木曽駒ヶ岳について
木曽駒ヶ岳は中央アルプスの最高峰で、標高は2,956mあります。長野県の上松町、木曽町、宮田村の3町村の境に建つ山です。ロープウェイで標高2,612mまで上がれるうえに、東京や名古屋からのアクセスも良く、身近に日帰りでアルプスを感じられる山です。頂上からは、御嶽山や北アルプス、南アルプスの山々、富士山といった山々を眺められます。
木曽駒ヶ岳の天気
ロープウェイを使って、手軽に日帰りでアクセスできる難易度の山ですが、アルプスの山の険しい一面も持っています。
春の天気の様子
下界では春の陽気に誘われる頃ですが、山はまだまだ冬の装いです。装備はしっかりと冬山の装備が必要です。
4月:最高気温は11℃、最低気温は-14℃、平均気温は-1.5℃です。
5月:最高気温は12℃、最低気温は-5℃、平均気温は3.5℃です。
6月:最高気温は18℃、最低気温は-1℃、平均気温は9.5℃です。
(気温はその年により変動があります。)
夏の天気の様子
山にも短い夏が訪れます。梅雨が明けると夏山シーズンの到来です。梅雨明けが天気が安定します。この天気になると、夏山の装備をした登山客で登山口はにぎわいます。
7月:最高気温は21℃、最低気温は5℃、平均気温は13℃です。
8月:最高気温は20℃、最低気温は8℃、平均気温は14℃です。
(気温はその年により変動があります。)
秋の天気の様子
9月の連休あたりから紅葉の便りが聞こえ始めます。色づいた山々の景色は素晴らしいものがあります。10月になると、山小屋の営業も終える頃となり、冬の準備が始まります。
9月:最高気温は18℃、最低気温は4℃、平均気温は11℃です。
10月:最高気温は15℃、最低気温は-3℃、平均気温は6℃です。
11月:最高気温は8℃、最低気温は-10℃、平均気温は-1℃です。
(気温はその年により変動があります。)
冬の天気の様子
厳しい冬の到来です。積雪は4mほどにもなります。天気が荒れたときには地吹雪が吹くときもあります。雪山装備が必要になります。
12月:最高気温は-1℃、最低気温は-17℃、平均気温は-9℃です。
1月:最高気温は-1℃、最低気温は-20℃、平均気温は-9.5℃です。
2月:最高気温は-1℃、最低気温は-25℃、平均気温は-13℃です。
3月:最高気温は6℃、最低気温は-20℃、平均気温は-7℃です。
(気温はその年により変動があります。)
木曽駒ヶ岳の今の天気を探るには
オーソドックスな方法は天気予報です。でも、標高が高い場所の天気は下界と違っている場合が多いです。現地の様子を確認するには、ライブカメラという方法があります。
天気予報を確認
日本気象協会が麓の天気の様子だけでなく、標高別に気温や風向、風力をの計算値を公表してくれています。てんきとくらすのサイトでは、標高別に気温や風向、風力だけでなく、登山指数A~Cを表示してくれており、登山の目安になります。
千畳敷の天気を確認
ロープウェイの終着駅であり登山口となる千畳敷の天気と、ロープウェイの運行状況がわかります。天気が悪いとロープウェイも運休になります。出発の前に現地の状況を確認できます。
ライブカメラで天気を確認
ライブカメラで千畳敷の現在の様子を配信してくれています。山の上の天気をこの目で確認できます。下界は晴れていても、山の上は曇っていることはよくあります。出発前の判断材料にしてください。
木曽駒ヶ岳登山のための装備と服装
まずは、初心者でもチャレンジできる難易度の、ロープウェイを使っての日帰りに焦点を絞って見ていきます。季節は夏山シーズンと考えてください。雪が無い時期ならば、これらの装備に防寒対策をすれば大丈夫です。
