折り紙でキリンを作る
今回は、折り紙でキリンを作っていきます。キリンと言えば、動物園でも人気の動物。首が長く、その長い首で器用に葉っぱを食べる姿は愛らしいですね。今回は、そんな人気者のキリンの折り方をご紹介します。平面、立体、さらに簡単なものから難しいものまでご紹介しますので、ぜひ作ってみてくださいね。
キリンの折り方をご紹介する前に
キリンという動物
折り紙でキリンの折り方をご紹介する前に、ちょっとキリンという動物についての雑学をご紹介します。キリンはキリン科キリン属の動物です。首が長く、茶色い模様があるのが特徴です。高いところに生えている葉っぱを食べて暮らしています。アフリカのサハラ以南に多く住んでいるようです。
キリンは少ししか眠らない
キリンは一日に短時間しか眠らないというのは聞いたことがあるかもしれません。キリンは一日に20分ほどしか睡眠をとりません。また、その20分のうち熟睡しているのは1分しかないそうです。キリンは立ったまま寝ますし、キリンの睡眠時間が20分というのは、弱肉強食の動物の世界を物語っていますね。
また、キリンの赤ちゃんは、産まれてから30分ほどで立ってしまうんだとか。馬などの動物も、生まれてすぐに立つことは知られていると思いますが、キリンもそうです。やはり、野生で暮らすには死の危険が隣り合わせ。人間は時間をかけてやっと立てるようになりますが、動物はすぐに立ち上がることができるんですね。
キリンの頭には角が5本
キリンには角が5本あるのをご存知ですか?写真を見ると分かりますが、遠くから見える2本の角のほかに、顔側に1本。さらに後ろに2本の小さい角があります。ですが、5本もあるのに使い道は特にないそうです。キリンの大きさはオスとメスで少し違いがあり、オスが4.7から5.3m。メスは3.9から4.5mもあるそうです。首だけで2m以上。とっても大きいんです。
キリンにはなぜ模様があるの?
キリンといえば、あの、特徴的な模様が浮かんできます。あの模様は一体なんのためにあるのでしょうか。それは、ライオンなどの動物に見つからなくするようにとのことでした。
キリンの模様は、迷彩柄のようになっています。その特徴的な模様で、天敵であるライオンなどの肉食獣から身を守っているんです。アフリカには様々な動物がいて、いつ命が狙われてもおかしくない環境。少しでも見つかりにくくして、生活しているんですね。
キリンは足が速い!
キリンと言えば、ゆっくりと歩いて葉っぱを食べているようなイメージのあるキリンですが、実は走るのがものすごく速いんです。キリンの最高時速はなんと50キロを超えるそう。ものすごく速いですね!
あんなにかわいらしいキリンですが、やはり、天敵に襲われたら逃げるしかありません。動物園ではおっとりとした姿しか見られませんが、アフリカなどの広大な地では、キリンがものすごい勢いで走る姿を見ることができるんです。
折り紙で作るキリンで必要なもの
折り紙でキリンを作る際に使うものは、折り紙と模様を描くサインペン。作るキリンの種類によってはハサミや糊も必要になります。折り紙で作るキリンの作り方には、折り紙一枚で作っているもの、二枚で作るもの、三枚使って作るものもあります。折り紙にはキリンの模様の描かれた折り紙も売っていたりするので、それを使えばもっと本物のキリンに近づきます。今回はかわいいキリンの作り方をたくさんご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
折り紙で作るキリンの折り方①
折り紙で作る簡単な平面キリン
始めにご紹介するのはこちらのキリン。作り方も簡単で単純な作り方です。身体が大きく、首の長いキリンに仕上がります。
折り紙で作る簡単な平面キリンの作り方
今回のキリンは、こちらの作り方を参考にご紹介します。このキリンは、合計3枚の折り紙を使って平面キリンを作っています。工程も少なく、折り方も簡単なのでお子さまでも作れます。ぜひ作ってみてください。
作り方のポイント
作り方のポイントですが、一つ目は顔になる部分をしっかりと合わせて折ることです。ずれてしまうと、顔の部分がくしゃっとなってしまってきれいに仕上がりません。しっかりと線と合わせて折るようにしてください。
もう一つのポイントは、身体の部分を作るときに、厚みが出る部分が出てきます。そういうところは少し折りにくいのですが、しっかりと力を入れて折り目が付くように折るようにしてください。そうすればきれいに身体が仕上がります。
折り紙で作るキリンの折り方②
折り紙で作る難しい立体キリン
次のキリンは立体キリンです。頭の部分には、耳も角もしっかりあるキリンなのでより本物のようなキリンに仕上がります。
折り紙で作る難しい立体キリンの作り方
次のキリンは少し難しい、立体のキリンです。二枚の折り紙を使って、頭と身体に分けて折り、糊で組み合わせて作ります。こちらも動画でご紹介。しっかりと分かりやすく解説しているので、安心です。作ったら立体なので立つことも。ぜひ作ってみてください。
作り方のポイント
折り方のポイントは、一つ目のポイントと同じように、しっかりと折り目に合わせて折ることです。きっちりずれずに折ることできれいに折ることができます。
また、身体の部分は折り目を付ける工程が多いのですが、しっかりと爪を立てて折り目を付けること。そうすることで折りやすくなりますし、きれいに仕上がります。
この、角を作る部分は少し難しいです。一度折りあげて、さらに反対側に折ります。二度折って角の形に三角になるように折ります。
