バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
トランギア|B25用ゴトク TR-281
MSR 36633
Signstek ウッドストーブ
シングルガスストーブ120A
キャプテンスタッグ M-7900
ソト ST-310
brsバーナー BRS3000T
コールマン スポーツスターII
Solo Stove ソロストーブ+アルコールバーナー
トランギア(trangia) アルコールバーナー
シングルバーナーの燃料の種類
登山やツーリングなどのアウトドアで、ちょっとした料理を楽しみたいなら、携帯に便利なシングルバーナー(ストーブ)がおすすめです。一口にシングルバーナーといっても、その種類はさまざまです。
燃料1つから比較しても、「ガス」「ガソリン」「アルコール」「固形燃料」など種類はさまざまです。まずは燃料別にシングルバーナーをご紹介します。
一番人気のガス
最も人気で手軽な燃料のガス。ホームセンターなどでも手に入りやすく、扱いも簡単です。火力も強くシングルバーナーを初めて使う方にもおすすめです。バラエティーにも富んでおり、安くてコンパクトなバーナーが多いですが、ただし燃料代が高いのがデメリットです。
強い火力が魅力のホワイトガソリン
ホワイトガソリンは強い火力が魅力です。また外気温に左右されず、極寒のアウトドアシーンでも安定した火力を維持します。燃料代も安く、ランニングコストが比較的安くすむ点も魅力です。ただし、初心者には扱いにくい点、バーナー自体が高額で燃料の保管が難しい点がデメリットです。
携帯性に優れたアルコール
アルコールを使用したシングルバーナーは、他のバーナーと比較すると最もコンパクトに携帯できる点、燃料代も安い点が魅力です。また構造もシンプルなため、丈夫で長く使える点、風や外気温にも強く、さらに自作できる点も魅力です。他のシングルバーナーと比較すると火力が弱い点、火力の調整ができない点がデメリットです。
燃料は現地調達
原料は現地に落ちている小枝や松ぼっくりなど、燃えるものなら何でも燃料になるネイチャーストーブ。簡単に火がつかないと思われがちですが、意外や意外、初心者の方でも比較的簡単に着火ができます。
他のバーナーと比較しても携帯性にも優れており、登山時に荷物を増やしたくない方にもおすすめです。他のシングルバーナーと比較すると、雨天時には燃料が手に入りづらい点、火力の調整ができない点がデメリットです。
シングルバーナーのガスは2種類
ガスを燃料にするシングルバーナーは、実は2種類のガス缶があります。ここではそれぞれのガス管のメリットとデメリットを紹介します。
ガス缶:OD缶
OD缶は、アウトドア専用で火力が強く、寒冷地でも安定した火力を維持してくれます。また、OD缶専用のキャンプ用品も多く、燃料の統一が図りやすいのも魅力です。デメリットは取り扱っている店舗が少ないこと、次に述べるCB缶と比較するとコスパ高の点があります。
ガス缶:CB缶
CB缶は、ご家庭のカセットコンロなど一般的なガス缶でコンビニなどでも手に入りやすく、コスパもよい点が魅力です。デメリットは、他のアウトドアギアで使われていることが少ないため燃料の統一が図りにくいこと、OD缶と比較すると火力が弱いこと、五徳の位置が必然的に下方向になることです。
登山向けシングルバーナーの種類
燃料別の次はシングルバーナーの構造の違いによる、2つの種類について説明します。
シングルバーナー:一体型
一体型のシングルバーナーは、文字通りシングルバーナーと燃料が一体になっており、汎用性が高く最も一般的な種類のシングルバーナーになります。
そのため分離型と比較してもバラエティに富んでおり、サイズもコンパクトで、大きいものから小さいものとラインナップも多く、用途に合わせてサイズを選べる点が魅力的です。そのため、シングルバーナー初心者の方に最もおすすめします。デメリットはOD缶の高さになるため、風の影響を受けやすい点です。
シングルバーナー:分離型
分離型のシングルバーナーは、ストーブと燃料が離れているのが特徴です。一体型のシングルバーナーと比較するとコンパクトさは劣るものの、火力は一体型と比較すると高めで、五徳も大きめのものが多いのが特徴です。
そのため大きいクッカーをおいても安定し、料理しやすいメリットもあります。ストレスなく料理をしたい方におすすめのシングルバーナーです。
登山向けシングルバーナーの選び方
