お風呂は清潔さが必要
お風呂は体をきれいにする場所
お風呂は言うまでもなく体を洗ってきれいにする場所です。誰でも体が汚れたら、お風呂に入りたくなることでしょう。夏場は汗をかくので、一日に数回お風呂に入る人もいます。冬場でも一日に一回はお風呂に入りたいはずです。お風呂で体をきれいにするためには、その場所であるお風呂もきれいでないといけません。汚いお風呂に入って体をしっかり洗ったとしても、お風呂の汚れが体に付いてしまうので、きれいにはなれないのです。
汚れやすいお風呂
お風呂は水をたくさん使います。冷水だけでなく温水も多用することから、浴室内に湿気がたまりやすいです。その水分や湿気からカビが発生したり、体の汚れが浴室内に流れてこびり付いたりします。水垢も加えたこれらによって、お風呂は常に汚れた状態になっているのです。多少の汚れは問題ありませんが、汚れがたまってくるほど、不衛生な環境になってしまいます。清潔とはいえない場所で、体を洗いたいとは思わないはずです。
お風呂はこまめに掃除する
お風呂は放っておくと、どんどん汚れがたまっていきます。浴室のたまった汚れをきれいにすることはひと苦労です。発生してしまったカビはなかなか落ちませんし、多くの汚れを流すと排水管が詰まってしまいかねません。このせいでお風呂掃除は大変だという意識が体に染み付くと掃除が後まわしになり、また掃除に苦労するという悪循環におちいってしまいます。そうならないように、こまめなお風呂掃除をおこなうようにしてください。
収納が重要になるお風呂
簡単にお風呂掃除をおこなうためには、浴室内の収納が重要です。お風呂には、ボディソープやシャンプーなど体用の洗剤、小物類、おけやイス、掃除道具など、多くの物があります。よほど裕福なお家でない限りは、浴室は広くない場所です。その空間にいろいろな物があるため、ごちゃごちゃしてしまいやすくなります。これでは邪魔になって掃除をスムーズにおこなえません。上手なお風呂の収納ができれば、掃除も楽になるはずです。
お風呂管理の手間を減らす
浴室での収納をちゃんとおこなって、こまめな掃除を心がけていれば、お風呂に対してかかる毎日の手間は少しですみます。収納しないでそのままにしていると、物が置いてある場所に水分がとどまったままとなり、水垢や体の汚れが付いて、カビが発生しやすくなるものです。それだと浴室だけでなく、物の掃除も大変になります。お風呂を使ったら物は水分を拭き取ってからきちんと収納し、軽くでも浴室掃除をするようにしてください。
お風呂の収納術とおすすめグッズを参考に
お風呂の収納と掃除は大切だと分かっていても、水まわりの狭い場所なので、やり方が分からないと難しいことでしょう。お風呂の上手な収納はアイデアが決め手になります。快適なお風呂を作り出すためには、ただ物を収納するだけでなく、おしゃれな空間にしなければなりません。限られたスペースなうえに汚れやすい浴室であっても、アイデアしだいでおしゃれなお風呂へ変えられます。収納術とおすすめのグッズを参考にしてください。
お風呂の収納をおしゃれに
上手な収納できれいなお風呂に
お風呂場の収納が上手にできるようになると掃除もしやすくなって、きれいな浴室になります。逆に収納ができていないと掃除がしづらくなり、汚い浴室になりがちです。つまりきれいなお風呂にするためには収納から始めないといけません。余計な物は置かないことも大切です。空になった容器やチューブ類は浴室から出る時にすぐ捨ててください。収納したまま取り出すことのない掃除用具や子供のおもちゃなどは今後も使わないでしょう。
きれいなお風呂はおしゃれ
きれいなお風呂ということは、汚れやカビは当然なく、物がきちんと収納されている状態です。余計な物もありません。こういったお風呂は清潔感があって広々と感じられます。これだけでも十分におしゃれなお風呂になるはずです。おしゃれというものは、装飾したり何かしらの加工をほどこしたりすることだけではなく、無駄のないきれいな状態も含まれます。お風呂の場合は狭くて湿気のたまる場所なので、後者のおしゃれさが最適です。
