マキノ高原とは
滋賀にある関西で有名なキャンプ場などの複合施設
マキノ高原は関西の中央にある滋賀県のにあるオートキャンプ場や温泉施設、スキー場の複合施設で高い場所ではないですが、冬は雪も降る琵琶湖の北側です。もともとマキノ高原スキー場として地元滋賀県だけではなく関西で有名な所でかなり古くからあるスキー場、温泉、オートキャンプ場などの施設です。設備は充実していますが、マキノ高原はオートキャンプ場としては珍しくコテージがないキャンプ場になります。(※この記事の料金情報などは2018/11/17現在の物になります。)
滋賀県高島市が運営している
マキノ高原が少し珍しい理由が公共施設になるということです。マキノ高原は地元の滋賀県高島市が設置して外部に委託して管理しているわではなく公募せず管理しています。そのため大正時代からある老舗のスキー場ですが設備も充実しています。
有名な並木道を通ってキャンプ場へ
マキノ高原に向かう途中に滋賀県だけではなく関西でもかなり大きな観光農園が近くにあり、そこからマキノ高原方面へ伸びる並木道は滋賀県だけではなく関西でも有名な観光スポットになるほど美しいのでマキノ高原のオートキャンプ場に遊びに来るだけで綺麗なメタセコイアの並木道を楽しむことができます。13年ほど前に流行った韓流の影響もあり地元滋賀県や関西以外からもわざわざ並木道を見に来る方と言われています。
マキノ高原の基本情報
自然豊かなオートキャンプ場やスキー場のある施設
名前 | マキノ高原(オートキャンプ場、スキー場、温泉など) |
住所 | 滋賀県高島市マキノ町牧野931番地 |
電話 | 0740-27-0936 |
FAX | 0740-27-0300 |
営業日 | 3月下旬~12月上旬まで無休 |
予約方法 | 電話での予約が可能です。詳しくは後述します。 |
レンタル品 | テントやタープなど充実しています。 |
備考 | この記事の情報は2018年11月16日のものです。 |
公式HP
アクセス方法
滋賀からは簡単に行くことができ関西からはそれぞれ高速道路を使うと1時間ほどでマキノ高原にいくことができるます。本数は少ないですが電車やタウンバスでもいくことができるおすすめのオートキャンプ場です。詳しくはマキノ高原HPをご確認ください。
○お車 名神高速道路 京都東I.C-西大津BP-湖西道路-国道161号線経由 約80分 北陸自動車道 木之本I.C-国道8号線-国道303号線経由約30分、敦賀I.C-国道8号線-国道161号線経由 約40分
マキノ高原キャンプ場の予約について
予約はどちらも大丈夫
マキノ高原のキャンプ場は電話で可能です。基本的には飛び込みでキャンプすることもできるので予約はどちらでも大丈夫です。ただし滋賀県だけではなく関西でも有名なオートキャンプ場、スキー場なので予約せず当日に飛び込みでキャンプをする場合予約優先となるのでなかなか難しいため確実にキャンプをしたい時は予約しましょう。また冬季の降雪時のキャンプについては後述しますがこちらは必ず予約が必要になります。
予約方法
電話予約する時は車やテントの数、ペット有無などを詳細に伝える必要があります。また後述しますがマキノ高原は関西でも随一と言っていいほど多彩なテントサイトがあるので好みのサイトを伝えるようにしましょう。注意しないといけないのは予約は電話のみとなっていてFAX、インターネットからはできないことです。
マキノ高原キャンプ場のおすすめの理由1
サイトが充実
第一印象は温泉やスキー場が敷地内にあるためキャンプ場が狭そうと感じる方がいるかも知れません。コテージもないキャンプ場ですがサイトの数が他のキャンプ場にはないほど豊富です。それぞれのテントサイトは後述しますが全6種類あり木々の間の林間サイトや使いやすい広場や高原のサイトなどキャンプする場所の環境を好みや装備、キャンプの経験に合わせて好きなように選ぶことができます。林間サイトは雰囲気が特に良いのでおすすめです。
オートキャンプ場でフリーサイト
マキノ高原のサイトはオートキャンプ場でほとんどのサイトで車で乗り上げ可能なうえフリーサイトとなっています。通常のオートキャンプ場は区画が決まっていることが多いですがフリーサイトなので先着順で好きな場所に好きなようにテントを設営してキャンプができるとの口コミが多く人気のある理由の一つです。フリーサイトでオートキャンプ場という組み合わせは人気がります。
