キロロスノーワールドとは
キロロは余市郡の赤井川村
なだらかな稜線を見せる余市岳や朝里岳の斜面に1991年からスキー場を開業している、キロロスノーワールド。ここは北海道は余市郡赤井川村という、自然ばかりに抱かれた環境です。しかしながら観光客があつまる札幌や、歴史の街小樽の市街地からも離れていない場所です。
キロロは上質なスキー場
心も体も投げ出したいキロロのゲレンデは、115haの面積と21のコースを有し、高い雪質のパウダースノーで国際的にも知られます。コースは朝里岳の山岳地で、東西南北に3キロ四方に渡って広がります。多数のリフトでスキー場の上まで向えば、余市の絶景を目にしながらコースの滑走が始まります。
キロロは高評価のリゾートホテル
変化に富む朝里岳周辺の斜面でスキーが楽しみ、評価の高いリゾートホテルの宿泊もできてしまうのが、キロロスノーワールドです。2015年に開業したシェラトンホテル、またはトリビュートポートフォリオで。2つの違うホテルは★が並ぶ高評価で、多種の楽しみ方ができる余市のリゾートです。
キロロスノーワールドのアクセス
北海道各地から直通バス
難なくキロロへと足を運ぶなら、スノーワールド専用の直通バスでのアクセスができます。クールスターのバスや、北海道アクセスネットワークのバスに事前予約をして乗り込みます。発着点は新千歳空港、札幌駅、小樽築港駅、ニセコなど北海道の各地です。
新千歳空港から車でアクセス
山奥の赤井川村のキロロの土地まで、新千歳空港や札幌方面から自家用車・レンタカーでアクセスの場合です。道央自動車道および札樽自動車道を通り、小樽インターをでたら国道393号(赤井川国道)を南進し、余市岳擁する赤井川村へ入れば、まもなくキロロスノーワールドです。
千歳空港から電車でアクセス
雪景色を突破する函館本線でキロロにアクセスの場合、札幌からは快速いしかりライナーまたはJR快速エアポートに乗り込みます。小樽に到着すれば、キロロスノーワールドまではタクシーかレンタカーを利用しての移動となります。
キロロスノーワールドのリフト
8つのゴンドラとリフト
雪質自慢のキロロスノーワールドには、余市エリア、朝里エリア、長峰エリアと、3つのスキー場エリアが広がります。そこでスキーシーズンともなれば、ゴンドラとリフトが合わせて8つ稼働しています。シェラトンホテルのそばが、全てのゴンドラとリフトの起点です。
余市エリアのリフト
余市三山のひとつ、標高1,488メートルの余市岳斜面に広がるのが余市エリアです。ここはホテル前のファミリーゲレンデのリフトや、余市第1エクスプレスという長距離リフト、それに山頂に近いあたりに朝里第1リフトや、余市第2リフトが通っています。
朝里エリアのキロロゴンドラとリフト
つかの間の夏の時期も朝里岳の主役となって営業するキロロゴンドラは、朝里エリアの東まで縦断するキロロスノーワールドの中心的な交通機関です。センターコースまでむかえるセンターゴンドラや、標高1,287メートルの朝里岳山頂から余市エリアへと向かう朝里第2エクスプレスも通っています。
長峰エリアのリフト
クレストという雪山レストランを名所とする長峰エリアには、長峰第1エクスプレスが通っています。標高1,079mの頂上付近からは、長峰のパウダーラインに沿って長峰第2リフトが通ります。
ゴンドラとリフトの概要
・開始時間 9:00~9:15
・終了時間 15::00~19:30
・初滑りシーズン利用可能 余市第1・余市第2・ファミリー・センター
・ハイシーズン利用可能 全て
・春シーズン利用可能 余市第1・長峰第1・長峰第2・ファミリー・センター・キロロゴンドラ
リフト券の購入と用具レンタル
現地かネットで購入
現地のキロロフロントスタッフから直にリフト券を買い求める方法もあれば、公式サイトからでもリフト券を求められます。その場合にはサイト上部の「リフトチケットを購入」をクリックして、販売ページに移動します。
