Sticky Bumps ワックス Original
SEXWAX ワックス CLASSICS 2個セット
グリーンフィックス サーフワックス
サーフィンワックスの役割
サーファーが愛用しているサーフィンワックスは、一つの機能だけじゃなく、複数の機能を備えているのを知っていますか?まずはサーフィンワックスの基本からです。
滑りにくくする
手でサーフボードを掴んだ時、パドリングの時、ライディング中、いろんな場面でサーフボードは滑ることがよくあります。そこでサーフィンワックスを塗ることによって、グリップ力を向上させてください。サーフボードは滑りにくいアイテムへと進化を遂げます。
技術的に向上する
サーフィンの技術を飛躍させる上でも、サーフィンワックスが役立ちます。滑ることでの頻繁なずっこけ(ワイプアウト)がなくなるだけで、レベルがワンランクアップ、しかもサーフィンの見た目もかっこよくなれます。
サーフィンの安全性を高める
サーフィンワックスによるサーフボードのグリップ力が上がり、滑りにくくなることは、サーフィンの安全性を高めることにも直結しています。サーフィン中、何かの拍子に怪我をしてしまう事態を防ぐことができるのです。
サーフボードを長持ちさせる
サーフボードは大切にしたいですが、使うごとに傷がついてしまいます。しかしサーフィンワックスをかけることで、劣化を防ぐことになり、大切なサーフボードの寿命を延ばすことに繋がります。
サーフィンワックスの種類
サーフィンワックスは季節と水温に応じて、トップコートの固さの種類を切り替えます。どんな種類があるか、ざっと確認してください。
春のトップコート
春の3月から5月は気温が高くなり始めますが、水温が15度以下と低いので、トップコートにはCool(クール)を使います。水温が上がってきたならば、Warm(ウォーム)に切り替えます。
夏のトップコート
さらに水温が24、25度以上まで達する、本格的な真夏にはTropical(トロピカル)の出番です。メーカーによっては、さらに30度近くのぬるい海水でも使える、スーパートロピカルの種類もあります。
秋のトップコート
水温が下がってくる秋になったら、春と同様にトップコートはCoolタイプを使い始めることも、頭に入れておきたい知識です。
冬のトップコート
水温が14度以下に低下する冬の12月~2月頃には、トップコートはCold(コールド)が相応しくなります。しかし温かい海であれば、真冬でもColdの出番はない場合もあります。
1年中使うベースコート
サーフィンワックスの中には、下地ワックスとして使うベースコートがあります。これは同一メーカーなら、どんな種類のトップコートとも合わせられ、しかも1年を通じて使う種類です。ベースコートを塗ることによって、トップコートの威力を引き出せます。ベースコートは多めに所有しておいて良い種類です。
サーフィンワックスの成分
人気のサーフィンワックスの種類はさまざまです。どんな成分を使ったものがあるのか、代表的な種類の確認をしてみましょう。
石油系のサーフィンワックス
石油から取り出される炭化水素化合物をパラフィンと言います。固形パラフィンは石蝋とも呼ばれ、蝋燭やクレヨンの原材料ともなっている物質です。石油系のサーフィンワックスは今も主流で使われますが、環境問題が考慮されて、メーカーでは徐々に割合を減らしています。
植物系のサーフィンワックス
サーフィンワックスでは、白蝋系、松ヤニ系、植物油系、ガム系など植物由来の種類が多くなっています。白蝋はウルシ科のハゼの実から取れる素材です。松ヤニはマツ科の植物から取れる樹脂です。天然素材は海を汚染しないとして、サーフィンワックスの主力になりつつあります。
サーフィンワックスの選び方
水温からの選び方
季節が変わるのと合わせて、必ず水温も変動しています。海や湖の水温に合うサーフィンワックスの選び方は、非常に大切です。これを怠るとワックスが水温に適合せず、滑り止めとしてじゅうぶんに機能してくれなかったり、落下しやすくなったりと散々な結果になるからです。
成分からの選び方
人によりアレルギー体質なことがあり、成分で肌がかぶれたりする可能性があります。また、環境問題のことを考えているサーファーも増えてきました。成分からの選び方も大切なわけです。
グリップ力を意識した選び方
メーカーの製品によって、トップコートのグリップ力が違っています。より滑り止めを意識するのであれば、グリップ力で定評のある製品の選び方が大切です。
評価からの選び方
実際に使っている友人知人の評価が高いことは、サーフィンワックスの選び方ではハズレをなくす方法です。それに加えてインターネットのレビューや評価の最上位を選んだら、ハズレを引く可能性を下げられます。
