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コスタリカの治安ってどう?良いの?悪いの?旅行前に気になる治安情勢を解説!

コスタリカという国をあなたは知っているでしょうか。どこにあって、どんな観光地があって、治安が良いのか、という詳しい所まで知っている人はあまりいないと思います。そこで、今回は旅行する人のためにコスタリカの治安情勢などをしっかりと解説していきたいと思います。
2020年8月27日
高橋元輝
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はじめに

コスタリカは皆さんにとって聞き馴染みのある国名でしょうか?どこにあるか、どんな国なのか、わからない人がとても多いと思います。森保監督が率いるサッカー日本代表がコスタリカと対戦した事でも多少の馴染みはあるかもしれませんが、日本に住む方にはあまり馴染みない国でもあります。

そこで、今回はコスタリカという国の治安情勢や観光する場合の注意点などを解説をしていきたいと思います。

コスタリカとは

コスタリカは、中南米に位置する国です。中南米と言えば、治安情勢が悪いということがとても有名で、麻薬や暴動、窃盗などがとても多いです。しかしその中で、コスタリカは「中南米の楽園」呼ばれるほど治安が良いようで、住民も旅行者も安心して街を歩けるような国というほど治安情勢は良いものという情報が多かったようです。

コスタリカは治安情勢が良い国

この国は「中南米の楽園」と言われるほど治安情勢が安定しており、それは、軍隊が廃止されているということからも伺えます。また、コスタリカは昔に森林伐採などの環境破壊が多かったため、それらを阻止するために、さまざまな政策を試みた結果、今は自然が豊かな国へと戻っているようです。

コスタリカの治安の実態

様々な要因から治安が良いという情報が多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。軍隊がないのは確かに平和なことかもしれません。自然が豊かなのもとても素晴らしいことです。しかしそれらを鵜呑みにしてしまって、旅行に行ったら治安が悪いということがあったらとても残念だと思います。

ですから、今回はコスタリカの良い所と悪い所の両方を紹介していきたいと思います。
 

コスタリカの治安の良い所

幸せの国

コスタリカはあまり情報がなく話題にはなっていないかもしれませんが、実は、過去に何度も「ニューエコノミクス財団」が調査する「地球幸福度指数」において、世界1位になっているくらい、幸福度の高い国なのです。ただし、GDPがそれほど高いわけではありません。なぜ、経済的に豊かとは言えない国が幸せ度が高いのでしょうか。

国民性

コスタリカが幸せの国と言われるのはその国民性にあります。コスタリカの国民はとにかく平和を愛しています。また、自然と共存できるほど、環境を汚すことを好んでおらず、自然を愛する国民性とも言えます。

こうした国民性が、軍隊の廃止や、国の自然保護に繋がっていき、幸福度の上昇へと繋がっていったのでしょう。


軍隊の撤廃

コスタリカの軍隊の撤廃は国の治安の良さを表しているのではないでしょうか。1980年代に「積極的永世非武装中立宣言」を行い、外交なども、軍隊に頼らずに平和的な外交をすることを心がけています。その心がけは世界的にも広まっており、軍隊を必要としない方針が受け入れられています。

ただし、全く軍隊がないというわけでもなく、万が一の事が起きた場合は、最小限の軍隊が動けるように決められているようです。

森林の回復

かつて、伐採などにより森林がほとんどなくなっていた時期があったという情報もありました。そこで政府は森の復活のため、様々なプロジェクトを試みて、今では、緑がとても豊かで、地球の動植物の5%がコスタリカに生息するほどの森林となっています。

この森林の回復のために自然保護区域となった地域は観光などもできるようです。

コスタリカの治安の悪い所

幸せの国と言われているほど、コスタリカは治安情勢は安定していますが、経済の発展とともにやはり治安も少しずつ悪くなってしまっているようです。そして、やはり海外には日本とは違い、危険地域というものが存在するようで、そんなところも気を付けて旅行に行く際は観光していきたいものです。

麻薬

昔から、治安情勢は安定していた国でしたが、近年経済が発展してくると同時に、犯罪も増えてくるようになりました。その主な原因が麻薬絡みです。中南米や南米はコスタリカと比べて治安が悪い所が多く、麻薬の流通も多いです。そのため、麻薬が運ばれる際に、この国に麻薬が流通していきました。近年では麻薬の犯罪やそれに伴う、事件なども増えてきているようです。

置き引き

人の多い所、危険な地域に行くとやはり多いのはスリや置き引きです。特に都市部の人通りが多い場所に行くと、人の優しさを利用して財布を窃盗する荷物を窃盗するといったことは多くなってきます。このときに絶対に抵抗をするとナイフや銃を持っている可能性がありますので、もし被害に遭ってしまったら、抵抗をせずに身の安全だけを守りましょう。
 

日本人が気を付けたいこと

日本人が特に気を付けた方がいいことは、スリと置き引きです。少しでも荷物を置いて移動してしまうと、帰ってきた時にはもう無くなっているということは多いようです。また、通行人がたくさんいる所で、後ろから気付かれないうちに物を取られてるということもあります。

そして、日本人が一番遭いやすい被害はスリです。外国人は日本人が優しいのとお金を持っていることを知っています。その日本人の優しさに付け込んで、人が話している隙に物を取られるということも多いようです。


