折り紙で作る朝顔
夏の季節に花を咲かせる朝顔を折り紙で作ったことはありますか?小さいころに作ったことがあるという方も、まったく作ったことがない方もいらっしゃるかもしれません。今回はこの朝顔の作り方をご紹介します。一般的な簡単にできる朝顔から、難しい折り方の朝顔、立体の朝顔など、花だけでなく葉っぱの作り方も合わせてご紹介します。お子さまと一緒に作るという方も、簡単な花の折り方もご紹介するのでぜひ作ってみてくださいね。
折り紙で作る朝顔で使うもの
朝顔の花の部分を作るのには折り紙と、作り方によってははさみが必要です。立体の折り方だと糊を使用します。また、作った後に開いてしまうのが嫌だという人は、糊を使って固定するのもいいですね。今回ご紹介する朝顔は、どの折り方についても、コツはしっかりと折り目を付けることと、ぴったりと角を合わせること。そうすることできれいな朝顔を作ることができますよ。
折り紙で折る葉っぱの作り方
折り紙で朝顔の葉っぱを作る
まず、朝顔の花の部分を作る前に、葉っぱの作り方をご紹介します。この葉っぱは、葉っぱの真ん中に折り目が付いているので、より本物に近い形になっています。葉っぱを作るには、はさみもいらず、使うのは一枚の折り紙だけ。簡単に平面の朝顔の葉っぱができますよ。
折り紙で作る朝顔の葉っぱの作り方
それではさっそく、朝顔の葉っぱの作り方をご紹介します。まずは緑色の折り紙を用意します。
三角に折ります。頂点の二枚が重なるように折るようにしてくださいね。
さらに半分の三角に折って開きます。折り目をしっかりと付けるようにしましょう。
次は、真ん中の線を少し越えるようにして直角に折り込みます。
反対側も真ん中の線よりも越えるようにして直角に折ります。このとき、真ん中の線の部分に両側の交点が重なるようにしてくださいね。
左側の線に沿って、先ほど折り込んだ部分を上に折ります。
折った部分を開いてできた折り目に合わせて折り目を付けます。
折り目が付いたら、上の写真の赤い線同士を重ねるようにして折ります。ここは少しだけ難しいですが、しっかりと折り目が付いていれば大丈夫です。
折った様子の写真です。
反対側も、さっきの左側を折ったのと同じように折り目を付けて開きます。
真ん中部分で半分に下ります。この時、折った部分が外側にくるように折ります。
上の写真の部分を少しだけ三角に折ります。この時しっかりと折ってくださいね。
さっき折った三角の部分から、半分に折っていた葉っぱを開きます。三角の折り目があることで、葉っぱの真ん中の筋ができるんです。
しっかりと折り目を付ければ、葉っぱの形になっていますね。
さらに反対側にして、上の部分を少しだけ折り込みます。
反対側にすれば、朝顔の葉っぱができあがりです!とても簡単に、平面の朝顔の葉っぱができました。平面ですが、葉っぱの真ん中の筋があるので、本物のように見えますね。
葉っぱを折るときのコツ
葉っぱを折るときのコツをお伝えします。葉っぱの折り方には、折り目を使って折る部分が出てきます。しっかりと折り目を付けていないと、どこで折るのか分からなくなってしまうので、折り目をきっちり付けるようにしてください。また、最後の葉っぱの筋を作る部分ですが、大きさによって形も変わってくるので、きれいな形になるところで筋を作るようにしてくださいね。
折り紙で作る朝顔の折り方①
平面の朝顔を簡単に作る
さて、次は朝顔の花の部分を作っていきます。この朝顔の折り方は、はさみを使った平面の朝顔です。とても簡単にできるので、小さいお子さまはこの花から作るのがおすすめです。
平面の朝顔の折り方
では、作り方をご紹介します。平面の朝顔を作るのに、好きな色の折り紙を選びます。
白い部分を表にして三角に折ります。頂点がピッタリと合うように折った方がきれいに仕上がりますよ。
さらに半分に三角に折ります。このときも、しっかりと折り目を付けてくださいね。
三角の頂点の部分を開きます。この折り方は、鶴などでもおなじみですね。
折った様子です。このまま反対側も同じように頂点を潰して折ります。
両側とも潰して折った写真です。四角い形になりました。
重なり合っている部分を上にして、真ん中の線に合わせて両側を折ります。
反対側を折った写真です。反対側も同じように折ってくださいね。
両側を折りました。この後はさみを使います。
上の部分を円形にはさみを使って切っていきます。きれいな円になるように切ると、形がきれいな朝顔の花ができあがります。