ネットは期間限定でお得なリフト券も
魅力的なシーズンパスをキロロ公式サイトで求めた場合、期間限定で特典やパートナーシップ優待付きにて、お得に購入できます。Japan powder passならば、ニセコモイワとの共通リフト券となります。さらに春やハイシーズンのリフト券も、ネット割引がされてお買い得です。
現地のカウンターで購入
現地のカウンターに行けば、キロロのリフト券を買い求められます。この時に買えるのは、1日滑れる1日券、夜間だけのナイター券、初心者むきなビギナー券、短時間の3時間券や6時間券です。リフト券購入のとき、学生とシニアは身分証明書が必要なので、忘れず持参してください。
レンタルも自在なキロロ
マウンテンセンターでは、スキーの最新ウェアから板からスノーボードまで、一式のレンタルができます。キロロで1日以内ならばイブニング、デイタイム、1日から格安料金です。それ以上になると最大で30日までのレンタルプランがあるので、宿泊に合わせたレンタル利用をしてください。
キロロスノーワールドのエリアとコース①
余市エリア
天空よりしとしと降りしきるパウダースノーも、初心な者にやさしい雪質で緩斜面に定着している余市エリアです。2本並んで下界へ降りゆくロングコースが特徴的です。キロロスノーワールドの朝里岳方面からの複数のコースが合流する場所でもあります。
ファミリーゲレンデ(初心者)
重厚たる洋館のシェラトンホテルのすぐ南側には、ファミリーリフトと平行してファミリーゲレンデが広がります。キロロスノーワールドでは初心者向きなもっとも緩やかな斜面で、アニーキッズスキーアカデミーのアトリエもあります。この場なら、小さな子供にとっても怪我や滑落の心配が減少します。
余市コース(初心者)
基幹的移動手段の余市第一エクスプレスに並行して長く伸びるのが、南に伸びる余市第1と第2コース。全体が初心者に最適と評される、難易度が低めのロングコースです。唯一山頂に近い余市第2Bコースだけが、高難易度の急斜面を有しています。
キロロスノーワールドのエリアとコース②
朝里エリア
揺るぎなき大動脈なキロロゴンドラに沿って、朝里岳の山頂からシェラトンホテルまでにゲレンデが広がるエリアです。キロロスノーワールドでは最大の面積であり、標高の高い地点から含め、全体として難易度が高めな設定です。
キロログランドライン(中級者)
躍動感も必至な傾斜を誇るのは、その名もダイナミックコース。そこから始まり朝里岳の斜面を大きく滑り降りるのがグランドラインです。パウダースノーのキロロスノーワールドでは最長のコースです。ナイター設備までもあり、グランドラインからは余市エリアに向けては支線が幾つか伸びています。
朝里第2コース(上・中級者)
麓まで長大に伸びゆく朝里岳のグランドラインからは、南方面にかけて、朝里第2A・B・Cという、上~中級者向けの3つのコースが枝分かれています。それぞれのコースの行先は、南方の余市第1コースと決まっています。
センターコース
雪原を照らすナイター設備で充実のセンターコース。ここは朝里エリアのシェラトンホテルに近いところです。センターエクスプレスと呼ばれるリフトで訪れます。キロロのセンターコースには初心者から上級者までのコースが用意され、近場で夜間も可能な短距離コースなために人気があります。
朝里パノラマコース(初心者)
キロロゴンドラの箱に揺られて朝里の山にやってた初心者が、余市エリアに向かうならばパノラマコースを辿ります。朝里岳の頂上に近い位置で斜面を緩やかに南進し、その先は初心者コースでお馴染みの余市コース方面です。
エキスパートコース(上級者)
身の危機迫る急斜面がまさにエキスパート向きと思わせるのが、キロログランドラインの朝里岳中腹から始まるエキスパートコース。途中で枝分かれして元のコースに戻ることもできるし、余市第1Aコースに接続もできます。
