北海道は冬も面白い!
北海道は観光地として大変人気があります。自然環境に大変恵まれており、どこに行っても絵になる景色が広がっていますね。また、農産物や海産物なども豊富で、そこかしこで美味しいグルメを味わえるのも魅力です。ただ、冬場は寒さが厳しく積雪も多いため、観光するのをためらってしまう人もいます。しかし、北海道には冬ならではの楽しみ方があり、おすすめしたい観光スポットもたくさんあります。
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポットをご紹介!
それでは、冬におすすめの北海道の観光スポットをご紹介しましょう。北海道全域から厳選した11ヶ所の観光スポットを取り上げます。それぞれの観光スポットの見どころやおすすめポイントなど盛りだくさんでお届けします。どうぞご覧ください(記事記載の情報は2018年11月9日現在のものです)。
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット①
札幌雪まつり
札幌雪まつりは北海道を代表する有名観光イベントで、毎年国内外から多くの旅行者が訪れる人気のまつりです。「大通り会場」と「つどーむ会場」、「すすきの会場」の3ヶ所に分かれて開催されており、全部で200以上の氷雪像が並んでいます。前年に活躍した有名人やスポーツ選手などの氷雪像もあり、初めて雪まつりに参加した旅行者は、細かい部分まできちんと表現された完成度の高い作品に見惚れています。
観光スポットの冬の見どころは?
昼間の氷雪像も素敵ですが、夜になると大通り会場の大雪像でプロジェクションマッピングが披露されます。美しい景色が次々と現れて大雪像にそれが映し出されると、旅行者の口から次々と感嘆の声が上がります。また、大通り公園6丁目には北海道のグルメが味わえる飲食ブースが、さらに11丁目には海外のグルメが味わえる飲食ブースが設けられており、暖かい食べ物を食べて冷えきった体に元気を取り戻すことができます。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕大通り会場:北海道札幌市大通公園西1丁目~12丁目|つどーむ会場:北海道札幌市東区栄町885-1|すすきの会場:北海道札幌市南4条通り~南7条通りまでの西4丁目線市道
〔TEL〕011-281-6400
〔開催期間〕大通り・すすきの会場2019年2月4日~2月11日|つどーむ会場2019年1月31日~2月11日
〔ドライブアクセス〕駐車場なしのため公共交通機関利用(大通り会場:大通駅より徒歩すぐ|つどーむ会場:東豊線「栄町駅」より徒歩15分|すすきの会場:南北線「すすきの駅」より徒歩すぐ)
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット②
星野リゾート トマム ICE VILLAGE
マイナス30度の極寒の世界で体験できるのが「ICE VILLAGE」です。星野リゾート トマムは北海道でも寒さの厳しい占冠村にあるリゾート施設ですが、冬限定で氷の街が作られています。氷の教会や氷のバー、氷の滑り台などすべてが氷でできており、リゾートホテルに宿泊する旅行者は無料で楽しむことができます。見学だけの旅行者は500円が必要ですが、めったに見ることのできない氷の街は一度体験する価値があります。
観光スポットの冬の見どころは?
氷のバーではカウンターで50種類の多彩なカクテルを提供しており、何と氷のグラスでいただくことができます。使用する氷は大雪山の伏流水を凍らせたものを使用しており、まさに北海道尽くしのカクテルといえるでしょう。また氷のカフェではグルメが楽しめ、氷のプレートにのせられた凍った野菜を温かいチーズにつけていただく食べ物が人気です。予約殺到ですが、旅行するなら氷のホテルでの宿泊もおすすめします。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道勇払郡占冠村中トマム 星野リゾート トマム内
〔TEL〕0167-57-2587
〔開催期間〕2018年12月10日~2019年3月14日
〔入場料〕500円/1人(リゾートホテル宿泊者無料)
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「トマムIC」より8分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット③
網走流氷体験
冬の網走といえば有名なのが流氷の接岸でしょう。毎年2月中旬から3月上旬にかけて流氷が網走にやってきますが、網走ではこの流氷を利用したさまざまな観光を楽しむことができます。北海道以外に住む旅行者の多くは流氷を間近で見るチャンスがほとんどないため、流氷の接岸した景色を見るだけでも感動を覚えます。知床連山を向こうにみる流氷に埋まった海の景色は、北海道ならではの絶景です。
観光スポットの冬の見どころは?