装備
いくら簡単に日帰りでロープウェイでアクセスできるといっても、3,000m近い標高の山です。千畳敷付近をハイキングするだけなら装備にこだわる必要もないかもしれませんが、木曽駒ヶ岳の山頂を目指すなら、登山のための装備が必要です。日帰りでも足元はしっかりとした靴を準備してください。ハイカットのトレッキングシューズがおすすめです。日帰りだからといって忘れてはならないのは雨具です。山では午前中は天気が良くても、午後からはすっかりガスに覆われるということもよくあります。
服装
長袖シャツとトレッキングパンツが標準です。アンダーウェアには、速乾性のあるものを選んでください。夏の登山では汗をかき、特にザックを背負ってますので、背中はびしょ濡れになります。上に行くほど気温は下がりますので、休憩中に急激に体温を奪われることにもなります。すぐに乾いてくれる衣服はとても重宝します。天候次第では肌寒い日もありますので、ウィンドブレーカーなど1枚羽織れるものを持って行くといいでしょう。
木曽駒ヶ岳の登山ルートについて
いくつかのルートがありますが、ロープウェイを利用して千畳敷を登山口とするルートが日帰りもでき、難易度も初心者レベルのため最も利用されています。その他にも、木曽側や伊那側からのルートなどがあります。ここでは、日帰りもでき、難易度も低いロープウェイを使うルートを中心にルートを紹介します。
木曽駒ヶ岳登山コース①
アクセスも便利で、今では、ほとんどの人がこのルートで山頂を目指します。初心者でも日帰りも可能な難易度のコースです。
千畳敷駅から千畳敷カールを登って、乗越浄土~宝剣山荘~天狗山荘~中岳を経て、木曽駒ヶ岳までは、約2時間の道のりです。
木曽駒ヶ岳登山コース②
福島Aコースと呼ばれているルートです。難易度的には難しいコースではありませんが、ロープウェイができてから訪れる人も少なくなっています。入山前に登山道の状況を確認してください。特に、台風の後などは、登山道が荒れたままになっていることがあるようです。特に、台風の後などは、登山道が荒れたままになっていることがあるようです。
登山ルートは、キビオ峠登山口から入ります。木曽見台を経て、7合目避難小屋~8合目水場~9合目(玉ノ窪山荘)~ 頂上木曽小屋と来て木曽駒ヶ岳頂上となります。木曽駒ヶ岳頂上までの所要時間は約7時間です。
木曽駒ヶ岳登山コース③
福島Bコースと呼ばれているルートです。難易度的には難しいコースではありませんが、ロープウェイができてから訪れる人も少なくなっています。入山前に登山道の状況を確認してください。特に、台風の後などは、登山道が荒れたままになっていることがあるようです。
登山ルートは、木曽駒高原スキー場があった場所にあるのコガラ登山口から入ります。渡渉点を超えると、4合目半ぐらいに力水と呼ばれる水場があります。水量は少ないです。 7合目の避難小屋を超え、8合目に行くと水場があります。 9合目の玉ノ窪山荘から、頂上木曽小屋を抜けると、もうすぐ木曽駒ヶ岳の頂上です。木曽駒ヶ岳頂上までの所要時間はは約5時間30分です。
木曽駒ヶ岳登山コース④
上松Aコースと呼ばれているルートで、上松町から木曽駒ヶ岳へのメインルートです。学校登山でも利用されているコースですので、難易度的には難しいコースではありませんが、落石注意と表示されているところでは、落石に注意しましょう。このルートも、ロープウェイができてから訪れる人も少なくなっています。入山前に登山道の状況を確認してください。特に、台風の後などは、登山道が荒れたままになっていることがあるようです。