半分に折ります。しっかりと折り目を付けた方が後の工程がやりやすいですよ。
上の部分を開いていきます。思いっきり開いてしまって大丈夫です。
開くと十字の形になるので、平面にしてしっかりと折り目を付けてください。
これで一つ目の朝顔の花ができました!とても簡単ですね。はさみは使いますが、工程が少なくとても簡単にできあがりました。この花に、さっきご紹介した葉っぱを付ければ平面の朝顔の完成です。
平面朝顔を作るときのコツ
この平面タイプの朝顔を作るときのコツは、はさみを切るときにしっかりと円形になるように切ることです。きれいに円形に切れないと、朝顔の形が崩れてしまいます。もしきれいに切れそうにないという場合は、鉛筆などで円を補助線を書いてから切ると安心です。また、きっちりと折り目を付けながら折っていくことできれいな朝顔に仕上がります。
折り紙で作る朝顔の折り方②
平面の朝顔を簡単に作る
次の朝顔は、白色の部分が出ているので、より本物のように見える朝顔ですね。こちらも一般的で、子どものころはよく作ったという方もいらっしゃるんじゃないかと思います。この朝顔は一つ目の朝顔の花よりも少しだけ難しいのですが、工程が多いだけで簡単にできますのでこちらもぜひお子さまと一緒に作ってみてくださいね。
平面の朝顔の作り方
二つ目の朝顔の作り方をご紹介します。まずは好きな色の折り紙を選びます。
一つ目の朝顔と同じように三角に折ります。この時も、しっかりと頂点を合わせるようにして折ってくださいね。
さらに三角に折ります。きれいに仕上げるために、しっかりと折り目を付けましょう!
一つ目の朝顔と同じ折り方が続きます。三角の頂点を潰します。
両側の頂点を潰し、四角に折ります。ここまでが、一つ目の朝顔と同じ折り方です。
四つ角をそれぞれ潰して折っていきます。ここも折り目をしっかり付けましょう。
折った様子です。これを四枚全て同じように折ります。
折った様子がこちら。三角の帽子のような形になりました。
全体が白になる部分を表面にします。
角のところに合わせて折ります。ここも、しっかりと折ってくださいね。
四か所全部、折った写真です。これをこの後開きます。
全体を広げます。一つ前の工程で折った部分だけ折ったままにしておいてくださいね。
折り目に合わせてたたんでいきます。特に折りなおす必要もなく、折り目に合わせてたためばいいので簡単です。
たたんだ様子です。色の付いた方が表になりました。
折り目が重なっていない部分(赤丸の印のところ)を四か所、真ん中の線に合わせて折ります。
こちらが折った様子です。四か所すべて、同じ方向に折ってくださいね。
下の部分を上の頂点に合わせて半分に折ります。この時も、しっかりと折るようにしてくださいね。
一つ目の朝顔の花と同じように、開いていきます。思いっきり開いてしまって大丈夫ですよ。
開いたらしっかり折って完成です!これに葉っぱを付ければ朝顔の完成です。この朝顔は平面ですが、白と色の部分に分かれていて、より本物に近く仕上がりますね。とても簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
平面朝顔を作る時のコツ
このタイプの朝顔を作るときのコツは、しっかりと折り目を付けること。あとは、最後の方の工程で、朝顔を開く部分がありますが、きれいに形がでるようにきっちり開いて折ること。そうすることできれいな形に仕上がります。
折り紙で作る朝顔の折り方③
平面朝顔の折り方
こちらの朝顔も平面のものです。二つ目の作り方よりも、白の部分が少ない朝顔です。少しだけ細かい部分がありますが、基本的には一つ目の簡単な朝顔の折り方と同じです。始めの工程にちょっと工夫をすると、この朝顔ができあがります。
平面朝顔を作るときのコツ
この朝顔は白の部分が後で出てくるように、四角い折り紙の端をちょっとずつ折っていく工程があります。その部分の折り幅の大きさで、朝顔の白い部分の幅が決まります。少しだけ白の部分が出したい場合や大きく見せたい場合に合わせて、最初の折り込み部分の幅を変えていくといいですよ。
折り紙で作る朝顔の折り方④
立体朝顔の折り方
この動画は立体の朝顔の作り方をご紹介しています。この立体朝顔は、折り目を付けて開いたり、細かい工程が多いので少し難しいですが、動画を見ながら作ればできますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。この動画のほかにも、立体のつぼみや、今回ご紹介した葉っぱの折り方とは違う折り方の葉っぱも紹介しています。気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