楽しんでみたいのが「流氷ウォーク」です。何とドライスーツを着用して流氷の上を歩くことができます。氷が割れて海に落ちることもあり、そのまま海に浮かんで遊ぶこともできます。また、船に乗って流氷の海をクルージングする楽しみもあります。夕刻には流氷のライトアップが行われ、一段と楽しさが増します。地元の宿泊施設で美味しい北海道の食べ物も味わえますので、ぜひ宿泊しながら北海道を満喫しましょう。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道網走市南3条東4
〔TEL〕0152-44-5849
〔クルーズ船運行期間〕1月20日~4月3日
〔乗船料金〕大人3,300円,子供(小学生)1,650円
〔ドライブアクセス〕北見道路「北見東IC」より50分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット④
函館でロングラン開催のイルミネーションイベントは2月末まで。美しくライトアップされた元町の坂を散策したり、純白の五稜郭公園をタワーから見渡したり。冬ならではの景色をお楽しみください。#hakodate #函館 https://t.co/2hU8pGQF0S pic.twitter.com/dxbCY66VL1
— 函館市公式観光情報サイト (@hakobura) February 24, 2017
五稜郭公園 イルミネーション
北海道の有名観光スポットのひとつが「五稜郭公園」ですね。日本で初めてのフランス築城方式で作られた星形をした要塞で、特別史跡のひとつに選ばれています。地元では桜の名所としても親しまれており、春には多くの函館市民が桜見物にやってきます。また、公園内にある地上107mの五稜郭タワーも有名なスポットで、津軽海峡や函館山などの素晴らしい景色を眺められます。
観光スポットの冬の見どころは?
冬の五稜郭といえば有名なのが「五稜星のイルミネーション」でしょう。五稜郭のお堀の周りを1.8kmに渡ってイルミネーションで飾ります。雪化粧した夜の五稜郭が光る星のように浮かび上がり、見ているだけで胸が熱くなります。イルミネーション開催期間は五稜郭タワーの営業時間を延長するので、高い場所から素敵な景色を眺めるチャンスがあります。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道函館市五稜郭町44-2
〔TEL〕0138-21-3111
〔イルミネーション開催期間〕2018年12月1日~2019年2月28日
〔五稜郭タワー料金〕大人900円(イルミネーション開催時間中は割引)
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「大沼公園IC」より35分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑤
洞爺湖 イルミネーションストリート&イルミネーショントンネル
北海道の名所「洞爺湖温泉」の夜を彩るのが「洞爺湖温泉イルミネーションストリート&イルミネーショントンネル」です。2004年から始まったイベントですが、現在では通年点灯されるようになり、温泉に宿泊する旅行者にも大人気となっています。全部で1万2000球のLEDを点灯させると、温泉街はファンタジックな雰囲気に包まれます。特に寒い冬にイルミネーションを見に行くと、感動で胸が熱くなってきます。
観光スポットの冬の見どころは?
11月から始まるイルミネーショントンネルは、冬だけのイベントとなっており、70mの長さの光のトンネルの中を歩くことができます。40万個のLED電球が一斉に光りだすと、幻想的な雰囲気を醸し出します。もし体が冷え切ったなら、洞爺湖温泉にゆっくりと浸かりながら温かくて美味しい食べ物を食べて幸福感を感じられます。イルミネーションの場所が少々異なりますので事前にチェックしておきましょう。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕イルミネーションストリート:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉27 洞爺湖汽船本社前|イルミネーショントンネル:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉 にぎわい広場
〔TEL〕0142-75-2446
〔イルミネーショントンネル開催期間〕2018年11月1日~2019年3月3日
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「虻田洞爺湖IC」より15分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑥
大倉山展望台
北海道で1972年に開催された、冬季オリンピックのラージヒルのジャンプが行われた、「大倉山ジャンプ台」のある場所に作られた展望台です。スキーのジャンプ台を見るチャンスは多くの旅行者にはあまりないため、雪化粧したその姿はなかなか迫力があります。展望台に上がるにはジャンプ台横の2人用のリフトに乗っていくことになりますが、そこから見える景色はとても素敵です。穴場の観光スポットとしておすすめの場所です。
観光スポットの冬の見どころは?
