雨乞岳の簡単概要
登山愛好家なら気になる方が多い雨乞岳。雨乞岳は滋賀県の東近江市と甲賀市の境に位置する山で、鈴鹿山脈の中の1つです。鈴鹿山脈には多くの山がある中で、藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・御在所岳・鎌ヶ岳・入道ヶ岳・雨乞岳をピックアップし「鈴鹿セブンマウンテン」と呼びます。雨乞岳は比較的初心者には難易度の高い山だと有名。ただし登山口により、難易度の変化を楽しめるところが雨乞岳の魅力でしょう。
雨乞岳の高さと由来
雨乞岳は鈴鹿山脈内でも高さがあり、標高は1,238mで山脈内の高さ順位は2番目。雨乞岳という名前は初めて聞く方には印象的かもしれません。雨乞岳の東側に位置する東雨乞岳という山には、山頂にはオアシス的な役割を果たす大峠ノ沢という池があります。ここは昔から人々の雨乞信仰の場所として知られ、その信仰に因んで名前が付けれらたのだとか。
雨乞岳登山口までのアクセス方法
雨乞岳を始めとする鈴鹿山脈を登る時には、武平峠が重要な登山口となります。雨乞岳以外でもこの登山口を利用する場合が多いので、ここまでのアクセス方法は重要。湯の山温泉川方面から鈴鹿スカイラインを車で走ると、途中に御在所岳の登山口がいくつか出て来ます。その先にある武平トンネルが見えたら周囲を気にしましょう。トンネルをくぐる手前に見える西側の登山口は雨乞岳へ、反対側にあるのが鎌ヶ岳の入り口です。車に乗っているとついつい見落としがちなので鈴鹿スカイラインからのアクセスを良く確認してくだささい。
登山者がはまる!雨乞岳の魅力とは?
雨乞岳は、登山者に愛されている鈴鹿山脈の中の山の1つ。雨乞岳は決して初心者のハイキング目的でおすすめできるコースばかりではないですが、ルートを選べば大自然の中の非日常の空間を楽しめます。雨乞岳に向かう登山道にある沢や植物が観たくて、大勢の方が春や秋の時期などに訪れることで知られています。
雨乞岳の登山ルートを難易度別に解説!
雨乞岳に行きたいと思っても、一体どんな登山ルートなのが気になるところ。雨乞岳におすすめの登山ルートは全部で4つほどあります。雨乞岳のルート①武平トンネル~東雨乞岳ルート、雨乞岳のルート②稲ヶ谷ルート、雨乞岳のルート③朝明渓~杉峠ルート、雨乞岳のルート④甲津畑~杉峠ルート、これらのルートをそれぞれ説明しながら、雨乞岳山頂までかかる時間なども調べていきましょう。
難易度★★ 雨乞岳初心者向け「武平峠ルート」
雨乞岳山頂までの登山ルートをリサーチしていくと、武平峠から登るのが一般的。他にも雨乞岳山頂までの登山口やルートはあるのですが、この武平登山口を利用するのが一番ゆったりと雨乞岳山頂に到着できます。
雨乞岳往復4~5時間の日帰りコース
こちらのコースは、初心者から中級者向けの入門コースといってもよいでしょう。スタートしてから4~5時間で往復し、武平峠の入り口まで戻ってこられます。途中、東雨乞岳を通過するのですが、実は雨乞岳よりも東雨乞岳の方が見晴らしがよいと評判。紅葉の時期などは、辺りが赤褐色になる風景を見られます。
【駐車場情】報雨乞岳で一番人気!
雨乞岳に向かう登山口として知られているのが武平峠。15台ほどが置ける駐車場があり、三重県側にある武平峠駐車場にはトイレも設置されているので女性の方でも安心。こちらは20台ほど駐車できるスペースがあるので、紅葉の時期や春などは多くの方が利用しています。
難易度★★★ 雨乞岳中級者向け「稲ヶ谷ルート」
次に稲ヶ谷ルートをご紹介します。難易度は高めなので、雨乞岳を何度か登山した方や中級者以上の人におすすめ。難易度としては武平峠からクラ谷を通り、雨乞岳山頂に向かうレベルくらいと考えておきましょう。このルートの見所は、登山開始後15分ほどで見えてくる「稲ヶ谷大滝」。雨乞岳の登山道では、普段味わうことができない大自然を身近に感じられるのです。
雨乞岳まで厳しめ3時間!
