかけた矢先のマイナーチェンジでした。復活に胸をなでおろしたカワサキクルーザーファンも多かったことでしょう。

バルカンSはアメリカンクルーザーの概念を超えた車体構成が魅力で、某輸入車が醸し出す目に見えないヒエラルキーに組み込まれることなく所有できます。軽量でコンパクトな車体、シャープなエンジン回転フィール、軽快なハンドリングなど、バルカンSは街乗りからツーリングまで楽しめる汎用性が高いアメリカンクルーザーだといえます。

バルカンSのスペック

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/vulcans/

【2019年モデル】
ストームクラウドブルー
新車価格(税別):780,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:2,310×855×1,090mm
シート高:705mm
車両重量:229kg
最小回転半径:3.2m
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量:649cc
最高出力:45kW(61PS)/7,500rpm
最大トルク:63N・m(6.4kgf・m)/6,600rpm
燃費(WMTCモード値):22.8km/L

2018/12 ニンジャZX-6R(新型)

話題の新型&モデルチェンジバイクまとめ:カワサキ⑦

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-6r/

【2019年モデル】
メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック
新車価格(税別):1,230,000円
※2018年11月現在

2018年12月、これまで海外モデルであったニンジャZX-6Rがフルモデルチェンジを機に新型として国内販売が開始されました。ニンジャZX-6Rは今回のフルモデルチェンジでユーロ4に適合し、環境基準を満たしたため国内で正規販売されるようになったのです。

197kgの軽量な車体に132PSもの高出力を与えられたニンジャニンジャ ZX-6Rはワインディングロードやサーキットでの走行が楽しいリアルスーパースポーツです。路面状況に合わせて選択できるトラクションコントロールやエンジンのパワーモードを選択できる電子制御システムなどを搭載していますので、街乗りやツーリングでも扱いやすいバイクになっています。

ニンジャZX-6Rのスペック

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-6r/

【2019年モデル】
ライムグリーン×エボニー
新車価格(税別):1,230,000円
※2018年11月現在

全長×全幅×全高:2,025×710×1,100mm
シート高:830mm
車両重量:197kg
最小回転半径:3.4m
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:636cc
最高出力:93kW(126PS)/13,500rpm(ラムエア加圧時:97kW(132PS)/13,500rpm)
最大トルク:70N・m(7.1kgf・m)/11,000rpm
燃費(WMTCモード値):18.3km/L

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjazx-6r/

アクセサリー装着例

2019年の話題


カワサキは新型バイクやフルモデルチェンジの予定を早めにアナウンスするバイクメーカーです。カワサキのホームページ「Kawasaki モーターサイクル」の「モーターサイクルニュース」では一カ月に一度のペースで国内販売予定モデルを案内しています。

2019年春販売モデル:Z250/400

ニンジャ250/400のフルモデルチェンジを受けて、Z250もフルモデルチェンジ!先代Z250は単なるカウルレスではなく、ニンジャ250のハンドリングに近づけるためにフロントフォークのキャスター角等が変更されていました。今回のフルモデルチェンジでの同様のこだわりが見られます。

Z400は新型バイクとして販売が開始されます。400ccクラスのラインナップが寂しくなっていますので、もっと増やしてほしいという声も聞こえてきます。ニンジャ/Z400のエンジンを搭載したバルカンS400?があればと願うばかりです。

2019年春販売モデル:W800

W800は2016年に販売が開始されたファイナルエディション以降生産を終了していましたが、厳しい環境規制をクリアしました。キャブレターのW650からインジェクションのW800に移行した際はスムーズで扱いやすい印象を強めました。今回も環境性能を高めるため(ユーロ4に適合させるため)のモデルチェンジですので、基本的な構造は変更されていません。

2019年春販売モデル:ヴェルシス1000 SE

2012年モデル以降、これで2回目のフルモデルチェンジとなるヴェルシス1000はツーリングが得意なアルプスローダーです。デザインはニンジャシリーズから影響を受けており、まとまりがよくて安心感がありますね。クイックシフター(アップ/ダウン)や最新の電子制御システムを搭載しています。最速の積載番長となること間違いありません。

2018カワサキの新車&フルモデルチェンジ:まとめ

カワサキはホットモデルが多く、ライダーにとって特別な存在で、特にエンジンの味付けが得意です。「カワサキ車は曲がらない」といわれたのは昔の話。今のカワサキ車はバランスがいいので今後も期待に胸が膨らみます。

欲を言うなら小排気量シングルエンジンの開発が望まれます。KLX250が生産終了となり、KLX125もラインナップから消えました。エストレアが消えるのも時間の問題です。次回の山場はユーロ5の適合が強いられる2020年ですので、今後もカワサキの新型&フルモデルチェンジに注目しましょう。

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