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三峰神社で気になる駐車場情報まとめ!料金やアクセス、混雑情報含めご紹介!

秩父三社のひとつ、三峰神社を参拝したことがありますか?三峰神社は秩父山地に立派な社殿を構え、山犬信仰や「白い氣守」で知られます。訪れるなら気になるのが駐車場の情報です。駐車場の料金や営業時間、アクセスなども含めて、三峰神社の参拝情報をお伝えします。
2020年8月27日
はぐれ猫
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三峰神社とは

人々の信仰を集める三峰神社が、いったいどんな経緯でこんな山奥に誕生したのか、歴史的な経緯は知っていますか。

日本武尊が開いた神社

この神社が創建されたのは景行天皇の頃。景行天皇が在位したのは、古墳の年代から4世紀頃と言われます。このときに皇子だった日本武尊が、日本列島の東征をする最中に三峰山に登り、イザナギとイザナミの神を祀ったことが、三峰神社の始まりとされています。

狼信仰の神社

日本の原初の神を祀る三峰神社ですが、狼を祭り上げることでも有名です。それは日本武尊が東征の最中、この秩父の山中で道に迷った時、白い狼が道案内をしたことがきっかけでした。境内の各地には狛犬ならぬ狛狼の像があり、神社の守護となっています。

三峰山の山上に位置する三峰神社

三峰神社は秩父山地の三峰山の、標高1,102メートル地点という、たいへんな高地に鎮座している神社です。景行天皇が名付けた三峰山は、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山という南北に連なる山の総称です。昔は訪れるのは一苦労でしたが、今では車やバスで駐車場まで訪れ、参拝する人々の姿があります。

三峰神社の境内の文化財

駐車場から歩きはじめれば、三峰神社境内に張り巡らされた参道は長く伸び、ちょっとしたハイキングコースの様相です。どんな名所があるのか探ってみませんか。

三ツ鳥居

駐車場から200~300メートルほど歩くと、お土産店の近くには、全国的にも珍しい鳥居が建っています。鳥居が3つ一体化した姿で、関東ではここ限定な三ツ鳥居です。鳥居の近くには狼の狛犬が見られ、三ツ鳥居から境内の名所を巡るハイキングが続きます。

随神門

三峰神社を象徴する建物のひとつで、三ツ鳥居と社殿の中間点に位置します。寛政4年(1792年)再建された建物です。鮮やかな装飾に彩られた随神門をくぐれば、その先の拝殿と本殿を目指します。

社殿

現在の拝殿は寛政12年(1800年)に建立、本殿は江戸前期の寛文元年(1661年)建立のもので、金とパステルカラーの非常に鮮やかな装飾で出迎えてくれます。拝殿内部では、天井の格子の植物画や竹林七賢人の透彫りが見事です。週末や休日には、いつも参拝者で混雑しています。

境内の見どころ

縁結びの木に祈願すれば、思いが成就されると言われています。境内の高さ5.2メートルもある日本武尊像は迫力の銅像です。境内の三峰山博物館は、三峰神社で伝えられてきた、貴重な宝物が見られます。アクセスすれば、境内は無料で楽しむにも十分です。普段の営業時間は18時までです。

三峰ビジターセンター

観光と自然の案内

三峰神社の駐車場のそばに、三峰ビジターセンターという無料の観光案内所があります。この場所は椅子でくつろぎつつ、秩父のハイキングコース「みつみねおさんぽコース」の案内や、雲取山の幾多の風景写真が見られます。そして単なる観光案内だけじゃない魅力は、剥製があるからです。

動物の剥製

ビジターセンター内には、秩父の山中に棲んでいる、数々の野生動物の剥製が展示されています。1つや2つじゃなく、ツキノワグマ、ニホンジカ、オオコノハズクといった幾種類もです。動物たちはまるですぐに動き出しそうです。無料の動物の鳴き声コーナーにも、耳を傾けてください。

