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真鯛釣りの仕掛けや釣り方の極意とは?時期やタックル含めて徹底解説!

真鯛釣りは難しい、敷居が高いと思っていませんか?実はそんなことありません。釣り方次第で近くの堤防からも狙えるかも…。この記事では真鯛釣りの基本と極意を解説、必要なタックルや釣り道具、ポイントを徹底解説。最初の一匹をキャッチするまでサポートします!
更新: 2021年2月27日
toshiaki3000
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真鯛とはどんな魚?

1.ご存知!魚の王様「真鯛」

真鯛とはスズキ目タイ科に属する魚です。体色は鮮やかな暗褐色、青い斑点が特徴的な見た目をしていて、日本では神事や結婚式など祝いの席によく用いられます。

多くのことわざにも登場するように、日本人にとって最も馴染みの深い魚といって良いでしょう。日本各地でも養殖されていて、一部はブランド化して流通しています。

2.多くの鯛は「あやかり鯛」?

鯛と名の付く魚は実に200種類以上に及びます。ところが、実際に関係のある種は黒鯛や黄鯛、血鯛などの10数種程度でしかありません。

真鯛と血鯛は良く似ていて、同じサイズでは初心者の方には見分け方に困ることも。血鯛はエラ蓋が赤く縁取られていて、これが名前の由来です。一方、真鯛のエラ蓋には赤さははありません。

両者ともエラ蓋の色で見分ければ簡単です。また、血鯛は40cm程が最大サイズなのに対し、真鯛は100cm・2キロ以上の大物に育つことも少なくありません。

 

3.真鯛の食生活と釣り方の関係

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/p_okiami/okiami_20.html

真鯛のエサとなる生物は魚類や貝類、甲殻類、イカ類です。加えてイソメなどの虫類まで捕食してしまうため、魚類の中でも大変なグルメ・悪食との評価。実際には全ての生物を常にエサとしているわけではなく、その時期に多く遭遇した生物を食べていると考えられています。

幅広い食性を利用した釣り方が全国各地にあり、その数だけタックルや道具、仕掛け、エサが異なるため地域色がよく出る釣り対象魚と言えるでしょう。

 

真鯛釣りの極意:好漁のタイミング

1.真鯛の時期は一年中?

真鯛釣りに適した時期は1月から12月です。つまり1年を通して真鯛を釣り上げるチャンスがあることに。ですが、産卵の時期や旬の時期を挟むためにエサや仕掛け、タックル、道具を時期ごとに適宜変えていく必要があります。

2.待望のシーズンは春

4~6月、春から初夏は真鯛釣りに最高のシーズンです。産卵の時期を直前に控えた真鯛はエサの荒食いを始め、釣り方を間違えなければ初心者の方でも釣れる確立はグンと上がります。

俗に「乗っこみ真鯛」と呼ばれ、真鯛のシーズンインには釣り情報誌などにキャッチーなフレーズが踊ることもしばしば。春先までは大型の真鯛が、初夏から秋にかけては中小型の真鯛を数釣りできる時期となります。

3.もう一つのベストシーズンは秋

911月、秋口から晩秋に近付くにつれて真鯛は大型に成長します。この時期は身が太くなり脂も乗ってくるので、真鯛のもう一つのベストシーズンと言えるでしょう。冬には真鯛は旬の時期を迎え、正月用の真鯛を求める釣り客を見かけるようになります。

 

真鯛釣りの極意:狙うべきポイント

1.真鯛の生息ポイントを知ろう

条件さえ合えば足元の良い堤防でも真鯛釣りは可能!

海底が砂礫で周囲に岩礁が散在する地点が真鯛の生息ポイントです。求められる水深は数m~200m台までの広範囲。このため、地形の条件さえ合えば堤防や磯、沖から真鯛釣りが可能です。ただし、いずれのポイントでも潮通しの良さは絶対条件となります。

 

2.日本全国の真鯛釣りポイント

実績ポイント付近の堤防や磯にもチャンスがあるかも?

