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【最新】原付スクーター一覧!通勤や通学で便利な現行モデルをご紹介!

通勤や通学など、毎日の移動手段で便利な原付スクーターを一覧にして紹介します。後半では車体サイズベスト3や装備一覧も掲載しました。原付スクーターはメーカーの生産体制が変わってホンダエンジンとスズキエンジンの一騎打ち!残り少ないヤマハエンジンも見逃せません。
2020年8月27日
hosokawa_taka
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

通勤通学に便利な人気原付スクーター一覧:はじめに

原付スクーターとは?

原付スクーターは気軽に乗れる日常の移動手段として人気があります。原付スクーターとは①排気量50cc未満のエンジンと②Vベルト無段変速機を搭載した③フラットなステップボードを備えているバイクです。現行モデルは乗りやすさが追求されていますので走行性能の優劣は少ないですね。

原付スクーターのメリット

街乗り最強ともいわれるほど原付スクーターは軽量でコンパクトです。ですので老若男女問わず愛用され、社会で必要不可欠な存在となっています。シート下のトランクは荷物を持ち運びしやすいので、通勤や通学で原付スクーターを愛用する人は多いですね。制限を受けるほど旅心をくすぐられるバイク乗りがツーリングで愛用するケースもあります。

今回紹介するのは…

今回は2018年9月現在で新車購入できる現行モデルを中心に紹介します。原付スクーターはモデルチェンジやマイナーチェンジが頻繁ですので、中には生産終了モデルがありますことご理解ください。また、現行モデルの中古原付スクーターを購入する際の情報についても述べますね。

電動バイクは比較できないほど燃費性能がいいので省略しました。また、ビジネス系スクーターを検討する人は稀ですので省いています。

ホンダ ダンク

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧①

出典: https://www.honda.co.jp/Dunk/type/

スペック
全長×全幅×全高:1,675×700×1,040mm
軸間距離:1,180mm
最小回転半径:1.8m
シート高:730mm
車両重量:81kg
エンジン:水冷4ストロークOHC単気筒
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,000rpm
最大トルク:4.1N・m[0.42kgf・m]/6,000rpm
燃費:58.4km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:199,000円、220,320円(マットブラック、マットシルバー)

ホンダのダンクはスタイリッシュなデザインと上質な仕上がりに人気があります。原付スクーター初心者だけでなく小型二輪以上のバイクに乗る人も満足できる内容です。静粛性も申し分ありません。

ホンダ ダンクの装備

ホンダのダンクには原付スクーターとは思えないほど装備が充実しています。アイドリングストップ機構、コンビブレーキ(前輪ブレーキが後輪ブレーキと連動する)、アクセサリーソケットの装備は嬉しいですね。

ホンダ ダンクの積載性

ダンクの収納スペースは大きめなシート下トランク(23L)に加え、フロントカウル内側に(左側はフタ付き、右内側にフタなし)の収納スペースがあります。フロントバスケットの追加はできず、リアキャリアもオプションで追加しなければなりません。

ホンダ ダンクの燃費

ユーザーレビューを基にホンダ ダンクの実燃費を計算すると約53km/Lでしたので、燃費性能は良好だといえます。カタログスペックに近い燃費を記録したユーザーもいました。

ホンダ ダンクの安い中古車はある?

ホンダ ダンクの中古車価格帯を調べると約10~19万円でした。発売が開始されたのが2014年の2月ですので比較的に年式や走行距離が少ない車両が多いですね。

ホンダ ジョルノ

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧②

出典: https://www.honda.co.jp/GIORNO/type/

スペック
全長×全幅×全高:1,650×670×1,035mm
軸間距離:1,180mm
最小回転半径:1.8m
シート高:720mm
車両重量:81kg
エンジン:水冷4ストロークOHC単気筒
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,000rpm
最大トルク:4.1N・m[0.42kgf・m]/6,000rpm
燃費:58.4km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:180,000円、188,000円(くまモンバージョン)

