鳩吹山ってどんなところ?
鳩吹山は岐阜県にある標高313mの山です。低い山であるため、初心者でも登りやすい山として知られています。登山口から山頂まではかかる時間も30分から1時間程度であるため、週末に毎週ハイキングに行くという地元の人もたくさん訪れます。
山頂からは木曽川が見え、ライン下りをしている船が見えます。周辺には鳩吹山と同じくらいの低い山が多く、その山々ものぞめます。今回は、鳩吹山の山頂までのルートだけではなく、縦走ルートや鳩吹山の魅力も合わせてご紹介していきます!
カタクリ群生地
カタクリの花
鳩吹山はカタクリの群生地としても有名です。カタクリはユリ科の紫色のかわいい花。発芽から開花までに7~8年かかり、大きく成長した後は40~50年ほど開花が持続する花です。
カタクリは絶滅が危惧され、現在ではカタクリのジャガイモから取られたでんぷんで片栗粉が作られていますが、昔はこのカタクリの地下茎から片栗粉が作られていました。そんな貴重なカタクリをたくさん見ることができます。
カタクリ祭り
春にはカタクリ祭りが開催され、地元や地方からたくさんの人が訪れます。カタクリ群生地にはコースも設けられているので、カタクリを見ながらサイクリングやウォーキングも楽しめます。
たくさんのカタクリが咲いている様子は圧巻!写真で見ても素晴らしさを感じられますね。カタクリが見られるカタクリ口からの登山ルートがあるので、カタクリを見た後に登山を楽しむことができます。ぜひ、春の満開時期にハイキングに行ってみてくださいね。
湯の華アイランド
湯の華アイランドで疲れを癒して
湯の花アイランドは鳩吹山近くにある温泉地です。美肌・天然温泉と言われており、女性には嬉しい温泉ですね。露天風呂からの眺めは良く、木曽川が望めます。
また、国内最大規模の岩塩スパがあり、岩盤スパを利用するとパソコンルームやテレビルームでゆったりでき、漫画も読み放題です。子連れでも十分楽しめますね。
湯の華アイランドまでのアクセス
湯の華アイランドまでのアクセスは、車だと小牧ICから25分、東海環状道可児御嵩からだと20分ほどで到着します。入浴料は大人が800円~。電車であれば、名鉄広見線可児川駅から徒歩20分程度です。
駐車場は最大880台駐車可能なので、登山の際にも利用可能です。カタクリが満開の時期には、カタクリ群生地の駐車場が満車になってしまうことも多く、こちらの駐車場を利用する場合もあるようです。
鳩吹山の登山初心者におすすめの理由
ハイキングにちょうどいい
鳩吹山は、どこの登山口から登っても長くて1時間ほどで山頂に着いてしまうので、気軽にハイキングを楽しめます。ルートも複数ありますが、勾配がきつい箇所があるものの、難易度はそれほど高くはありません。毎週ハイキングを楽しみに来ているという地元の方が多くいるほど、気軽に登れる山なんです。
四季折々の花を見ながらハイキング
鳩吹山は先にご紹介したように、春には満開のカタクリが見られますし、他の季節でも、山にはヒカゲツツジ、ヒサカキやスミレなどたくさんの花を見ることができます。写真家の方や、バードウォッチングに訪れる人も多く、景色を楽しみながらハイキングをすることができます。
眺めが美しい
鳩吹山は低山ではあるものの、山頂からは中央アルプスや南アルプス、北アルプス、恵那山や熊沢岳など、たくさんの山々が望めます。また、鳩吹山は夜に登るのもおすすめ。岐阜のきれいな夜景が見られます。
日の出も美しい
鳩吹山からは日の出を見ることができます。元旦になると初日の出を見るためにたくさんの人々が鳩吹山に登山をしに来ます。鳩吹山の登山口には駐車場が何か所かありますが、初日の出には多くの人が訪れるため、交通機関を利用した方が安心です。元旦にはぜひ、初日の出、初登山を楽しんでみては。
鳩吹山の登山ルート
鳩吹山には五つの登山口があります。そのため、複数のルートが存在しています。どの登山口から登るかによっても、景色や難易度も変わるため、いろんな登山口から登山を楽しむことができます。
鳩吹山登山ルート①カタクリ口から
カタクリ口からの登山ルートとかかる時間
こちらはカタクリ群生地からのルート。可児川公園下流域自然公園に車が停められるので便利です。ですが、カタクリが満開の時期はたくさんの人が訪れるため、渋滞にはご注意くださいね!