三大ザメでも有名な「ウバザメ」の生態や大きさを解説!バカザメの理由は?

三大ザメでも有名な「ウバザメ」の生態や大きさを解説!バカザメの理由は?

三大ザメとして有名な「ウバザメ」をご存知でしょうか?ウバザメは別名でバカザメとも呼ばれており、名前、生態、巨大すぎる大きさなど、何処を切り取っても話題になる存在です。今回はそんなウバザメの生態や大きさ、面白い豆知識などを紹介していきます!

記事の目次

  1. 1.ウバザメとは?
  2. 2.ウバザメを含む三大ザメ
  3. 3.ウバザメの巨大すぎる大きさ
  4. 4.ウバザメの特徴や知識
  5. 5.ウバザメの生態
  6. 6.ウバザメの別名「バスキングシャーク」の由来
  7. 7.ウバザメは人を襲う?
  8. 8.ウバザメは水族館にいる?
  9. 9.ウバザメがバカザメと呼ばれる理由
  10. 10.ウバザメに関するTwitter
  11. 11.まとめ:ウバザメとは?

ウバザメとは?

世界には三大ザメと呼ばれている超巨大なサメが三種類います。今回ご紹介するのはその中の一種「ウバザメ」。こちらは見た目がかなり強烈で、一見するととても怖い巨大サメなのですが、実は非常に穏便な性格をしており人畜無害なのです。ダイビングでも出会える興味深い「ウバザメ」を今回は詳しく紹介していきます!

ウバザメを含む三大ザメ

まずは世界三大ザメを紹介していきます!どれも巨大な大きさで、出会ってしまったら腰を抜かしてしまうレベルですよ!

メガマウス

まずはじめに、名前から巨大そうな「メガマウス」からご紹介します。こちらは最大で7mほどにもなる、古代生物のような鮫です。口がとても大きく、また、口を開けると葉が蛍光色に輝く特徴があります。食生はプランクトン摂食ですので人間を害さないのですが、この外見ですので怖いですよね。太平洋やインド洋を泳いでおり、夜間は浅いところまで浮上してきますので出会えることもあります。

ジンベエザメ

子供たちも大好きなサメが「ジンベエザメ」ですよね。ジンベエザメは暖かい海の表層を泳いでいることが多く、ダイビングでも出会えるサメです。メスの個体は特定の海域に留まり、オスは広い海域を泳ぐ傾向があります。基本的にはあまり群れずに過ごし、ゆっくりと泳いでプランクトンを食べて生活しています。美ら海水族館などの大きな水族館に行くと会えますよ!

ウバザメ

三大ザメの中から、今回ご紹介させて頂くのが、こちらの「ウバザメ」です。漢字では「姥鮫」と書きます。こちらはネズミザメ目の仲間であり、メガマウスとはネズミザメ目仲間ですね。

ウバザメの巨大すぎる大きさ

ウバザメの大きさは魚類で世界第二位

まずはその巨大すぎる大きさですが、魚類で世界第二位の大きさとなっています。一位はジンベエザメで、クジラは哺乳類なので除外されています。ネズミザメ目の中ではもちろん最も大きいサメで、メガマウスよりも大きさがあります。通常のウバザメは3m~8m程度まで成長し、たまに10m程の巨大な個体が見られることがあります。

巨大すぎるウバザメの大きさの記録

ただでさえ巨大な大きさの本種ですが、過去最大の個体はなんと全長12.27mもありました。男性成人の身長が170㎝くらいだとすると、7.2人分もの大きさです。また、その個体は体重16トンもあり、想像以上の大きさであったことが伝わるかと思います。実は他にも13.7mのウバザメが捕獲されたという話しもあるのですが、これは疑わしい数字とされており、現在は最大12.27mということになっています。

