神棚 お札 ご朱印帳 立て モダン
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神棚の里 簡易神棚 お札立て
増田 神具セット 小
神棚のある生活
最近は見なくなってしまいましたが、昔の家にはどこにでも神棚がありました。おじいちゃんが朝の挨拶をしたり、おばあちゃんが掃除しているのを覚えている方もいらっしゃるでしょう。
神社にお参りすると清々しい気分になります。同じように神棚も毎日の日課としてお参りすると、清々しい気分で一日を過ごすことができますよ。神棚の作り方や祀り方をきちんと知り、精神的に安定して過ごせる生活は素敵ではないでしょうか?
神棚の作り方は難しくない
神棚や仏壇など宗教にかかわるものは、難しそうなイメージが先行しがちです。また、作り方や作法を破ってはいけないという思いも強くあるでしょう。
元から神道だけを信仰しているという方は少なくありません。しかし日本は「信教の自由」があるため、神道だけを信仰していないと神棚を飾ってはいけない、という決まりもないのです。
宗教的な意味ではなく、あなたが神道の神様を信じているなら、神棚を通じてお参りしてもいいのです。もちろん、マンションに住んでいても神棚を作って祀れますよ。
毎朝のお参りで気持ちをリセット
神社は神様の家ですが、神棚は家庭の簡易的な神社のようなものです。毎朝神社へ行くのは時間的にも難しいですが、家の神棚へ挨拶するぐらいはできます。
朝の挨拶を日課にすると、前日にイヤなことがあっても気持ちをリセットして、いい気持ちで出かけられますよ。神様へ挨拶するということは信仰心の表れでもあり、自分の気持ちを整える効果もあります。
神棚とは
神棚とは
神棚とは神様を祀るための棚で、お供えやお札を設置しておきます。後述しますが、神棚の方角や位置、置き方には決まった作法や作り方があります。神棚自体の作り方は、お供えやお札が置けるような棚の形をしていればOKです。
中には神社のような小型の社を置いている所もありますが、必ず置かないといけない訳ではありません。作り方を知っていれば、手作りで自作してもいいのです。手作りの神棚を作って、神様をお祀りしても大丈夫ですよ。
神棚を作るタイミング
神棚を作るタイミングに決まりはありませんが、家を新築したり事務所を立ち上げたりしたときが神棚を作るのに最適です。他にも神社でお札をいただいたときに、神棚を作る方が多いようですよ。
神社でもらうお札には厄年の厄払いのお札が多いですが、そのまま放っておかずに神棚へお祀りすることをおすすめします。もし神棚がなければ、お札をもらったタイミングで作るといいでしょう。
神棚があれば運気が上がる
実際に神棚を祀ることで、運気が上がるかどうかは不確かです。もしいいことがあったとしても、それが神棚や神様によるものだと信じるかは、個人の受け取り方によって変わります。つまり、神棚を作ればすべての悩みが解決するわけではない、ということです。
神棚は家の中で神様のいる場所なので、外部の危険から守ってくれていると考えましょう。また、作り方によって運気が変わるかどうかも個人次第です。
神棚の基本の作り方
基本の作り方①神棚の位置
家の中で神棚の設置する位置は決まっていて、向きは神棚が東から南に向くように作ります。ですので、西、または北向きの壁に設置することになります。高さは、頭より上の高い位置に設置しましょう。
家の中での設置場所は、家族が集まる居間がいいとされています。日常的に、家族の目につきやすい位置がいいですよ。目につきやすい位置であれば、毎日お手入れや挨拶をしている姿を子どもに見せられますし、家族揃って手を合わせることもできます。
基本の作り方②神棚を作ってはいけない場所
神棚を作る際に、適さない場所があります。まずトイレや台所、風呂場の近くなど、清潔ではないところです。トイレや台所、風呂場の近くに設置すると、神棚やお札が汚れやすいので避けましょう。
もし、お札や神棚が汚れにくい作り方をしたとしても、不潔な場所は適しません。また神棚の下を頻繁に通るようなドアの下や、マンションやアパートなどで上を人が通る場所も避けます。
どうしてもマンション住まいで避けられない場合は、神棚の上に「雲」と書いた紙を貼れば大丈夫です。
神棚の位置は消去法で考える
