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水引とは?その種類や意味を解説!用途に合わせた使い方や結び方とは?

冠婚葬祭や、贈り物で欠かせない水引の基本をまとめました。水引の種類ごとの意味を知って、正しい使い方をしましょう。また、水引のデザインの種類によっては手作りすることもできます。ここでは、簡単にできる結び方も4種類ご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
更新: 2021年3月10日
吉岡てんぱ
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水引とは

水引の起源

水引は、すでに室町時代ごろには、使われていたと言われています。水引の起源については、いくつか説がありますが、日明貿易の際、明が輸出品の目印に、赤と白の縄を使っていましたが、それを見た日本人が、贈答品には赤と白の縄をつけるものなんだと思い込み、それが水引の起源になったという説が最も有名です。

水引を使用するシーンと種類

水引は、結婚式や法事などの冠婚葬祭でよく利用されますが、お中元やお歳暮などの贈答品にも利用されます。ただ、一般的な贈答品の場合、のしに水引を印刷した、簡易的な水引を使用することの方が圧倒的に多いです。

水引の意味

水引には3つの意味があると言われています。1つは、未開封を保証する意味、2つ目は、魔よけの意味、3つ目は人と人を結ぶという意味があり、現在では特に、3つ目の意味あいで使われることが多いです。

水引と同じように、贈答品にかけられるリボンは、引っ張ればほどけてしまいますが、水引は、引けば引くほどぎゅっと強く結ばれます。そのため、結婚式や法事などの冠婚葬祭では、リボンではなく、水引が使用されるのです。

水引を結婚式に使う際の種類の選び方

結婚式に適した水引の色の種類

結婚式に使用するご祝儀袋の水引の色は、金と銀が基本の色ですが、おしゃれなデザインによくある、華やかな色の水引でも問題はありません。ただ、法事などの弔事で使用される、黒、黄色、青の水引はあまり適していません。

結婚式に適した水引の本数

結婚式のご祝儀袋に使用する水引は、正式には10本(5本×2束)の水引を使用したものを使うのがベストです。ただ、最近はおしゃれなデザインの水引も多く出回っているので、友達の結婚式などでは、10本の水引を選ばないといけないということもありません。

基本的に、結婚式などのお祝い事での水引は、奇数が基本なので、3本、5本、7本であれば、問題がないとされています。ただ、やはり親族などの結婚式の場合は、10本の水引を使用したご祝儀袋を使うのが無難なようです。

結婚式に適した水引の種類とデザイン

結婚式に使用するご祝儀の水引は、基本的には、「あわじ結び」「結びきり」といった、一度結ぶとほどけない結び方のものを選びましょう。ただ、おしゃれなデザインのもので、豪華に見えるものであれば、その2つの結び方にこだわる必要はありません。

水引を法事に使う際の種類の選び方

法事に適した水引の色の種類

法事や葬式などの弔事に使用する水引の色は、白と黒が最もスタンダードですが、地域や宗教によって、黄色や青、銀の水引が使用されることがあります。弔事の際は、慶事で使用する、金や赤の水引は使用しないよう注意しましょう。

法事に適した水引の本数

法事や葬式などでは、水引は2本、4本、6本といった、偶数が基本と言われる地域もありますが、法事や葬式でも、5本、7本といった水引のスタンダードな本数を使用する地域も多いです。そのため、法事などの弔事用の水引を選ぶ際は、色選びを間違っていなければ、水引の本数が何本でも、マナー違反となることは少ないようです。

法事に適した水引の種類とデザイン

法事や葬式などの弔事に向いている水引のデザインは、「あわじ結び」や「結びきり」です。結婚式同様、一度きりにしたい、二度あることが望ましくないという意味合いがある結び方を使用するのが基本です。そのため、デザイン性の高い水引は、弔事に使用してはいけません。