立体朝顔を作るときのコツ
立体の朝顔も少しだけ難しいのですが、しっかりと動画を見ながら作れば問題はありません。折った時に開いてしまうので、この折り方の場合は糊を使用したほうがいいようです。しっかり折り目を付け、朝顔を開くときはゆっくりと開いて形を整えていくときれいに仕上がります。
折り紙で作る朝顔の折り方⑤
平面朝顔の折り方
この動画も平面の朝顔ですが、白い部分が四角になっています。作り方は、一つ目に紹介した朝顔の作り方と同じ!一つ目でご紹介した朝顔に、小さい折り紙で作った朝顔を挟み込んで作っています。これも大小違う大きさの折り紙を使うだけでできるので、お子さまにも簡単に作っていただけますよ。
平面朝顔を作るときのコツ
こちらの朝顔は、一枚目が普通の大きさの折り紙を使い、中の折り紙は普通の折り紙の四分の一のサイズでいいようです。作り方は一つ目の朝顔と同じ折り方なのですが、二枚を組み合わせるので、その時が少し難しいです、二つの折り紙がきっちりと合わさるように折り目に合わせて差し込むようにしてください。そうすればきれいに仕上がります。
折り紙で作る朝顔の折り方⑥
平面折り紙の折り方
こちらの朝顔は、一つ目の朝顔の折り方と全く同じで、はさみを使わずに作ることができます。簡単に、白と色の付いた朝顔が折れるのでいいですね。これならお子さまもすぐにできますよ。
平面朝顔を作るときのコツ
こちらの朝顔も、基本的には一つ目の朝顔の折り方と全く同じです。はさみを使わずに朝顔を開き、最後に色の部分を中心に向かって折っていきます。できあがったあと、その折った部分が開いてしまうので、糊付けするときれいに仕上がります。
作った朝顔をインテリアやアクセサリーに
さて、ではできあがった朝顔ですが、せっかく作ったのならお部屋の飾りに取り入れてみてはいかがでしょうか。子どもが作った朝顔は特に、飾ってあげたくなってしまいますよね。簡単な朝顔から難しい朝顔まで、今回ご紹介した朝顔をどういう風に飾っているかアイデアをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
朝顔をインテリアに①
こちらは作った朝顔をつなげて立体にしています!くす玉はよくありますが、朝顔のくす玉は見たことがありません。丸い形だから、丁寧につなげていって朝顔のくす玉ができるんですね。難しそうに見えますが、一つ一つはをつなげていくだけなので、数を多く折れば作れそうですね。
朝顔をインテリアに②
作った朝顔を木枠に飾っています。ツルの部分は手芸用のワイヤーを使っています。ツルとつぼみが立体なので、飛び出てきそうな感じがします。夏にお部屋に飾ってあるだけで、素敵な空間になりますね。
朝顔をインテリアに③
こちらは朝顔を和紙の紙に貼って壁掛けにしています。和のイメージが素敵ですね。作った折り紙を貼り付けるだけなのでとても簡単にできますね。
朝顔をインテリアに④
立体の難しい朝顔を、容器に入れれば花瓶に入った花のように見えますね。立体なのでこうして花瓶などの容器に飾れます。手芸用のツルも付いていますね。作るのは難しいですが、できるようになればいろいろと楽しめそうです。
朝顔をインテリアに⑤
こちらも、難しい立体の朝顔を使っています。まさに本物!鉢に棒をさし、針金のツルがくるくる巻き付いています。お子さまの工作にも楽しめそうですね。
朝顔をアクセサリーに
こちらは作った小さな朝顔にレジンを付けて硬化したものだそうです。折り紙ですが、レジンで固めることでアクセサリーにもなるんですね。ツルの部分も立体で、朝顔の下にはしずくまで付いています。素敵なアイデアです。夏の季節にぴったりのアクセサリーですね!
折り紙「朝顔」作り方まとめ
今回は、簡単な平面の朝顔の作り方から、難しい立体の朝顔の作り方までさまざまご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。簡単なものはお子さまにもできますし、難しいものも、動画を見ながらなので作ることができますよ。夏にぴったりの朝顔。ぜひ作ってみてくださいね。
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