ウバザメの特徴や知識

口が巨大な大きさ

最大の特徴はこの大きすぎる口です。口を閉じている時はあまり目立ちませんが、口を開けた途端、自身の体高よりも大きく開きます。間近で見るとかなり怖そうですよね!また、ウバザメは変わった鰓裂(さいれつ・えらの部分)を持っており、大抵のサメの鰓裂体の大きさの半分程度なのですが、ウバザメは大きく裂けているのも特徴的です。

ウバザメと人との関係

人と深く関わってきた魚でもあります。ウバザメは泳ぎが遅い上に、あまり危険性の無い魚でもあった為、沢山漁獲されてきました。その身は食品や魚粉になり、皮も使われ、肝臓は脂に使われるなど大変重宝してきたのです。日本でもウバザメ漁が1970年代まで行われており、突きん坊という銛を使って漁をしていました。

ウバザメは減少している

漁獲しやすいこと、様々な用途に使えることなどが相まって、沢山の個体が捕まってしまい、現在は急速に個体数が減少してしまいました。今は保護種に指定されており、規制の対象となっています。大西洋では捕獲が禁じられており、ニュージーランドではウバザメを目的とした漁は違法行為とされています。

ウバザメが伝説の生物と間違われた

たまに「謎の生物の死体が海岸に流れ着いた」というニュースを聞くことがありますよね。その中には「古代生物・首長竜の生き残りでは?」という話しになることがあるのですが、実はそのほとんどがウバザメの死体だと言われています。ウバザメは死んで腐敗すると姿形が大きく変わる生物で、まるで伝説の古代生物のように見えることもあるのです。

ウバザメの生態

生態①ウバザメの分布

巨大でちょっと怖いウバザメは、世界中の海に分布しています。沿岸性、または回遊性の種となっており、暖かい海を季節ごとに行き来しているのです。暖かい時期には陸の近くや港までやってきて、冬の寒い季節は深海に潜っていきます。まだ生態はハッキリと分かっていない部分がありますが、深海に行って冬眠をしているのではと言われていますね。

生態②プランクトンを食べている

大きな口を使って大きな獲物を食べていると想像する方もいるかもしれませんが、実はこの大きな口はプランクトンを食べる為にあります。大きな口を開けて、海水を一気に口の中に入れ、プランクトンを濾過して食べているのです。その口の大きさで濾過する量は凄まじく、なんと一時間で2000リットルもの海水を濾過すると言われています。

生態③ウバザメはグループを作る

こんな怖い見た目のサメですが、実はグループを作ってゆったりと泳いでいます。大体3~4匹程度のグループを作るのですが、100匹程度のグループでいることもあり、なんと過去には1400匹ものグループで泳いでいたという記録もあるのです。大体はこんな巨大グループでは無いのですが、稀にそういったことがあるようです。プランクトンを食べるサメだとしても、1400匹に会うのは怖いですよね。

生態④ウバザメの敵

大きなサメですので、基本的に敵はあまりいません。ですが、同じように巨大なシャチや、イタチザメという凶暴なサメがウバザメに襲いかかり捕食することがあります。また、実際には捕食出来ていない可能性がありますが、ヤツメウナギがウバザメに食らいついている映像もよく撮影されています。

ウバザメの別名「バスキングシャーク」の由来

バスキングシャークは日光浴をする?

英語名では「Basking shark(バスキングシャーク)」と言います。この「Bask」とは日光浴という意味があり、ウバザメがプランクトンを食べる為に海面に来ている姿がまるで日光浴をしているように見えたことからバスキングシャークと呼ばれるようになりました。因みに、普段は冷たい深海にいることも多いので、本当に日光浴をして体を温めている可能性もあるそうです。

ウバザメの名前の由来

バスキングシャークは英語名ですが、属名は「Cetorhinus」となっており、これはギリシア語で海の怪物という意味を持つ「ketos」と、鼻を意味する「rhinos」から来ています。また、漢字では「姥鮫」と書きますが、これは大きな鰓裂がまるで老婆のシワのように見えたことから名付けられました。バスキングシャークしかり姥鮫という名前しかり、ちょっと面白い名前になっていますよね。

ウバザメは人を襲う?