おしゃれさキープで清潔さを保てる
できればおしゃれなままのお風呂を保ち続けたいことでしょう。おしゃれなお風呂にするということは、きれいさが必要です。きれいにするためには、ちゃんと収納して掃除をおこなわないといけません。その結果お風呂は清潔になります。おしゃれさをキープすると清潔さを保つことにつながるのです。その逆のパターンでも同様になります。おしゃれで清潔なお風呂へと仕上げるのに特別なことは必要ありません。日々の手入れが大切です。
リラックスできるおしゃれなお風呂
リラックスできると思うお風呂を思い浮かべてみてください。汚れやカビが目立ったり物がごちゃついたりしているお風呂で、心身ともに落ち着けるでしょうか。当然ながらそういったお風呂ではリラックスできません。清潔感のあるおしゃれな浴室でこそ、お風呂の心地よさを感じられます。体を洗ったあとも、汚れがすっかりと落ちてきれいになったと感じられることでしょう。お風呂は面倒と思いがちな人でも、入浴したくなるはずです。
狭いお風呂でも快適になる
我が家の浴室は狭いからと、おしゃれできれいなお風呂作りをあきらめないでください。ごく一部を除き、どのお家でも浴室は広い場所ではありません。他人の家のお風呂場を見る機会があり、そこで広いと感じたとしても、それは上手な収納とこまめな掃除をおこなっているからでしょう。もともとの広さは大差ないはずです。お風呂の収納術を駆使すれば、狭いと思っている浴室でも快適な空間にできます。3点式ユニットバスも可能です。
明日のためにお風呂で疲れを癒す
お風呂はその日の汚れや疲れを落とせる場所です。疲れは肉体的な疲労はもちろん、精神的なストレスなども含みます。汚れや疲れを落として癒されれば、明日の活力になるはずです。元気を回復してくれるお風呂は、おしゃれできれいな状態でないといけません。これに該当するお風呂は、解説してきたように収納と掃除をしっかりおこなうだけで作り出せます。また、お風呂は気持ちのリセットになり、睡眠のよし悪しにも関わるものです。
お風呂の収納術&グッズ①シャンプーの容器
シャンプーの容器を移し替えて収納する
シャンプーやリンス、ボディソープといった体を洗う洗剤は、さまざまなメーカーから販売されていて種類も多くあります。これらの容器はそれぞれ異なり、そのままだと不ぞろいで見た目がきれいではありません。同じ種類であっても、商品のイメージが強くて生活感がでてしまいます。シンプルに統一したデザインの容器へシャンプーなどを移し替えて並べると、おしゃれにそろえることが可能です。ラベルを貼ると分かりやすいでしょう。
子供がいるならかわいい容器へシャンプーを入れる
子供がいる家庭のお風呂なら、子供が喜ぶかわいいデザインの容器へ、シャンプーやリンス、ボディソープなどを移し替えるのがおすすめです。シンプルな容器にキャラクターのステッカーを貼るアイデアもあります。いずれにせよデザインがそろっていれば、かわいいだけでなくおしゃれさも表現できるはずです。子供が好きなデザインなら、自主的に使ってくれることでしょう。中身が分かりやすい絵柄にすると、間違いを防げます。
お風呂の収納術&グッズ②シャンプーの棚収納
備え付けの棚へシャンプーを置く
浴室に備え付けの棚がある場合は活用しましょう。その多くは利便性を考えた場所に設置されているはずです。シャンプーやリンス、ボディーソープなど、お風呂に入ったら必ず使う物を優先した置き場所にします。座ったままでは届かないような高い位置の棚には、使用ひんどの低い道具を収納するのがよいです。ただし普通の棚は水がたまりやすいので、掃除をしっかりおこなわないといけません。高い位置は掃除しづらくなります。
棚を新設して便利な収納を増やす