真鯛釣りができるポイントは全国各地に存在します。一例としては、茨城県常盤から千葉県南房、東京湾から御前崎にかけて、伊良子水道、和歌山県加太周辺、瀬戸内海一帯、四国沖、錦江湾、五島列島周辺、玄界灘、山陰、日本海側は新潟県から青森県までの一帯と陸奥湾奥などです。

 

3.狙うポイントとルアーの相性とは

アジやイワシなどをエサとするだけあって、真鯛はルアー類にも食いついてくることがあります。例えばタチウオ狙いのメタルジグで思いがけない好漁に遭遇することも。しかし、コマセと呼ばれる撒きエサが多量に撒かれているポイントではルアー類への反応は芳しくありません。

堤防や磯場でも狙える真鯛であっても、撒きエサが頻繁に撒かれるポイントは避けたほうが良いでしょう。

 

真鯛釣りの極意:コマセ真鯛

1.コマセ真鯛の解説

コマセ真鯛とはオキアミを撒きエサと刺しエサに使用する釣り方です。船での釣りとなりますが、真鯛の群れを見つけやすく初心者の方にもおすすめ。地域によっては方法に違いがあり、手に竿を持ったまま釣る地域と、竿受けと呼ばれる道具で置き竿にして真鯛のアタリを待つ釣り方をする地域があります。

前者は船の揺れに合わせてコマセが放出され、仕掛けが自然に舞う点が特徴的です。

 

2.コマセ真鯛のタックル・仕掛け・道具の解説

手持ちで釣るならこの仕掛けでOK。置き竿で狙う場合は竿受けが必要。


コマセ真鯛に用いる竿は専用の真鯛竿2.4m~3.6mに中小型電動リールを合わせましょう。メインラインにはPE4号を200m~300m巻いておき、ラインの先端に専用のスナップを接続します。

仕掛け部には片テンビン、コマセを詰める道具のビシカゴを接続。テンビンの腕にクッションゴムとハリス、その先に針を結んで完成です。

クッションゴムの長さは1m~2.5mまで、ハリスはフロロカーボン製4号を6~8mの長さを取りましょう。針は真鯛専用針の9~12号、もしくはチヌ(黒鯛)針の3~5号です。

3.脱初心者!コマセ真鯛釣りの極意

初心者の方がまずこの釣り方で戸惑う点がコマセの扱い方でしょう。最初にオキアミを道具のコマセカゴに詰める事から始まります。このとき、詰めるコマセの量はコマセカゴ全体の8割程度です。

ぎっしり詰めてしまうとコマセが出て行かなくなるので注意。ポイントは少しずつこまめにコマセを撒き続けること。ビシカゴの窓を小さく空けておけば、コマセが出る量を調節できます。

 

真鯛釣りの極意 ひとつテンヤ

1.ひとつテンヤ仕掛けの解説

ひとつテンヤとは、鯛テンヤと呼ばれる仕掛けを用いた釣り方です。極細PEラインと軽量テンヤをタックルに組み込んだ点で船の真鯛釣りでは革命的。テンヤの針にエサのエビ類を刺し、仕掛けを海底まで落とし込んでからしゃくり上げていきます。

「しゃくり」とは掬い上げる動作のことで、海底にあるテンヤ仕掛けを持ち上げる動きを指しています。

 

2.ひとつテンヤ仕掛けのタックル解説

ひとつテンヤには専用竿が存在します。これが最も適した竿だと言えるでしょう。すでにシロギス竿をお持ちならこちらでも代用が可能です。リールには小型スピニングリール、ラインはPE素材の0.6~0.8を巻き込んでおきましょう。

リーダー部にはフロロカーボン製のものを1~3m結べばOKです。

3.脱初心者!ひとつテンヤ仕掛けの極意とは

ひとつテンヤ仕掛けは「しゃくり」がポイントとなります。この動作には腕を高く持ち上げつつ行うと良いでしょう。しゃくりと合わせて大事なポイントがテンヤの再着底です。テンヤの落下時にアタリが出やすくなります。

このアタリにしっかりとしたアワセが入れられるかどうかが釣果を左右するでしょう。

 

真鯛釣りの極意:カゴ釣り

1.カゴ釣り仕掛けの解説

カゴ釣り仕掛けはコマセを用いて魚を寄せる釣り方です。コマセを用いる点は真鯛の船釣りと同じ。ですが、こちらは磯や堤防から真鯛を狙えます。この釣り方は夏~秋がベストシーズンとなり、初心者の方でも真鯛釣りのチャンスが十分にあるでしょう。

 

