ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン(8インチ) ST-908
ステンレス製ダッチオーブンを比較!
ステンレス製のダッチオーブンが登場
ダッチオーブンというと黒光りした鋳造型のものを想像しますが、新しくステンレス製のダッチオーブンが登場し注目されています。今回は、黒い鉄製のダッチオーブンとステンレスダッチオーブンの違いを比較しながら使い方や手入れの方法をご紹介していきます。ステンレス製のダッチオーブンと多くのメリットや少し心配なデメリットも隠さずご紹介していきますので、是非とも購入する前にチェックしておきましょう。
ステンレスダッチオーブンの特徴
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン(8インチ) ST-908
今回お話であがります。ステンレスダッチオーブンはSOTO(ソト)ブランドのものを中心にご紹介していきます。外見的特徴を通常のダッチオーブンと比較すると取っ手がステンレス製の棒状の骨が交差しているのでつかみやすく、鉄製のものと比べてコンパクトなものになっています。
ステンレスダッチオーブンを比較:シーズニング
ステンレスダッチオーブンはシーズニングが不要!
鉄製のダッチオーブンには、シーズニングという手入れが必要です。シーズニングは、鉄製のスキレットやダッチオーブンを使い始める前に表面に油を何度か塗る作業のことですが、ステンレスダッチオーブンはこの手入れが不要です。そのため、購入してすぐに使い始めることができるので非常に便利です。
シーズニング不要?口コミから見る本音
シーズニングが不要となると普通のダッチオーブンを使ったことのる方だと不安に思うこともあると思いますが、ステンレスダッチオーブンを実際に購入する方のほとんどが「シーズニングが面倒」という方です。口コミを見てみると「シーズニングの手間がなく便利」「錆の防止が不要なのはありがたい」といった意見が多く出ていますので、ダッチオーブンは手入れが面倒という方は是非とも、チェックしておきましょう。
ステンレスダッチオーブンを比較:手入れ
手入れが簡単!ステンレスダッチオーブン
シーズニングと並んでダッチオーブンで大変なのが洗剤が使えず手入れがしにくいといった点です。しかし、ステンレスダッチオーブンならば、そんな心配は不要です。ステンレスダッチオーブンは普段使いの食器用洗剤を使うことができるので手入れといった部分で大きくメリットがあります。
口コミから見る本音
ダッチオーブンを使ったことのある方ですと、やはりシーズニングと洗剤を使ってはいけないのは大きな負担になっていたようです。そのため、ステンレスダッチオーブンの登場で手入れが簡単になり「洗剤でゴシゴシいけるのが素晴らしい!」といった意見が多く見られていますので、気になる方はチェックしておきましょう。
ステンレスダッチオーブンを比較:料理で錆びる?
料理で錆びないステンレス製ダッチオーブン!
鉄製のダッチオーブンのデメリットとして、「料理を次の日までいれっぱにしておいたら錆びた」というものがあります。鉄製のものですとどうしても料理の焦げや水分で錆つきやすいので鉄製のダッチオーブンで料理を使った際には、ほかの容器にすぐ移して錆び付きを防止する必要がありだいぶ手入れが面倒でしたが、ステンレス製のダッチオーブンの登場で錆付き防止の手入れが不要になり、普段使いのダッチオーブンとして評価が上がってきています。
口コミから見る本音
「料理をそのままんまにしておくと錆び付いた」という口コミがダッチオーブンを使った方の意見としてやはり多く挙げられていたので、ステンレスダッチオーブンの登場で「料理を入れておいても大丈夫だった!」という感動の口コミが多く寄せられています。シーズニングと同じように錆付きお手入れは、ダッチオーブンを使う際の悩みだったようです。
ステンレスダッチオーブンを比較:密閉性はどうなの?
ステンレスダッチオーブンの密封性
ステンレスダッチオーブンは、蓋が少し薄くなっているので密閉性は弱いのではないのかという口コミもちらほら見ることができますが、ステンレスダッチオーブンは蓋が鍋とぴったりと合うようにカットされているんでそのようなデメリットはありません。しかし、整形ミスですのでメーカーに写真付きで送ると返品と新品をもらえるので蓋とダッチオーブンの間に隙間がある場合には、メーカーに試して見せてください。
口コミでみる本音
口コミをみるとやはり、ダッチオーブンとして軽量化されているので密閉性が低いのではという口コミは多く見られますが、その口コミのほとんどが「そんな心配杞憂だった」と締められています。まずかに、整形ミスによる隙間の存在もありましたので、購入後にしっかりとチェックしておきましょう。
ステンレスダッチオーブンを比較:デメリット①
ステンレスダッチオーブンは焦げやすい?