神棚の位置や作り方には決まりがあるので、自分が設置したい所よりも設置してはいけない場所を先に、ピックアップしておきます。そして、残った場所からいい位置を選ぶと効率的です。設置してはいけない場所を除いていくと、おのずと設置箇所は決まってくるでしょう。
神棚を自作して設置する場合は、作業のしやすさも考慮にいれておくと、スムーズに神棚作りが進みますよ。
神棚の作り方
キットでの作り方
神棚を自作する場合、キットを使った作り方が一番簡単です。簡単な棚を取り付けるものから、本格的な社を設置できるものまで販売されています。
マンションや自宅の都合に合わせて作り方を選んでいきますが、お供え物を置けるスペースがあるといいです。他にもお札だけを立てて置ける簡易的な神棚キットもあります。
DIYでの作り方
DIYで棚を手作りする場合は棚の強度に注意しましょう。棚の作り方や取り付け方に注意しないと、神棚が落ちてしまいます。神棚が落ちてしまうのはバチ当たりですし、頭より高い場所から落ちてくるので危険です。
しっかりとした強度のある棚を、きちんとした作り方と取り付け方で自作する方法を考えましょう。
DIYとキットを併用する作り方
キットを使った作り方もDIYではありますが、マンションや部屋の事情に合わせて併用して作ると効率的です。壁に穴をあけられなかったり天井が低かったりなど、事情に合わせて作り方と取り付け方法を考えていきましょう。
また神社の社のような置物は、自分で作るより買ったほうが早いです。こだわり派の方は手作りで自作してもいいですが、作り方から調べて寸法を測ったりなど、かなりの技量を要します。
簡単な神棚キットの紹介①
神棚 お札 ご朱印帳 立て モダン
組み立ていらずで簡単
モダンな印象の神棚キットですね、シンプルな部屋でも違和感なく取り付けることができます。御札やご朱印帳を置いておくだけの神棚なので、水の入れ替えや榊の取り替えといった作業は不要です。
木製で軽く、女性でも簡単に設置することができますよ。作り方は簡単で誰でも作りやすくなっています。
壁にも簡単に設置できる
この神棚はマンションでも設置できるように配慮がされており、据え置き・壁掛け兼用です。壁に取り付ける場合は、裏面の2ヵ所に穴が開いているため釘を使うか、両面接着器具でも設置できます。賃貸やマンションでは壁に穴をあけられない場合は、据え置きで設置しましょう。
壁に設置する際は道具を用意する
予め裏面に2ヵ所の穴が開いているため、壁面への取り付けはできますが、釘や接着器具は付属していません。そのため壁に設置したい方は、自分で用意する必要があります。また重量はないものの、薄い壁や石膏ボードでは釘や接着が重さに耐えられず、落下する可能性もあるためご注意ください。
簡単な神棚キットの紹介②
三社 壁掛け型 神具 棚板付き 神棚セット
東濃ひのきを使った重厚な神棚キット
東濃ひのきとは岐阜県産のひのきで、伊勢神宮にも同じ木が使われています。この神棚キットは東濃ひのき作りで、重厚感がありながら、マンションの部屋にも和風の部屋にも合うデザインとなっています。また本格的な神具と鏡が付いていて、買って設置したらすぐにお祀りすることができますよ。
社を自作するのは難しい
こちらのキットは本格的な社は組み立て済みですが、もし自分で手作りしようと思うと大変です。社の作り方だけでもいろいろな種類がありますし、技術も必要です。神棚の祀り方は本格的な社を用いたいという方には、キットを使った作り方がおすすめです。
お札もしまっておける
扉の部分は開くことも取り外すこともできて、中にお札をしまっておける作りになっています。しまっておけば、お札が汚れることはありません。また扉を開いて、お札が見えるようにすることも可能です。お供えは、棚を引き出して置く置き方もできる作りになっています。
設置も簡単
設置は簡単で、本体に付いている金具をビスで固定するだけです。本体は約2.2kgなので、ビスできちんと固定すればしっかり設置することができます。もちろんぐらつかないように、また神具類が落ちてこないように気をつけて、水平に設置しましょう。
神棚のDIYでの作り方①
取り付ける場所がポイント
DIYで神棚を作る場合、取り付ける場所は大事なポイントです。神棚を取り付けるべき位置の決め方は説明しましたが、壁の下地が入っているところへビスで固定しないと神棚が安定しません。
