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高島 即効タイプ どこでも下地 完璧ネジロック 8ヶ所用
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石膏ボードに棚をDIYで取り付ける!
作り付けの家具って素敵ですね!壁に直接付けてあるのですっきりしていますし、棚の脚が邪魔になることもありません。
棚を壁に直接付けるのは難しいと思っていませんか?またはうちの壁は石膏ボードだからできないと思っていませんか?棚受けや金具、アンカーなどいろいろなDIYアイテムが売っているので簡単にDIYすることができますよ。
自分にちょうどいい棚を作る!
DIYのいいところは欲しいサイズや形が自分で作り出せることです。ここに棚をつけて小物を飾りたいというところへ好きな棚を作ることができますよ。
DIYするということは全部自分で考えないといけないので壁の構造などきちんち調べる必要がありますが、自分にだけのちょうどいい棚を作ることができます。これをプロにお任せするとかなりの金額が掛かってしまいます、費用を抑えられるのもDIYの魅力ですね。
石膏ボードとは?
石膏ボードは壁材
石膏ボードとは住宅の壁に使われている建材で、壁紙の裏に隠れています。石膏を板状に固めたもので、黒板に書くチョークを板状に固めたイメージですね。安く壁を覆うことができますが、強度がもろいという特徴があります。そのため石膏ボードへ直接棚を取り付けるにはいろいろ固定する方法を考えないといけません。
石膏ボードはもろい
何かをぶつけて壁に穴が開いてしまったことはありませんか?石膏ボードはもろいので穴が開くこともあります。木ねじを直接打つこともできないので、ぼろぼろにくずれてネジが効かなくなってしまいます。
石膏ボードの壁へ棚を作って取り付けたいなら、壁の中の下地へねじ止めするか石膏ボード用のアンカーを使う方法がありますよ。
ギプスも石膏
余談ですが骨折したときの治療で使うギプスも石膏でできています。ギプスとはドイツ語で石膏の意味で、石膏が水で固まる性質を利用していろいろな形に固定できるようになっているんです。
石膏ボードも、大体ギプスをイメージすれば同じような強度です。硬そうですがとがったものには弱く、ボロボロくずれてもろいです。
石膏ボードへの棚のDIYの仕方
石膏ボード用アンカーを使う
石膏ボード専用に販売されているアンカーがあります。これを使えば、石膏ボードへ直接ねじ止めして固定できます。いろいろな形がありますが、石膏ボードを両側から挟むようなものが耐荷重が強くなっていて、ねじを埋め込んでねじ止めするものは比較的耐荷重が弱いです。
目的に合わせて余裕をもった耐荷重のものを選びましょう。
壁美人
壁美人というDIYアイテムがあります。これは壁にホッチキスで棚受けなどを設置できるもので、壁に穴を空けてはいけない賃貸やDIYを簡単に済ませたい方には非常に便利です。
金具とフィルムが一体になっていてフィルムへホッチキスを打ち込んで壁へ固定します。簡単に取り付けられるのと、外した後も穴が残らないのがいいところですね。
下地へねじ止めする
木造の住宅の場合、柱や壁受けの木材が石膏ボードの裏にあります。ここへ直接木ねじを打ち込んで棚をねじ止めする方法があります。木ねじは釘の5倍の保持力があると言われていて、しっかり固定された住宅の構造材に直接固定するわけですから耐荷重はこの方法が一番強いです。
道具や知識が必要なのと、棚を取り付けたいところに木材がないと固定できないことが弱点ですね。まずは壁の中がどうなっているのかよく調べましょう。
石膏ボードのDIYの前に
壁の中を調べる