食べ物

日本では食べ物の衛生面がとてもしっかりしているので、安心して物を食べられますが、海外では違います。日本人が食べるとお腹を壊してしまうような物もあるので、食べ物の衛生面も注意して見るようにしましょう。また、水道水は飲めるようですが、病気など心配するなら、市販されているミネラルウォーターを買った方がいいという情報があります。日本人は胃腸があまり強くないので、海外に行く際には、食事は路上で売られている物はあまり食べないで、レストランなどで食べた方がいいでしょう。

コスタリカの治安情勢

コスタリカは確かに自然が豊かで、軍隊も廃止していて、国民は平和を愛する国民性です。幸福度も世界で1位になったのも事実です。しかし、その一方で犯罪などの騒ぎが近年では多くなっているのも事実です。特に問題となっているのは、麻薬で、この麻薬関連の問題は日本人などの観光客にさえ被害が及んでいるほどです。そして、それ以外にも銃などの流通、格差社会の広がり、若者の失業率の増加など、問題は山積みとなっていて、それらが事件や治安の悪い原因となっているようです。

都市部に注意しよう

特に気を付けなければいけないのは都市部に観光するときです。都市部で人ごみの多い中で話しかけられたり、不注意に貴重品を人に見える所に置くということをするのはやめましょう。特に日本人は日本での生活に慣れていると、バスの中や電車の中、お店の中など不注意になってしまうことが多いようで、スリや置き引きに遭いやすいという情報もありますので、コスタリカに行く際はいつも注意して旅行して観光するようにしましょう。

コスタリカの現在の治安での観光

コスタリカは観光できるところがたくさんありますので、旅行に行く人も多いかと思います。当然観光名所もありますが、当然、危険な所もあります。楽しくコスタリカを旅行して観光をするためには観光名所を調べるのはもちろんですが、危険が多い・治安が悪い場所も一緒に調べておきましょう。

 

治安の悪い危険な場所

危険な場所①:サンホセ

治安情勢の安定しているこの国で唯一と言ってもいいくらいの治安の悪い都市が、首都のサンホセになります。首都だから警備もしっかりしていて治安も良いというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、真逆で、サンホセの歩行者天国などはスリの温床となってますし、その他のサンホセ周辺の中央市場はなども特別警戒区域にされるほど危険がたくさんあります。

ただ、このサンホセは観光名所も多いので行く人は多いと思います。観光に行くときは注意していきましょう。

危険な場所②:コカ・コーラ地区

治安のよくないサンホセの中には特に治安のよくないコカ・コーラという地区があります。サンホセの中にあるため、コカ・コーラ地区には簡単に行けますし、昼間は人通りも多いですが、少し日が暮れ始めると人通りは少なくなり、ふらふらした人などが多くなってきます。そのため、何か用がない場合は、1人でコカ・コーラ地区に立ち寄るのはやめるようにしましょう。


比較的治安の良い安全な場所

安全な場所①:サンホセ

治安の悪い危険な場所としても紹介したサンホセですが、観光地も多く、旅行にはとても楽しい場所です。人も多く、観光客も多いので、ある程度の警備はありますし、自分の身さえしっかりと守っていれば、スリや置き引きには遭わないので楽しく観光ができます。

先程も紹介しましたが、サンホセはスリや置き引きがとても多いです。そのため、治安の良し悪しに関わらず、自分の身は自分で守らないといけません。サンホセを楽しく観光するには注意さえすれば大丈夫なのです。

安全な場所②:コスタリカ国立劇場周辺

コスタリカ国立劇場の周辺も治安に関しては全く問題がないようです。基本的に観光地などで通行量が多い場所や人がたくさん集まる場所は治安が良いようで、警備も良く、安心して歩いていられるようです。ただし、夜に出歩かないことが大前提です。

夜に出歩くのは流石に海外でも日本でも危険ですのでやめておきましょう。

コスタリカの物価情報

この国の物価は、周りの国と比べても物価は高くなっています。特にサンホセは物価が高く、飲食店のマクドナルドなどのファストフード店は日本よりも物価が高いです。ただし、現地で作られているパンはとても安く美味しいという情報がありますので、安心して食べられます。

また、ホテル代は場所によって変わりますが、物価はほぼ日本と変わらないか日本より低い値段で泊まることができます。当然ですが、安いホテルは衛生面などで問題がある可能性が高いので、注意して泊まるようにしましょう。

交通手段には要注意

宿泊も日本よりも安く済むことが多いですが、交通手段は違います。これも乗るものによって変わりますが、TICAバスはかなり高いようで、このバスを利用しないで他のバスを利用した方がよさそうです。

まとめ

コスタリカは周りの国と比べてとても治安情勢がよく、楽しく歩いていけるようです。しかし、近年では、麻薬関連の事件が多く、警戒心を強くしていなければならないほど治安情勢が悪くなっている場所も多いのも事実なようです。

また、物価は日本とはほぼ変わらずか日本よりも安いので、お財布には優しい旅行先と言えるでしょう。治安情勢も安定していて、物価も安いため、後は自分の身は自分で守るということを忘れずにいればコスタリカでの旅行は成功できるはずです。