マキノ高原キャンプ場のおすすめの理由2
アクセスが簡単
地元以外に関西でも有名な観光スポットなのでアクセスが簡単というのもおすすめの理由の一つです。山の方にあるキャンプ場ですが道幅が広く運転しやすい特徴があります。ひどい道を酷道と揶揄されますが、マキノ高原に行くまでにそんな道はありません。また大きな道からそんなに曲がることはなくマキノ高原スキー場として曲がる所もわかりやすくなっているので土地勘がなくてもわかりやすいのもおすすめの理由です。
標高300~350m
アクセスしやすいのは標高が他の高原にあるキャンプ場と比べるとあまり高くなく標高は300~350mしかないので地上との温度差はだいたい2度ぐらいなので夏はあまり涼しくありません。しかし標高が低いおかげで関西や関西周辺からでも気軽に行けるキャンプ場、スキー場となっていてメタセコイアの並木道など見どころが近くにもあるのでおすすめです。
マキノ高原キャンプ場のおすすめの理由3
マキノ高原は遊ぶところが豊富
スキー場、キャンプ場と紹介しましたが、キャンプ場が休みなる12月上旬から3月下旬まではスキー場に変わります。そのため冬はスキー場を楽しめ夏のキャンプ場としてオープンしている時期は場内に流れる川で遊んだり、近くのトレッキングにでかけたり自転車を借りてのサイクリングなどがいっぱいです。特にスポーツ関係が豊富で体育館、グラウンド、テニスコートもあります。キャンプのついでにスポーツを楽しむこともできるのでおすすめです。
キャンプが苦手な方は周辺あるコテージを利用しよう
マキノ高原の施設内にコテージはないためキャンプするのがまだ苦手な方はマキノ高原周辺のコテージの利用をおすすめします。近いコテージは「コテージうみがめ」となります。コテージうみがめはマキノ高原のキャンプ場と同じようにペットとも泊まれるおすすめのコテージです。コテージうみがめ以外にも琵琶湖周辺にはたくさんコテージがあるので、コテージで一泊してからマキノ高原でキャンプなど少し変則的な連泊を楽しむこともできます。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介1
人気ナンバーワンの林間サイト
ブログなどの口コミでも一番人気のあるサイトが林間サイトです。他のサイトと比べると木がたくさんあるので真夏でも影が適度にできるため涼しくタープがなくても快適に過ごすことができます。また管理棟、温泉、売店とも一番近くにあるため家族連れにも人気で、林間サイトの横を通っている川で遊ぶことができるので川沿いが林間サイトの中でも特に人気です。林間サイトだけペット同伴での利用はできないので注意しましょう。
冬(降雪時)は経験者しか使えない
林間サイトは冬期になると「クヌギの森スノーキャンプフィールド」としてオープンします。完全予約制で20組限定、なおかつ雪が降ってきたり積もった時に自分で対処できる人限定のキャンプ場になり冬キャンプが好きな方にはたまらない場所るので雪の中のキャンプが好きな方にはおすすめです。利用できる条件は変わりますが料金は林間サイトと同じです。
利用料
林間サイトの利用料は車1台、テント一張り、タープ一張りで1泊5000円です。林間サイト内に常設されているテントを利用すると6000円となります。テントの数が増えると2000円かかるので注意しましょう。その他車の大きさなどによって料金が変わってくるので詳しくはマキノ高原のキャンプ場HPで確認してください。余談ですがクヌギはカブトムシやクワガタムシが寄ってくる木なので夏の林間サイトで運がいいと捕まえることできます。
林間サイトの口コミ
林間サイトはブログでも人気のサイトで口コミたくさんあります。木々は程よくあるので涼しくなおかつ高原サイトのようになにもないわけではないのである程度自由に場所を使えますが隣接することは少ないので人気のあるサイトです。
林間サイトも、フリーサイトですが なんとなく区切ってあるような造りになっているので、まわりのキャンパーと近接することはなく、ほどよい空間で楽しむことができました。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介2
広大な高原サイト
