検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

バイクのマナーについて考える!バイクの正しい乗り方と迷惑な乗り方!

バイクの悪いマナーについて検証します。バイク乗りのマナーが悪いと指摘するのは4輪ドライバーが多く、敵対している印象を受けます。バイク乗りは悪いのか?4輪ドライバーは間違っていないのか?議論の先にある問題点は何なのかを探ります。
2020年8月27日
hosokawa_taka
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

バイクのマナーは悪い?:はじめに

「どうしてこんなに嫌がらせをするの?」と四輪に対して不信感を募らせているバイク乗りは多いですね。同じように四輪ドライバーはバイク乗りの行動を見てマナーが悪い印象を持っています。

バイクのどこにマナーの悪さを感じるのか?マナーがよいバイク乗りを目指すにはどうすればいいのか?問題の原因はどこにあるのかを考えますね。

ご注意

yahoo!知恵袋に書き込まれたコメントを基にバイクのマナーについて考えます。yahoo!知恵袋には良識あるコメントに混じって汚い言葉の書き込みもありますので、コメントを引用せず、要約して紹介します。基本的にはバイク目線で紹介していきますことをご了承ください。

すり抜けはマナー違反?

マナーが悪いバイク1

バイクのすり抜け走行は信号待ちや渋滞時に当然のことのように行われてますが、道路交通法を犯さないとできない乗り方です。通行区分、交差点手前30mでの追い越し、右左折の方法、割り込みなど、複数の交通ルール違反を重ねなければなりません。

また左右に安全なスペースを確保できませんので、接触事故につながる行動だといえます。

バイクの立場

すり抜け走行をバイクのメリットとしてとらえているバイク乗りは多いですね。すり抜け走行しないバイク乗りは少数派扱いされるほどです。また、道路交通法にすり抜け走行を禁止する記述がないため合法だと勘違いしてるバイク乗りも多いですね。

しかし、迷惑でかっこ悪い行動として捉え、すり抜け走行しないバイク乗りも増えています。

四輪の立場

四輪ドライバーはすり抜け走行するバイクに迷惑で邪魔な印象を持っています。それは、常にバイクが近くにないかを確認しなければならないからです。

中には自車の近くにいるくらいなら先に行ってほしいという容認派や、左側を開けてバイクがすり抜け走行しやすいようにしてる四輪ドライバーもいますね。

マナーが良いバイク乗りを目指すための乗り方①

バイクの存在をどのように捉えるかを考えなければなりません。すり抜け走行はルール違反で迷惑な乗り方です。しかし、すり抜け走行をやめるだけでマナーが良いバイク乗りになれるでしょうか。

信号待ちや渋滞でバイクが道路のやや左側を走行して一台の車両であることを主張する行動をした場合、四輪ドライバーの印象が良くなるかどうかを推して量りましょう。

路肩走行はマナー違反?

マナーが悪いバイク2

すり抜け走行と同様、路側帯走行は交通ルール違反です。路側帯は歩行者を守るためのスペースだからです。歩道がある道路であっても路側帯は走行できません。バイクの路側帯走行は日常的に行われている行動であるため、四輪ドライバーは交通ルール違反と認識せず、マナー違反という印象を持つことが多いですね。

バイクの立場

バイクの路側帯走行は交通ルール違反で迷惑な乗り方ですが、日常的に行われているのが事実です。なぜダメな行動なのかを理解していないバイク乗りも多いですね。

車道の左側を走行していると四輪が並走して幅寄せしてくるから…というコメントがあります。これに同感するバイク乗りはかなり多いのですが、やむを得ず路側帯を走行するのと、先に行きたいから走行するのでは事情が違います。


四輪の立場

路側帯走行をするバイクに危険を感じる四輪ドライバーは多いですね。また、四輪は渋滞していてもちゃんと並んでいるのに身勝手な行動だ…という腹立たしさを感じるコメントも見受けられます。

本来車両が走っていないはずの路側帯をバイクが走行していると、沿道の施設に進入するときの確認ポイントが増えてしまいます。ミラー越しに見るバイクは距離感を掴みにくいので、路側帯走行は事故につながる可能性は高い行動です。

マナーが良いバイク乗りを目指すための乗り方②

交通ルールを再確認しなければなりません。「通行区分」「追い抜き」「他の車両に追いつかれた車両の義務」を誤認識していたり拡大解釈したりするバイク乗りや四輪ドライバーは意外と多いですね。

バイクの路肩走行は違法で迷惑な乗り方ですが、バイクを一台の車両とみなしていない四輪ドライバーが存在しているのも事実です。四輪ドライバーの幅寄せは危険な行為ですので、意地を張らずに前に行かせましょう。

無理な追い越しはマナー違反?