上記でおおまかなシングルバーナーの種類をご紹介しました。では登山にぴったりなシングルバーナーを選ぶときには、どのようなポイントを注意すればよいのでしょうか。ここからはシングルバーナーの選び方についてご紹介します。
燃料の種類で選ぶ
まずは燃料の種類で選ぶ選び方です。ソロキャンプで荷物も最低限、料理もお湯を沸かす程度であれば、アルコールストーブがおすすめです。ある程度の火力が必要で、煮たり焼いたりをストレスなく行いたい方、初めてシングルバーナーを購入される方はガスタイプがおすすめです。
標高3000メートルを超えるような場所や、冬場の登山にシングルストーブを使いたい方は、ホワイトガソリンタイプがおすすめ。焚き火も一緒に楽しみたい方には、ネイチャーストーブがおすすめです。
バーナーの種類で選ぶ
シングルバーナーの種類別での選び方は、大人数で使用したり、料理をストレスなく楽しみたいなら、分離型のシングルバーナーがおすすめです。初めてシングルバーナーを購入される方や、コンパクトな携帯性を重視するなら、一体型のシングルバーナーがおすすめです。
また、実はシングルバーナーにはもう1種類あり、雪山での登山や、3000メートル級の登山で使用するなら、高熱効率型のシングルバーナーがおすすめです。しかし高額なので、初心者の方にはあまりおすすめできません。
使用する人数で選ぶ
使用する人数でシングルバーナーの種類が異なってきます。1人もしくは2人であれば、燃料もガスやアルコール、ネイチャーストーブでも問題ありません。
しかしながら2人以上であれば、大型のクッカーで料理しやすい分離型のストーブがおすすめです。それ以上の人数であれば、シングルバーナーではなく、ツーバーナーを選んだ方が効率がよいのでおすすめです。それでは、ここから燃料別に登山向けのおすすめシングルバーナーをご紹介します。
おすすめ登山向けシングルバーナー:1
スノーピーク ヤエンストーブ レギ
GS-370
分離型のメリットである低重心、安定性をキープしつつ、一体型のメリットであるコンパクト性を両立した、いいとこ取りのスノーピークのシングルストーブ、レギ。三脚型のシングルバーナーで、1つは燃料のガス缶で支えるため、安定性は抜群です。
しかも大きめのクッカーも使えるので、登山での料理のレパートリーの幅もぐっと広がります。分解して折りたためばとてもコンパクトに。登山などのアウトドア時にぴったりな携帯性です。価格は10,000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:2
ソト(SOTO) シングルガスストーブ120A
シングルガスストーブ120A
安定して使えるシングルバーナーをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。価格は1万円以下と手に取りやすく、脚がついているためアウトドアなどの場面でもしっかりと安定します。
また、こちらのシングルバーナーはガス式となっており、OD缶専用です。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
ほかにも、コンパクトに持ち運べるというのもおすすめポイントの1つです。専用のケースが付属しているため、安全性も高いのが特徴的。高さを2段階で調節できるため、お好みに合わせて高さを合わせてみてください。
おすすめ登山向けシングルバーナー:3
プリムス エクスプレス・スパイダーストーブⅡ
P-136S
非常に安定感抜群のプリムスエクスプレススパイダーストーブⅡは、分離型のデメリットである収納面を克服し、手のひらサイズにコンパクトに収納できる携帯性の高いシングルストーブです。
一体型のシングルバーナーと比較しても、重さはやや劣るものの、同程度のコンパクトさ。さらに火力も強く、大きいクッカーで調理できるため、1〜2人での使用に適しています。価格は10,000円程度です。(注意:着火装置がないので、チャッカマンやマッチなどが必要です)
おすすめ登山向けシングルバーナー:4
ソト アミカス
ソト アミカス
シングルバーナー入門編として、間違いのない1台を選びたい方に、おすすめするのがソトのアミカスです。コストパフォーマンス、使い勝手のよさ、コンパクトな収納性を持ち携帯性の高さなど、トータルバランスに優れ、登山などのアウトドアにぴったりなシングルバーナーです。
一体型のデメリットである防風対策にも優れています。価格は6000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:5
キャプテンスタッグ M-7900
キャプテンスタッグ M-7900