ウバザメは大人しく動きも穏やか

いつもは広い海を泳いでおり、人と会う機会も少なくありません。そんなウバザメにもし出会ってしまったらどうしようと考える方もいるかもしれませんが、性格はとても穏やかで温厚。また、動きもジンベエザメ同様に遅くてゆったりとしており、時速は大体3.6㎞くらいです。25mプールを20秒で泳げる人の時速は4.5㎞くらいですので、速い人であれば勝てるかもしれません。

濾過摂食なので人への危害もあまり無い

動きが遅い上に、そもそもウバザメはプランクトンを食べる濾過摂食者ですので、人間のような生き物を食べません。近づいてしまった船やダイバーを襲ったりしてくることもなく、一緒に泳いだりすることもある程です。ただし、間違ってボートに突っ込んでしまったことなどによる事故で人が亡くなったことはあり、注意は必要ですね。口を開けている時に近くにいるのも危険でしょう。

ウバザメは水族館にいる?

ジンベエザメしか水族館にいない

三大ザメの内、唯一水族館で見られるのがジンベエザメです。メガマウスとウバザメは飼育も難しく、費用対効果に見合わないといった理由や、保護種であるといった理由などがあって水族館にいないようですね。いずれ水族館で見れることを期待しましょう!

ウバザメに会いたい方は海外旅行へ

水族館では見れませんが、泳いでいる現地に行ってダイビングをすれば一緒に泳げる可能性があります。5月~6月くらいにイギリス・コーンウォールで見られ、夏になるとマン島、北アイルランド、スコットランドで見ることが出来ます。こういった地域でウバザメを見る為のダイビングツアーも行われていますので、どうしても見てみたい方は行ってみましょう!

ウバザメがバカザメと呼ばれる理由

日光浴をしている姿がバカザメの由来

別名で「バカザメ」と呼ばれることがあります。これは英語名バスキングシャークとも関係しており、日光浴のように海面近くでいる時に簡単に捕まえることが出来た為、馬鹿みたいなサメ「馬鹿鮫(バカザメ)」と呼ばれるようになったのです。

バカザメは海面でひっくり返る?

こちらはバカザメと呼ばれるようになった由来ではありませんが、ウバザメは大きな個体だと、背びれが海面に出た際にひっくり返ってしまうのです。これは形や重心などの関係からそうなってしまうようですね。もし、そんなところを捕えられてしまったら、ますます「バカザメ」と呼ばれそうですよね。

ウバザメに関するTwitter

穏やかだと知っていても怖いウバザメ

こちらはダイビングしている方と口を開けたウバザメの写真が紹介されています。書かれていますように、大人しくてもこんな姿で泳いでいたら逃げてしまいますよね。また、ウバザメはあまり視力が強くなく、目が小さいのですが、その目がなんとなく怖いとよく言われています。

古代魚ファンに人気なウバザメ

怖いとよく言われるウバザメですが、古代魚ファンには大人気な様子が書かれています。因みに、一緒に書かれているラブカやミツクリザメも古代魚のような見た目をしている深海性のサメです。古代魚などの見た目が好きな方は合わせてチェックしてみましょう!

まとめ:ウバザメとは?

今回の「三大ザメでも有名な「ウバザメ」の生態や大きさを解説!バカザメの理由は?」はいかがでしたでしょうか?

特徴や生態、バカザメと呼ばれる理由やバスキングシャークの意味など、様々な点について解説させて頂きましたが、実際に見てみたくなった方も多いかもしれません。残念ながら水族館では見られませんので、どうしても見たい方はダイビングで見ることをおすすめします。その際は間違って事故が起きたりしないよう気をつけて下さいね!

ウバザメが気になる方はこちらもチェック!

今回はウバザメについて解説させて頂きましたが、他にも魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非見てみて下さい。

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T・S
ライター

T・S

元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!


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