2.カゴ釣り仕掛けのタックル解説

堤防から遠投して真鯛を狙う仕掛け。遠投ウキとテンビンカゴは号数を一致させよう。

カゴ釣りに必要な竿は磯竿の3~4号、遠投用モデルが適しています。中大型のスピニングリールにナイロンライン、もしくはPEラインを巻き込んでおきましょう。仕掛けのキモは大型遠投カゴ用ウキと遠投テンビンカゴ。

ウキの号数とカゴの号数を合わせるのがポイントです。ハリスにはフロロカーボンの4~6号を4~5m、針は真鯛針8~12号を結べば仕掛けは完成します。

3.脱初心者!カゴ釣りの極意とは

この釣り方の極意はタナ合わせと撒きエサの扱いにあります。仕掛けをポイントに投入したらしばらく待ち、真鯛が泳ぐ層までエサを沈めていきます。その後しっかりと竿をあおってカゴから撒きエサを出しましょう。

針に刺した餌と撒き餌が同じ水深に到達して初めて準備が整います。また、仕掛けは同じポイントに投入することで魚を一箇所に集められるので、できる限りポイントを絞りましょう。

真鯛釣りの極意:投げ釣り

1.投げ釣りの解説

真鯛は投げ釣りでも釣り上げられます。特に西日本や伊豆半島で人気がある釣り方で、夜釣りが基本です。この釣り方も堤防や磯から真鯛を狙えるものの、やはり10m以上の十分な水深があると釣れる確率が上がります。

 

2.投げ釣りのタックル解説

堤防から投げれば爽快!投げる際は周囲に注意。

投げ釣りに適する竿は投げ竿の4m程度、そして投げ釣り専用大型リールを使います。ナイロンライン12号前後、PEラインは4~5号を巻き込みましょう。仕掛け部はリールからのラインを中通しオモリ20~30号とゴム管に通し、大型サルカンと接続します。

フロロカーボンハリス10~13号1mを三又サルカンと接続。一方のハリスは10号を1m以上、もう一方は30cmの流さにして仕掛けを作りましょう。針を一本のみに絞ったぶっこみ釣り形式でも状況によっては有効です。

 

3.脱初心者!投げ釣りの極意とは

投げ釣りは竿掛けという道具に置き竿で真鯛を待ちます。この際、竿を出しすぎないこと。エサの管理に忙しくなるため、持ち込む竿は最大4本までにすると良いでしょう。

仕掛けを投入したあとはそのまま放置せず、リールを巻きながらカケアガリと呼ばれるポイントを探しましょう。カケアガリとは海底が坂状になった地形で、オモリがこの地点を通過するとリールのハンドルが重くなってきます。真鯛はこの地形に沿って回遊するため、エサを発見してくれやすくなるのです。


また、真鯛は針に掛かると一気に走り出すので、リールのドラグはかなり緩くしておくと急なアタリに対応しやすくなります。

真鯛釣りの極意: ウタセ真鯛

1.ウタセ真鯛の解説


ウタセ真鯛仕掛けとは、ウタセエビをエサに使用した釣り方です。伊勢湾伝統の釣り方の一つで、ボウズが少なく初心者の方に最もおすすめできます。冬季から産卵シーズンには大型が狙え、夏季から秋シーズンには数釣りができるとあって人気です。

生きたエビを使うので針の刺し方が肝心。エビの脳を避け、頭と針を直角にして刺せば難しいものではありません。

 

2.ウタセ真鯛のタックル解説

ウタセ真鯛に必要な竿は3m前後で7:3調子のものが最適。調子とは竿の曲がり具合のことで、7:3の場合は竿全長の3割が曲がることを意味します。リールは中小型両軸タイプにフロロカーボンライン6号を巻き込んでおきましょう。

仕掛け部は市販もしくは船宿販売の市販品でOKです。オモリは5~80号と幅広いものの、船長の指示によって決定となります。

 

3.脱初心者!ウタセ真鯛の釣り方と極意

ハヤブサ(Hayabusa) 無双真鯛 伊勢湾 ウタセ真鯛 枝1.5m 鈎12/ハリス6 白 SD540

出典:Amazon

仕掛けは市販品が便利、予備は必ずタックルに忍ばせよう。

釣り方の基本は海底まで仕掛けを落として真鯛の泳ぐ層まで誘いながらリールを巻き取っていくことです。誘い方はひとつテンヤと同じくしゃくりとなりますが、これをややゆっくりとした動作で行います。