三峰神社の自然の風景

三峰神社にハイキングを目的にして行けば、高原の境内は、季節ごとの自然の風景に満たされています。

春のお花見

三峰神社で見られる春の花は様々です。神社に続く道路沿いでは、ソメイヨシノやヤマザクラなどが咲き乱れています。駐車場では、ヤマツツジやキリシマツツジがいっぱいに花を咲かせ、カタクリなど高山植物の花々も見られます。無料で楽しむならお花見が一番です。

秋の紅葉

三峰神社が参拝者を集めて、混雑する季節のひとつが秋です。秩父山地の道路を通って駐車場にたどり着いたときから、神社の境内の樹木をはじめ、三峰山全体の落葉樹林の紅葉が楽しめます。


遥拝殿からの風景

境内で唯一の見晴台が、随神門の近くの遥拝殿です。標高1,100メートル台という高所の見晴台からは、妙法ヶ岳から秩父山地に連なる山の風景があり、一年を通じ違った秩父山地の表情が見られます。

三峰神社の注目の神事

ごもっともさま

三峰神社には不思議な神事「ごもっともさま」が有名です。2月の節分祭ですが、単なる豆まきではありません。長さ1メートルの大きな棒が「ごもっとも様」の御神体です。豆まきの時には「福は内」を唱えますが、同時にこれを前に突き出すときに「ごもっともさま~!」と掛け声を出すのです。

ごもっともさまのご利益

古来よりごもっともさまは、五穀豊穣、開運長寿などの様々なご利益があり、霊験あらたかとされてきました。中でも子授けのご利益が強いとも言われ、駐車場もいっぱいになるほどです。三峰神社を訪れるなら、節分限定で無料参加できる、ごもっともさま狙いで行ってみては?

ごもっとも神事の日帰りとお泊り

この神事は日帰りでも時間を掛けず参加できますが、人数限定で、夕食、朝食付きでお泊りするという、1日宿泊プランもあります。

三峰神社の電車とバスのアクセス

三峰口駅からアクセス

秩父市内に通っている秩父鉄道の三峰口駅が、三峰神社の最寄り駅となります。三峰口駅からは、三峰神社の駐車場へアクセスできる、西武バスが出ています。2018年現在、料金は大人670円、小人340円です。

西武秩父駅からアクセス

東京都から秩父市まで線路が伸びる、西武秩父線の西武秩父駅からも、三峰神社にアクセスできます。西武秩父駅前で西武バスに乗り込み、三峰神社までは75分ほど。2018年の料金は、大人が930円、小人は470円です。

三峰神社駐車場までの車のアクセス

出典: http://www.mitsuminejinja.or.jp/koutsu/index.htm

関越自動車道から駐車場へアクセス

関越自動車道の、寄居町の花園インターが最寄りです。インターからの行き方は 国道140号(皆野寄居有料道路ふくむ)を通って、秩父市の秩父湖へ。秩父湖からは三峰山の県道278号線をのぼり、三峰神社の駐車場に向かいます。

中央自動車道から駐車場へアクセス

中央自動車道では、甲府昭和インターや勝沼インターから、国道140号に入って北進します。秩父市内では、秩父湖のほとりから県道278号線に入り、三峰神社の駐車場を目指してください。

三峰神社の駐車場の概要

三峰神社に無事アクセスをすれば、かなり広々した駐車場が広がっています。ここは三峰神社の参拝者も、ハイカーも利用できます。

第一駐車場

三峰神社の主要駐車場のひとつで、ゲートを入って西側に広がっています。大型バスやマイクロバスは、21台駐車するスペースがあります。普通車の場合は240台収容可能ですが、週末や休日はかなり混雑する駐車場です。

第二駐車場

第一駐車場の東側にある駐車場です。こちらは42台収容と若干小さめサイズで、普通車、バイク等のみが利用できます。

三峰神社の駐車場の営業時間

参拝時間および駐車場の営業時間は、朝の8時から夜の18時のあいだです。ただしごもっとも神事の宿泊者の場合は、1日駐車することができます。また、初詣や、毎月1日の白い氣守頒布のときは、駐車場の営業時間や利用方法も違っていました。この点は後ほどご紹介します。