棚を取り付けたい場所の壁の裏側がどうなっているのか?下地はあるのか?壁は石膏ボードなのか?まずは、下準備としてそれらを調べておきましょう。
きちんとわかった上で棚を固定する方法を考えた方が失敗が少ないです。しかしながら、壁には壁紙が張られていつので見ただけではわかりません。そこでいくつかやり方をご紹介しますね。
ピンを刺してみる
棚を設置したい壁へピンを刺してみることで壁の中の構造が分かります。
①ピンが全く刺さらない場合、コンクリート壁の可能性があります。コンクリートだった場合コンクリート用のアンカーで固定しないいけません。②ピンが刺さって先に白いこなが付く場合、壁は石膏ボードです。③ピンが刺さって白い粉が付かない場合、壁はベニヤ板か木材です。
石膏ボードへ棚をDIYするアイテム①:アンカー
石膏ボード用アンカー
石膏ボード用のアンカーは石膏ボードに直接取り付けて、アンカーへねじ止めすることができます。これでもろい石膏ボードへ棚を取り付けることができますよ。
アンカーを固定する方法はいろいろで、石膏ボードの裏側から抑えたり、ねじ山の深いアンカーをねじ込む方法などがあります。それぞれの耐荷重を確認して取り付けたい棚に合ったものを選びましょう。
石膏ボードアンカーの選び方
まずは耐荷重が重要です。設置したい棚と置きたいもののの重さをざっと計算して十分に耐えられる耐荷重のものを選びましょう。
例えば、棚が10kgだとすると耐荷重が10kgのアンカーでは少し厳しいので、もっと耐荷重のあるアンカーにするか、耐荷重10kgのアンカーを2本使ったりして十分重さに耐えられるように設計します。
壁の作りに注意
石膏ボード用のアンカーには、壁の反対側から石膏ボードを挟んで固定するものがあります。このタイプだと石膏ボードの裏に空間が必要なので、よく確認してから使いましょう。
また、下穴を空けなくても使えるアンカーもあるので、工具のない方はこれを試してもいいでしょう。
石膏ボード用アンカーで棚をDIYする方法
アンカーの固定
まずは石膏ボードにアンカーを固定しないといけないので、アンカーの種類に合った方法で固定していきます。石膏ボードに穴を空けなければいけない場合は、穴の大きさに注意してください。
適切な穴でないとうまく固定ができません。アンカーが取り付けられたら、きちんと固定できているかも確認しておいてください。万が一、あとで設置した棚が落ちてきたら危険です。
穴あけにはドリルドライバーがおすすめ
石膏ボードなどのもろいものへ穴を空けるにはドリルドライバーがおすすめです。インパクトドライバーと似ていますが、ドリルドライバーは回転方向に衝撃を加えません。
その分パワーはありませんが、繊細な作業ができます。家具などを作るときにも重宝するのでDIYで何かと作る方はもっておくといいですね。
棚の取り付け方
アンカーを設置できたら、アンカーへ棚受けの金具などをねじ止めすることで取り付けができます。棚受けの金具は取り付けたい棚によりまちまちですが、基本的にはねじ止めする本数だけのアンカーが必要です。
1つのアンカーを基準に、水平直角が出るように位置を決めましょう。
アンカーは壁掛け時計にも使える
壁掛けの時計の設置ならアンカーは1本で十分です。他はカレンダーやポスター、フックなどにもアンカーは使えます。石膏ボードの中で場所を選ばずに使えるのがアンカーのいいところですね。
アンカーの注意点
アンカーには耐荷重が書いてあるので、1本アンカーが20kgの耐荷重があれば4本使えば80kgまでの棚が作ることができると思いがちですが、これは間違いです。
アンカーの耐荷重はアンカー本体の耐荷重であって石膏ボード自体の耐荷重が考えられていません。アンカーは石膏ボードへ固定できるようになっていますが、石膏ボード自体の強度を上げるものではないので注意が必要です。
石膏ボードの耐荷重は何kg?