アタリがあったもすぐに合わせて針に掛けようとせず、深く食わせて竿が絞り込まれるまで誘いの動作を続けましょう。

また、仕掛けは市販品で十分役割を果たしますが、真鯛の食いが悪くなった場合はハリスの号数を落とすと良いでしょう。このため、仕掛けは太さ違いを予備として複数持ち込んでおけば安心です。

 

真鯛釣りの極意:エサの扱い

1.堤防・沖を問わないオキアミ

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/okiami.html

堤防のカゴ釣りや船のコマセ真鯛釣りにはコレ。乗船料金に含まれる場合がほとんど。

ブロック状に冷凍したものが防波堤や船釣りでよく用いられるオキアミ。コマセ真鯛釣り・カゴ釣りでは解凍して撒きエサにします。針に刺すエサ(付けエサ)としても用いられ、形が良く目玉が2つ揃っているものが付けエサとして最適。

針に掛ける際は尾の先を切り取り、尾に沿って針を刺していきましょう。また、ミンチ状に砕いて集魚剤と混ぜることで効果的な寄せエサを作ることもできます。

 

2.投げ釣りのメイン・ユムシ

出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=102

堤防の投げ釣りで特に活躍するエサ

ユムシとは投げ釣りなどに用いられる極太の虫エサです。体液の量が多く、強い集魚効果を持っています。針へはエサを縫うように刺す、「縫い刺し」がベスト。ユムシの両端を指で触ると硬い部位が片方に確認できます。

これがユムシの頭部で、口から針を刺してから縫い刺しにしましょう。釣り針に刺したら尻側はハサミでカットし、体液が滴る状態で仕掛けを海に投入。集魚効果を十分に生かせます。ユムシの他、イソメ類も真鯛には有効です。

 

3.真鯛の大好物・エビ類

エサに用いられるエビ類は生きているものと加工されたものに大別されます。ウタセ真鯛釣りでは活きウタセエビ、一つテンヤ釣りでは冷凍エビが基本です。

活きエビは乗船時に配布されるので、釣り席の足元にある流水パイプをバケツに入れて新鮮な海水を供給しましょう。冷凍エビは同じく配布されたものの外装を剥がし、海水に浸して解凍すればOK

 

真鯛釣りの極意:タイラバ

1.和製ルアーの決定版!タイラバとは

タイラバとは、日本で伝統的に使われていた漁具を発展させた和製ルアーと言うべきものです。真鯛釣りだけに留まらず、青物や根魚まで狙えてしまう万能さが魅力。タイラバは、ヘッド・スカート・ネクタイ・フックの各パーツから構成されています。

全てのパーツが一体化した固定式、独立してパーツごとに分解・組み換えができる遊動式に分けられます。現在は遊動式が主流です。

 

2.タイラバのタックル解説

タイラバには6~7ftのタイラバ専用竿が最も適しています。小型両軸リールにPEライン0.6~1号を200m以上巻き込みましょう。リーダー部はフロロカーボン製4~5号を3m繋いでおきます。

タイラバはルアーとは違い、リーダー部とタイラバ本体と直接結ぶのでスナップ等は使用しません。オモリの役割をするヘッド部は、水深に合わせた重量を選ぶのが基本です。

水深60mを狙うのであれば、ヘッド重量が60gのものを使用します。しかし、あくまでも目安であって最大2倍までの重量を用いる場合もあるようです。

3.タイラバ基本の釣り方と極意

タイラバを海底まで落下させ、リールを巻き取ってくるだけでタイラバ釣りの基本は完成です。ポイントはリールを一定速で巻き続けること、向こうアワセを行うことです。遅ければ遅いまま、速ければ速いままを維持して巻き続けます。

途中で竿先にアタリがあっても我慢しましょう。巻いている最中に竿が大きく絞られたら竿を軽く立てアワセを入れましょう。魚の反応が得られない場合は再び海底までタイラバを落下させます。

船釣りでは船長が狙うべき水深をアナウンスしてくれます。水深の把握には水深計付きリールを使用するか、色分けされたPEラインを用いると良いでしょう。

 

真鯛釣りの極意:タイラバの深い知識

1.シーズンによって速く・遅く

タイラバ釣りではリールの速度を維持しつつ真鯛の反応を探ることが重要です。ところが、シーズンによっては速度を落とした方が釣れやすい場合もあります。早春や低活性が続く時期は真鯛がタイラバを追いきれません。