折り紙で作るキリンの折り方③
折り紙で作る簡単キリン
こちらのキリンは、一枚で作っているのもあり、サイズが少し小さく仕上がります。小さいですが細かいところまでしっかりと表現されているキリンです。
折り紙で作る簡単な立体キリンの作り方
こちらは、折り紙一枚で作るキリンの作り方です。組み合わせるのではなく一枚で作れるのでいいですね。また、工程もそこまで難しい折り方はないので、お子さまでも安心して作れます。この動画ではキリンの模様の折り紙を使っています。もしそういうのがあれば、購入して作ればより本物のようなキリンが仕上がります。
作り方のポイント
工程の始めの方で、折り目に合わせて内側を潰して折る部分があるのですが、そこは少し難しい部分です。写真で言うと、左側は開き、右側は折り目に合わせて折ります。真ん中部分は潰してきれいに整えてくださいね。
さらに、キリンの脚を細くする工程ですが、そこは折り紙を開いて折った方が折りやすいので、開いてからしっかりと折り目を付けて折るようにしてください。
折り紙で作るキリンの折り方④
折り紙で作る簡単な立体キリン
こちらのキリンは、ハサミを使う作り方。組み合わせて作る形で、耳がヒラヒラと動きます。かわいらしいキリンですし、簡単なのでぜひお子さまと一緒に作ってみてください。
折り紙で作る簡単な立体キリンの作り方
このキリンは、二枚の折り紙を使っています。工程も少なく、簡単に立体のキリンが仕上がります。動画で分かりやすく説明してくれているので、子供でも折りやすいと思います。ぜひ作ってみてください。
作り方のポイント
このキリンの作り方のポイントですが、やはり、しっかりと折り目に合わせて折ることです。顔の形や体の形をしっかりと仕上げるために、きっちりと折るようにしてください。
ハサミで切る工程があるのですが、写真を載せておきます。写真のように、少し斜めに切るようにしてください。ここの部分が、キリンの頭になります。
折り紙で作るキリンの折り方⑤
このキリンは、一生懸命上に伸びて葉っぱを食べようとしているようなキリンが仕上がります。ハサミを使って、脚の部分を切り取ります。
折り紙で作る簡単な平面キリンの作り方
こちらは、折り紙一枚を使って平面キリンを作っています。工程も少なく、お子さまでも簡単に作れます。動画を参考に作ってみました。作る際のポイントをご説明しますので、参考にして作ってみてください。
折り方のポイント
このキリンの折り方のポイントですが、やはりしっかり折り目をつけて、折り目に沿って折ること。さらに開いて頭を折る工程があるのですが、そこは少し難しい部分です。開いてから反対側に折るときれいに折れるので、開いて折るようにしましょう。頭を作る部分も同様に、開いてから折るようにしてください。
ハサミで切る部分を写真でご説明します。このキリンは、上にある葉っぱを一生懸命食べているような形のキリンに仕上がります。なので、脚の部分も胴体に合わせて少し斜めに切っています。最後はキリンの顔と模様を描いてできあがりです。
折り紙で作るキリンの折り方⑥
折り紙で作る簡単な立体キリン
こちらのキリンは、首の長いキリンが作れます。首は長いですが、しっかりと安定して立つことができるキリンです。
折り紙で作る簡単な立体キリンの作り方
こちらのキリンは、二枚の折り紙を使っています。工程は、①で紹介した頭までは一緒です。こちらも簡単に作れるので、お子さまでも挑戦できます。折り紙でキリンを作ったら、可愛い目と、模様を描いて完成!立体なので、立てて遊ぶこともできます。
作り方のポイント
このキリンの、作り方のポイントですが、四角から三角に潰して折る際にはしっかりと端を揃えて折るようにすることです。折り目もしっかり付けることはもちろん、折り目に合わせて折ることで、きれいなキリンが仕上がります。
もう一つのポイントですが、足を細く折るときに、内側に折り紙を織り込むのですが、その際は開いてから折るようにした方がきれいに折れます。しっかりと開いて、折り目をきっちり付けて足を折るようにしてくださいね。
折り紙キリンを入れて動物園を作る①
こちらは折り紙で作った動物たちを折り紙の上に並べて、動物園を作っています。動物の折り方は、キリン以外にもたくさん出ています。今はYouTubeがあるので、探してみれば、今まで作ったことのないような動物も、オリジナルで作り方を紹介しているものがあります。好きな動物を作って、折り紙動物園を作ってみてはいかがでしょうか。
折り紙キリンを入れて動物園を作る②
こちらも折り紙で作った動物園なのですが、楊枝で囲いを作っていたりして本格的です。また、木も置いてありますね。今は百均でもいろいろな道具が売っているので、その材料を使えばお家に小さな折り紙の動物園を本物っぽく作ることができます。ぜひ、折り紙動物園、挑戦してみてください。お子さまと一緒に、楽しい時間を過ごせます。
折り紙で作るキリンのまとめ
今回は、折り紙で作るキリンの作り方を、簡単なものから難しいものまで、立体と平面どちらもご紹介してきました。折り紙で作る動物の作り方は、キリンだけでなくゾウやパンダなどたくさん動画でも出ています。探してみると、好きな動物も見つかるかもしれません。ぜひ、お子さまと一緒に折り紙でキリンを作ってみてくださいね。
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