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サコッシュの作り方は?気になる型紙含めて、簡単でおしゃれな作り方をご紹介!

サコッシュバッグは肩からかけて使うタイプのバッグのこと。このサコッシュバッグ、最近は登山用のサブバッグとしても注目されています。今回は自作サコッシュを簡単に手作りする作り方をご紹介。いろんなデザインの作り方がありますのでお好みで作ってみてくださいね。
更新: 2022年5月16日
佐藤3
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サコッシュを自作しよう!簡単な作り方紹介

登山などにも使えるサコッシュバッグを手作りで!

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シンプルでカジュアル、登山などのアウトドアにもピッタリなデザインのサコッシュバッグ。入れ口が広いので、ものがサッと取り出せるのが特徴です。大きさに決まりはないので、型紙なども不要。布に直接印をつけて四角く切って簡単に手作りすることが可能です。

サコッシュとは

ショルダーバッグのこと

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サコッシュバッグとはどのようなバッグのことなのか?いまひとつイメージが掴めない人もいるでしょう。サコッシュバッグとはフランス語で「ショルダーバッグ」「肩掛けバッグ」のこと。

実は、呼び方が違うだけで、このタイプのショルダーバッグは昔からたくさんの作り方が紹介されています。使ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。

サコッシュが作られた理由

サコッシュバッグの起源は、フランスの自転車レース。自転車に乗りながらでも、邪魔にならないショルダータイプで、なおかつ軽いもの、それがサコッシュバッグと呼ばれ始めました。

最近では、もっと装飾性の高いもの、ポケットがたくさんついて収納力がアップしたもの、革製のブランド品などいろいろなショルダーバッグの総称として「サコッシュ」と呼ばれているようです。

サコッシュの条件

デザインや作り方は、いろいろなものが出回っていますが、サコッシュバッグである条件はいくつかあります。1.ショルダーバッグであること。2.形が四角であること。(縦長横長は自由)3.カジュアルなもの。この3点です。運動時や散歩、登山などのアウトドアに重宝するショルダーバッグであることが、サコッシュバッグの条件です。

用意する材料

基本の材料

まずは、サコッシュバッグづくりに欠かせない、材料からご説明しますね。材料は手にはいりやすい布や合皮、手編みで作る人は糸を用意します。

デザインによって用意するもの

MYmama 差し込み式 マグネットホック

出典:楽天

四角いショルダーバッグであれば良い、サコッシュのデザイン。ファスナーがついていたり、マグネットホックで中身が出ないように工夫されているものがメインです。

登山などで手軽に使えるように、ホック部分をマジックテープにしたものも便利です。バッグの付属品となる材料は、作りたいデザインによって準備しましょう。

サコッシュに向いている布

自作サコッシュを、布でつくる人も多いでしょう。バッグですので、あまりペラペラだと強度が心配です。型崩れも起こりやすくなってきます。サコッシュ作りに向いている布は、綿キルティング、デニム生地、ツイルなどの厚手のコットンです。

これから布を用意する人は、このような厚手の布の中から選ぶとよいでしょう。そのほか、内布(内袋用の布)として、ブロードなどの薄手の布も同量用意します。

使いたい布が薄い時は

どうせ自作サコッシュを作るなら、自分の好きな柄の布で作りたい。そう思う人も多いでしょう。でも、自分が気に入った柄の布が薄手の布で合った場合、サコッシュは作れないの?というとそうでもありません。解決策があります。

ここで使う材料は、「接着芯」です。布バッグに使うなら、布製の接着芯がおすすめです。生地に、ある程度のハリをもたせながら布のもつ柔軟性を失わずに扱いやすく、バッグとしても使いやすい作品になります。

用意する道具

ミシン

自作サコッシュを作るなら、ミシンがあった方が良いです。ミシンを使うメリットは、早く縫える。綺麗に縫える。2本の糸で縫うので丈夫に出来る。この3点です。

自作サコッシュは、四角いショルダーバッグなので縫うところは、ほとんどが直線。ミシンがけの練習にもなりますので、ミシンが苦手という人でも、ぜひミシン縫いに挑戦してみてくださいね。


手縫い

Cosyland レザークラフト 道具セット

出典:Amazon

ミシンを持っていないという人は、手縫いで自作サコッシュを作ることも可能です。ただし、丈夫に縫うために、縫い目を細かくしたり、丈夫な糸を使うように心がけたり、返し縫いで塗ったりと、手縫いでバッグを作るのには気をつけなくてはいけないことがいくつか出てきます。

あまりおすすめはしませんが、どうしてもミシンは使いたくないという人は、手縫いで自作サコッシュを来ることも可能です。

その他の道具

このほか、縫い物をするときに使う道具に、「ハサミ」「ものさし」「アイロン」「まち針」があります。手縫いで作るときは、しつけ糸などもあると便利でしょう。自作サコッシュは、自分の作りたいサイズで良いので、特別型紙というものは必要ありません。