三峰神社の駐車場の料金

2018年現在の駐車場の料金は、普通車や軽自動車は510円です。自動二輪やバイクの場合は200円とかなり格安になります。マイクロバスは1,020円、大型バスは1,540円です。

白い氣守

三峰神社といえば、限定品のお守り「白い氣守(きまもり)」を著名人が身につけて、ご利益を得ていたとしても有名になりました。誰もが車中泊してまで入手したがる、限定の白い氣守とは果たして何なのか、気になってご飯も進みません。


そもそも白い氣守ってなに?

三峰神社の社殿へと続く石段の途中に、立派なご神木が背を高く伸ばしています。この木は鎌倉時代の武将、畠山重忠が奉納したと伝わり、樹齢は800年を超えています。霊験あらたかなご神木が入った白い氣守は、2013年から頒布され始めました。受け取った人の願いをかなえると言われています。

入手する方法

毎月1日、いつもより何倍も混雑している三峰神社の駐車場に入り、拝殿に参拝し、現地の社務所にて限定の白い氣守を受け取るのが、決まりとなっていました。受け取ったあと、このあと御神木に拝んで触れることで、さらに揺るぎないパワーを得られると言われています。

白い氣守頒布時の渋滞発生

頒布の前日夜間から1日にかけ、三峰神社に続く県道278号線は大変な混雑をしていました。本来は三峰口駅から40分で神社に到着できるところ、1キロ進むのに30分~40分、酷い時は渋滞は25キロにも至りました。夜間も駐車場や道路で車中泊して、1日がかりで受け取る状況が常態化していたのです。

白い氣守頒布時の駐車場

三峰神社限定の白い氣守りの頒布時のみ、駐車場の利用方法が違っていました。もし現地で毎月1日に受け取る機会があるなら、覚えておくべき情報です。

駐車場の営業時間

毎月1日に大混雑となる三峰神社では、月末の夜間と当日の朝も、駐車場の利用ができます。営業時間が24時間になって、車中泊も可能でしたが、夜間は無料というわけにはいきません。

駐車場での車中泊について

月末と1日の朝までに限り、駐車場は夜間から早朝までの車中泊も可能となっていました。ただし標高1,000メートル級の高所であるため、11月から3月までの冬季に受け取る機会があるなら、かなり冷え込むのでおすすめはできません。毛布など装備を完璧に用意するのがベストです。

三峰神社駐車場以外の車中泊場所

秩父湖駐車場

秩父湖は埼玉県や東京都の水がめとして機能している人造湖で、湖と山の風景がきれいなところです。秩父湖の北側に国道140号線が通り、その傍らにトイレ付きの無料駐車場が広がっています。ここは営業時間制限なし、無料で景色が良いなど、色んな意味で車中泊に向いている場所です。

路駐

これまで三峰神社限定の白い氣守を受け取る人が、前日から1日当日まで車中泊をしてきた場所と言えば、県道278号線の路側帯や空き地です。県道沿いにはところどころに空き地があるため、車中泊をするのに使える場所でした。無料とはいえ、県道での車中泊はおすすめはしませんが・・・。

渋滞時に使えるトイレ情報

大晦日、三が日、そして白い氣守の日など、三峰神社に向かう県道では、時々10キロ以上の交通渋滞が発生していました。渋滞中や車中泊の時にトイレがないと困りますが、無料で使えるトイレ場所を覚えておけば、困ったことになりません。

秩父湖トイレ

出典: http://www.city.chichibu.lg.jp/6143.html

秩父湖の北、国道140号線沿いの駐車場に設置されているトイレです。ログハウス風のおしゃれトイレで、車中泊をする人もこの施設は欠かせません。夜間も開いていて、もちろん無料で利用できます。