空いたスペースがあれば、アイデアしだいで棚を新設できます。浴室の特殊な壁面でも、吸盤やマグネットなどのグッズを使うと簡単に取り付け可能です。シャンプーやリンス、ボディーソープなどは手の届く場所に置きたいことでしょう。そのままの浴室ではちょうどよい場所へ置けない場合、棚を新設すると便利です。また、収納が増えることから、普段はあまり置かない道具も置けるようになります。
お風呂の収納術&グッズ③シャンプーのカゴ収納
水がたまらないカゴに収納する
浴室で棚を使わずに収納するなら道具をよく選んでください。なるべくメッシュ状になったカゴを使うアイデアがよいでしょう。水はカゴにたまらずに流れ出るためです。水だけでなく、容器から漏れたシャンプーやリンス、ボディーソープなども、カゴ内にたまることはありません。その結果、カビなどの汚れ発生を防げます。カゴはシンプルで便利な道具です。浴室と同じ水まわりの場所である、洗面台付近でも活躍してくれます。
カゴを吊るすことで通気性を上げる
カゴはもともと通気性のよい道具ですが、吊るすことでさらに水気を早くなくせます。どこかへ置いておくとカゴとの接地部分に関しては、どうしても汚れてしまいがちです。吊るすと宙に浮く状態となるため接地部分がなくなり、汚れやすい箇所を消せます。カゴを吊るすには、フックなどの道具を活用するアイデアが簡単です。収納時は高い位置に吊るしておき、使う時には手の届く場所へ置く使い方がよいでしょう。
お風呂の収納術&グッズ④シャンプーの壁掛け収納
道具を使って壁に掛ける収納アイデア
先にご紹介したカゴを吊るす収納アイデアに近い方法となりますが、壁掛けもおすすめです。シャンプーやリンス、ボディーソープなどの容器を直接壁に掛けます。直接といっても厳密には道具を介す方法です。この道具はフックや挟めるクリップなどがよいでしょう。浴室向けの専用グッズも販売されています。壁のスペースを無駄にしない収納ができるアイデアです。
道具を活用すれば何でも壁掛け収納できる
壁掛けできる道具を活用することで、シャンプーやリンス、ボディソープ以外にも、いろいろな物の収納が可能になります。容器への移し替えが難しいチューブ状の洗顔フォームや歯磨き粉、ヒゲ剃りや歯ブラシなどの小物といったように、水分による汚れから避けたい物は、棚収納よりも壁掛け収納の方が最適です。さらに浴室用のスリッパやブーツ、スポンジ類も壁掛け収納に適しています。
お風呂の収納術&グッズ⑤タオルの収納
浴室の出入り口に置きたいタオル
お風呂に入ったら当然体が濡れます。浴室から出てすぐ体を拭けるように、タオルは出入り口付近へ置いておきたいものです。とはいっても広い脱衣所がないと、タオルの置き場所に困ってしまいます。浴室の出入り口付近は洗濯機置き場になっていることが多いです。洗濯機は上部のスペースが空くため、ここへ収納棚を設置してタオル置き場にする方法がよいでしょう。
バスタオルをコンパクトに使いやすくたたむ
バスタオルは大きいために場所を取ります。狭い脱衣所や洗面所の場合は、バスタオルをそのまま置ける場所がありません。バスタオルは巻くようにたたむとコンパクトになるうえ、使いやすくなります。体が濡れている状態だと、あまり余計な動きはしたくないはずです。バスタオルを巻いて、手に取りやすい状態にたたんでおくと自分自身が助かります。
お風呂の収納術&グッズ⑥ボディタオルの収納
ボディタオルの収納は壁掛けがよい
ボディタオルは湿度の高い浴室内に、濡れた状態で置いておくことになります。体を洗うためのものですから、清潔にしておきたいはずです。何も気にせず収納していると、すぐにカビが発生してしまいます。そのためボディタオルは壁掛け収納が基本です。
ボディタオルを壁掛け収納できるようにする
多くの浴室には壁面に収納バーが備え付けられています。普通はその収納バーへボディタオルを掛けて、壁掛け収納をすることでしょう。ですが収納バーがないこともあります。その場合には、収納バーを設置できるようになるグッズを活用してください。
お風呂の収納術&グッズ⑦掃除道具の収納
掃除道具はすぐ手に取れる収納が好ましい
