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エクステリアDIY!庭づくりが簡単で安くできる作り方やデザイン例をご紹介!

エクステリアをDIYしてみたいと思っている人はいらっしゃるでしょうか。庭づくりと考えると、高くつき大変そうなイメージを持たれる方も。ですが、簡単に庭づくりをできる方法があるんです。今回はそんな、エクステリアの簡単かつ、安くできるDIYの方法をご紹介します。
更新: 2021年3月16日
大石ゆう
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エクステリアのDIYで庭づくりに挑戦

エクステリアのDIYに挑戦しようと思っても、どこをどのようにDIYすればいいのか分からないという方もいらっしゃるかと思います。今回は、そんなエクステリアのDIYの方法をさまざまご紹介していきます。簡単にできる方法もたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。

エクステリアDIYで庭づくりの方法をお伝えする前に

エクステリアDIYで使う言葉

ではまず、DIYの方法をお伝えする前に言葉のご説明をします。始めてDIYに挑戦するという方や、DIYはやったことがあるけれど、庭やガーデニングのDIYは初めてだという方は言葉の意味がよく分からないかもしれません。理解を深めるためにも、言葉の意味を始めにご説明します。

エクステリア

まず、この記事の題名にもなっている「エクステリア」という言葉。耳にしたことがあるけれど、一体どこのことをいうのでしょうか。エクステリアは、家の外側や外観という意味です。外側といっても広くて分かりにくいですが、家の外にある車庫や門、塀などの構造物すべてのことを指します。

エクステリアのDIYといっても、人によっては庭をガーデニングできるようにしたいという方や、塀をDIYしたいという方もいらっしゃると思います。今回の記事では、エクステリアのどこをDIYするのかといった項目別にご紹介していきますので、DIYしたい場所の項目を参考に、庭づくりや玄関アプローチのDIYに挑戦してみてください。

アプローチ

では、アプローチという言葉はどういう意味なのでしょうか。「玄関アプローチ」という言葉なら聞いたことがあるかもしれません。アプローチとは、家の前の道や門から玄関までの通路のことを言います。レンガを敷き詰めたり、コンクリートで外装工事をされていることが多いです。

外構

それでは、外構という言葉はどういう意味でしょうか。外構とは、家の外にある車庫や門、塀、また、アプローチも含めた構造物のことを言います。これではエクステリアと同じ意味だと思うかもしれませんが、ちょっとしたニュアンスが異なります。

外構とは構造物のことを言うのに対し、エクステリアは構造物を含めた全体的な空間を指す言葉です。

エクステリアDIYに必要な作業を紹介

それではまず、エクステリアのDIYにはどのような作業があるのかをご紹介します。場所や作りたいものによって、レンガを使ったりコンクリートを使ったりします。木の柵を作るなら木の板が必要になりますし、その場合、必要な道具も異なってきます。外構工事の内容によってどのような作業と工具が必要になるのかをご紹介します。

エクステリアDIYに必要な作業①コンクリート

コンクリートで基礎を作る

エクステリアDIYでまず初めに思い浮かぶのは、コンクリートだという方もいらっしゃるかもしれません。コンクリートは当たり前に使われているもので、基礎を作るのには最適。ですがやはり、手作りするとなると大変な作業であるのは確かです。

コンクリート、セメント、モルタルとは

コンクリート作業に必要なものをご紹介する前に、セメントやモルタルとの違いも簡単にご説明します。まず、セメントはコンクリートにおける接着剤だと思ってください。そのセメントに砂を混ぜたものがモルタル。そして、砂と砂利を混ぜたものがコンクリートになります。

強度は砂利が入っている分、コンクリートの方が強度が強くなります。駐車場などの基礎にはやはり、コンクリートの方がいいでしょう。反対に、レンガなどを積み重ねる場合などにはモルタルでも大丈夫です。

インスタントセメントは?

