OPA PEライン
ベルモント MC−054 ラインカッター SV
【第一精工】高速リサイクラー2.0
リールの下巻きに挑戦しよう!
レベル別に下巻きの手順を解説!
リールの巻き量を調整して、好みのラインをピッタリ巻ける下巻き。細いラインを巻く機会が多いルアーゲームで重要になるテクニックです。糸巻きができれば手順は簡単!下巻きの情報をチェックして、好みのラインをリールにセットしましょう!
リールの下巻きとは?
スプールの巻き量を調整するテクニック
下巻きは、リールのスプールに下巻き用の糸を巻いて、メインラインの巻き量を調整するテクニックです。ある程度のところまでスプールを埋めることで、深いスプールにも浅いラインを巻くことができます。
メーカーは人気の釣りに合わせてスプールの深さを作っていますが、微調整したいシチュエーションも多数。下巻きの方法をチェックして、自分に合ったラインで釣りを楽しみましょう!
巻き量はピッタリがベスト!
下巻きをせずキャパシティ未満のラインを巻くと、ラインとスプールエッジに角度が付きすぎて放出時の抵抗が大きくなります。飛距離ダウンに繋がるポイントで、スピニングリールを使う方は要チェックです。
少ない巻き量は他にもラインの巻き取り量低下といったデメリットがあるので、下巻きで厚みを調整しましょう!多すぎはトラブルの原因、ピッタリの量を計算するのがポイントです。
リールの下巻きに必要な道具を準備!
下巻きの道具を3つに分けてご紹介!
まずは下巻きに必要な道具の準備をしましょう!最も簡単な方法は糸巻きを2回やることなので、道具は糸巻きで使っているものがあれば十分対応できます。メインラインと下巻き糸の直径にギャップがありすぎると食い込むので、同程度のラインを用意しておけばバッチリです!
1/3.下巻き道具:下巻き用
OPA PEライン
まずは下巻き用の糸を用意しましょう。実釣時に使用することはないので、安価なもの、いらなくなったものでOKです。
素材はナイロン、PEを使うのがスタンダード。ナイロンは滑りにくさがありますが、圧力の関係から少し緩めに巻く必要がでてきます。PEラインの扱いに慣れている方はPEで、初心者の方はナイロンで下巻きを行ってみてください。
2/3.下巻き道具:ハサミ、セロハンテープ、タオル
ベルモント MC−054 ラインカッター SV
糸巻き用の道具です。ハサミは余分なラインのカット、セロハンテープは滑り止めや結び目をなだらかにするために使います。タオルは特にPEを巻くときに必要な道具で、濡らしてラインを掴めば熱を抑えてラインの劣化を防止。適度な圧力を掛けることで、フワフワにならず綺麗に仕上がります。
3/3.下巻き道具:スプール固定用の支柱
メインライン用の釣り糸には必ずパッケージ用のスプールが付属。真ん中に開いた穴に支柱を入れて、クルクル回しながら糸巻きを行います。小さなスプールなら割り箸やボールペンで十分、両手をフリーにできるような工夫をしながら糸巻きをしましょう。スプール固定用の道具も展開されています。
リールの下巻き前にリールの巻き量をチェック!
空スプールの巻き量を確認!
糸を巻く前に、リールの巻き量を把握しておきましょう!下巻き無しでラインを巻く場合はもちろん、下巻き量を計算するためにも必要な情報です。メインラインだけでなくPE、ナイロン両方の巻き量をチェックしておくと、切り替えや調整がスムーズに進みます。
公式サイト、スプール側面で確認可能!
巻き量は各メーカーの公式ホームページ、スプール側面の記載で確認が可能。同メーカー、一部機種を除き同じサイズであれば、巻き量は同じ設定になっています。3000番と3000M、LT3000とLT3000Dといったモデル違いが分からない場合は、公式サイトの確認が確実!正確な情報をチェックして、綺麗な巻きに仕上げましょう!
リールの下巻き計算について
下巻き計算を3つに分けてご紹介!
下巻きの計算方法についてです。スプールの容量をイメージして使用率から計算する方法と、ラインの直径から算出する方法を紹介しています。直径計算はツールを使えば簡単!各ラインの特徴も合わせてチェックしておきましょう。
1/3.スプールの巻き量から下巻き量を計算
最も簡単な計算方法です。PE1.5号300mの巻き量に対してPE1.5号を100m巻きたい場合、スプールの2/3を埋めればピッタリ。このように、スプールのキャパシティを何パーセント使用するのかイメージしながら計算します。
目測になるので精度はそれなりですが、手軽で簡単なのがメリット。線が入っているタイプのスプールなら、初心者の方でも簡単です!
2/3.ラインの太さから巻き量を計算
上級者向けの計算方法です。基準にするラインの直径と巻きたいラインの直径を比較して、巻き量を算出します。表記の無い太さのラインを巻きたい、細いラインと大量に巻きたいといったケースや、下巻き糸の太さが決まっている場合に有効。下記リンクのサイトが公開している計算ツールを使えば、すぐに巻き量が判断できます!
3/3.各ラインの特徴に合わせて調整
計算時に考慮すべき、各ラインの特性についてです。記載されているラインキャパシティは、lb表記はフロロとなっていなければナイロン、PEは自社製品を使った数字であることをチェックしておきましょう。
フロロはナイロンより太くハリがあるので、10%程度巻き量が少なくなります。PEは製品によって太さやハリ具合が異なるので、正確な算出が難しいライン。少なめに巻くか、手順の項目でご紹介する失敗しない巻き方を試してみてください!