秩父湖南トイレ

国道140号線より、県道278号に入って、秩父湖畔に沿って走った先に設置されているトイレです。二瀬ダムからは、およそ700メートル先です。ここも夜間利用が可能です。

県道の仮設トイレ

三峰山に通る県道には、夜間も使える仮設トイレが3か所あります。しかし三峰神社の手前5キロ地点のトイレは、閉鎖情報があります。他、神社の手前2.2キロ、神社の手前1.1キロ地点は現存中です。日によって混雑していることがあります。三峰神社の私設トイレですが無料です。

三峰神社駐車場のトイレ

三峰神社の駐車場に、大型のトイレがあります。ここは駐車場のゲートのすぐ近くにある三角屋根の建物なので、すぐに目に付きます。普段は営業時間中の18時まで利用可能ですが、年末年始や月末は夜間利用も可能になっています。

白い氣守の頒布中止について

と、ここまで三峰神社で限定配布の、白い氣守の授かり方を説明しました。が、実はここに来て白い氣守にも思わぬ事態が待ち受けていたようです。

6月1日から頒布中止


大人気な毎月1日限定の、白い氣守。しかし2018年の6月1日から、頒布が中止となりました。みんながずっと楽しみにしてきた白い氣守が、突如として中止された理由、そして白い氣守頒布再開の目処は?

交通渋滞の慢性化が原因

現地では2013年以来、月末から1日にかけ、夜間も含め交通渋滞が慢性化していました。県道が動かないことで、夜間まで近隣住人の生活の妨げとなる状態が続いていたのです。これを受けて三峰神社は、白い氣守の頒布中止を決断しました。根本的解決策が見い出せるまで、再開しないとのことです。

興雲閣の利用者はもらえる

三峰神社の本殿裏手に、興雲閣という宿泊施設があります。三峰講を受ける人のみならず、一般も観光ホテルとして利用ができます。ここでは宿泊者限定で、白い氣守を受け取ることが出来ます。もしどうしても白い氣守が欲しいとなれば、宿泊をおすすめします。

三峰神社興雲閣

三峰神社駐車場近くのグルメ

三峰お犬茶屋 山麓亭

三ツ鳥居とビジターセンターの間にある、かなり歴史の長そうな、お茶屋兼お土産屋さんです。このお店の名物といえば、地元の特産のいもを使っているという、中津川いも田楽。蕎麦も名物ですが、昔から大根蕎麦が人気です。いつも混雑を見せるお店で、営業時間は日曜ふくめ8時~17時です。

三峰お犬茶屋 山麓亭

大島屋

三ツ鳥居のそばに出店している和食レストランです。大島屋の名物はボリューム感が半端ないわらじカツ丼。川魚はニジマスの甘露煮があったりと、三峰神社ならではの味がここにあります。営業時間は16時までですが、混雑していれば在庫切れ時点で終了です。

大島屋

途中で寄りたい名所

道の駅大滝温泉 遊湯館

日帰り温泉の遊湯館の温泉は、深さ1,000メートルから湧き上がり、美肌の湯よ呼ばれて人気で混雑しています。岩風呂、サウナで楽しんだ後は、お食事どころ郷路館で名物ダムカレー、みそポテトなども味わえます。温泉の営業時間は、冬季は19時まで、それ以外は夜間の20時までです。

道の駅大滝温泉 遊湯館

三十槌の氷柱

三十槌の氷柱と書いて「みそつちのつらら」と、ちょっと読めないこの名所、真冬の名勝として有名です。ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場のそばにあり、寒さが厳しくなる1~3月頃限定で、三十もの氷柱が建ち並ぶ氷の絶景を見られます。夜間のライトアップ時がおすすめです。

三峰神社に行こう

秩父市の山の上に佇む名所、三峰神社の魅力が理解できましたか。1,600年もの長い歴史が育んだ境内には、きれいな風景、御神木と白い氣守、ご利益、ごもっともさま、そして美味しい名物がありました。駐車場の混雑を見極めつつ、三峰神社参拝して良い1日にしたいですね。

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