キャプテンスタッグの一体型シングルバーナーは、コンパクトに収納でき、重量も300gと軽量で携帯性に優れたシングルバーナーです。風に弱い点はあるものの、コストパフォーマンスに優れたシングルバーナーです。
登山などのアウトドアにぴったりで、入門者からベテランまで長く使える逸品です。丈夫で長持ちします。点火装置が壊れやすいとのレビューが見られますが、私自身10年以上使っていますが、故障知らずです。価格は3000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:6
岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
岩谷産業のジュニアコンパクトバーナーは、お手頃なCB缶を使用する一体型のシングルバーナー。一体型のデメリットである重心の高さがなく、CB缶燃料で、他のシングルバーナーと比較しても扱いやすく、より初心者に向いているシングルバーナーと言えるでしょう。
さらに他のシングルバーナーと比較してもより特徴的な点は、軽量でコンパクトサイズであること。10センチ程度のコンパクトさで携帯性は抜群。価格も4000円程度とコスパに優れたシングルバーナーで、登山はもちろんツーリングなどのアウトドアにおすすめの1台です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:6
ソト ST-310
ソト ST-310
ソトのシングルバーナーST-310は、手頃なCB缶が使用できる上、他のシングルバーナーと比較すると、最軽量な350g。一体型、CB缶のデメリットである火力も強い上、重心も低く、五徳も大きいため大きめクッカーでの料理に向いています。
一体型と分離型のいいとこ取りのシングルバーナーです。唯一の弱点はコンパクトさでしょうか。それでも軽量ですので携帯性は高いと思いますので、登山やツーリングなどのアウトドアにぴったりです。安定感もよいので1~2人分の料理に向いています。価格は6000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:7
BRS ガソリンストーブ
brsバーナー BRS3000T
中国メーカーであるBRSのガソリンストーブ。有名メーカーのシングルバーナーと比較しても遜色なく、強い火力で作りもしっかりしています。種類は一体型のシングルバーナー。
分離型のシングルバーナーと比較して、風に弱い点は否めませんが、安定感もよく、価格も有名メーカーと比較するとおよそ半額程度で購入できるため、ガソリンシングルバーナー初心者の方におすすめです。価格は6000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:8
コールマン スポーツスターII
コールマン スポーツスターII
ガソリン燃料式定番のシングルバーナーである、コールマンのスポーツスターⅡです。特徴的な点はレギュラーガソリンが使えるシングルバーナーであること。そのため比較的燃料が手に入りやすく、燃料代がホワイトガソリンとは比較にならないほど安いのが特徴です。
冬場の登山や、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。ただし着火機能がないので、マッチやチャッカマンなどが必要となります。価格は13,000円程度と安くはありませんが、長く使えば燃料代の分はすぐにペイできそうです。
おすすめ登山向けシングルバーナ:9
MSR ウィスパーライトインターナショナル
MSR 36633
ガソリン燃料式の分離型シングルバーナーの定番である、MSRのウィスパーライトインターナショナル。ガソリン式のデメリットである重量も約440gと軽量で、火力も強いシングルバーナーです。
分離型の特徴である、コンパクトさこそありませんが、携帯性は高い分離型のシングルバーナーと言えるでしょう。唯一の欠点は、ススが出やすいため掃除が大変という点です。価格は16,000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:10
トランギア アルコールバーナー
トランギア(trangia) アルコールバーナー
トランギアのアルコールバーナーは、1951年より生産されているベストセラー。とにかく軽くてコンパクトで、重さもたったの110gと携帯性に優れています。また価格も3000円以下とコストパフォーマンスにも優れており、ソロキャンプや登山などのアウトドアにぴったりです。