インスタントセメントは、よくホームセンターで見かけることも多いと思いますが、一体どのようなものでしょう。インスタントセメントは、あらかじめセメントと砂が混じっている商品です。ですから水を混ぜればすぐに作業ができるという利点があります。

しかしインスタントセメントは強度が弱く、すぐに固まってしまうので駐車場などの基礎工事には向きません。レンガを手作りする際には便利に使えます。

コンクリート作業で必要な道具は

コンクリート作業で必要な道具はどのようなものがあるでしょうか。まず、コンクリート作業で必要になる物は、手袋、コンクリートを混ぜるトロ舟(少量の場合はバケツなどでも可)、コンクリートを混ぜるスコップまたは鍬、そしてコテです。

コンクリートはアルカリ性なので、手袋があった方が安心です。コテも、大きさが数種類あるので場所によって大きさを変えると作業がしやすいです。


エクステリアDIYに必要な作業②レンガ

レンガでできること

次は、レンガを使ったエクステリアを手作りする方法です。レンガは写真のように玄関アプローチに小道を作ることができますし、庭にガーデニング用の場所を囲うこともできます。積み上げれば塀にもなりますし、敷き方によっても印象が変わります。

レンガはおしゃれな囲いや小道を手作りできるので、エクステリアDIYをする人には好まれる方法です。

レンガで庭を手作りするのに必要な道具は

では、レンガでガーデニングの囲いを作るのにはどんなものが必要なのでしょうか。ただ、レンガを置いていくだけならばレンガだけを購入すればいいですが、レンガの間に砂利を敷き詰めたいという場合は砂利やスコップなどがあった方が作業が楽でしょう。

また、レンガを積み上げたり接着したいという場合は、インスタントセメントが必要になります。インスタントセメントは早く固まるので、レンガを積み上げる際には便利です。また、インスタントセメントを使う場合は、コンクリートで使うものと同じように、手袋やコテ、掻きまわせる容器とスコップなどが必要になります。

エクステリアDIYに必要な作業③フェンスや塀

目隠しにフェンスや塀を

やはり、家の周りに目隠しになるフェンスは、あった方が安心だと思われる方も多いと思います。フェンスは木の板を組み合わせて手作りしたり、フェンス用の木の板を購入して設置するという方法があります。また、他にもレンガやブロックをインスタントセメントなどで接着して作ります。

フェンスづくりに必要な道具は

フェンスを手作りする際に必要なものは、例えば木の板でフェンスの形ができあがっていて埋め込むだけの場合は、埋め込むためのコンクリートが必要になりますし、自分でフェンスを作る場合は木の板や釘、トンカチなどが必要になります。ブロック塀にしたい場合はインスタントセメントとブロックが必要になります。

エクステリアをDIYして簡単に庭づくりする方法をご紹介!

簡単に、エクステリアのDIYにはどのようなものがあるのかをお伝えしましたが、ここでは、安く、しかも簡単にできる庭づくりをお伝えしていきます。

さきほどの説明で、少し大変かもしれないと思ってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、実は100均の材料など、安く手に入れられるものを使っても、簡単に庭づくりができる方法がたくさんあるんです。ここではそのアイデアをご紹介していきます。

エクステリアをDIYして庭づくりする方法①玄関アプローチ

レンガを敷き詰めて玄関アプローチを作る

レンガで玄関アプローチを作る場合、レンガのみを購入してくれば外構工事ができます。敷き詰めて行けばいいので、特に接着も必要ありません。もし気になる場合はインスタントセメントを購入するといいでしょう。

敷き方も、互い違いにすることでおしゃれになりますし、レンガの色を変えてもいいですね。レンガとレンガの間を開けたい場合は、そこにセメントを流し込んだり、きれいな砂利を敷き詰めることもできます。

こちらは、レンガと木の板を土を掘って埋めています。敷き方も、自分の好みで敷き詰めていくだけ。コンクリートなどを使わなくても、そのまま土の中に埋めるだけでもきれいに仕上がります。

エクステリアをDIYして庭づくりする方法②ガーデニング

レンガで囲いを作る

玄関アプローチのちょっとしたスペースにガーデニングの外構工事を行いたいという場合も、レンガで囲いを作れば簡単です。敷き方も、四角に囲ったり円形に囲ったりと、レンガの形を変えれば自由に作れます。特に難しい作業ではないので簡単にできます。