悪いバイクのマナー3

快走路やワインディングロードではバイクによる無理な追い越しが後を絶ちません。通勤や通学でも見かける光景ですが、ツーリングを楽しむバイクにヒヤッとする四輪ドライバーは多いですね。中には実線のセンターラインやゼブラゾーンを踏んで無理な追い越しをするバイク乗りも少なくありません。

バイクの立場

バイクの加速力や俊敏さを主張し、無理な追い越しを肯定するバイク乗りは少なくありません。バイク乗りが安全だと判断しても、四輪ドライバーが不安を感じるような乗り方はご法度です。

ワインディングロードで四輪に追いついたら、速度域を落として車間距離を開けたほうがバイクの挙動を楽しむ走りができ、先行車に威圧感を与えることがない…というマナーが良いバイク乗りのコメントもありました。

四輪の立場

正面からバイクが猛スピードで加速してくるバイクは恐怖でしかありません。また、無理な追い越しを見てバイクは危険でマナーが悪いという印象を持つ四輪ドライバーは多いです。

一方、快走路やワインディングロードでバイクに道を譲る四輪ドライバーは増えています。バイク乗りの「ありがとうサイン」にマナーが良いと感じる四輪ドライバーは多いですね。

マナーが良いバイク乗りを目指すための乗り方③

無理な追い越しに関してはバイク乗りの全面敗訴です。確かに快走路やワインディングロードでバイクの操作性を楽しむのはバイク乗りとして至福の時間です。しかし、自分勝手な考えで常軌を逸した乗り方をするのは迷惑でしかありません。

悪い車間距離とは?

悪いバイクのマナー4

バイクと四輪では間合いの取り方に違いがあり、車間距離が原因でトラブルになるケースが多いですね。車間距離を保つと安全性が格段に上がり、事故を未然に防ぐことができます。先行車は後方からのプレッシャーを感じなくてもいいですし、後続車は無駄なブレーキを操作から解放されるといったメリットもあります。

バイクの立場

バイクは視界が広いので間合いが近くなりがちです。ですので、車間距離が短くなっているにもかかわらず、安全性を確保して走行していることを主張するバイク乗りは多く見受けられます。

バイクは後方からの視認性が悪いために車間距離を詰められがちです。四輪が後ろから迫ってくるとバイクはストレスや恐怖感を感じますし、煽られているのでは?と勘違いしてしまうこともしばしばです。

四輪の立場

四輪ドライバーは後続するバイクが車間距離を詰めてくると煩わしさを感じます。着座位置が低い車種ならバイクのライトの光を迷惑に感じる人もいますね。

バイクの後ろを走る四輪車はバイクを邪魔な存在と感じています。バイクが左側通行すると見通しが良くなるので、センターライン寄りで走行してしまったり、追い越したい衝動が生まれたりする傾向があります。煽り運転運転をしていると勘違いするバイクも少なくありません。


マナーが良いバイク乗りを目指すための乗り方④

車間距離に関してはバイクと四輪の間合いが違うことを理解しなければなりません。威圧感を与えてるつもりはないのに、どちらも無意識的に車間距離が詰まる傾向にあり、誤解される可能性が高いですね。

先行する四輪車の速度域が低い場合はバイクが無理な追い越しをする可能性が高くなりますし、逆に先行するバイクの速度域が低い場合は四輪車が並走、幅寄せ、追い越しをする可能性が高くなります。

バイクは迷惑で邪魔な存在?