ステンレスダッチオーブンのデメリットを上げると「焦げ付きやすい」というところがあります。焦げるといっても料理のことではなく、ダッチオーブン本体になります。通常の鉄製のダッチオーブンは、使えば使うほど色味に味が出てきますが、ステンレス製ダッチオーブンは火によって焦げがつきやすいのでその手入れが必要になってきます。
ステンレスダッチオーブンを比較:デメリット②
ステンレスダッチオーブンはお高め
ステンレスダッチオーブンは、その機能性からどうしてもお高くなっています。安いものでも2万はするので少し調理器具として手に入れるのが抵抗があります。そして、ポピュラーな鉄製のダッチオーブンは3000円くらいなので、シーズニングやオイルを塗る工程の手入れに手間をかけられる方ですと鉄製のダッチオーブンはお手軽に手に入れることができますので、お値段的には優しいのでステンレス製のダッチオーブンよりも優れている部分でもあります。
ステンレスダッチオーブンのデメリットをカバー!
ステンレスダッチオーブンは半永久的に使える
ステンレスダッチオーブンは、錆びにくく手入れも簡単なので鉄製のダッチオーブンですと手入れが大変で使えなくなってしまうこともありますが、ステンレスオーブンは焦げやすさを除けばシーズニングを行う必要もないので使えなくなることはほぼありません。そのため、半永久的に使えることをできると考えれば2万円も決して高くないのかもしれません。
ステンレスダッチオーブンの焦げとり手入れ
焦げ付きやすいステンレスダッチオーブンですが、焦げとりの手入れは簡単です。掃除用の重曹を使えばOKです。重曹と水をステンレスダッチオーブンに入れて、1時間ほど漬け込んだら、キッチンペーパーにつけて焦げをこすっていきます。そうすることで、キッチンペーパーに汚れがつくので確認もとれすので掃除をしている実感を得ることができ、お手入れも苦なくすることができるのでおすすめです。
ステンレスダッチオーブンの使い方①:ローストチキンなど
蓄熱でローストする時の注意点
ステンレスダッチオーブンで、ローストの料理をする時に大切になってくるのが、蓄熱の効果を知っておくことです。蓄熱は熱せられた内部がどれだけ熱さを保てるかという効果のことで、ステンレスダッチオーブンの場合は蓋で密閉した空間を作ることで内部の蓄熱性を上げているので、蓋をしっかりと締めるようにしましょう。
密封性を高めるために、炭を蓋にのせる
ステンレスダッチオーブンのメリットは、全面から熱を加えることができるオーブン効果です。そのため、蓋を密閉することも大切です。そして、蓋に炭を載せることでアウトドアなどでは料理に火をて早く通すことができます。ステンレスダッチオーブンを家庭で使う際には、特にIHなどで加熱する際には、蓋に重しを載せることを忘れずに、そして食材を直置きすると食材が焦げ付き料理も美味しくできないので底上げ底を入れることを忘れないでください。
ステンレスダッチオーブンの使い方②:ご飯を炊く
面倒な工程不要のステンレスダッチオーブンご飯
ステンレスダッチオーブンの代表的な使い方でジャンバラヤなどのご飯を炊く料理があります。飯盒や釜のように熱を逃さないのでふっくらとご飯を炊くことができます。他にもメリットとして、直接熱せられている部分に触れるので、おこげを作ることもできるので普段のご飯よりも新しい美味しさのご飯を炊くことができます。
普通のご飯以外にも炊くことができるステンレスオーブン
炊くというとご飯が代表的ですが、ほかの料理以外にも使える調理方法でもあります。例えばいわしやカジキなどの魚でもいいですし、骨付きの鳥肉も炊き上げることで美味しく柔らかく食べることができます。圧力鍋と同じ効果もありますので圧力鍋でつくる代表的な料理の角煮なども美味しく柔らかく仕上げることができます。
ステンレスダッチオーブンの使い方③:スープ類を作る
スープの暖かさを保つ
ステンレスダッチオーブンは、鉄製のダッチオーブンよりも比較的にスープの温かさを長く保ってくれる保温性があります。そして、スープを作ることで具材の焦げ付きなどを防ぐことにもなりますので、ステンレスダッチオーブンのデメリットである焦げやすいという点にも気を配った使い方と言えます。
スープを作る際には、お湯の中に入れる
焦げやすいステンレスダッチオーブンで長時間火にかけるスープ系を作るときは、できるだけ食材自体は焦げの原因としたくないところですので、比較的に焦げ付きの原因となる直接鍋に底に長時間あたっていることのないように、カットした野菜や肉などをお湯の状態から火を通していきましょう。アクがたくさん出るので肉のアクはしっかりと取りながら鍋に火をかけましょう。
ステンレスダッチオーブンの使い方④:燻製を作る
ステンレスダッチオーブンで燻製を
ダッチオーブンの使い方で欠かせないのが「燻製」です。ステンレスダッチオーブンでベーコンなどの燻製料理を作るのは比較的に簡単ですので、是非ともお近くのホームセンターで燻製用のチップを買って挑戦してみましょう。できれば燻製は、煙がたくさん出るので部屋の中ではなく屋外で実践してみましょう。
燻製をする際に必要な道具
ダッチオーブンで燻製を作る際に必要なものは、アルミホイルとステンレスダッチオーブン、燻製チップを用意する必要があります。燻製を作る上では3つのものが必要ですが、コンロでやるのは煙がたくさん出るので屋外でやる必要があります。そのため、熱源となる薪やBBQコンロが必要ですので燻製を行う際にはしっかりとした下準備をしていきましょう。
ステンレスダッチオーブンで燻製の作り方!