昼間と夜は全く違った景色を楽しめます。昼間は大通り公園と札幌テレビ塔がまっすぐにつながっている景色や、札幌の市街地の景色などが一望できます。しかし、夕刻になると札幌でも有名な夜景スポットに変わり、街の灯りがきれいな札幌の市街地やライトアップされたジャンプ台を見ることができます。デートスポットとしても人気ですので、ぜひカップルで訪れてみてはいかがでしょうか。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道札幌市中央区宮の森1274
〔TEL〕011-641-8585
〔リフト営業時間〕冬季(11月5日~翌4月26日)9:00~17:00
〔リフト料金〕往復:大人500円,子供(小学生以下)300円
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「札幌IC」より30分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑦
ホテルTAITO
冬の北海道といえば温泉も欠かせない観光スポットですね。北海道内にはたくさんの温泉地が点在していますが、その中から北海道東部にある鶴居村の温泉をご紹介します。鶴居村は「釧路湿原国立公園」や特別天然記念物の「タンチョウ」で有名な村で、自然環境に恵まれていてたくさんの旅行者が毎年ここを訪れています。その観光のベースとして便利なのが、創業100年の「ホテルTAITO」です。
観光スポットの冬の見どころは?
このホテルの温泉は植物性のモール泉となっており、黒褐色の温泉が温泉情緒を感じさせてくれます。pH9.19という強アルカリ性の温泉はツルツルとした感触で、入浴後には肌が滑らかになりポカポカ感も持続します。男女別の露天風呂もあり、冬には雪見風呂も楽しめて最高です。また、併設のレストランではグルメも味わえ、鶴居村の牛乳を使ったソフトクリームは風呂上がりの体にしみわたる美味しさです。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道阿寒郡鶴居村鶴居西1
〔TEL〕0154-64-3111
〔日帰り温泉〕大人600円,中学生500円,小学生400円,子供300円,小学生未満100円
〔ドライブアクセス〕道東自動車道「阿寒IC」より35分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑧
MEN-EIJI HIGASHI BASE
北海道の代表的なグルメのひとつが札幌ラーメンでしょう。寒い冬の北海道旅行には温かい食べ物が欠かせません。札幌には1,000店を超えるラーメン店があるといわれており、多くのグルメ好きが食べ歩きを楽しんでいます。この食べ物の発祥は終戦直後の頃にできた屋台のラーメン店といわれています。すっかり有名になった食べ物ですが、その美味しさの秘密は手稲山系の雪解け水を使用して麺を作っていることにあります。
観光スポットの冬の見どころは?
たくさんあるラーメン店の中から「MEN-EIJI」をご紹介しましょう。札幌ラーメンの伝統製法を守りつつ常に新しいラーメンを開発する名店で、北海道産の素材を積極的に使用して麺も自家製です。化学調味料に頼らない手間暇かけたスープがグルメ好きの心をとらえています。おすすめのグルメは「札幌味噌eijistyle」です。EIJIが札幌ラーメンをより進化させた美味しいラーメンで、寒い冬はこれで決まりでしょう。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道札幌市豊平区平岸2条11-1-12
〔TEL〕011-813-7233
〔営業時間〕11:00~15:00,17:00~20:30
〔定休日〕水・第三火
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「札幌IC」より20分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑨
元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭
北海道の冬の食べ物といえばお鍋も欠かせません。北海道は魚介類が豊富なことで知られていますが、鮭も大変美味しいグルメのひとつです。その鮭と地元野菜をふんだんに使った石狩鍋を食べられるお店をご紹介します。それが「割烹 金大亭」です。伝統製法で作られる石狩鍋は北海道を代表する食べ物で、北海道の鮭を余すところなく味わえるのが魅力です。金大亭は地元客だけでなく旅行者にも有名なお店です。
観光スポットの冬の見どころは?