価格からの選び方
とにかくお金をかけたくないけどサーフィンワックスが欲しい人は、価格の安さからの選び方をしがちです。実際に安くて良いものがあるので問題はないですが、価格から選ぶよりは品質から選びたいのがサーフィンワックスです。
サーフィンワックスの塗り方
ワックスの場所選び
寒い季節なら屋外でも問題はないです。しかし基本的にサーフィンワックスは熱に弱いので、気温が高い環境では、本来のワックスの能力を引き出せません。夏はできるだけ涼しい環境で、ワックスを塗ることが求められます。地面ではなく、台の上などでワックスアップすることがおすすめです。
ベースコートを塗る
手元に使用するサーフボードを用意し、サーフィンワックスを塗り始めます。この時には必ずベースコートとトップコート、2種類を用意しておき、最初は必ずベースコートから全体に塗ります。
トップコートを塗る
ベースコートを塗り終わったら、次にトップコートを全体に塗りはじめます。トップコートの場合には、現在の水温に適合する種類のサーフィンワックスを、間違いなk選び出す必要があります。水温の情報を確認してから塗るようにしてください。
塗り方のコツ
サーフィンワックスの塗り方には、独特なコツが存在しています。それはベースコートの時もトップコートでも同じであり、何度か経験すれば覚えることができます。
格子状の塗り方
最初はサーフボードの全体に、縦棒と横棒の格子を描くような塗り方をするのが、プロのコツです。適当に塗るより、格子から始めていくことで、ワックスの効果を最大限に引き上げられるからです。
円を描くような塗り方
全体にワックスで格子を描いた後は、格子の上に円を描くようにして全体に塗り始めます。回転させる塗り方をすることによって、ワックスが全体に行き渡ります。この塗り方は、ベースコートでもトップコートでも同じようにします。
足を付く場所は念入りに
サーフィンワックスは、適当に塗っておけば良いということはありません。特にサーフボードの足を置く場所は、塗り忘れがないようにしたいところ。これによりサーフィンで、余計なワイプアウトを繰り返さずに済むようになります。
重ねる塗り方
ワックスが機能しなくなってきたら、トップコートの重ね塗りをして、グリップ力を強化できます。しかし重ね塗りをしていると、回数をこなすごとにワックスの乗りが悪くなってきます。そうなったらワックスをいったん落として、やり直すのが最善です。
ワックスを剥がすリムーバー
リムーバーとは
リムーバーとは、サーフィンワックスが塗られたサーフボードに使うことで、サーフィンワックスを落としやすくする液体のことです。リムーバーを使うことによって綺麗な剥がし方ができるし、次回のワックスの乗り具合も違ってきます。
サーフィンワックス放置すると
気温が高い日、サーフィンワックスを放置すると、ワックスが溶けて使い物にならなくなります。車中に放置しておけば、溶けてワックスがシートに張り付いているなんてこともあるかもしれません。そこでサーフボードを綺麗に手早くお手入れするなら、リムーバーが必要になります。
リムーバーの選び方
スプレータイプのリムーバー
最初に買い求めるリムーバーは、スプレーが付いているタイプがおすすめです。シュッシュとサーフボードに軽く吹きかけて行くことができるので、剥がし方を実践する時、無理なく無駄のない作業ができます。空気圧式とガス式の種類があります。
ボトルタイプのリムーバー
スプレーの付いていないリムーバーのボトルは、詰替え用や、付け替え用として買い求めます。中にはボトルのままでリムーバーを使う人もいるようですが、使いやすさという意味ではスプレーが一番です。
サーフィンワックスを剥がす道具
剥がし方に取り掛かる時には、リムーバー以外に必要なものがでてきます。ワックスを落としたい時は、必ず道具一式を揃えることが必要です。
ワックスコーム
サーフィンワックスの剥がし方では、重要なアイテムがワックスコームです。単純にコームと呼ばれたり、スクレーパー、サーフコーム、ワックス落とし等といろんな呼称がありますが、ぜんぶ同じようなものです。お好み焼きのヘラじゃなくて、コームを選んだほうが良いです。
拭き取りの布
リムーバーを吹きかけた後に、サーフィンワックスを綺麗に落として行くための、布が必要です。これはもう使わないタオルや市販している掃除用の布、それにキッチンペーパーでも良しです。柔らかい素材であるほど、サーフボードに傷が付く心配がなくなります。
ゴミ入れ
剥がし方を終えたあと、ワックスはゴミになるので、ゴミを入れるビニール袋などを用意します。ちなみにサーフィンワックスが石油系の場合、砂浜などに撒き散らして去っていくと環境破壊になるだけです。落としたワックスゴミは必ず持ち帰って捨ててください。