真鯛のアタリが小さく、竿が絞られないときは現在のリールを巻く速度をさらに一段落とすと良いでしょう。

 

2.フックにもこだわりを

左は刺さりやすいストレートフック、右は外れにくいネムリフック。

タイラバのフックにはストレートタイプとネムリタイプの2種。ストレートタイプフックは小さなアタリも捉えられるので、低活性の時期には特に活躍します。ネムリタイプは刺さると簡単には抜け無いのが特徴。

このため、大型の真鯛が釣れる時期や高活性の時期には真鯛を逃しにくくなります。遊動式タイラバでは構造上フックの交換が容易。釣行時には予備も含めて携行しましょう。

 

3.ネクタイの特徴を理解しよう

遊動式タイラバは2種のネクタイも組み替え自在。必ず同一メーカーのものを選ぼう!

タイラバで特に重要なパーツはネクタイです。こちらは魚を誘う役割を果しています。着目するのは2点、カラーと形状となります。カラーはオレンジやイエロー、グリーンを基本に数色揃えればOK、様々な状況で実績のあるカラーはオレンジです。

ネクタイの形状はストレートとカーリーの2種類。低活性や真鯛の反応が鈍いときは控えめな動きのストレート、高活性や大物狙いには派手に動くカーリーが良いでしょう。


真鯛釣りの極意:おすすめタイラバのご紹介!

よく釣れるタイラバが気になる方はこちらもチェック!

こちらでは評価の高いタイラバをピックアップ。メーカー各社ごとの特徴を理解して、タイラバ選びの参考に役立ててください。

真鯛釣りの極意:釣り場ではここに注目!

1.常連客を師匠にしよう!

いくら知識を詰め込んでも、いざ釣りを始めると想定どおりに動けないことも。こういったとき、頼りになるものは常連の釣り客です。初心者の方は常連客の手の動きや仕掛けの違いなどを観察してみましょう。

 

2.仕掛けを自作してみよう

通常時と比較して、食いが渋いときはハリスを長く、針を小さく。

仕掛けの構造把握や応急修理のためにも、一度は仕掛けを自作することをおすすめします。

常連客は魚のアタリが遠のいてもコンスタントに釣る方法を心得ているもの。潮が早いときにはハリスを長めに取ってみたり、潮が緩く食いが渋いときは釣り針を小さなものへ交換しています。

 

3.針先のチェックを欠かさずに

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釣り針交換のタイミングは針先が甘くなったとき。一匹釣れるごとに針先はチェック!

真鯛の歯は鋭く頑丈です。このため、何度も真鯛を掛けていると針先が鈍くなってきます。特に入れ食いで釣れ続ける時は注意が必要です。好漁シーズンでは仕掛けの予備と替え針は必ず携行しましょう。

真鯛釣りの極意:揃えたい道具とは

1.プライヤー

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出典:Amazon
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堤防・沖釣り問わずの必需品!

掴む・外すなどの役割を果たす道具がプライヤー。真鯛のように歯が鋭い魚に掛かった針を外す際、口内に指を直接入れる行為はとても危険です。先端が細くなっているものを必ず選びましょう。

 

2.ハサミ(大型)

ハサミはエビエサ類の尾羽根を切り取る道具です。この他、真鯛のエラを切って血抜きを行うときにも重宝します。小型のものでは切断に手間がかかる場合もあるため、キッチンハサミのような大型サイズを用意すると良いでしょう。

 

3.タオル

気温の高いシーズンや日差しの強いシーズンにエサ箱を放置してしまうと、エサの鮮度を保てません。熱と乾燥対策にはタオルを濡らして被せると良いでしょう。また、真鯛の体を掴む道具としても使用できます。船宿で借りられる場合もありますが、2~3枚程度を持参すれば良いでしょう。

真鯛釣りの極意:まとめ

一生釣り続けても飽きない真鯛

以上で「真鯛の仕掛けや釣り方の極意とは 時期やタックルも含めて解説」を終わります。実はご紹介した真鯛の釣り方はこれでもごく一部。全国から釣り方を集めれば本が一冊できる程の量があります。一種類の魚であっても、釣り方を変えれば何度でも楽しめる真鯛。一度釣れば病みつきです!