雨乞岳までコース自体の難易度も高めですが、3時間登るのもしんどいもの。また、案内板も少なく地理に明るい方に特におすすめです。雨乞岳の山頂に到着したら、そのまま戻らずに東雨乞岳から武平トンネル西口に降りるルートも人気があります。
【駐車場情報】雨乞岳登山者はほぼなし!
東名阪自動車道四日市ICから鈴鹿スカイラインの道を進み、武平トンネルをくぐります。さらに進むと駐車場が見えてくるのですが、3台ほど駐車可能。無料ですが少し寂しい感じがするので、賑わいを感じたいのであれば武平トンネル付近の登山口を検討しましょう。
難易度★★★★ 上級者向け「朝明渓谷ルート」
雨乞岳の中では難易度が高めのコースで、初心者の方は何度も登山を経験している方と一緒に行くのがおすすめ。特に根の平峠からは雨乞岳の自然を存分に感じられる反面、とても深い自然の中を歩いていくことになります。地理をしっかり調べながら、その都度場所を確認しながら進みましょう。コクイ谷では穏やかな沢の流れを楽しめ、熱い時期などは涼しく休憩にぴったりです。
片道5時間で雨乞岳山頂到着
往復5時間で戻れるコースもあると考えると、片道で5時間はなかなか距離があるという方もいますよね。また道が舗装されているわけでもなく、迷いやすい道であることも時間をかけてしまう理由かもしれません。復路には御池鉱山旧跡などを通るコースを選ぶと、観光感も増します。
【駐車場情報】雨乞岳登山者にも人気
春にはバーベキューで賑わいを見せるこちらの登山口。秋には紅葉目的の雨乞岳に向かう人の車で混雑することもあります。大体70台ほど駐車できるスペースがあるので、ピーク時期に行かれる場合は早めに到着するようにしましょう。
難易度★★★★★ 上級者向け「甲津畑ルート」
岩ヶ谷林道出合から甲津畑まで出て、大峠を通っていくルート。雨乞岳までの登頂は難易度が高めです。あまりこちらのコースを選ばない登山者が多いと言われていますが、雨乞岳ならではの自然を味わえます。
雨乞岳山頂まで、片道6時間の難所
このコースは、片道に6時間前後の登山時間を要することが難点。また初心者だと道に迷いやすいということも考えられるので、もしも希望する場合は下調べをしてからいくのがおすすめです。
【駐車場情報】雨乞岳登山者の姿はほぼなし!
雨乞岳の登山者の中では、こちらのコースから登る方は少ないでしょう。ですが利用する方は、岩ヶ谷林道の途中に駐車する方が多いですね。
登山時の服装はこれがおすすめ!
山に登る時に重要なポイントは、服装。例えハイキング程度に考えていても、しっかりした服装でいかないと復路で寒さを感じたりすることもあります。こちらでは雨乞岳に行く前に押さえておきたい服装をまとめておきましょう。
雨乞岳に行く服装ポイント①速乾性のアンダーシャツ
山登りをする時は雨乞岳に限らず、どんな標高の山でも汗をかくもの。汗をかいたままにしていると、休憩中に体温を奪い体調不良を招く原因になります。アウトドア専門店で、速乾性に優れたアンダーシャツが発売されているので探してみましょう。
雨乞岳に行く服装ポイント②上着を忘れずに
早朝登り日が沈むまでに戻ってくることが多い登山ですが、朝夕は急に冷え込むので注意が必要です。特に雨乞岳を始めとする鈴鹿セブンマウンテンは、11月には冷え込みも激しくなり雪が降ることも。レインコートやウィンドブレーカーなどの防寒対策も忘れない様にしましょう。
雨乞岳に行く服装ポイント③登山靴
雨乞岳はなだらかな道が続く山ではありません。沢や岩場などもあるので、できるだけ専用の登山靴を履くことが理想的です。通常のスニーカーではなく、滑り止めなどがあるものを選びましょう。
まとめ
雨乞峠の魅力や登山ルート、おすすめの服装ポイントについて説明してきました。初心者には難しいとされている雨乞岳ですが、武平峠のルートから始めれば気軽に登れるということがわかりました。初心者から、雨乞岳についに挑戦しようという方までおすすめです。
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