動画などで縦横サイズを教えてくれますので、生地に直接「チャコペンシル」などを使って印付けをして、カット、縫っていくとよいでしょう。

①基本の自作サコッシュの作り方

シンプルデザインのサコッシュ

まずは、簡単なワンポケットのショルダーバッグ(サコッシュ)の作り方から。ファスナーつけがありますが、サコッシュはファスナーがついていないといけないというルールはありませんので、つけたくない人は、このファスナー付けも省いて結構です。

入り口が開いて気になるという人は、ここに大きめのホックやボタンとボタン穴などをつけるとよいでしょう。

この作り方で使う材料

こちらのショルダーバッグでは、布、裏布、接着芯、ファスナー、Dカン、ナスカン、長さ調節金具、2.5センチ幅のPPテーブ(すべて100均で揃います)を使います。この他、縫い糸とミシン、ものさし、接着芯を貼るのに使うアイロンを用意しましょう。

②ポケット・マチ付き自作サコッシュの作り方

中身を整理できるポケット付き

体を動かしながらサッと手が入り、物の出し入れがしやすいショルダーバッグ「サコッシュ」。大きなひとつのポケットでも良いですが、外側にもうひとつポケットがあると、小物類が入れられるのと、中身の整理ができて便利です。外側にもうひとつポケットをつけたサコッシュバッグを手作りしていきましょう。

意外と簡単2ポケットサコッシュ

外側にポケットがついているショルダーバッグは作り方が難しそうと思ってしまう人も多いでしょうが、実はとっても簡単です。ファスナーつけをしないデザインにアレンジすれば、ミシンで縫うなら、はじめて作る人でも2時間もあればできあがるでしょう。

作り方の要領は、外ポケットを作って表布に縫い付けるだけ。後は、ポケットつきの表布を普通の表布と同様に扱って、基本のサコッシュを作る作り方で作ればよいだけです。考え方がわかってしまえば、とっても簡単ですね!

③ラミネート加工の自作サコッシュの作り方

雨や汚れに強いラミネート加工サコッシュ

防水・防汚にすぐれたラミネート生地。ラミネート生地でサコッシュを手作りすればアウトドアでもどんどん使えますね。「ラミネート生地が高い」「好みの柄がない」という人は、手持ちの生地をラミネートにする方法があります。自作ラミネート生地での手作りサコッシュに挑戦してみましょう。

両面接着テープとビニールクロスで作る

100均の材料で作る布のラミネート加工。使うものは、両面接着ができるテープと透明なビニールクロスです。アイロンに接着剤がついたり、ビニールが溶けて張り付かないように、クッキングシートを重ねてから、必ず加熱するようにしましょう。

材料が売ってない場合は…

100均の商品は、いつもどこでも同じものが売られているわけではありませんね。品切れや廃盤商品も多いです。手持ちの布をラミネート加工するには、専用のラミネートフィルムが売られています。このような商品を使うことで、もっと簡単に好きな布の防水・防汚加工ができますよ。

④ファスナーを使わない自作サコッシュの作り方

ファスナーをつけたくない人に


手作りのサコッシュを作るときに、ファスナーはつけたくない。そんなこだわりがある人もいるでしょう。登山のときなど、片手にストックを持ち、片手でものを出し入れするのにファスナーは逆に邪魔になることもありますよね。そんなファスナーを付けないサコッシュバッグの作り方です。

フタをつけマジックテープを付ける

ファスナーをつけないショルダーバッグ。入れ口はそのままのサコッシュもありますが、入れ口が広いので中身が飛び出しやすい、バッグの中身が丸見えは嫌ということもありますね。

ファスナーをつけないなら、その両方をカバーするためにフタを付けるとよいでしょう。フタが固定されるように、マジックテープをつければ、片手でもフタの開け締め、中身の取り出しができるので登山用サコッシュバッグのデザインにおすすめです。

⑤マグネットホックの自作サコッシュの作り方

内ポケットの付け方も覚えよう

サコッシュバッグのようなショルダーバッグの入れ口を閉じるのに、マグネットホックを付けると、磁石の力で登山時にも簡単に片手で開け締めできるようになります。材料として、マグネットホックが必要になりますが、こちらは手芸用品店でいろいろなサイズのものが売られています。

1個100円~200円程度です。こちらの動画では、そのほか、内ポケットの付け方も説明されています。内ポケットの作り方も覚えられますよ。

ひとつ持っていると便利なボタンノミ

マグネットホックを付けるには、あらかじめ金具の足が通る穴を開けてからそこに差し込みます。動画内ではハサミでカットしていましたが、ハサミでカットすると「く」の字のようにカットされてしまったり、切りすぎなどの問題が起こることも。手芸用にボタンつけのノミが売られています。

ボタンノミの使い方

下に不要な木、ゴム板などを置いた上から、ノミをあて木槌で叩いて使います。この道具、本来はボタンノミという名前どおり、ボタン穴を開ける用の道具です。ひとつ持っているとボタン穴を綺麗に開けることもできます。できれば持っていると良いですね。