サーフィンワックスの剥がし方
太陽光で暖める
暖かな季節であれば、サーフボードを太陽光で温めてください。これによってボード表面のサーフィンワックスが、熱で柔らかくなり、ワックスコームで落とすのも簡単になります。
冬はドライヤーを使う
もしも季節が冬で、ワックスがあまりにも頑固で落とし切れないならば、ムリにガリガリしないでドライヤーの出番です。ワックスはドライヤーで暖められて、柔らかくなり素早い剥がし方を可能とします。しかしサーフボードは熱を当てすぎると焦げてしまうので、加減が必要です
ワックスコームで剥がす
サーフボードの表側と裏側に付いているワックスを、ワックスコームで落とします。サーフボードの凹みの落ワックスも、できるだけ全部落とすようにしてください。コームによっては凹みのワックスも削れる形状をしていますので、丁寧な剥がし方を心がけます。
リムーバーを吹きかける
次に用意したリムーバーを、サーフボードの全体にかけます。リムーバーは表面に残ったサーフィンワックスを、瞬時に落としやすい状態にしてくれます。それほど多量に吹きかけなくても、落とし効果はかなり得られます。
布で拭き取る
リムーバーをスプレーしたら、すぐに布で拭き取って構いません。柔らかくなったワックスは、拭き取れば瞬時に落とし切れています。サーフボードの両面とも、同じようにして拭き取ったら完了です。
コームのギザギザの使い方
サーファー初心者は、ワックスコームのギザギザの使い方を知らないことがあります。このギザギザには、実は2つの用法が存在していました。
コームのギザギザを使う剥がし方
サーフィンワックスを剥がす時に、コームのギザギザが使えます。ギザギザでひっかいて、ボードのワックス全体にギザギザのすじを入れることにより、ワックスを落としやすくする効果が生まれるのです。剥がし方を進める時に、ギザギザの効果を試してみてください。
コームのギザギザでグリップ力回復
サーフィン中、サーフボードのワックスのグリップ力が衰えると、ボードの上で滑ってしまい、思うようなサーフィンができません。そこでコームのギザギザでワックスに切れ目を入れることによって、失われたグリップ力が一時的に回復します。
おすすめサーフィンワックス①
Sticky bumps
アメリカのカリフォルニア州で1972年に創業して以来、いまでは世界で一番の人気とシェアを維持しているサーフィンワックスが、Sticky bumps。サーファーのワックスの定番といったらこれです。
Sticky bumpsの特徴
Sticky Bumps ワックス Original
食べたくなるような、パステルカラーのパッケージに身を包んでいます。グリップ力に優れていると定評があり、ワックスは柔らかすぎないのでしっかり固着、硬すぎないので自然な塗り方ができます。100%自然素材で石油を使っていない、エコな製品なのも魅力です。
おすすめサーフィンワックス②
SEXWAX
何の商品なのかと一瞬思考停止に陥ってしまいがちな、人気のサーフィンワックスです。アメリカで1970年台に、ZOG氏が完成させました。SEXWAXのQuick humpsは、誕生して以来世界のサーファーに支持されてきました。
SEXWAXの特徴
SEXWAX ワックス CLASSICS 2個セット
支持されている理由は、粘り気がありながら、最高品質のグリップ力を提供してくれる品質の高さです。ウェットスーツに付きにくいので、手入れの苦労が少なくなります。
おすすめサーフィンワックス③
Green fix
熱にひたすら強いワックスを求めているなら、グリーンフィックス。これはフランス人のサーファーが作ったという、70度の高温まで絶えられる超耐熱ワックスなのです。パッケージはポップアート風で、部屋のおしゃれな雑貨になります。
Green fixの特徴
グリーンフィックス サーフワックス
要するにどんなに熱された車内にサーフボードを放置しても、ワックスを放置しても、グリーンフィックスだから溶けません。それに加えてグリップ力も優れているというから、車移動の多い人には重宝します。石油を使わず天然素材で作られていることでも、環境に優しい商品です。
サーフィンワックス活用しよう
海のサーフィンでワックスを使っておけば、どれだけの効果を得られるのか、もう全ては明らかとなりました。ワックスの適切な塗り方や、剥がし方もマスターして、海から離れているときもプロ意識に近づいて行ってください。
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