登山ルートは、アルプス山荘を起点にします。敬神ノ滝山荘~金懸小屋~ラクダの背~遠見場の小屋跡を経て、木曽前岳へと登ります。そこから、玉ノ窪山荘、さらに、頂上木曽小屋を過ぎると、木曽駒ヶ岳山頂にたどり着きます。木曽駒ヶ岳頂上までの所要時間はは約5時間30分です。
木曽駒ヶ岳登山コース⑤
上松Bコースと呼ばれているルートです。上松Aコースよりも利用者は少ないようです。利用者が少ないため、登山道が少し荒れたままになっているようです。難易度的にはルートを見極める経験が必要です。入山前に登山道の状況を確認してください。
旧木曽駒荘を起点として、奇美世の滝~麦草岳~牙岩~木曽前岳~玉ノ窪山荘~頂上木曽小屋と進み、木曽駒ヶ岳山頂へ至ります。奇美世の滝は迫力もあり景観はすばらしいです。麦草岳から木曽前岳の区間の崩壊が厳しです。落石や滑落に注意したください。木曽駒ヶ岳頂上までの所要時間はは約5時間です。
木曽駒ヶ岳登山コース⑥
伊那側からのクラッシクルートです。難易度的には難しいコースではありません。
桂木場の登山口から、大樽小屋~西駒山荘~馬ノ背を経て、木曽駒ヶ岳山頂に行きます。木曽駒ヶ岳頂上までの所要時間はは約6時間です。
木曽駒ヶ岳登山口へのアクセスルート
ロープウェイの乗り場であるしらび平以外は、公共交通機関でのアクセスが難しいです。マイカーかタクシーの利用となります。
しらび平へのアクセス
路線バスで、駒ヶ根前からしらび平まで約45分、菅の台バスセンターからしらび平まで約30分です。マイカーの場合は、菅の台バスセンターより先は通行禁止です。菅の台バスセンターにある駐車場を利用し、路線バスに乗り換えます。350台駐車できます。
キビオ峠へのアクセス
マイカーの場合は、国道19号の福島トンネル出入口(伊谷交差点)を伊谷方面へ向かいます。キビオ峠までは、伊谷交差点から約10分です。登山口に約10台駐車できます。タクシーの場合、JR木曽福島駅から約15分です。
旧木曽駒高原スキー場(コガラ登山口)へのアクセス
マイカーの場合は、国道19号の原野交差点を木曽駒高原方面へ向かいます。コガラ登山口までは、原野交差点から約10分です。登山口に約50台駐車できます。タクシーの場合、JR木曽福島駅から約20分です。
アルプス山荘の駐車場へのアクセス
マイカーの場合は、国道19号の上松バイパスへ入り、第1と第2トンネルの間から、町道駒ヶ岳線を経由でをアルプス山荘方面へ向かいます。約20分です。登山口に約10台駐車できます。タクシーの場合、JR上松駅から約20分です。
木曽駒JOY(旧芦島中日キャンプ場)へのアクセス
マイカーの場合は、国道19号の上松バイパスへ入り、第1と第2トンネルの間から、町道駒ヶ岳線・木曽駒山麓線を経由でを旧芦島中日キャンプ場方面へ向かいます。約20分です。登山口に約20台駐車できます。タクシーの場合、JR上松駅から約25分です。
桂小場へのアクセス
マイカーの場合は、中央道伊那ICから、西部広域農道を駒ヶ根方面へ向かいます。小黒川渓谷キャンプ場の看板が見えたら、右折です。そのまま進み、小黒川渓谷キャンプ場を通過してから約5分です。登山口に約6台駐車できます。タクシーの場合、JR伊那市駅から約25分です。
まとめ
ロープウェイで気軽の訪れる人が増えました。そのため、他のルートを登る人は少なくなっています。ロープウェイ以外の登山口から登る場合は、事前に登山道の様子等を確認しましょう。
木曽駒ヶ岳の情報はこちらもチェック!

木曽駒ケ岳の登山ルートやアクセス情報まとめ!ロープウエイでも行ける!
中央アルプスの雄 木曽駒ケ岳、千畳敷カールまでロープウエイで簡単に行けることから登山者に人気のルートです。木曽駒ケ岳は3000m級の高山。乗...
千畳敷の標高2,612m