これには明確な基準がありませんし、アンカーにも書いてありません。あくまで目安ですがアンカーを使って取り付ける棚の重さは10kgまでと考えた方が無難です。
本などの重いものを置いたり手をかけたりすると棚ごと石膏ボードが剥がれて落下事故につながります。アンカーを使って棚を設置する場合は軽いものを置くための棚としておきましょう。
DIYにおすすめ石膏ボード用アンカー
高島 即効タイプ どこでも下地 完璧ネジロック 8ヶ所用
高島 即効タイプ どこでも下地 完璧ネジロック 8ヶ所用
注意:壁の強化に時間を要します。強度(35kgf)が発現するのは最大約90分後以降です。
正味量 | 接着剤5cc |
---|---|
付属品 | アンカー8本、綿棒1本 |
専用液でしっかり固定
このアンカーは壁に穴を空けて使います、まず白い大きなネジを埋め込んでから専用液でねじの周りを固めてしまいます。液が硬化したらアンカーへねじ止めすることができます。
石膏ボードはもろいのでアンカーが一度は効いていても、ぐらぐら動くうちにボロボロになって抜けてしまうことがあります。このアンカーはネジの周りを液で固めてしまうのでより丈夫なアンカーとして使うことができますよ。
YAMASHIN ボードアンカー G4 25本 G4-25
YAMASHIN ボードアンカー G4 25本 G4-25
入数 | 25本 |
---|
先が開いて固定できる
このタイプのアンカーは石膏ボードを貫通して固定します。ねじをねじ込むことでアンカーの先が開いて裏側から石膏ボードを挟んでより強く固定することができますよ。
耐荷重は20kgを超えるので、軽い棚には十分な耐荷重ですね。
石膏ボードへ棚をDIYするアイテム②:壁美人
壁美人
壁美人とはホッチキスで固定できる金具です、棚受けとして使えます。ホッチキスで固定できるというのが最大の特徴で、壁に穴をあけられない賃貸でも安心して使うことができます。
見た目は金具ですが、棚受けの金具を合わせて使うので、棚を作るときに見えなくなってしまうのもいいですね。
専用金具や棚がたくさん選べる
壁側の金具は耐荷重に合わせて大きさを選べて、さらに壁美人用のウォールシェルフなどたくさんの収納から自分に合ったものを選べます。
壁美人用の収納はステンレス製のホッチキス針、壁受け金具、取り付け金具、取り付けプレートなどがセットになっているので、DIYをしたことのない方でも簡単に設置できますよ。
壁美人で棚をDIYする方法
壁美人の使い方
いろいろなサイズのある壁美人ですが、取り付けかたはどれも同じです。壁美人は壁掛け金具と透明のフィルムの部品に分かれています。この二つを組み合わせてフィルム部品にホッチキスを打ち込んで固定します。
これだけで壁へ直接壁掛け金具が取り付けられます、あとは壁掛け金具へ引っ掛けるように棚受け金具を付けた棚を取り付ければ完成です。
壁掛けテレビも作れる
壁美人には壁掛けテレビキットもあるので、テレビを簡単に壁掛けテレビへDIYすることができます。テレビ側へ壁掛け用の金具を取り付けて、壁美人の取り付け方は同じです。
動画にもあるように、かなりの耐荷重でテレビの重さには十分耐えれれますね。
石膏ボードへ棚をDIYするアイテム③:ねじ
下地へねじ止め
DIYアイテムではありませんが、石膏ボードの奥の下地へ直接ねじ止めする方法があります。長い木ねじで石膏ボードを貫通して下地材や柱へ直接ねじ止めするので耐荷重は高く棚であればどんなものでも取り付けられます。
例えばエアコンは壁に直接取り付けてあるように見えますが、実は壁の中の下地へねじ止めしてあります。エアコンのように思い家電でも下地へねじ止めすることで取り付けることができますよ。
下地を使うメリット・デメリット
下地を使うメリット
下地を使うメリットはまず耐荷重が強いことです。壁掛けの棚にはいろいろ置きたくなったり、つい手をおいてしまいます。下地にねじ止めしてあれば落下事故は置きにくいですね。
また壁にねじが埋まっているだけなのですっきり見えます。実際に作り付けの家具は下地に固定しているので、同じように作ることができますね。固定することだけを考えればネジがあればいいので費用が安くできます。