男性に好まれるデザインのダンクとは逆に、ジョルノは女性に好まれる丸みを帯びたかわいいデザインに人気があります。重心は低いので安心感が高い女性向けの原付スクーターだといえますが、乗り心地は少し硬めです。

ホンダ ジョルノの装備

ホンダ ジョルノはダンクと同等の充実した装備が魅力的です。アイドリングストップ機構、コンビブレーキ、アクセサリーソケットは1クラス上の装備だといえますね。

ホンダ ジョルノの積載性

収納スペースは標準的な容量といえるシート下トランク(20L)に加え、フロントカウル左内側にフタ付き、右内側にフタなしの収納スペースがあります。オプションでフロントバスケットやリアキャリアの追加も可能です。

ホンダ ジョルノの燃費

ユーザーレビューを基に実燃費を計算しようと調べましたが正確なデータが集められませんでした。しかし、スペックがダンクと酷似していますので約53km/Lだと考えられます。

ホンダ ジョルノの安い中古車はある?

ホンダジョルノで安い中古車を購入したい場合は年式が2011年から2014年のフューエルインジェクション搭載車(AF70)がおすすめです。中古車価格帯は約4~17万円で、デザインの印象は現行モデルとあまり変わりません。

ホンダ タクト

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧③

出典: https://www.honda.co.jp/TACT/type/

スペック
全長×全幅×全高:1,675×670×1,035mm
軸間距離:1,180mm
最小回転半径:1.8m
シート高:720〈705〉mm
車両重量:79〈78〉kg
エンジン:水冷4ストローク単気筒OHC
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,000rpm
最大トルク:4.1N・m[0.42kgf・m]/6,000rpm
燃費:58.4km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:165,000〈153,000〉円
※〈〉内はタクト・ベーシックの数値

ホンダのタクトはスタンダードなデザインが特徴です。主張が少ないデザインですので普段使いしやすく、カラーが豊富ですので好みに合わせられます。シート高が15mm低く、車両重量が1kg軽いタクト・ベーシックも人気です。

ホンダ タクトの装備

ホンダ タクトはアイドリングストップ機構とコンビブレーキを装備していますが、タクト・ベーシックはアイドリングストップ機構が省略されています。必要にして十分な装備内容だといえますし、その分価格が安くなっているのが嬉しいですね。

ホンダ タクトの積載性

ホンダ タクトの積載性は必要性を重視した内容です。シート下トランクの容量は20L(ベーシックは19L)ですので標準的なレベルですし、フロントカウル左内側にはフタなしの収納スペースがあります。リアキャリアは標準装備です。


ホンダ タクトの燃費

ホンダ タクトで特筆すべきなのは驚くべき燃費性能です。ユーザーレビューを基に計算した実燃費は約58km/L!ほぼカタログ数値だといえ、63km/h走ったというユーザーもいます。

ホンダ タクトの安い中古車はある?

ホンダ タクトには2015年モデル(AF75)と2016年以降モデル(AF79)が存在しますが、変更点はわずかですのでほぼ同じだといっていいですね。中古車価格帯は約6~16万円です。

ヤマハ ビーノ

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧④

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/vino/color.html

スペック
全長×全幅×全高:1,650×670mm×1,015mm
軸間距離:1,180mm
最小回転半径:不明
シート高:720mm
車両重量:81kg
エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,000rpm
最大トルク:4.1N・m[0.42kgf・m/6,000rpm
燃費:58.4km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:185,000円

ヤマハのビーノは丸みを帯びたクラシカルなデザインと、性別問わず乗れるカラーが人気です。2018年9月現在、フルモデルチェンジした2018年モデル(AY02 本田技研製造)と併せて2017年モデル(SA59J ヤマハモーター台湾製造)が併せて新車で販売されています。

ヤマハ ビーノの装備

ヤマハビーノ(AY02)はアイドリングストップ機構、コンビブレーキ、アクセサリーソケットを装備しています。人気モデルですので装備は豪華ですね。オプションでウインドシールドやサイドスタンドを追加できます。