キロロスノーワールドのエリアとコース③
長峰エリア
中央の朝里や南方の余市のエリアとは違う北斜面に、独立した形で長峰エリアのゲレンデが広がります。全体の距離はキロロスノーワールドのエリアでは短くなりますが、降っていくとキロログランドラインに接続します。山頂に行くほどに特に上~中級向けになります。
パウダーライン
迫力あるリフトで長峰最上部まで上がると、そこから長峰第2エクスプレスに沿うように直線状に降っていくのがパウダーラインです。その名の通り真冬は埋もれるほどのパウダースノーな雪質で、中級者以上が利用したいコースです。
長峰コース
中腹からシェラトン方面に降りる長峰第1コースは初心者向きであり、ここはキッズスクールの拠点にもなっています。最北端に陣取る長峰第2コースは、最上部からの上級者に向いた直線のBコースと、急カーブするCコースがあります。
キロロスノーワールドの宿泊
シェラトン北海道キロロリゾート
堂々たる高級感を醸し出すインテリアに覆われ、冬にはキロロスノーワールドのパウダースノーにぴったり寄り添そう、高品質なホテルです。スキー場とリフトの使いやすさという意味では、格段に優れた立地にあり、朝から夜まで移動なしにスキーがし放題です。
キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道
赤井川の森のなかで、まるで西洋のお城のようにそそり立つ姿を見せるのが、トリビュートポートフォリオホテルです。キロロスノーワールドからは1キロほど離れていますが、客室からの余市郡の山並みの景色は圧巻です。
リゾートホテルの人気宿泊のプラン
スキー場と密な連携を絶やさぬホテルは、キロロスノーワールドのスキーパッケージで、お得な宿泊プランを用意しています。これは通常の宿泊に加えて、スキー場の1日リフト券や温泉入浴を楽しめる豪華なプランです。キロロの公式サイトから、どちらのホテルの予約もできます。
キロロスノーワールドの食事
ホテルで食事
貴族的にゆったり宿泊な時も、はじけたいスキーの時もですが、キロロスノーワールドに接するシェラトンとトリビュート、2つのホテル内でも食事ができます。両施設ともに和食から洋食までのレストランやカフェなど、全て味わってみたくなる複数店舗が出店しているためです。
朝里ビューで食事
今日のゲレ食は朝里ビューでスープカレーセット。
— まさのり(秋) (@1_mol) February 28, 2016
キロロのゲレンデトップにあるレストラン。スープカレーは余り期待していませんでしたが、チキンも野菜も柔らかく煮込まれていてなかなかの味。
おいしゅうございました^^ pic.twitter.com/IGcEBOoUCy
山頂の1,180メートル地点の駅までキロロゴンドラに揺られて行くと、朝里岳の絶景を見渡す山上レストランに到着です。朝里ビューはスキー場が稼働する冬季のみ開業します。ロースカツカレーなどカレー系やペペロンチーノなどパスタ系のお食事があり、景色を眺めながらの食事休憩にぴったりです。
クレストで食事
クレストはキロロスノーワールドの長峰第1エクスプレスをのぼった先に建っている、北欧風なオレンジ色をしたログハウスのレストラン。おすすめな食事はビーフシチューやボルシチ。パウダースノーの雪質を楽しむ合間に、生ビールを味わうこともできますが、酔っぱらいスキーにはご注意を。
キロロスノーワールドに行こう
要素を全て備えたキロロのリゾートへ
エレガントにホテル宿泊が達成できつつ、パウダースノーの雪質と高度なゲレンデとリフトを有す、そのへんがキロロスノーワールドの強みでした。今度のスキー場に迷ったら、複合的に評価の高いキロロは第一候補になりそうです。
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