悪いバイクのマナー5

バイクと四輪では車体の大きさが違うので、お互いに邪魔で迷惑な存在だと感じています。世の中には大きなものと小さなものが混在し、調和することでバランスを保っていますが、日本の道路においては調和しておらず、バランスが崩れているといっても過言ではありません。

バイクの立場

迷惑で邪魔な存在として扱う四輪の書き込みに反発するバイク乗りは多いですね。交通ルールを盾に武装したり、バイクの機動力を誇示して威嚇したり、開き直ったりする書き込みが多数寄せられています。

また、バイク乗りは教習所や試験場で安全確認を徹底させられた経緯があるため、横柄な四輪ドライバーの振る舞いを許せない気持ちが溢れた書き込みも多いですね。

四輪の立場

四輪ドライバーはバイクの動きが読めないために不安を感じています。バイク乗りを心配するコメントもありますが、中には蔑んだようなコメントもありますね。

バイクと四輪の事故では、人身事故の過失を四輪に問われるケースが多いので、二輪との事故を避けたい気持ちがあることは間違いありません。

マナーが良いバイク乗りを目指すための乗り方⑤

お互いに邪魔で迷惑な存在だと感じているにも関わらずバイクのマナーを指摘する声が大きいのは、バイクは少数派だからだと考えられます。

マナーが悪いバイク乗りがいることは事実です。しかし、四輪にとってバイクが迷惑で邪魔な存在である以上、国内のバイク乗り全員がマナーが良い乗り方をしても効果はありません。

考察1:道路交通法の誤認識

道路交通法、いわゆる交通ルールは道路を利用するすべての人が正しく解釈していなければなりません。しかし、誤った認識をしている人は多いのです。人から聞いた話やネット上のうわさを拡大解釈する傾向もあります。

難解な道路交通法

交通ルールを改めて読み返すと難解さに辟易します。もっと平易にすれば教習所の学科教習なんていらないのでは?と疑問視するほどです。

日本語として通用しないレベルの文章、文脈を見失いそうになるほど付け加えられたカッコ内の但し書きなど、交通ルールを誤認識したり拡大解釈したりする原因につながっていると考えられます。現代語化された民法のように読みやすくなればと願うばかりです。

考察2:バイクと四輪の違いを認識する


残念ながらバイクと四輪の違いを認識する人は少ないですね。厳しいコメントを寄せる四輪ドライバー違いをは全く認識していないといっても過言ではありません。バイクと四輪の両方に乗る人は違いを認識をしていますが、マナーが悪いバイクに鈍感になってることも問題です。

違いを認識するだけではダメ!

違いを認識しただけでは十分ではありません。日本人の調和を大切にする国民性は海外で高く評価されていますが、バイクや自動車を運転すると豹変する人が増える傾向があります。

間合いが違う打刀と脇差で二者が戦う関係性ではなく、ラグビーのフォワードとバックスの協力的な関係性を築き、道路の平和を共に勝ち取る必要があります。

考察3:心の余裕

心の余裕がないと道路は戦場と化します。yahoo!知恵袋のみならず、バイクと四輪のマナー議論をする場においては汚い言葉が飛び交います。交通ルールを引用した理論武装派や感情に任せた罵りも目立ちますね。しかし、対抗意識を持っていては何も始まりません。

交通ルールとマナー

バイクと四輪のマナー議論が世論となり、難解な交通ルールが増えてしまうのも厄介です。交通ルールは机上の空論的な印象が強いですし、罰則強化されることは目に見えています。

もともと交通マナーは交通ルールでは網羅できない部分をカバーするためにあるので、バイクだけでなく四輪も意識を変える必要があります。きれい言ではありますが、バイクと四輪の違いを埋める唯一の方法です。

バイクのマナーは悪い?まとめ

バイクの悪いマナーをyahoo!知恵袋のコメントを基に検証し、バイクと四輪が共存できる方法を模索しました。マナーが悪いバイク乗りがいることも事実ですが、四輪の言い分すべてが正しいと言えないことも事実です。問題視しなければならないのはバイクと四輪が敵対関係になりやすいということです。最低限交通ルールを守り、現実的なトラブルはマナーで回避しなければなりませんね。

バイクのマナーが気になる人はこちらもチェック!

女性はマナーが良いバイク男子にかっこ良い印象を持ちます。女性がかっこ良いと感じるバイク男子について検証した記事もチェックしてくださいね。