ヤマハ ビーノの積載性

ヤマハ ビーノの積載性は標準的なレベルだといえます。フロントバスケットを追加できないのは残念ですが、デザインを考えると不要です。通勤や通学には20Lのシート下トランクだけで十分ですが、お買い物に行くならリアキャリアの追加をおすすめします。

ヤマハ ビーノの燃費

ヤマハ ビーノ(AY02)の実燃費をユーザーレビューを基に計算したかったのですが、正確なデータを集められませんでした。しかし、AY02はホンダエンジンを搭載していますので燃費はかなりよくなっていると考えられます。なお、旧型の(SA59JとSA37J)の実燃費は36.6km/Lでした。

ヤマハ ビーノの安い中古車はある?

ヤマハ ビーノの安い中古車を探すなら4ストロークエンジンにインジェクションを搭載した2007年以降モデル(SA37J)がおすすめです。さらに安いキャブレターモデル(SA26J)なら状態をよく確かめて購入しましょう。ビーノ(SA37J)の中古車価格帯は約5~17万円です。

ヤマハ ジョグ

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧⑤

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/jog/color.html

スペック
全長×全幅×全高:1,675×670×1,040mm
軸間距離:1,180mm
最小回転半径:不明
シート高:705〈720〉mm
車両重量:78〈79〉kg
エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,000rpm
最大トルク:4.1N・m[0.42kgf・m]/6,000rpm
燃費:58.4km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:155,000〈167,000〉円
※〈〉内はジョグデラックスの数値

ヤマハ ジョグはスタンダードでシャープなデザインが人気の原付スクーターです。2018年9月現在、2018年モデル(AY01 本田技研製造)と2017年モデル(SA58J ヤマハモーター台湾製造)が併せて新車販売されています。ホンダ タクトがベースになっているといううわさですので、初心者でも乗りやすいと考えられます。

ヤマハ ジョグの装備

ヤマハ ジョグはコンビブレーキを装備しており、ジョグ・デラックスにはアイドリングストップ機構も装備しています。便利な装備を装備しない代わりに価格は抑えられているのは消費者にとって嬉しいことですよね。

ヤマハ ジョグの積載性

ヤマハ ジョグの収納性はまずまずです。必要にして十分な容量のシート下トランクやフロントカウル内側のフタなしスペースの使い勝手は良好ですね。フタなし収納スペースには500mlのペットボトルも入ります。

ヤマハ ジョグの燃費

ヤマハ ジョグの実燃費をユーザーレビューを基に計算しようとしましたが、販売されて間がないため正確なデータが集められませんでした。しかし、ホンダエンジンを搭載していますので期待できそうですね。2017年以降モデルの実燃費もデータが集まりませんでした。燃費よりもエンジンパワーに関心があるユーザーが多いですね。

ヤマハ ジョグの安い中古車はある?

ヤマハ ジョグの安い中古車を探すなら4ストロークエンジンにインジェクションを搭載した2007年以降のモデルがおすすめです。中古車価格帯は約3~20万円です。ヤマハモーター台湾が製造していたジョグは乗り心地がソフトだと人気があります。

ヤマハ VOXデラックス

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧⑥

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/vox/color.html

スペック
全長×全幅×全高:1,855×725×1,045mm
軸間距離:1,280mm
最小回転半径:不明
シート高:735mm
車両重量:89kg
エンジン:水冷4ストロークSOHC
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,500rpm
最大トルク:4.2N・m[0.43kgf・m]/6,500rpm
燃費:55.0km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:215,000円
※生産終了車

ヤマハのVOXデラックスはユニークなデザインが特徴の原付スクーターです。遊び心をくすぐられるデザインですが、実用性の高さと安定感のある走行性能に人気があります。シート下のトランクはおもちゃ箱のようですね。