掃除は面倒なものです。でもお風呂は使ったら、こまめに掃除しないとすぐ汚れてしまします。少しでも掃除への抵抗を減らすため、道具は手に取りやすい場所へ収納しておきましょう。掃除道具も収納バーに掛ける収納がおすすめです。グッズを使って掃除道具専用の収納バーを設置すると便利になります。
掃除道具をきれいに並べる
浴室内に掃除道具を収納していれば、いつも目に触れます。お風呂のおしゃれさに関わってくるため、掃除道具も並べ方に気を配らないといけません。まずはお風呂の景観にあうデザインの掃除道具を、そろえることがおすすめです。そして収納場所や並べる順番をよく考えてください。
お風呂の収納術&グッズ⑧風呂おけの収納
風呂おけも置ける収納バー
風呂おけの置き場所をどうしようか迷いがちですが、収納バーがちょうどよいです。下向きに収納すれば、水気は下に落とせます。風呂おけが置きやすいサイズの収納バーを設置するのがおすすめです。
風呂おけを壁掛け収納する
風呂おけをそのまま置ける収納バーが設置できず、コンパクトな収納バーしかないこともあります。そういった場合は、フックなどで風呂おけを吊るす壁掛け収納にしましょう。フックをとめる作業が加わるため、ただ置くよりは手間がかかります。
お風呂の収納術&グッズ⑨風呂イスの吊り下げ収納
風呂イスを吊るして清潔さを保つ
風呂イスは浴室の床へ置いたままにすることが多いです。そのため汚れがたまりやすく、イスの下にカビが生えていたという経験があることでしょう。風呂イスは場所を取るのでそのまま置くしかないと考えがちですが、吊るすというアイデアもあります。
長いフックで風呂イスを簡単に吊るす
風呂イスをどうやって吊るすのかというと、フックを使う方法が簡単です。風呂イスは水がたまらないように穴が空いています。そこへ長いフックを引っ掛けて、シャワーカーテンのレールや、突っ張り棒などへ吊るしてください。
お風呂の収納術&グッズ⑩風呂イスの引っ掛け収納
風呂イスを浴槽に引っ掛ける
風呂イスを吊るすことが難しかったり面倒だったりする場合は、画像のように浴槽へ引っ掛ける方法がおすすめです。吊るすよりも簡単で、これだけでも浴室の床に汚れがたまらなくなります。
引っ掛けたり立て掛けたりする
狭いお風呂で浴槽が小さく、それでいて風呂イスが複数ある場合は、壁面も活用しましょう。ひとつは浴槽へ引っ掛けて、ほかの風呂イスは壁に立て掛けるといったアイデアがおすすめです。
お風呂の収納術&グッズ⑪おもちゃのカゴ収納
こまごまとしたおもちゃはカゴへ入れる
子供はお風呂でもおもちゃを使って遊びたくなるものです。こまごまとしたおもちゃが多いなら、水気を切れるカゴへ収納しましょう。お風呂を使っていない時は、おもちゃを入れたカゴを吊るしておけば邪魔になりません。
お風呂の収納術&グッズ⑫おもちゃの簡単収納
収納バーへおもちゃを置く
おもちゃがひとつだけなら、カゴを用意するまでもありません。収納バーに挟むなどして簡単に収納すれば十分です。収納バー以外にも、空いている棚があるならそこへ置くのもよいでしょう。ですがおもちゃの形状によっては汚れやすくなるので、置いた場所の掃除をおこたらないでください。
洗濯ネットへまとめて収納する
多くのおもちゃをカゴに入れて吊るす収納ができないなら、洗濯ネットが簡単でおすすめです。まとめて入れて収納バーなどへ壁掛け収納できます。
まとめ
お風呂は収納によって、おしゃれできれいな場所になります。狭くても問題ありません。普通に棚へ収納するほか、道具を使うなどアイデアを活かして賢く収納していきましょう。上手に収納ができたら、掃除が簡単になるはずです。汚れがたまったり湿気がこもったりしやすい浴室だからこそ、こまめな掃除は必須になります。一日の汚れを落とし疲れを癒すリラックできるお風呂にするため、収納と掃除をきちんとおこなってください。
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