水引はおしゃれな結び方が人気

法事や葬式などの弔事は、基本的な「あわじ結び」「結びきり」の水引を使用しますが、結婚式などの慶事に使用する水引は、おしゃれな結び方のものが人気です。

祝儀袋は、中に入れる金額はほぼ一定なので、少しでもおしゃれなご祝儀袋に入れてお祝いしたいと考える人が増え、ご祝儀袋の売り場に行くと、たくさんの素敵なご祝儀袋が並んでいます。

ご祝儀袋に使用されている水引のデザインは、弔事用の水引ほど神経質になる必要もないので、相手がもらってうれしくなるような、おしゃれなものが選べるといいですね。


水引を自分で作る人も

最近、水引を使用したアクセサリーが人気になっていることもあり、まだ結ばれていない状態の水引も、手に入れやすくなりました。100円ショップなどでも、いろいろな種類の水引が販売されており、アクセサリー向けのポップな水引から、慶事、弔事にも使えるスタンダードな水引までそろっています。

そのため、市販のご祝儀袋より、おしゃれなご祝儀袋でお祝いしたい人たちは、自分で水引を購入し、おしゃれな水引を作っているようです。水引は、使用する水引の色や本数を変えるだけでも、ずいぶん印象が変わってくるものです。ぜひ、あなたも興味があれば、水引の手作りにチャレンジしてみてくださいね。

水引の作り方1.あわじ結びとあわじ返し

あわじ結びとは

あわじ結びは、水引の結び方の中でも、もっともスタンダードな結び方で、地域によってはその見た目から、「あわび結び」とも呼ばれることがあります。

あわじ結びの使い方

あわじ結びにした水引は、1度固く結ぶと、しっかり結びつくので、1度きりで終わらせたい結婚式や、二度と起きてほしくない弔事などで使われます。

いろいろなシーンで使えるあわじ結びですが、何度あってもうれしいお祝い事である、出産祝いやお歳暮・お中元、新築祝い、入学祝などには使用できませんので、注意しましょう。

あわじ結びの作り方

はっきりと色の違う水引を使ってあわじ結びを作る場合、向かって左側に薄めの色、右側に濃い色の水引が来るように、後ろで合わせ、テープで留めます。

1.まず、左側の水引を、α(アルファ)の形になるよう、1回くるりと回します。輪っかの重なり部分で下側になった方の端が上になるよう、クリップなどで固定すると、作業がしやすくなります。

2.右側の水引を、左側の水引で作った輪っかに、通していきます。この時、輪っかの上→上→下→上の順に通るようにしましょう。

3.続いて、右側の水引の先端を、輪っかの下→上→下を通るようにくぐらせます。

4.真ん中の曲線が、丸みを帯びるように形を整えながら、左右の水引を、それぞれ上に引っ張り上げれば、あわじ結びは完成です。

あわじ結びの応用編あわじ返し

あわじ結びに、更に少し手を加えると、「あわじ返し」が完成します。あわじ結びより豪華に見えるので、とても人気がある結び方です。

あわじ返しの使い方

あわじ返しは、結婚式などの慶事にぴったりの結び方です。形は蝶結びに似ていますが、基本はあわじ返しなので、何度起こってもうれしいような慶事には不向きなので気をつけてくださいね。