ヤマハ VOXデラックスの装備

ヤマハ VOXデラックスには特別な装備がついていません。2006年の発売開始以降フルモデルチェンジされなかったためだと考えられます。

ヤマハ VOXデラックスの積載性

ヤマハ VOXデラックスのシート下トランクは34Lの大容量になっています。普段の買い物から趣味の道具までを余裕で収納できるサイズです。オプションのフロント&リアのラゲッジラックを追加すると原付スクーター最強の積載番長だといえます。しかし、トランクの形状は浅いのでヘルメットの収納には注意が必要です。

ヤマハ VOXデラックスの燃費

ヤマハ VOXデラックスの燃費は大柄な車体にも関わらず良好です。ユーザーレビューを基に実燃費を計算すると49km/Lでした。中には60km/Lだというユーザーもいますね。

ヤマハ VOXデラックスの安い中古車はある?


ヤマハ VOXデラックスは2度マイナーチェンジを施され、それぞれ最高出力に違いがあります。中古車価格帯は約5~19万円で、もっとも最高出力が高かった2006から2008年の初期モデルは約5~16万円です。比較的にきれいな固体が多いですね。

ヤマハ BW'S

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧⑦

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/bws/color.html

スペック
全長×全幅×全高:1,855×730×1,095mm
軸間距離:1,280mm
最小回転半径:不明
シート高:770mm
車両重量:92kg
エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC
最高出力:3.3kW[4.5PS]/8,500rpm
最大トルク:4.2N・m[0.43kgf・m]/6,500rpm
燃費:55.0km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:215,000円
※生産終了車

ヤマハのBW'SはVOXデラックスとシャシーを共有する大柄な原付スクーターで、オフロードテイスト溢れるデザインが特徴です。ゆったりした乗車ポジションを評価する人が多いですね。あまり見かけないので街中で目立つこと間違いありません。

ヤマハ BW'Sの装備

ヤマハ BW'SはVOXデラックスと同じく、特別な装備を備えていません。しかし、デザイン上での特徴である2灯式ライトやオーバーサイズなフロントフォークは他の原付スクーターにない装備です。

ヤマハ BW'Sの積載性

ヤマハ BW'Sの積載性は良好です。シート下トランクはやや大きい23Lですし、丈夫なリアキャリアも標準装備しています。長ものをヘッドライトの上に積載してロングツーリングに行きたくなります。

ヤマハ BW'Sの燃費

ヤマハ BW'Sの実燃費を計算しようとしましたが、正確なデータを集められませんでした。VOXデラックスとほぼ同じ車体ですので実燃費も似ているといえますが、正確な数値は不明です。

ヤマハ BW'Sの安い中古車はある?

ヤマハ BW'Sは2016年モデルでマイナーチェンジを受けていますが、2012年モデルからの変更点はわずかです。中古車選びで年式を気にする必要はありません。中古車価格帯は約7~18万円です。

スズキ アドレスV50

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧⑧

出典: http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/uz50xl8/style_price

スペック
全長×全幅×全高:1,670×620 mm×1,005 mm
軸間距離:1,150mm
最小回転半径:1.8m
シート高:710mm
車両重量:74kg
エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC
最高出力:2.7kW[3.7 PS]/8,500rpm
最大トルク:3.4N・m[0.35 kgf・m]/7,000 rpm
燃費:53.7 km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:162,000円

スズキのアドレスV50は年齢や性別を問わない落ち着いたデザインが人気の原付スクーターです。エンジンブレーキが強めに利くのでMT車経験者にもおすすめ。街乗りに特化したコンパクトなサイズですので、初心者でも乗りやすいといえますね。

スズキ アドレスVの装備

スズキのアドレスV50は特に注目すべき装備を備えていませんが、逆に言えばシンプルさを装備しているといえます。アドレスV50はエンジンブレーキが強めですので、ディスクブレーキを装備する必要性すらないのです。

スズキ アドレスVの積載性

スズキ アドレスV50の積載性はまずまずだといえます。シート下トランクには横置きでフルフェイスヘルメットを収納できますし、フロントカウル内側の収納スペースもシンプルながら使いやすいですね。リアキャリアも標準装備されています。

スズキ アドレスVの燃費

スズキ アドレスV50の実燃費をユーザーレビューを基に計算すると約41km/Lでした。最大トルク付近で燃費性能を発揮する原付スクーターですので、恐る恐るアクセルを開けるユーザーの実燃費が下がっていると考えられます。スタートからワイドオープンするのがおすすめな乗り方です。

スズキ アドレスVの安い中古車はある?