⑥ジーンズリメイクの自作サコッシュの作り方

手持ちの材料で手作りしよう

デニム生地は、厚みもあり、丈夫でバッグ作りに適した布地です。もう履かなくなったデニムがあったら、手作りサコッシュにリメイクしてみましょう。

ベルト部分も足を利用して手作り

サコッシュのようなショルダーバッグを作るときに、別に用意することも多いショルダーベルト。デニムのジーンズリメイクのサコッシュなら、このベルト部分も切り取った足の布を使って作るので、捨てる部分が少なく、布が無駄になりません。

自分で使いやすいように、ベルトの長さを変えたり、内袋を同じサイズで作ってつけたりとアレンジすると、素敵なオリジナル作品に仕上がるでしょう。

⑦革製の自作サコッシュの作り方

手作り皮バッグを作ろう

革製品を縫うには、職業用以上の強力なモーターを持ったミシンと、皮用の太い丈夫で折れにくい針が必要になりますが、穴を開けて革紐で留める作り方なら簡単に皮のバッグを作ることができます。皮加工用のパンチや革紐、皮は東急ハンズなどの手作り用品を扱っている大きな雑貨店で買うことができます。ネット通販でも購入可能です。

皮は手縫いで

布のサコッシュはミシン縫いをおすすめしましたが、皮となると話は別です。

職業用ミシンはコンピューターミシンに比べて、値段的にはとても安いものですが、ジグザグ縫い、飾り縫い、ボタンホールなどができずに、直線縫いだけですので、自宅用に持っている人は少ないでしょう。皮は手縫いでバッグに仕立てるのが、DIY初心者にはおすすめです。

⑧子供用にキャラクター自作サコッシュの作り方

簡単かわいい動物のサコッシュ作り

ジャージなどのニット生地で、暖かみがあるかわいい動物キャラクターのサコッシュをお子さん用に手作りしてみましょう。ニット生地にミシンをかける場合は、伸び防止のためにあらかじめ布接着芯を貼ると扱いやすくなります。

うさぎのサコッシュ型紙はこちらから

うさぎのサコッシュは、四角いだけのバッグではないので、型紙が必要になるでしょう。

こちらのショルダーバッグの作り方と型紙は、フリーPDFファイルとしてダウンロードできます。商用利用は不可ですのでフリーマーケットアプリなどで販売することはできません。作ったサコッシュは自分や子供たちのために使ってくださいね。


⑨手編みの自作サコッシュの作り方

編み物好きな人におすすめ

編み物が得意な人なら、コットン糸でサコッシュを作ってみませんか。

中長編みのボディとスタークロッシェのフタで構成されています。スタークロッシェは、編んだことがない人は、編み方が少し難しいかも知れませんが、動画内で編み方を説明してくれているで安心です。綺麗な模様編みなので、他の編み物でもいろいろと使える編み方です。

このサコッシュで使う材料

225ヤード(約205メートル)サイズ18のコットンヤーン1玉、3センチほどの大きさのかわいいボタン1個、編み針サイズF(3.75mm)のかぎ針です。編み方は動画内、または、下記サイトからフリーPDFをダウンロード(注意:米国式の編み方説明です)、またはRavelryのアカウントがある人は、Ravelryから編み方をダウンロードすることもできます。

手編みSNSサイト「ラベリー」のページ

Ravelryのアカウントをお持ちの方は、彼女のページから無料編み図をダウンロードすることも可能です。(ページ閲覧には無料アカウントが必要です。注意:Ravelryに日本語サイトはありません)

自作サコッシュの型紙

大きさに決まりはない

ショルダーバッグとして使う場合は、そこに何を入れるのか入れたいもののサイズに合わせて、縦横の長さを決めるとよいでしょう。サコッシュのバッグの大きさに決まりはありませんので、型紙も自分の好みで良いのです。

四角に縫うだけだから型紙は不要

サコッシュを手縫いしようとするとき、型紙が必要な場合はほとんどありません。なぜか?というとそれはただの四角だから。直接布などに印をつけてハサミでカットすれば良いのです。目安として、A4の雑誌が入る大きさにするなら、その周りに1センチほどの余裕をもたせるとピッタリサイズのサコッシュを作ることができるでしょう。

型紙を用意した方がよい場合

ただし、ショルダーバッグを手縫いする場合には、型紙があった方がよいという場合があります。その場合は、厚紙で型紙を作ることをおすすめします。型紙が必要な場合とは、1.何枚も同じバッグを作る必要があるとき。2.底がカーブしているバッグを作るとき(カーブのアイロンがけがやりやすくなります)。

まとめ

出典: https://item.rakuten.co.jp/brilliantcolors/1002166/

手縫いやミシン縫いで作る、自作のサコッシュバッグ。いろいろな形のサコッシュの作り方をご紹介してきました。気に入った手縫いバッグのデザインはありましたでしょうか。

四角く、あまりポケットもなく簡単な作りのバッグですので、初心者の方でも縫うことができるでしょう。お気に入りの布で、自分の用途にあったサイズのサコッシュを作りましょう。

登山バッグが気になる人はこちらをチェック