毛糸のポンポンの作り方とアレンジ方法
簡単にできるポンポンの作り方を伝授
最近では100円ショップでも売られている毛糸のポンポンを作る道具。でも、道具をわざわざ揃えなくても家にあるもので工夫して、簡単に毛糸のポンポンを作れるって知っていましたか?道具が売られる前は、みんなやっていた方法です。
今日は簡単な毛糸ポンポンの作り方と、そのかわいいアレンジ方法をご紹介します。色替えや柄入れの仕方もありますよ!
毛糸ポンポンの使い方
マフラーや帽子の飾りに
毛糸のポンポンは、ぐるぐると同じ長さに毛糸を巻くだけでできる簡単な飾りの作り方。昔から帽子やマフラーの飾りとして使われてきました。手編みの帽子やマフラーなら、編み物に使った糸のあまりで作ると、統一感が出て市販品みたいに仕上がります。
今でも、たくさんの帽子やマフラーレシピに、毛糸ポンポンの飾りをつけたものが紹介されています。
毛糸ポンポンのアレンジ作品
子どもの髪飾り
編み物作品の仕上げだけでなく、ポンポンだけで何か作品を作るアレンジ方法もあります。たとえば、毛糸のポンポンをヘアゴムにつければ、子供用のヘアゴムが簡単に作れます。
毛糸ポンポン飾りのヘアゴムは意外と値段がするのですが、自分で小さい毛糸ポンポンを作ってつければ、とってもお安くたくさん作れますのでおすすめです。
キーホルダーなどのアクセサリー
最近のポンポンアレンジで人気なのは、丸い形を利用した動物の姿を毛糸ポンポンで作る方法です。動物だけでなく、水玉模様や、上下半分で2色使いになっているものなど、色柄を変えてキーホルダーなどのアクセサリーとしてアレンジされています。
ふかふかマット
小さな毛糸ポンポンはキーホルダーなどに向いていますが、大きな毛糸ポンポンはインテリアのDIYとしてアレンジできます。
ホームセンターなどで売られている、マットのすべりどめ(網状に穴があいているもの)に、大きな毛糸のポンポンをたくさんつければ、とっても暖かくてかわいいふかふかマットができあがります。あたたかかわいいマットを作って、冬の子どもの勉強机の足元などに置いてあげたいですね。
まずは作ってみよう!作り方は3種類
好きな方法で作りましょう
毛糸のポンポンで「意外といろいろなものが作れそう」と思った方も多いのではないでしょうか。何かを作りたいものがあるというアイデアがわかなくても、ただ小さい毛糸ポンポンをガラス瓶に詰めておくだけでも、かわいいオブジェクトになります。
まずは、毛糸のポンポンの簡単な作り方を3つご紹介しますので、毛糸のポンポン作りにチャレンジしてみましょう。
毛糸ポンポンの作り方:厚紙で
一番簡単な作り方
厚紙やダンボール紙など、硬い紙を使って作る毛糸のポンポンの作り方。昔からある、ポピュラーな方法です。毛糸もあって、厚紙もあれば、ポンポン作りにかかる費用は0円です。あとは、あなたのアイデア次第でかわいい飾りや、アクセサリーなど作ることができるでしょう。
厚紙で柄を入れる作り方
毛糸のポンポンに柄を入れるのは、ポンポンを作るマシンがなければ無理と思っていませんか?お金をかけずに、厚紙で作る方法でもかわいい柄入りの毛糸のポンポンを作ることができます。動画を見ながら、いろんな猫の柄を作って、お部屋の飾りやマスコットとして活用しましょう。
厚紙をU字に切るのがコツ
柄を入れるためには、市販のポンポンを作るマシンのようなU字に切った厚紙を用意します。こうすることで、巻き付けている色がポンポンのどの部分に入るかを調整することができ、柄を入れやすくなります。
2色で半々に色分けするくらいならフォークでの作り方でも可能ですが、細かく柄を調整したいなら、U字の厚紙かポンポン作りのマシンを使いましょう。
毛糸ポンポンの作り方:フォークで
小さなポンポンに向く簡単な作り方
小さいマスコット作りには、使用する毛糸のポンポンのサイズも小さいものがよいですね。でも、市販のポンポンマシンでは小さくするのにも限界があります。そんなときに使えるのが、どこの家庭にもあるであろうフォークです。
クルクルと巻いて毛糸で留めてカットする。とっても簡単な方法で、小さいかわいい毛糸ポンポンをたくさん量産することができますよ。
フォークでの作り方
フォークで毛糸のポンポンを作るには、まずはフォークの真ん中の切り込みに毛糸を通してから巻くことで、後々毛糸を通す手間が省けます。使用する毛糸の太さにもよりますが、ぷっくりと、山のようになるまで回数巻くことで、綺麗な球体になります。
真ん中を強く縛って、輪になっている部分をハサミでカット。仕上げに、飛び出ている毛糸をカットして、綺麗な球にして小さい毛糸ポンポンのできあがりです。
毛糸ポンポンの作り方:専用マシンで
柄入りレシピが多い
手芸用品メーカーや、100均でも見かけることが多くなったのが毛糸のポンポンを作るマシンです。手芸用品メーカーなら、作ることができるポンポンのサイズも豊富で、大きいものから小さいものまでいろんなサイズに対応したポンポンのマシンが出ています。
さらに、それを使った柄入りレシピもたくさん公開されていますので、作り方を楽に見つけることができるでしょう。
専用マシンでの作り方
手芸用品専門メーカーのものも、100均の商品も、基本的なマシンの構造は同じです。言ってしまえば、U字の厚紙で作る方法も、作り方は同じです。厚紙やフォークで作る方法とはちょっと作り方が違います。