下地を使うデメリット
一方デメリットは下地がない所には棚を作ることができない点です。棚が欲しい場所に下地材が入っていないと固定できないので他の方法を考えることになります。また壁に穴が開くこともデメリットですね。
賃貸では無理ですし、一度棚を付けたらなかなか動かせなくなってしまいます。
ねじ止めで棚をDIYできる条件
壁の構造
下地とは横方向へ通っている木材のことで縦に通っているのが柱です。下地は柱に固定されていて強度があるのですが、石膏ボードはこの下地へねじ止めされています。
そして下地のあるところなら、下地へねじ止めして棚などを固定することができますよ。下地は壁の全体へ通っているわけではないので下地がどこになるか探す必要がありますね。
木造と鉄筋
自宅の構造をよく確認しておきましょう。木造なら下地も木材なので木ねじで固定すればいいですが、鉄骨だと注意がいります。金属へねじ止めするにはタッピングねじなどを使いますが、下地だけ木製の場合があります。
自宅の資料をよく確認しておきましょう。
ねじ止めで棚をDIYする方法
下地を探す
シンワ測定 どこ太Pro 25mm 78990
まず下地を探しましょう、下地を探すには下地探しという道具を使います。これは壁に針を刺して石膏ボードの裏にある下地を探せます、壁へ刺して途中で止まってしまったら下地があり、貫通してしまうとありません。
また下地が金属だった場合磁石が動いて知らせてくれる便利な機能も付いています。下地探しは他にも電気式のセンサーで探すものもありますよ。
下地へねじ止め
下地の場所が分かればそこへ棚受けをねじ止めできます。まずは下穴を開けましょう、そこへ棚受けの金具を固定したり自在棚受けをつければ自在棚が簡単に作ることができますね。
ねじ止めすれば、壁掛けテレビを取り付けても問題ありません。重いものを乗せる棚、手すりなどもこの方法で取り付けていきましょう。
マンションで壁へ棚を作る方法
DIYする前に確認しておくこと
マンションの場合はいろいろ確認しておくことがあります。そもそも壁に穴を開けたりしていいのか?賃貸だとできない場合がほとんどです。また壁の構造も確認しておきましょう。
石膏ボードの裏側がコンクリートの壁でだった場合、コンクリート壁にアンカーを直接打たないといけなくなり、かなり大掛かりな工事になってしまいます。
ほかのDIYアイテムを使う
壁に穴を開けれられなかったり、コンクリート壁だったら無理に石膏ボードへ取り付けなくても他のDIYアイテムを使う方法があります。
例えばディアウォールのような柱を作ることができるアイテムなら壁を傷つけることなく棚受けを取り付けることができます。壁掛け時計や壁掛けテレビも簡単に作ることができますよ。
少し部屋は狭くなってしまいますが、参考までに検討してみてください。
石膏ボードへ棚のDIYでの注意点
作業は正確に
壁に穴を開けたり、アンカーをねじ込む作業などは正確にすることを心がけましょう。穴の位置がずれて完成した棚が少し傾いたり、アンカーの斜めに入ってしまうと極端に強度が落ちます。
穴の位置を決める計測から作業は始まっています。慎重に正確さを優先して作業していくと、後々うまくいきますよ。
石膏ボードの強度を過信しない
アンカーを使って棚受けなどを固定する場合、石膏ボードだけで棚の重さを支えていることになります。石膏ボードはもろく、荷重に耐えられるような作りになっていません。
あまり重たいものを石膏ボードへ固定して使うのは落下の危険があります。10kgまでを目安に作る棚を考えてみてくださいね。
まとめ
石膏ボードへの棚を取り付ける方法をご紹介しました。取り付けたい棚に合わせて軽いものならアンカーをつかったり、重いものは下地へ固定して使い分けるをうまくいきますよ。
壁美人には棚受けと収納がセットになったものがあるので、すっきり仕上げられますね。くれぐれもケガには注意して、素敵な棚をDIYしてみてくださいね!
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