リールの下巻きに使う結び方について
スプールへの結び方はユニノットでOK!
スプールと下糸の結び方についてです。直接メインラインを巻く場合と同じく、釣りのスタンダードな結び方、ユニノットを使いましょう!ループの下を大きめに作っておけば、結び目を作ってからスプールに輪を通す方法が使えます。絞り込むとループが小さくなる結び方の特性を活かして、手軽に接続を完了させましょう!
下糸とメインラインの結び方はFGノットがおすすめ
ラインをできるだけ多く用意しておきたい時や、メインラインを使いきってしまった時の保険を用意しておきたいときは、下巻きとメインラインを接続します。必要ない場合はセロハンテープで止めて、上から再度巻き始めればOK。
結び目の大きな結び方を使うと凹凸ができてトラブルの原因に、結び方は結び目の小さな方法を選んでください。上からテープで凹凸をなだらかにする方法もおすすめです!
リールの下巻き:初心者向けの巻き方手順を解説!
初心者向けの巻き方を手順を3ステップでご紹介!
手順と調整が簡単、おおよそで下巻きを行う簡単な方法を紹介します。ラインキャパシティをどの程度埋めるか計算したら、目測で下巻き。少し少ない程度なら問題ありませんが、多いとトラブルになるので8割から9割程度を目標に行ってください。正確さよりも手早さ重視、多くの方が選択している手順です。
1/3.巻きたいラインの巻き量から計算
まずは巻き量の計算です!シマノC3000にPE1号150mを例に、簡単な下巻き量の計算をご紹介します。まずは基準となるラインの太さを公式ホームページでチェック。C3000はPE1号400mのキャパシティを持っています。
ナイロン、PEの1号を250m入れれば、ジャストのキャパシティになりそうです。目測で言えば6割弱、倍の2号なら約半分の120m程度を目安に、下巻きしてみましょう!スプールの線を見ながら行うとイメージしやすいです。
2/3.下糸を下巻きしよう!
下巻き糸はユニノットで接続。どの程度巻いたか把握できない場合は、リールの回転数で量をイメージします。公式ホームページで、最大巻取り量の項目をチェックです。
表記されている数字はスプール満タン時のものなので、あくまでも目安と考えてください。C3000であれば最大で1回転73cm、60cm程度で計算して下巻き120mなら200回転程度でスプールの様子をチェックです!
3/3.メインラインを巻いて完成!
150m巻くなら下巻きとの接続はしなくてもOK。テープで端を固定して、上から通常の糸巻きを行います。下巻きと同じ巻き方なので、リールへの糸巻き初挑戦の方は動画で作業の様子を予習しておきましょう。釣り具に慣れていない方でも簡単です!
リールの下巻き:上級者向けの巻き方手順を解説!
ラインの太さから巻き量を計算
エステルライン、0.2号のPEなど、公式ホームページで表記の無いラインを巻くときの計算方法をチェック。シマノC2000Sに、エステル0.25号を巻く場合の例をご紹介します。
下記リンクのサイトに各種条件を入れてチェック!ラインキャパシティがPE0.6号(直径0.132mm)、150mにエステル0.25号(直径0.085mm)のラインを100mとすると、PE0.6号を109m下巻きとなりました。ツ
ールを使えば難しい計算を自分でする必要はナシ!下巻きラインとメインラインのギャップに注意しておけば、高い精度でラインキャパシティを埋めることが可能です。
下糸とメインラインを接続
保険の意味で下糸とメインラインを接続!結び方はFGノットがおすすめです。編み込み回数は少なめ、端糸はギリギリで切って、テープで結び目をなだらかに。太いラインを使用する場合は、テープ無しでもOKです。上糸に下糸の結び目が干渉しないように、細いラインは多めに巻くのがポイントです!
リールの下巻き:失敗しにくい巻き方手順を解説!
失敗しにくい巻き方の手順を3ステップでご紹介!
手間が掛かるものの計算は必要無し、製品の特性に左右されず、スプールを満タンにできる下巻きの方法をご紹介します。ラインリサイクラーが必要ですが、失敗しにくく修正も簡単。こだわって仕上げたい方に支持されている方法です。
1/3.先にメインラインを巻いておこう!
まずは必要な分のメインラインを全て巻ききります。下巻きせず、スプールが浅い状態でOK。余ったパッケージスプールを取っておくのがポイントになります。
2/3.下糸とメインラインを接続して満タンまで巻く
メインラインの端と、下糸にするラインを接続します。他の手順同様、結び目の小さい結び方がおすすめ。下糸が結べたら、スプールが丁度よい深さになるまで糸を巻きましょう。メインラインが下、下糸が上の状態になります。
3/3.ラインを抜いてから巻きなおし!
【第一精工】高速リサイクラー2.0
下糸の端をパッケージスプールに結んで、リールに入っているラインを全て回収します。手で巻くと途方も無い作業量になるので、ラインリサイクラーがあると便利。回収が終わったらメインラインの端が先側に来るので、通常の糸巻きと同じ容量でリールに巻きとって完成です。
リールの下巻きはこれでバッチリ!
理想の巻き量で釣りを楽しもう!
糸巻きだけでなく下巻きも覚えると、リールの使いまわせる範囲が一気に広がります。理想のセッティングで遊べるようになるのもポイント!下巻きをマスターして、快適なフィッシングライフを楽しみましょう!
ラインが気になる方はこちらもチェック!
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