100均のボックスで簡単ガーデニング

もし、ガーデニングを作る場所がないという場合は、100均のワイヤーボックスを使っても簡単に安く作ることができます。フェンスなどがある場合は、写真のように引っかけるタイプのワイヤーボックスを置いて、そこに鉢植えを乗せられます。

また、100均にはおしゃれなガーデニング用品もたくさんあるので、気に入ったものを庭先に置くのもおすすめです。

エクステリアをDIYして庭づくりする方法③フェンス

すのこでフェンスを作る

次の外構はフェンスです。フェンスを自作する、もしくはできあがったものを購入して作るという場合は、やはり費用とお金がかかるものです。でも、ちょっとしたフェンスを作りたいという場合は、すのこでも代用することができます。

その場合、自分の好みの色のペンキを塗るとおしゃれに仕上げられますし、防腐剤を塗ると劣化の心配も減ります。

こちらもすのこで作ったフェンスだそうです。色もシックになっていて、まさかすのこだとは思いませんね。すのこを使う場合は、やはり購入した物よりは頑丈ではないのでしっかりと取り付けするようにしましょう。

エクステリアをDIYして庭づくりする方法④駐車スペース


駐車スペースはコンクリートでなくてもいい

駐車場の外構工事となると、コンクリとを思い出す方が多いかと思います。ですが、駐車場はコンクリートでなくてもいいんです。敷き方も、タイヤが通る場所だけにレンガを敷き詰めたり、タイルのようなものを敷き詰めることもできます。

部分的にコンクリートを使うことで費用節約

駐車場を全体的にコンクリートで覆うという場合は、手間も費用もかかりますが、写真のように部分的にコンクリートを利用すればその分手間も減ります。タイヤの部分がコンクリートになっていれば、間にはそのまま土でもいいですし、砂利をしいても、止めやすさには変わりありません。

エクステリアをDIYして庭づくりする方法⑤ウッドパネルを使う

ウッドパネルでスペースを手作り

100均でも手に入る、ウッドパネルを使った基礎工事の方法もあります。これならばコンクリートや芝生を敷き詰めるより簡単にできますね。敷き方も、模様が互い違いに敷けばOK。簡単ですし、安くしあがります。

エクステリアDIYで庭づくり・デザイン例をご紹介

さて、エクステリアの手作りの方法をご紹介したところで、今度は外構工事のデザイン例や基礎作りの例をご紹介していきたいと思います。玄関アプローチからガーデニングなどのデザインも含めてたくさんご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

エクステリアDIYで庭づくり・デザイン例①玄関アプローチ

ウッドパネルと芝生や砂利を敷き詰めて

こちらは、ウッドパネルを敷き詰めて、所々に芝生を置いています。ウッドパネルだけを敷き詰めるよりもおしゃれに仕上がっています。また、芝生ではなく砂利を所々に配置するのもいいですね。

芝生だと伸びたら切らなくてはいけないなど、手間がかかりますがウッドパネルならその必要もありません。ウッドパネルを使えば、敷き方も自分で考えてできるのでとても便利な外構工事の方法です。

素材を変え、ワンポイントを置く

こちらは、基礎は砂利と土を使っていますね。その間に木目の美しい木と、四角い木の板を敷き詰めています。真ん中にはハートの可愛いワンポイントが。素材を変え、敷き方も変えることでおしゃれな玄関アプローチを作っています。

レンガを円形に敷き詰める

こちらはレンガを円形に敷き詰めています。また、玄関アプローチの小道もカーブを描いていておしゃれですね。レンガは敷き方によって円形や曲がりくねった小道を作ることができます。まずは自分の作り上げたい玄関アプローチをイメージして、それにあったレンガを購入し、敷き詰めていきます。

形の異なるタイルを所々に配置して

こちらは、形が可愛いタイルを所々に配置して玄関アプローチを作っています。周りはアプローチだと分かるようにレンガが敷き詰められています。タイルやレンガは探してみるといろいろな可愛い商品も見つかります。ぜひ気に入ったタイルやレンガを見つけて、それを玄関アプローチに使ってみてください。