マキノ高原の中で一番広い芝生のフリーサイトが高原サイトです。かなり広くその大きさは10万平方メートルにもなり開放感がありますが、影になるものがなく冬になり雪が積もるとゲレンデとして使う場所のため傾斜になっているので予約した後はできるだけチェックイン時間の13時に合わせて早い目に来るようにしてできるだけ平坦な場所を探すようにしましょう。傾斜がありますが混雑時でなければ広大なので気持ちの良いサイトです。
利用料
車1台、テント、タープ一張りで4500円とマキノ高原のキャンプ場の中では一番リーズナブルでペット同伴可能です。高原サイトには常設のテントはないのでテントを持ち込まなかった場合はレンタル品のテントを使うようになります。車の大きさなどによって利用料が変わるのは他のサイト同じで詳しくはマキノ高原の公式HPをご確認ください。
高原サイトの口コミ
口コミでもよく言われているのが場所選びについてです。傾斜があるので場所選びが重要ですが広大で開放感があり全面芝生のため評判のいいサイトです。ただしゴールデンウィークなどの長期の休みはかなり人いるので大変です。
スキー場みたいなので高原はなだらかな坂になってるので場所選びは重要と思います。高原サイトは区画フリーで空いている場所ならオッケーでした。トイレは4ヶ所ぐらいあり、水場も5箇所ほどあってどこもきれいでした。地面が芝生なので、そのままゴロンと寝転んでぼーっとすることもできます!
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介3
高原サイトの上の広場サイト
高原サイトの少し上にあるサイトで平坦な地形が高原サイトより比較的多く高原サイトを一望できる眺めの良いサイトです。日陰となる建物や木が生えていない場所なので高原サイトと同じようにタープ必須になります。温泉施設からはだいぶん遠くなってきますが2つ目の管理棟とは近いのでトラブルがあっても対応しやすい場所で、傾斜が無いわけではないので場所をしっかり選びましょう。カーブなど少し変わった地形を楽しめます。
料金
車1台、テント、タープ一張りで5000円です。価格は変わりませんが、区画サイトのように一部指定サイトがあり各指定サイトは一張りまでとなっています。
広場サイトの口コミ
広場サイトに関する口コミはありませんでしたが、広場サイトはイベントなどにも使われる場所です。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介4
見晴らしがいい展望サイト
ここまで来ると売店や温泉施設からはかなり離れてしまいますが見晴らしが良いとされているの展望サイトです。位置はゲレンデとして使われる高原サイトの上にある広場サイトからさらにスロープ上がっていた高いところにあり公式HPでも琵琶湖を一望できると書かれています。近くに2つ目の管理棟もあるので安心ですが、眺めに関しての口コミはあまり良くありませんが星空を見るには最適なサイトと言われています。地形は比較的平坦です。
利用料
他のサイトと同じように車一台、テント、タープそれぞれ人張りで5000円です。展望サイトには特別ステージがあるようですがイベントが無い限り普通の展望台になります。
展望サイトの口コミ
こちらも広場サイトと同じように特に口コミがありませんがブログなどでは傾斜が少なくて設営しやすそうとの書き込みがちらほらあります。見晴らしに関しては木々はじゃまになるとの意見も多くあります。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介5
川辺の川サイト
小さくて浅い川周辺にある川サイトは雰囲気がよく木もあるので高原サイトや広場サイトと比べると影あるので過ごしやすい場所になります。近くを流れる川は林間サイトにも流れているヨキトギ川です。そのため林間サイトと同じように川遊びすることがでますが、草が多いので川遊びをメインにするのであれば林間サイトがおすすめです。川サイトは桜の木が植えられているので春になると花見とキャンプを同時に楽しむことができます。
料金
車1台、テント、タープともに一張りで一泊5000円です。詳しくはマキノ高原のHPをご確認ください。
川サイトの口コミ
林間サイトとよく似た環境で、近くに流れる川は浅いので安心して水遊びをすることができるサイトです。桜の木があるので林間サイトと同じように涼しそうという口コミがあります。夏に林間サイトに次いで人気がある場所です。