下地とは壁の中に入っている木材のことで、柱や梁などの木材よりは細いですが壁の石膏ボードなどを固定しています。ここへビスを使って固定するのが、一番安定する設置方法です。下地は、下地探しを使って探してください。
石膏ボードへの作り方
賃貸のアパートやマンションでは、壁に穴を開けられない場合も多いです。また壁によく使われている石膏ボードはもろいので、直接固定する作り方には向きません。間違った作り方だと、もろくなって落ちてしまうこともあります。そこで石膏ボードでも取り付けができる方法を、いくつかご紹介します。
アンカーを使う作り方
壁に穴が開けられる場合は、石膏ボード用のアンカーを使うことができます。アンカーを設置し、そこへビス止めすることで固定できます。細い釘を使って設置するアンカーもあるので、軽い神棚なら使えるでしょう。
壁美人を使う作り方
壁美人はホッチキスを使って壁にプレートを設置できます。ホッチキスなので壁に目立った傷がつかない点が魅力です。取り外しも簡単なので、賃貸マンションの方におすすめですよ。ただし金属製のプレートは神棚には合わないので、見えないような工夫が必要です。
ディアウォールを使う作り方
ディアウォールは壁際に柱を立てることができます。全く壁を傷つけないので、賃貸アパートやマンションでDIYするときの強い味方です。石膏ボードへ固定するよりも、ディアウォールの木材へ固定したほうがより強くなります。
木材を目立たない色に塗装することで、神棚との相性を邪魔をしないようにもできますよ。
神棚のDIYでの作り方②
簡単な神棚の作り方
本格的な社を自作することは難しくても、神棚自体は棚なので手作りできます。簡単は作り方は、自作した棚を壁に固定し、そこへお札や神具をお祀りする方法です。
棚の素材はひのきがいいでしょう。合板ではなく一枚板の方がきれいに仕上がります。自作した棚は先ほどご紹介した方法で、壁に固定すれば神棚の完成です。あとはお札をお祀りして、神具を購入すればOKです。
材料はどこまでこだわるか?
神棚を手作りで作るのであれば、プロに頼むより人件費が浮きますので、その分材料費にあてることができます。神棚は神様のいる場所なので、できるだけいい材料を使いたいところです。
伊勢神宮にも使われている、東濃ひのきなどを使って手作りすれば長持ちしますし、愛着がわきます。いい木材は丈夫で反りが少ないこともいいところです。
簡易的な神棚の作り方
神棚の里 簡易神棚 お札立て
簡易的な神棚の作り方
神棚は欲しいけど、神具の手入れや掃除がきちんとできるか自信がないという方や、お札の置き場所に困っている方には、簡易的な神棚がおすすめです。
お札立てなら神具類がないので手入れがいりませんし、きちんとお札をお祀りしておくこともできます。簡易的なお札立てであっても、作る場所は神棚と同じなので、同じ考え方で場所を決めましょう。
作り方も非常に簡単になっていて、だれでも手作りすることができますよ。
簡易的な神棚の手入れ
簡易的な神棚やお札立てであっても、手入れは本格的な神棚と同じです。簡易的な神棚には神具類がないので、その手入れはしなくてもいいです。例えば盛り塩や榊の取り替え、水の入れ替えなどは不要となります。簡易的な神棚であっても、大事なのは自分の気持ちです。簡易的な祀り方でも、きちんと手入れはしておきましょう。
神棚の作り方の注意点
しっかり固定して落ちてこないようにする
神道の作法ではなくて作り方のコツの範囲になりますが、神棚が落ちてこないような作り方と設置をしましょう。神棚が落ちてしまうと危険ですし、神具類が割れてしまうとケガをする可能性もあります。
またお祀りしている神様が落ちるというのは、縁起もよくありません。落ちてこないような作り方と設置をするコツは、十分余裕をもった耐荷重で作ることです。神棚をぎりぎり支えられる耐荷重ではなく、何があっても大丈夫な作り方をしておきましょう。
掃除しやすくしておくといい
神棚は、こまめな掃除も必要です。あまり複雑な作り方にしてしまうと掃除も大変ですし、きれいにできない部分も出てきてしまいます。神棚は、なるべくシンプルな作り方にしておくと後々の掃除がしやすくなり、神棚をいつもきれいな状態に保つことができますよ。
神棚の祀り方①
お札の置き方