あわじ返しの作り方

1.あわじ結びをした後、残った先端の水引を、折り返します。まず、左側の水引の先端を、あわじ結びの中心に向かって、上→下→下→上の順番でくぐらせます。

2.続いて、右側の水引の先端も、下→上→下→上→下の順番で、くぐらせます。その後、形を整えれば、あわじ返しの完成です。

水引の作り方2.片輪結びの結び方

片輪結びとは

片輪結びとは、「帯結び」とも呼ばれる結び方で、筒状の贈り物などでよく使用されます。


片輪結びの使い方

片輪結びは、慶事でも、弔事でも使用できる水引の結び方です。ただ、慶事では輪を左に作りますが、弔事では、輪を右側にします。

片輪結びの作り方

1.まずは、左右の水引を中央で交差させます。右側の水引が下側、左側の水引が上側に来るように、交わらせましょう。

2.左側の水引を、右側の水引の下を通るように折り返し、自身の上→上を通るように癖づけます。

3.右側の水引を、2で作った右側の水引の輪っかの、上→上→上を通るように形作り、更に右側の水引の余っている部分を、下→下の順にくぐらせます。

4.左側の水引の輪っかを引っ張りながら固定し、右側の水引を、しっかりと引っ張り上げれば、片輪結びの完成です。

水引の作り方3.松結び

松結びとは

松結びとは、その名の通り、松の木に形が似た、水引の結び方です。少し複雑ではありますが、見栄えがよく、贈り物を引き立てるため、人気のある結び方です。

松結びの使い方

松結びは、弔事には不向きですが、ご祝儀袋をはじめ、お中元やお歳暮、また、敬老の日の贈り物のラッピングにもよく使われます。

松結びの作り方

1.あわじ結びと同様に、左側の水引を、α(アルファ)の形になるよう、1回くるりと回します。輪っかの重なり部分で下側になった方の端が上になるようにしましょう。

2.続いて、上側(星マーク)の水引を固定したまま、下側の水引を使って、もう1つ輪っかを作ります。この時、水引がすべて既存の水引の下を通るようにしましょう。

3.続いて、上側(星マーク)の水引を、輪を作るようにしながら、1と2の工程で作った輪を、上→下→上→下となるように通していきます。

4.3の工程ののち、形を整えて、90°右側に回転させると、水引1本版のあわじ結びが完成します。

5.あわじ結びで余っている水引を、それぞれくるっと巻いて輪っかを作ります。この時、左側の水引(星マーク)は、水引の先端側が下になるように、右側の水引は、水引の先端側が上になるようにしましょう。

6.5の工程で作った輪っかを、あわじ結びに重ね、先端をクロスさせます。向かって左側の輪っかはあわじ結びの上に、右側の輪っかは、あわじ結びの下に重なるようにします。

7.先端をクロスした時、左側に来た水引を、下→上→下→上の順に、あわじ結びから6で重ねた輪っかまでくぐらせていきます。


8.先端をクロスした時、右側に来た水引(星マーク)を、上→下→上→下の順に、あわじ結びから6で重ねた輪っかまでくぐらせます。

9.曲線をきれいに整えれば、松結びの完成です。

水引の作り方4.真結び

真結びとは

真結びは、シンプルな結び方ではありますが、公式な儀式にも使うことができる水引の結び方です。水引の本数や色を変えれば、おしゃれなデザインにもなるので、ぜひ覚えておきたい結び方ですよ。

真結びの使い方

真結びは、1度結ぶとほどけない結び方なので、結婚式や弔事などに使える結び方です。

真結びの作り方

1.右側の水引が上側になるよう、左右の水引を交差させます。

2.右側の水引を、左側の水引の上側を通るように、輪っかを作ります。

3.2の工程で作った輪っかに、左側の水引を上→上→下の順に通していきます。

4.左右の水引の先端を、きゅっときつく引っ張れば、真結びの完成です。

水引の種類ごとに正しく使い分けよう

ご祝儀袋を見てもわかるように、最近はデザイン性に富んだ水引が多く出回るようになりました。そのため、選ぶ楽しさは増したものの、間違った水引を使ってしまうというリスクも増してしまいました。

水引は、基本的なマナーさえ知っておけば、使い方は意外と簡単です。ぜひ、水引の正しい使い方を理解し、シーンに合わせて正しく使い分けしましょう。

冠婚葬祭のマナーが気になる方はこちらもチェック

水引の意味や使い方以外にも、結婚式や法事などの冠婚葬祭や、お祝いにはいろいろなマナーがあります。他にも、水引の使い方以外にも知っておきたい、冠婚葬祭やお祝いのマナーを紹介した記事があるので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。