五徳が別売なのですが、さまざまな器具と組み合わせることにより、料理の幅が広がるのも魅力的です。通常はこちらの五徳と合わせるのが定番。ごとくの価格は1000円程度。バーナーと五徳、フューエルタンクを入れても筆箱に収まるコンパクトさです。
専用ゴトク
トランギア|B25用ゴトク TR-281
おすすめ登山向けシングルバーナー:11
Solo Stove ソロストーブ+アルコールバーナー
Solo Stove ソロストーブ+アルコールバーナー
ネイチャーストーブの最高峰とも言うべきソロストーブは、アメリカのテキサスで生まれました。燃焼効率に優れているため、小枝や松ぼっくりでも驚くほどの火力が得られます。そのネイチャーストーブの最高峰とアルコールバーナーのセット。これでネイチャーストーブの弱点である、雨天時の燃料不足に悩まされることもありません。
ソロストーブとアルコールバーナーを合わせても、400g以下と携帯性にも優れています。他のバナーと比較するとコンパクトさこそありませんが、強い火力と軽量性、燃費効率のよさに優れています。ソロツーリングや、登山、1~2人のキャンプなどのアウトドアにおすすめのシングルバーナーで、価格は1万円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:12
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ
軽量(116g)でしかもコンパクトに収納できる、丈夫なチタン製のネイチャーストーブです。私自身も使ってますが、ソロキャンプにピッタリな大きさのネイチャーストーブです。燃焼効率もよく、1人分の料理をする火力を得るには10分すぎるほど。
一度持っていると、楽しくてやめられないほどです。先ほど紹介したアルコールバーナーと併用している方も多いようです。ステンレス製のものもあります。価格はチタン製が6000円程度、ステンレス製が4000円程度です。
おすすめ登山向けシングルバーナー:13
Signstek ウッドストーブ
Signstek ウッドストーブ
本家のネイチャーストーブであるソロストーブと比較すると、かなり安い価格で手に入るネイチャーストーブです。重量も軽量で約465g。小さくコンパクトに持ち運べるため、携帯性にも優れています。
本家と比較すると、堅牢さや燃焼効率に見劣りするものの、コスパがよいシングルバーナーです。ちょっとした登山や、ツーリング、ソロキャンプにおすすめです。価格は2000円程度です。
シングルバーナーを使い終わった後に
楽しい登山やキャンプが終わった後は、道具のメンテナンスをしておきましょう。メンテナンスを行うことによって、シングルバーナーが長持ちし、故障していた場合は早めに気づくことができます。ここでは最低限やっておきたいメンテナンスについてご紹介します。
ヘッドのクリーニング
ネイチャーストーブ以外のシングルバーナーでは、分離型、一体型問わずヘッド部分にはすす汚れや細かいほこりが付着しています。目詰まりを防止するためにも真鍮ブラシや、ウェスなどで丁寧に汚れを取り除いておきましょう。
Oリングのチェック
ガスタイプのシングルバーナーでは、カートリッジ部分との接合箇所にOリングが付いています。このOリングが劣化すると、ガス漏れを起こし最悪の場合、引火して爆発や火災の事故につながることにもなります。販売店かメーカーに相談して、見た目で劣化していれば交換、見た目で劣化していなくても5年に1度は交換しましょう。
またガソリンタイプは、タンク内のガソリンを全て取り除いておきましょう。目詰まりの原因や劣化の原因となります。
点火装置のチェック
点火装置にも寿命があります。点火装置付きのシングルバーナーは、必ず火花が出るかどうか確認が必要です。もし火花が出ない場合は、メーカーや販売店に問い合わせ、修理などの対策をとりましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。登山におすすめのシングルバーナーを燃料別にご紹介しました。ここで紹介したシングルバーナーは、どの種類のシングルバーナーも、初心者にも使いやすいシングルバーナーばかりです。
ぜひあなたもシングルバーナーを手に入れて、登山やキャンプなどアウトドアでの料理を楽しんでください。その場で自分で作った料理を絶好の景観で楽しめば、今よりももっと登山が楽しくなりますよ。
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