川サイトは、人気があるようで人は多かったですが川沿いだし、木の下なので涼しいです。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介6
ひっそりとした森の隠れ家サイト
マキノ高原のキャンプ場の一番奥にあるテントサイトで車で乗り入れできるのは搬入時と撤収時のみとなりマキノ高原キャンプ場の中で唯一車で直接乗り入れできないサイトになっています。一番奥にあるため温泉施設や売店などからもかなり離れていますがトイレなどは近くにちゃんとあるので温泉以外は問題ありません。フリーサイトではなく区画サイトのようになっていて一部を除きリビングとして使いやすいウッドデッキもあります。
指定サイトだけど譲り合いも必要
動物の名前の入った区画サイトですが「さる」、「てん」はウッドデッキがない代わり各サイト一張りとなっていてよりプライベート感があります。他の場所はピーク時には複数での利用となるので譲り合って使う必要があります。
料金
料金はマキノ高原の各サイトの中でも一番高い5500円です。車で乗り入れできませんが近くに専用の駐車場がります。
森の隠れ家サイトの口コミ
温泉施設から遠いですがそのぶん他のサイトと離れていて木々の中にあるような場所なので混み合っていなければプライベート感が抜群にあるサイトです。
少し隔離されプライベート感があります。
マキノ高原キャンプ場のサイト紹介7
桜が綺麗なサイト
マキノ高原のテントサイトは大きく分けると前述した6種類と冬季限定のスノーキャンプフィールドとなりますが、林間サイトと少しだけ違う第二キャンプ場がります。第二キャンプ場に植えられている木は林間サイトがクヌギナノに対して八重桜で春になると非常に綺麗なキャンプ場にあるためおすすめのサイトです。場所的には高原サイトの上のほうの隣となるので少し歩かないと温泉施設、管理棟からは距離がありますがトイレなどは近くにあります。
料金
第二キャンプ場は高原サイトと同じ4500円です。他のサイトと同じように車で直接乗り入れできるサイトになっていますが公式HPでも詳しいことは書かれていないので予約の際に確認することをおすすめします。
第二キャンプ場の口コミ
地面に若干の凹凸がありますが基本的に平坦なので高原サイトみたいに勾配はなく設営しやすいと言われています。
マキノ高原の温泉について
場内にある「温泉さらさ」
キャンプ場入口付近にあるため奥の方にある第二キャンプ場や川サイトなどから移動する場合はそれなりに距離がありますが、気軽に温泉に行けるのもマキノ高原の魅力です。泉質はアルカリ系ですがとろみのないさっぱりとしたお湯で券売機で券を買ってからの入浴となります。あまり大きな温泉ではないので混雑時は営業時間に気をつけないと入場規制などで入れない場合があります。
温泉さらさの基本情報
営業時間(平日) | 10時から21時 |
営業時間(土日祝日) | 10時から22時 |
料金 | 大人700円、子供350円 |
休日 | 毎月第2、第4水曜日 |
備考 | 受付終了時間は営業時間終了の30分前まで |
公式HP
レストランも併設されていて、温泉さらさでは年間を通してさまざまなイベントもあります。詳しくはマキノ高原温泉さらさの公式HPをご確認ください。
温泉さらさの口コミ
設備はきれいに清掃されて雰囲気がいいのですが、あまり広くないとの口コミが多くありキャンプやスキーのついでに利用するのが良いとのことです。
浴室は皆さんがおっしゃる通り、ちょっとリゾートチックな雰囲気かつ清潔なで人の手がかかっていますが、施設の他の部分が立派な割に浴室は何かと手狭な感じです。内湯の浴槽はジャグジーと大浴槽(高温風呂)に四季の湯(当日はぬる湯)の3つ。大浴槽は10人程度、四季の湯は3人というところでしょうか。
マキノ高原・キャンプ場のまとめ
滋賀県の人気のスポット
マキノ高原は滋賀県の老舗スキー場、キャンプ場なので地元で非常に有名な観光スポット、リゾート地です。観光農園やトレッキングなど近くで遊ぶこともできるので家族でのキャンプにもおすすめの場所でスキー場は、天然の雪しか使わないため本格的なスキー場と比べると見劣りするようですが雪遊びにもぴったりの場所なので年間を通して楽しむことができるキャンプ場です。道中のメタセコイアの並木道もかなり美しくインスタ映えしますよ。
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