レンガのかわりに花を植える

こちらは、レンガで囲うのではなく、花を植えることでアプローチを作っています。基礎には砂利とコンクリートですが、その周りが花でいっぱいになっていてきれいですね。

素材を変えれば印象も変わる

こちらは、基礎を砂利にしているようですが、その砂利を変えただけでこんなにも印象が変わります。砂利には灰色の物、白色の物、レンガの色などさまざまあります。また、防犯用の砂利なんかも売っています。砂利一つで印象が変わりますので、好みの砂利を購入して玄関アプローチを作ってみてください。

玄関アプローチで音楽を奏でる

こちらはなんと、ピアノの鍵盤の玄関アプローチです。音楽が好きな方なのでしょうか。とってもかわいいですし、オリジナリティがあります。自分で作るとなれば、好きにできるので、ぜひ色々とイメージして自分好みの玄関アプローチを作ってください。

エクステリアDIYで庭づくり・デザイン例②ガーデニング

水道の外構工事を行う


こちらは、もともとあった水道の周りに外構工事を行い、水受けを作ったそうです。レンガで周りを囲い、その中に砂利を敷き詰めています。水道の周りにはタイルを張りつけ、おしゃれな水道になっています。

そのままの水道だと味気ないですが、レンガと砂利でこんなにおしゃれに仕上がります。レンガの種類や敷き方でイメージも変わるので、ぜひお好みの水道を作ってみてください。

ウッドプランターを手作りする

ちょっとした庭に、直に植物を植えるのもいいですが、この写真のようにウッドプランターを手作りしておくのはどうでしょうか。ウッドプランターには好きなペンキで色を塗り、ローマ字でおしゃれにペイントしています。ちょっとしか庭がない場合も、プランターや鉢植えをおしゃれに配置して素敵な庭を造り上げることができます。

狭い場合は道具を駆使して

庭が狭くて外構工事をしても植物があまりおけないという場合は、このように梯子に板を通して場所を増やすのはどうでしょうか。空間は狭いけれど、縦には空間を増やせます。鉢植えに寄せ植えされた多肉植物が素敵です。

場所によってレンガの敷き方や素材を変える

この外構工事では、レンガを基礎に使っています。レンガの色も形も異なるものを使って、空間分けがされているようです。場所によって違ったレンガを使ったり、敷き方も変えれば、家の庭に違った雰囲気の空間ができあがります。

丸い木を使って

こちらは、丸い木を使って囲いを作っています。並んでいる木の板は古そうに見えますが、それも味になっています。歩く場所によって木の板の配置を変え、さらに囲いの木は工程さが付けてあります。これからどんな花が植えられるのかが楽しみな工事途中の風景です。

バラアーチ

バラが好き、という方はバラアーチはいかがでしょうか。手間と時間がかかりますが、きれいに咲き誇ったバラを見たら、感動すること間違いありません。庭にバラがあるだけで華やかな印象になりますね。バラはフェンスなどに沿って育てることもできるので、バラが好きな方にはおすすめのガーデニングです。

タイルにイラストを描いて

こちらは、スヌーピーの絵をタイルに描いています。油性のペイントであれば雨でも落ちないので、好きなイラストを描いたタイルを庭や玄関アプローチにも配置することができます。ちょっと工夫がしてあって、オリジナリティのあるエクステリアを作り出せます。

かわいい小物を配置して

こちらは、レンガを色違いで敷き詰め円形の庭を作り、さらに小物をさまざま飾っています。小物は百均でも可愛いものがそろうので、気に入ったものを購入し庭に配置するとかわいい庭になります。豚やウサギ、さらにローマ字も配置してありますし、ビートルズや可愛い豚のタイルなんかも。DIYすれば自分の好きな空間が仕上がります。

エクステリアDIYのまとめ

今回は、エクステリアの基礎工事の方法やガーデニングを手作りする方法などをお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。

エクステリアの外構工事、基礎工事と聞くと大変な作業に思われてしまいがちですが、簡単な材料で安く仕上げられることが分かっていただけたかと思います。手軽に始めて、だんだんと作り上げたい形に庭を作ってみてください。

玄関アプローチが気になる方はこちら