スズキ アドレスV50はマイナーチェンジするたびに最高出力を落としています。初期モデルはダッシュ力があるのですが、扱いにくいと感じる可能性もありますので注意しましょう。中古車価格帯は約3~15万円です。

スズキ レッツ

通勤・通学に便利な人気原付スクーター一覧⑨

出典: http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/uz50l8/style_price

スペック
全長×全幅×全高:1,660mm×615mm×995mm
軸間距離:1,150mm
最小回転半径:1.8m
シート高:695mm
車両重量:70kg
エンジン:空冷4ストローク単気筒 SOHC
最高出力:2.7kW[3.7PS]/8,500rpm
最大トルク:3.4N・m[0.35kgf・m]/7,000rpm
燃費:53.7km/L(WMTCモード値)
新車税別価格:151,000円

スズキのレッツはエンジンやフレームをアドレスV50と共用し、車体全体のサイズを若干コンパクトにした原付スクーターです。丸みを帯びたデザインですが年齢や性別を問わない落ち着いたデザインだといえます。軽量でコンパクトですので初心者でも気軽に乗れます。

スズキ レッツの装備

スズキ レッツの装備はアドレスV50同様、特別な装備を備えていません。しかし原付スクーター最軽量といえる車重の軽さやハンドル幅の短さに街乗り最強マシンだともいえますね。

スズキ レッツの積載性

スズキレッツの積載性はアドレスV50に準じたものです。リアキャリアは標準装備ですし、フロントバスケットも追加できます。シート下トランクにぴったりサイズの保温・保冷バッグは画期的なオプションですね。

スズキ レッツの燃費

アドレスV50ではユーザーレビューでの実燃費報告にバラツキがありましたが、レッツの報告は安定しています。2015年から発売が開始され、マイナーチェンジを受けていないからだと考えられます。レッツの実燃費は約56km/Lです。

スズキ レッツの安い中古車はある?

レッツはマイナーチェンジを受けていませんので中古車選びで年式を気にする必要がありません。比較的に状態がいい中古車が多い印象を受けます。中古車価格帯は約7~15万円です。

原付スクーターを乗りやすさで比較

初心者必見!原付スクータースペック比較

全長と全幅:ベスト3


順位 車名 全長(mm)
1 ホンダ ジョルノ 1,650
1 ヤマハ ビーノ 1,650
1 スズキ レッツ 1,650

順位 車名 全幅(mm)
1 スズキ レッツ 615
2 スズキ アドレスV50 620
3 ホンダ ジョルノ 670

原付スクーターの全長と全幅は駐輪場での取り回しのしやすさに影響します。全長が短いと駐輪場で何度も切り返ししなくていいですし、全幅が短いと少しの隙間でも停めやすいので、初心者のみならずこだわりたいポイントです。コンパクトさではスズキのレッツが圧勝ですね。

原付スクーターのシート高:ベスト3

順位 車名 シート高mm
1 スズキ レッツ 695
2 ホンダ タクトベーシック 705
2 ヤマハ ジョグ 705

シート高の低さは足つき性に影響します。シート高が低いほど信号待ちや一旦停止が楽になりますので、初心者はこだわるべきポイントですね。しかし、大柄な人なら気にする必要はありません。むしろ、シート高が高く大柄な原付スクーターの方がゆったりと乗車できます。シート高の低さもスズキ レッツの圧勝といっていいですね。