柄を作りたい人には、色が入る場所がわかりやすい、ポンポンマシンの方がおすすめです。作り方は、ぐるぐる巻き付けて毛糸でしっかり結び、輪の部分を切るというそれだけの簡単な方法でできます。
毛糸ポンポンを上手に作るコツ
コツを抑えて初心者でも綺麗なポンポンを
毛糸のポンポンを作るのは、巻いて縛ってカットするだけと、どの方法でも簡単でした。でも、はじめて作る人の中には「うまく丸くならない」という人も多いのです。それには、いくつかの原因があります。その原因を何とかすることで、綺麗なポンポン作りが初心者の方でもできるようになります。
コツ:巻く回数
ポンポンを作るのに使うのは毛糸。初心者の人は、ほとんどの人が他の人が紹介しているレシピや本などを見ながらそのとおりにやろうとするでしょう。ポンポンが綺麗に丸くならないのは、回数が少ないことがあげられます。
本やレシピの回数と同じでも、毛糸が細ければボリューム不足で丸くならないのです。うまく作れなかったときは、毛糸を巻く回数を増やしてみましょう。
コツ:紐をしっかり結ぶ
ポンポンがうまく丸くならないで、形が崩れてしまう原因に、毛糸のポンポンの1本1本をしばる紐がゆるいということも考えられます。特に、これはポンポンを作るマシンでのときに多くあらわれがちです。
毛糸を実際に結んでみるとわかるのですが、意外と弾力があってすぐに元に戻ろうとします。
フォークや厚紙で作るときは、その緩み具合が確認できるので対策できるのですが、ポンポンマシンでは結び目が外から確認できず、しっかり結べているのかわからないまま仕上げてしまうことになります。
マシンを使うときは特に、毛糸が抜けてこないように、しっかりと結ぶように心がけましょう。
コツ:切りそろえる
毛糸のポンポンの作り方は、巻いて、しばって、切るだけ。でも、それだけでは綺麗に丸くならないこともあります。
巻く回数もバッチリ、毛糸でしっかり結んでほつれてこない、だけどうまく丸くならないというときは、仕上げにハサミで丁寧に丸く切りそろえていきましょう。上手にできればほとんどこの作業が必要ない場合もありますが、仕上げ作業は大切です。
また、毛糸が長いと丸くならないポンポンも、短く揃えてあげることでしっかりと綺麗なポンポンになることもあります。
毛糸ポンポンアレンジ作品:動物
柴犬
ポンポンを作る道具を使えば、柄入れも狙った位置にできるので、こんなにリアルな柴犬のポンポンを作ることができます。とはいえ、柴犬のような複雑で小さな柄入れは、誰もが簡単にデザインできるというものではありませんね。
詳しい糸の種類や巻きつける回数などは、しっかり本を参考にして作るとよいでしょう。
うさぎ
毛糸のポンポンを組み合わせて、もっと簡単に動物を作りたい!そんな人におすすめなのが、うさぎの作り方動画です。
大きなポンポンや小さいポンポンなど5つ作って、それを縛ったり、グルーガンで貼り付けたりして形作っていくので、ポンポンの難しい柄入れは必要ありません。ポンポンのマスコット作りがはじめての人でも簡単に作ることができる方法です。
パンダ
ポンポンのマスコットといえばパンダというくらい、ポンポンと相性が良いのがパンダの作り方です。白と黒の毛糸を用意して、かわいいパンダのポンポンマスコット作りにチャレンジしてみましょう。
毛糸ポンポンアレンジ作品:キャラクター
ミッキー・ミニーマウス
ポンポン手芸でかわいい人気キャラクターを作ることもできます。キャラクターのイメージカラーがハッキリ色分けされているものの方が、ポンポンアレンジしやすいですね。顔がなくても、柄の入り方、特徴的な服やリボンでミッキーやミニーが作れます。マスコットに仕立てて、カバンを飾っちゃいましょう。
ミニヨンズ
2色に色分けされたフォークで作った小さいポンポンに、目玉パーツをつけることで、簡単にお子さんに人気のキャラクター「ミニヨンズ」のマスコットができあがります。色分けも上と下で2色だけだから簡単です。ぜひ、小さいポンポンに合うサイズの目玉パーツが手に入ったら作ってみてください。
簡単毛糸ポンポンの作り方まとめ
色を変えたり柄を入れたりアレンジして楽しもう!
巻く回数によって、みっちりとした球体になったり、ふわふわな丸いパーツとなったり、いろいろな手芸に使える毛糸のポンポン。簡単な作り方を3つとそのアレンジ例、作り方動画などを紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
初心者の方で、ポンポンがうまく丸くならないという人は、レシピどおりにこだわらず、巻く回数や糸の太さなどを調整するとうまくいくことがありますよ。簡単な手芸なので、ぜひ諦めずにチャレンジして素敵な作品を仕上げてくださいね。
作り方のコツが気になる人はこちらをチェック
毛糸のポンポン手芸の他にも、たくさんの手作りDIY作品の作り方のコツをご紹介しています。他の手芸も気になるという人は、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
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