ステンレスダッチオーブンを保護する
燻製キットなど使い切りのものには不要な工程ですが、ステンレスダッチオーブンで燻製をするにはステンレスダッチオーブンを保護するチップの焦げから防ぐ必要があります。そのため、ステンレスダッチオーブンの底にアルミホイルを巻いて、その上にチップを並べます。これによりチップがこげたとしても鍋に対するデメリットは少なくなりますので、この過程を忘れないようにしましょう。
底上げをする
燻製をする際にチップと食材の間に空間があることが大切です。そのため、ステンレスダッチオーブンの底から離すように底上げ用の網を用意する必要があります。しかし、足がないタイプの網もありますのでアルミホイルで4つくらいボールを作り、足の変わりにして燻製を行いましょう。
燻製の火加減は?
肉物、魚かかわりなく強火はNGになります。適切なのは中火のため、薪を全開で燃やすのではなく、火のピークが落ちてきたところにステンレスダッチオーブンを吊るすようにしましょう。そして、下味の塩コショウは燻製にする前に付けるので味のない燻製ができないように注意してください。
燻製を完成させるには
燻製を完成させるには、スモークして終わりではいけません。スモークが終わったらまずは、金串で火が通っているのか確認する必要がありますので、5つほど数えて串が熱ければ中まで火が通っているので完成です。そして、キッチンペーパーで余分な油をとり、粗熱を取り除いてからカットしてから食べるようにしましょう。燻製はスモークの香りが強く出るので、苦手な方もいるかもしれませんので初めて作る際には少量で試してみましょう。
ステンレスダッチオーブンを使った美味しい料理
口コミでも人気の「ローストビーフ」
ステンレスダッチオーブンでの料理で人気なのが「ローストビーフ」です。余熱を活かした料理なので、通常の場合は新聞紙で鍋をくるんだりするのですが、ステンレスダッチオーブンではその過程は不要です。そのため、デメリットの少ない使い方をしっかりと活かせるのがローストビーフなのです。
ステンレスダッチオーブンのレシピ
まずは、牛肉ブロックに塩コショウをしていきます。その時に全体にまぶすためにバットなどに、塩コショウを最初に落としておくとやりやすいです。そして、ダッチオーブンにバターを溶かして中火を維持しながら、全面に火を入れておきます。
ステンレスダッチオーブンのレシピ②
そして、全面が焼きあがったら赤ワインとはちみつ、醤油と砂糖を入れて味をつけてから、蓋に炭をおいて20分火にかけます。IHやコンロでやる場合は炭は不要です。その代わり加熱時間を25分に伸ばしましょう。
ステンレスダッチオーブンのレシピ③
その後、余熱で火を入れていくので火から離して1時間ほど余熱で加熱を加えてくれます。そのため、ステンレスダッチオーブンの蓋を開けないようにしましょう。1時間たったら蓋を開けて外に出して粗熱を取り除きます。その後に、肉をカットしてみて中身が淡いピンク色になっていれば食べごろのローストビーフになります。ダッチオーブンのデメリットととして、焦げやすさがあるので火から遠ざけたらしっかりと食器用洗剤で手入れをしておきましょう。
ステンレスダッチオーブン:まとめ
いかがでしょうか?今回は鉄製のダッチオーブンよりもデメリットが少なく手入れも不要なステンレスダッチオーブンの魅力や使い方について解説してきました。ステンレスダッチオーブンは、使い方や手入れを間違えなければ半永久的に使うことおできる便利な鍋です。お高い値段で手に入れないところもありますが、是非ともチェックしてみましょう。
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