原付スクーターの価格を装備で比較

初心者必見!原付スクータースペック比較

原付スクーターの価格順装備一覧

順位 車名 価格 アイドリング
ストップ
コンビ
ブレーキ
アクセサリー
ソケット
1 レッツ 151,000 × × ×
2 タクト・ベーシック 153,000 × ×
3 ジョグ 155,000 × ×
4 アドレスV50 162,000 × × ×
5 タクト 165,000 ×
6 ジョグデラックス 167,000 ×
7 ジョルノ 180,000
8 ビーノ 185,000
9 ダンク 199,000
10 VOXデラックス 215,000 × × ×
11 BW'S 215,000 × × ×

今回紹介した原付スクーターの装備を一覧にしました。カタログを見ていると装備が多い原付スクーターに目が行きがちになりますが、価格を踏まえて比較すると冷静に判断できます。アクセサリーソケットは汎用品を後付けしてもいいですし、USBによる電源供給のほうが便利な場合もありますよ。初心者はコンビブレーキの装備にこだわりたいですね。力強い加速よりも安全な制動力の方が重要だといえます。

原付スクーターの収納性を装備で比較

初心者必見!原付スクータースペック比較

原付スクーターの価格順積載性一覧

順位 車名 価格
(円)
トランク
容量(L)
リア
キャリア
フロント
バスケット
1 レッツ 151,000 不明 標準 OP
2 タクト・ベーシック 153,000 19 標準 OP
3 ジョグ 155,000 19 標準 OP
4 アドレスV50 162,000 不明 標準 OP
5 タクト 165,000 20 標準 OP
6 ジョグデラックス 167,000 20 標準 OP
7 ジョルノ 180,000 20 OP OP
8 ビーノ 185,000 20 OP 不可
9 ダンク 199,000 23 OP 不可
10 VOXデラックス 215,000 34 OP ラゲッジ
ラック
11 BW'S 215,000 23 標準 不可

OP:オプション

通勤や通学では荷物の量が一定ですので、シート下トランクとバックパックだけで十分だといえます。必要に応じてリアボックスを追加してもいいですね。原付スクーターはリアボックスを追加しても意外と不恰好にならないのがメリットです。

フロントバスケットは便利ですが、初心者は引ったくり被害や走行風や振動による荷物の落下に注意しましょう。

スーパーなどへのお買い物を想定するとフル積載できる原付スクーターがベスト!VOXデラックスなら長ネギもシート下に収納できます。

原付スクーターを燃費で比較

初心者必見!原付スクータースペック比較

原付スクーターの燃費一覧

順位 原動機型式 燃費 km/L
WMTCモード
搭載車種
1 AF74E 58.4 ダンク
ジョルノ
タクト
タクト・ベーシック
ビーノ
ジョグ
ジョグ・デラックス
2 A328E 55.0 VOXデラックス
BW'S
3 A409 23.7 アドレスV50
レッツ

原付スクーターのWMTCモードによる燃費の数値を比較すると、車種による違いはなくエンジンによる違いが出てきます。エンジンに合わせて車重やタイヤサイズが固定されているためです。車種別に実燃費を確認しましたが、車種によってユーザーの年齢層や使い方に偏りがあるため実燃費の数値が違っていたと考えられます。

初心者は燃費性能よりも乗りやすさを重視したほうがいいですよ。乗りにくい原付バイクはストレスが溜まるだけでなく、余計なことに神経を使わなければならないので安全に走行できなくなります。

通勤通学に便利な人気原付スクーター一覧:まとめ

新車で買える原付スクーターを紹介し、スペックなどを比較検証しました。スペックを重視した選び方をするのもいいですが、デザインを重視する選び方もありです。毎日乗る原付スクーターですので、あなたを楽しい気分にさせる原付スクーターがもっとも高性能だといえるのです。

原付スクーターが気になる人はこちらをチェック!

原付スクーターは毎日の移動手段としてだけ乗るもの?いえいえ、そんなことはありません。原付バイクでのツーリングを紹介した記事がありますのでチェックしてくださいね。原付スクーターでしかできないツーリングもあるのです。