神棚には三枚のお札をお祀りします、お札の祀り方については置き方に決まりがあります。横に三枚お札をおける神棚の場合、真ん中が伊勢神宮のお札、向かって右が氏神様のお札、向かって左が信仰する神社のお札という置き方にします。
神棚を自作してもお札の置き方は同じなので、横に三枚おけるような大きさの神棚を手作りするようにしましょう。これが基本のお札の置き方になります。
お札一枚分しかスペースがない場合
神棚の横幅がお札一枚分しかない神棚もあります。その場合はお札を重ねてお祀りします。重ねる順番は手前から伊勢神宮のお札、氏神様のお札、信仰する神社のお札という順番にしておきましょう。
神宮大麻の授かり方
伊勢神宮のお札を神宮大麻(じんぐうたいま)といいます。神道には八百万の神々がいて、その中でも最も尊いとされている神様は、伊勢神宮にお祀りされている天照大神です。神宮大麻の祀り方は、神棚の中心となります。
伊勢神宮まで神宮大麻を授かりに行くとなると大変ですが、ご安心ください。実は神宮大麻は、どこの神社でも授かることができます。
お札は買うとは言わない
お札やお守りは神社で授かることができます。この際「買う」とは表現せず、「授かる」や「受ける」という言葉を使います。神宮大麻は近くの神社で授かることができますが、伊勢神宮に行って直接授かってもいいですよ。
実際に伊勢神宮に行くと、神聖で清らかな空気が流れているのを感じられます。
神棚の祀り方②
準備する神具
増田 神具セット 小
神棚に神具がおけるスペースがある場合は、榊立(榊立て)を一対、瓶子(へいじ、徳利のようなもの)を一対、水器を一個、皿を二枚、最低限これだけは準備しましょう。持っていない方は、神具セットで購入すると簡単に揃えられますし、神棚のサイズにもぴったりです。
神具の置き方
神具の置き方はまず榊立を一番外側の両側に置き、榊立のすぐ内側に瓶子を両側に置きます。水器と皿の置き方ですが、水器にはお水、皿にはお米とお塩をいれます。まずお米を中心に置いて、向かって右側にお塩、向かって左側へお水となるように置きます。
他の置き方で、水器と二枚の皿を三方という台に乗せる祀り方もあります、これは神棚のスペースとの都合で決めましょう。これが神具の基本の置き方です。簡易的な神棚でも、基本の置き方は同じになります。
神棚の作法
お供え物の祀り方
お供え物は、毎日取り替えるかどうか悩ましいところです。できれば毎日取り替えた方が、祀り方としては丁寧です。実際に神社では毎日取り替えています。
なかなか難しい場合は、お水だけでも毎日取り替えましょう。他のお供え物は、1日と15日に取り替えるのが一般的です。取り替える日は、絶対に1日と15日でないといけないことはないので、決めた日にきちんとお祀りしていれば大丈夫ですよ。
他のお供え物の祀り方
基本の神具以外にも、神棚にお供えをしても問題ありません。たとえば正月なら鏡餅などの季節のものをお供えしてもいいですね。お供えが終わったものは「お下がり」として大事にいただきましょう。捨てるのは、あまりよくありません。
生ものなら悪くなる前に下げてしまうようにしてくださいね。お水は無理に飲む必要はありません。悪くなっているようなら捨ててしまいましょう。
普段のお参り
神棚のお参りの仕方は神社と同じです。きちんとした服装、身なりで手と口を洗って清めます。神棚の前ではまず軽くお辞儀をして、二礼二拍手一礼でお参りして、最後に軽くお辞儀をして終わりです。お供えものを下げたり、取り替えたりしたときにお参りすると日々の習慣になっていきます。
神棚の手入れ
掃除のやり方
掃除をするときは、まず神具類やお供えをきれいにします。神棚にほこりが溜まっていれば、はたきなどで落としてやりましょう。白木という木材を使っている場合、ぞうきんがけをすると、水シミになってしまうことがあります。そのため、なるべくはたきや乾拭きで掃除をしてください。
まとめ
神棚の作り方というと難しそうで、間違いがあってはいけないというイメージがありますね。むしろ間違えてはいけないとは、神様に粗相があってはいけないという気持ち、信仰心の表れと言えるでしょう。
神棚を手作りで自作するのは、そう難しくはありません。作り方も大事ですが神棚で大事なのは自分の心です。神棚の基本の作り方をきちんと押さえておいて、家の中でも神様をお祀りしましょう。
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