完全予約制でいただけるグルメは石狩鍋を含むコース料理で、値段によって食べ物の数が異なっています。「氷頭なます」や「三平汁」などたくさんの鮭グルメが並びますが、やはりメインは石狩鍋でしょう。味付けは味噌で鮭の旨味が溶け出してこってりとした感じです。中には鮭のアラやキャベツ、豆腐やねぎなど具がたっぷりと入っており、昆布の出汁が素晴らしい味わいを生み出しています。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道石狩市新町1
〔TEL〕0133-62-3011(完全予約制)
〔営業時間〕11:00~21:00
〔定休日〕不定休
〔ドライブアクセス〕札幌自動車道「札幌北IC」より30分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑩
美瑛町白金の 青い池ライトアップが始まりました( ╹◡╹ )/
— CHIE (@HOKKIDO_N) November 10, 2015
期間:11月7日(土)から1月24日(日)
時間:午後5時~午後9時https://t.co/kXDRUZUhBN pic.twitter.com/YOtvUQCTBb
白金の青い池 ライトアップイベント
「白金の青い池」といえば北海道の有名観光スポットですね。最初は穴場的存在でしたがその美しさが話題となり、あっという間に有名観光スポットになりました。池の水面が名前の通り青く見え、その青い池の水中から生え出るようにして残る立ち枯れたカラマツの木々が、幻想的な雰囲気を醸し出しています。美しい青色を楽しむには風のない早朝に行くのが一番のおすすめで、朝からカメラを構えるカメラマンの姿が絶えません。
観光スポットの冬の見どころは?
冬場は池が凍り付きその上に雪が降り積もりますが、立ち木にも雪が凍り付いたその姿がまた素晴らしいと、寒い冬に訪れる旅行者も増えています。その冬に行われるようになったイベントがライトアップです。ただライトを当てるだけでなく、明るくしたり暗くしたりととてもリズミカルです。大変寒いですが一度見たら忘れられない思い出になります。冬場はまだ穴場ですが、今後人気が高まること間違いなしでしょう。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道上川郡美瑛町白金
〔TEL〕0166-92-4321
〔ライトアップイベント開催期間〕2018年11月1日~2019年4月30日
〔ドライブアクセス〕道央自動車道「旭川鷹栖IC」より60分
冬におすすめの北海道の人気&穴場観光スポット⑪
小樽運河
大正12年に完成した運河で長さは1,140mあります。防波堤が整備されていなかった頃は大きな船から荷物を運ぶのに欠かせなかった運河でしたが、港湾整備が進んでその役目が終わり、昭和61年に散策路や公園を整備して観光スポットに生まれ変わっています。ノスタルジーを感じさせる石造りの倉庫が運河沿いに並んでおり、冬の雪化粧した倉庫と運河のコラボレーションは北海道ならでは景色です。
観光スポットの冬の見どころは?
運河に作られた散策路には63基のガス灯が設置されており、夕暮れ時にガス灯に灯が入ると何ともいえないロマンチックな景色に変わります。石造りの倉庫もライトアップされ、夜の散策は格別の美しさがあります。温かい食べ物が欲しくなりますが、倉庫をレストランとして再利用しているところもあるので、温かい食べ物や飲み物をそこでいただくことができます。幻想的な夜の小樽運河はデートにも最適でしょう。
この観光名所は北海道のココ!
〔住所〕北海道小樽市港町
〔TEL〕0134-32-4111
〔ドライブアクセス〕札幌自動車道「小樽IC」より5分
人も車も冬対策は万全に!
北海道民であれば冬場の北海道の寒さは経験済みかもしれませんが、北海道以外からの旅行者は経験したことのない寒さにびっくりする人もいるでしょう。観光スポットによってはマイナス20度や30度といった場所もありますので、夜の観光などを楽しむ場合は特に防寒対策をしっかりと行いましょう。またレンタカーなどでドライブする場合には、急ブレーキや急発進など「急」のつく行為は避け、安全に観光を楽しんでください。
北海道の冬を遊び尽くそう!
ここまで、冬におすすめの北海道の観光スポットをご紹介しました。北海道には冬だからこそ楽しめる素敵な観光スポットがたくさんあります。寒さ対策を万全にして、冬でしか味わえない北海道の魅力を満喫してみてはいかがでしょうか。
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